最近夫や妻に、以下のような言動はありませんか?
・今までなかった外出予定が増えた
・最近遅くまで飲んで帰ってくるようになった
・スマホを手放さない、触ったら怒るようになった
・キスやハグ、手をつなぐことすら拒否されるようになった
不倫の証拠を獲得できれば、不倫相手に慰謝料請求できるだけではなく、配偶者からの離婚を拒否できるようになります。
少しでも心当たりがある場合、まず探偵に不倫してそうか無料相談してみましょう。
配偶者(妻・夫)から離婚を切り出されても離婚を決意することは簡単ではありません。
配偶者のことが好き、子供がいる、不倫している配偶者を自由にさせたくない、などさまざまな理由から「離婚したくない」人は多くいます。
離婚を切り出された原因が、あなたに不倫やDVなどの原因がある場合、離婚を回避するのは難しいかもしれません。
しかし、離婚を切り出された原因がお互いの努力で改善できるものであれば、離婚を回避し夫婦関係を修復できる可能性があります。
少しでも「離婚をしたくない」と思っているのであれば、気持ちが落ち着くまで応じない方がいいでしょう。
気持ちが残ったままだと、あの時応じなければよかったと後悔する可能性があります。
この記事では、離婚したくない人が絶対にしてはいけないことや、反対にした方がいいことなどを紹介します。
最近夫や妻に、以下のような言動はありませんか?
・今までなかった外出予定が増えた
・最近遅くまで飲んで帰ってくるようになった
・スマホを手放さない、触ったら怒るようになった
・キスやハグ、手をつなぐことすら拒否されるようになった
不倫の証拠を獲得できれば、不倫相手に慰謝料請求できるだけではなく、配偶者からの離婚を拒否できるようになります。
少しでも心当たりがある場合、まず探偵に不倫してそうか無料相談してみましょう。
一般的に離婚する・しないは夫婦間の話し合いによって解決が求められます。
そのため、離婚したくないのであれば、話し合いで徹底的に離婚を拒否し続けることが重要です。
また、万が一裁判になった場合でも、以下のようなケースであれば離婚を回避できる可能性が高いでしょう。
日本の法律では、離婚の原因をつくり結婚生活を破綻させた配偶者を「有責配偶者」とよび、有責配偶者からの離婚請求による裁判で離婚が認められることは原則ありません。
ここでいう「離婚の原因」とは、以下のような行為を指します。
離婚の原因 |
内容 |
不貞行為 |
配偶者以外の人と自由意思で性行為をすること(不倫など) |
悪意の遺棄 |
配偶者と生活の協力や扶助、同居をしないこと(同居の拒否・生活費の不払いなど) |
生死が3年以上不明 |
最後の音信、消息があった時から起算して3年経過しているか、生死不明であるという客観的な証拠があること |
強度の精神病を患らい回復の見込みがない |
早発性痴呆、麻痺性痴呆、偏執病、初老期精神病などにかかり、回復の見込みがないこと |
その他婚姻を継続しがたい重大な理由 |
DV、長期間の別居、犯罪での服役など |
引用元:民法e-gov
上記のような離婚原因をつくったうえに自分勝手な離婚請求は、被害者側の配偶者を思えば、人道上認められるものではありません。
以下のような状況の夫婦は、例外的に離婚が認められる可能性があります。
離婚したい原因が「性格が合わない」「喧嘩が多い」など、どちらも①に該当するような理由がない場合、裁判では「客観的に見て夫婦関係が破綻しているか」がカギです。
客観的とは、「口をほとんど聞いていない」など仲の悪さだけでは一概に判断できません。
たとえば、夫婦間の会話は少ないけど週末に家族で旅行していたり、夫婦関係はよくないものの別居に至らず妻のほうが夫の家事をおこなっていたりした場合、破綻しているとまで判断されない可能性があります。
事務的な話以外一切しない、お互いに修復する意思がないことを客観的に証明しなければなりません。
万が一裁判になった場合を考え、SNSやLINE、メールなど形に残る方法で相手に「夫婦関係を修復したい」「離婚したくない」など、離婚の意思がなく夫婦関係を修復したい意思を伝えましょう。
離婚をしたく無い場合、以下のような行動は厳禁です。
離婚の話題が出た時、「離婚したい」「離婚したくない」という押し問答が繰り広げられる場合がほとんどです。
そんな時、「お互い冷静になる為に一旦距離を置こう」と別居の提案が出てくる場合がありますが、安易な気持ちで別居に同意してしまうと、結果的に離婚してしまう可能性が大きくなります。
相手が別居を提案する理由には、別居中に離婚の準備を進める目的もあるでしょう。
また、夫婦関係が破綻していると証明しやすくするためかもしれません。
一緒に住んでいれば話し合いや、離婚回避の為のアプローチにもなりますので、別居は絶対に避けたほうが得策です。
一方的に離婚を切り出されたら、自分の何が悪かったのかなど感情的に相手を責めてしまう人もいます。
自分勝手な離婚の申し出に対し、責められるのは当然です。
しかし、感情に任せて相手を過度に責めたり否定したりしてしまうと、余計に気持ちが冷めてしまうだけではなく、「モラハラ」としてあなたの落ち度になる可能性があるでしょう。
あくまで夫婦喧嘩の域を超える過度な暴言が該当しますが、モラハラとしてDVの一種に分類され、離婚事由や慰謝料の対象です。
また過度な暴言がそのとき1回だけでも、あなたが毎日モラハラをしていたように(ぐちゃぐちゃな部屋の写真があった、夫婦喧嘩の際に一方的に言った過度な悪口が残されていたなど)証拠を作られる可能性もあります。
あなたが「離婚したくない」と言っても、証拠が残ってしまうと裁判では不利になるため、注意が必要です。
離婚する・しないについて、不要に周囲へ言いふらすことはおすすめできませんが、一人で抱え込んでしまうと将来や今後の不安などで精神的に憔悴してしまうでしょう。
自分で何も考えられない状況なのであれば、匿名相談やカウンセリングを利用して、第三者目線でアドバイスをもらうことをおすすめします。
また、離婚を切り出されて自分ではうまく対応できない場合、離婚問題の得意な弁護士に相談するといいでしょう。
離婚問題は法律が関与しており、あなたが不倫していたり、DVをしていたなどの理由がなければ、拒否できる可能性があります。
離婚したくない場合、夫婦関係を改善していく必要があります。
ここでは改善するための7つの方法について紹介します。
考え方やものの見方、捉え方は人の数ほどあります。
目玉焼きは醤油派かソース派か、あるいは塩派かで揉めた経験はありませんでしたか?
もし、夫の言っていることが分からなくても、「そういう考え方もあるのね」と、価値観の多様性を認めてみてください。
もちろん倫理観に関する話は別ですが、自分の考えが絶対に正しいという意識は捨てて、「絶対にこうでしょ!」という視野の狭い考えをなくしてみましょう。
妻(特に主婦)は仕事に追われ、子育てに追われ、確かに大変な毎日です。
しかし、夫がいてくれるからできることが沢山あるはずですし、何より夫も同様に頑張っています。
不満ばかりを口にしていないか、相手の居場所はきちんとあるのか、再確認してみましょう。
何かしてくれたら必ずお礼を言い、相手の悪口だけを外で言わず、相手をほんのすこし立ててあげても、バチは当たらないと思いませんか?
2020年に明治安田生命が行った夫婦に関するアンケート調査によると、「配偶者から言われたい一言」の全体1位が「ありがとう」(52.7%)、2位が「おつかれさま(ご苦労さま)」(31.6%)になりました。
夫婦が配偶者に最も言われたいのは感謝の言葉であり、また円満な夫婦ほど感謝を表現することを大切にしているのがわかります。
男女の生活スタイルは全く違います。
脱いだ靴下を例に出しましたが、お互い全く同じ、決まったルーチンワークでは行動できないのです。
その違いを受け入れることがまず第一歩といえます。
離婚したくない場合は、自分の何がいけなかったのかと「悪い部分」を探そうとしますが、振り返るべきはそこではありません。
「何が悪かったのか」一部分を指すのではなく、極論ですが「全部悪かった」のです。
あなたを全否定しているようで恐縮ですが、一定期間の結婚生活の中で小さいことから大きなことも含めて、さまざまな要因が積もり積もって「離婚したい!」となるのです。
ここが悪いから直そう、あそこが悪いから改善しようではキリがなく、あなたのほうがストレスを抱えてしまいますので、「良いところを伸ばす」ことを意識してみてください。
あなたに負担も少なく、大きな関係回復が望める可能性があります。
「離婚したくない」と思えば思うほどそれは行動として現れ、結果的に夫を束縛するような行動をとってしまいます。
特に悪い部分が無くても、相手を許せなくなり、完璧であろうと自分を追いつめる傾向にあります。
その際は「離婚したくない」という想いをいったん手放して、目の前にある日々を大切にしてみてはいかがでしょうか。
そうすれば、いざ振り返った時に、夫婦で過ごした歴史が楽しい思い出となる気がしませんか?
お互い相手のことをある程度以上に知っているが故に、話しを聞いているうちに心の中で相手のダメな部分を責めたくなる気持ちが芽生えてきます。
その気持ちはよくわかります。
なので、二人が信頼して相談できる第三者を間に立てることで、二人の関係も円滑になるかと思われます。
話し合いで問題を解決することができなかったとしても、仲介役がいることで問題を客観的に捉えることができます。
日本には「以心伝心」という良い言葉がありますが、それは幻想です。
なんのために人間には口があり、しゃべることができるのかという話です。
多くの問題は「話さないと伝わらない」ことのほうが圧倒的に多いことを思い出してみてください。
実際に、会話量が多い夫婦ほど離婚しないという調査結果があります。
コロナ禍で夫婦の仲が「悪くなった」と答えた人は6.1%であるのに対し、「よくなった」と答えた人は約3倍の19.6%でした。
仲がよくなった理由として「コミュニケーションや会話の機会が増えたため」といったが回答が全体の62.5%で最も多く、よく話しお互いを理解したりコミュニケーションをとることの重要さがわかる結果です。
また関係が「円満である夫婦」と回答した夫婦の平日・休日の平均会話時間はが146分・273分であるのに対し、「円満でない夫婦」では53分・83分といずれも約3倍の差が開きました。
円満な夫婦ほど、会話の時間が長いことが分かります。
会話の内容では、夫婦の円満度に関わらず「子どものこと」を話す割合が上位である一方で、「円満である夫婦」は「ニュース」(75.8%)、「休日の予定」(53.4%)、「夫婦のこと」(50.7%)についても話す割合が高い傾向が見られました。
会話の機会が増えるほど夫婦の仲がよくなり、また関係が円満な夫婦ほど、ニュースや休日の予定についてなど、幅広い話題について会話をしていることが分かります。
円満調停(夫婦関係等調整調停)とは、離婚したくない側が離婚回避の為に、夫婦関係の修復を求める目的で開く調停のことで、相手から離婚を請求されている場合以外でも下記のような場面で利用することが出来ます。
夫婦が円満な関係でなくなった場合には、円満な夫婦関係を回復するための話合いをする場として、家庭裁判所の調停手続を利用することができます。
調停手続では、当事者双方から事情を聞き、夫婦関係が円満でなくなった原因はどこにあるのか、その原因を各当事者がどのように努力して正すようにすれば夫婦関係が改善していくか等、解決案を提示したり、解決のために必要な助言をする形で進められます。
なお、この調停手続は離婚した方がよいかどうか迷っている場合にも、利用することができます。
引用元:夫婦関係調整調停(円満)概要
実際に円満調停を申し立てる手順を紹介します。
【夫婦関係等調整調停申立書】【夫婦関係等調整調停申立書の記入例】
調停はあくまで調停員という第三者を挟んだ話し合いの場ですので、強制力もなければ決まったことに従う義務もありません。
しかし、話し合いすらできない場合などには有効な手段だと思います。
ポイントは「弁護士を立てない」という点でしょうか。
夫婦円満を目指す以上、マイナス要素になりかねない弁護士の出番はありません。
ただ、この方法は最終手段です。
円満調停を申し立てる前段階までの間に、夫婦関係を修繕できるよう、今回の内容を実行してみましょう。
あらゆることをしても、あなたの「離婚したくない」という想いが伝わらず、夫の離婚したい意思が変わらない場合、残された手段は話し合いで進める「協議離婚」か「調停離婚」しかないと思ってよいでしょう。
調停離婚に関する詳しい流れは「離婚調停の流れを詳しく解説|5分で分かる離婚調停の進め方ガイド」で解説していますが、夫の離婚したい意思が固い場合、あなたがその夫と一緒にいる意味を考えたほうがよいでしょう。
人生は一度しかありませんし、一緒にいたくない男性と無理に一緒にいると必ず今後の生活に支障をきたします。
辛い選択かもしれませんが、一度よく考えて、検討してみることをおすすめします。
離婚したくないと思っていても、ただ待っているだけで解決することはまずありません。
あなたの頑張りやちょっとした行動が状況を好転させていくきっかけになることを、どうか心の片隅に残しておいてください。
【駅から徒歩2分|オンライン面談可】弁護士歴18年目の経験豊富な弁護士が、信頼関係を大切に解決後まで手厚いサポート!あなたのお話しを丁寧にお伺いし、最適な解決へと導きます【初回面談は時間無制限:1.1万円】
事務所詳細を見る【茅場町・日本橋駅から徒歩5分・東京証券取引所前】ご自身又はお相手が経営者・不動産を多数所有している方など複雑な財産分与のご相談もお任せください。経験豊富な弁護士がご満足いただける解決を目指します◆別居・不倫など幅広い離婚問題に対応◎
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