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モラハラ夫の特徴と対策|できるだけ早く離婚する方法とは?
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2018.8.28

モラハラ夫の特徴と対策|できるだけ早く離婚する方法とは?

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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モラハラ(モラルハラスメント)とは、身体的な暴力ではなく、言動や態度といったモラルによる精神的な苦痛を相手に与える、DV(ドメスティックバイオレンス)の一種です。

 


近年、モラハラをするパートナーに苦しむ人は増えています。平成29年度の司法統計によると、離婚を申し立てた申立人の動機には、「性格が合わない:29,876件」に次いで、男性側では第2位(3,626件)、女性側でも3位(12,093件)と高い割合を占めています。

 

 

男性

女性

件数(男性)

件数(女性)

1位

性格が合わない

性格が合わない

11,030

18,846

2位

精神的に虐待する

生活費を渡さない

3,626

13,820

3位

その他

精神的に虐待する

3,545

12,093

 

参考:裁判所|平成29年 司法統計19  婚姻関係事件数  申立ての動機別申立人別  全家庭裁判所  

 

結婚した途端にモラハラ夫化するパターンが多く、長く付き合っていても気付きにくいものとして、離婚する理由のトップランクにその名を残すものとなっています。


そこで今回は、モラハラを行う夫を変えることができるのか、それとも離婚すべきなのか、あなたの判断で取れる行動別の手引きをご紹介します。 

モラハラは慰謝料が100万円を超えることも

モラハラは、条件を満たせば慰謝料をとって離婚できます。

 

条件は色々ありますが、『回数が多い』『精神疾患になった』『婚姻期間が長い』『理由のないモラハラ』などが挙げられます。

 

弁護士に相談し、証拠を揃え、しっかりと慰謝料を払ってもらいましょう。

 

モラハラをする配偶者に離婚を切り出す勇気がない場合にも、弁護士相談が有効です。

 

離婚までの手続きをあなたの代わりに行ってくれるからです。

 

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モラハラ夫の言動や行動の特徴22パターン

言葉の暴力など、精神的な苦痛を与えるのがモラハラですが、モラハラを行う夫の特徴にはどんなものがあるのか見ていきましょう。

【参考】随伴性の心理学 : 応用編:モラル・ハラスメント(原田信一先生退職記念)
 

モラハラ夫への対策として今すぐできることについては、こちらからご覧ください。

 

暴力ではなく言葉で人を傷つける

よくあるDVなどは傷が残ったりと、分かりやすい形として残りますが、モラハラはそうではなく、言葉や言動で人を傷つけることが主な行動になります。長期的な責めを受けることになり、妻の精神をボロボロにしていくのがモラハラ夫のやり方です。
 

間違いを責め立て続ける

日常会話の中でも、例えば妻が何かしらの勘違いや名前などを間違えてた場合はすぐに間違いを責め立てます。「何で間違えたの?」「考えればわかることでしょ」などと、相手の失言が大好物と言わんばかりに反応してきます。

 

絶対に謝らない

自分が間違っていることを絶対に認めようとはしません。善悪の判断はありますが、それを作り出した原因は妻や他にあるとして責任転嫁を行います。
 

とにかく人のせいにする

モラハラする夫は決して自分の非を認めず、何か避難をされた時はとにかく言い訳をして人のせいにします。こちらからすれば明らかに悪いのは相手の方なのに、相手を見下し理不尽に責め立て、相手を精神的に追い込んでいきます。
 

常に否定的な発言・考えをする

モラハラ夫は、妻が料理を作っても「こんなもの食べられない」「こんなまずい料理始めて食べた」などの発言を平気でします。妻が謝ってしまえば待ってましたと言わんばかりに態度が大きくなり、責め立てる行為が始まります。

またその行動に対しても「謝れば済むとおもっているのか?」などと妻を追い込みます。もはや生きがいとしか思えませんが、その後も決して重い空気を変えようとはせず、沈黙を貫きます。
 

平気で嘘をつく

モラハラ夫は大抵が嘘つきです。「妻が洗濯をしない」●●をしないなど、嘘を周りに言いふらしていることがあります。レベルの高いモラハラ夫はわざと汚い服を着ていき、悲しそうにふるまったりします。そういった姿を外で見せることで、さらに優位な立場を得ようとしているのかもしれません。
 

妻が何をやっても気に入らない

やらなかったことに対して怒り、やったことに対しても怒ります。妻が、「今夜のおかずは何がいい?」と聞くと、「そんなこと聞かれてもとわからない」と言い、聞かないと「俺にこんなものを食べろというのか。なぜ聞かないんだ」と怒りだします。

 

表向きや世間体は良い人

表向きというか、外面はとても良い夫かつ良い父であるように装います。事実、自分は良い父であり夫であると本気で思っていますので、ボロが出ることはありません。過剰なまでに世間体を気にする為、優しさにも溢れているものの、もしかしたらそれは周りの人をみな見下して過ごしているのかもしれませんね。
 
ご近所からの評判は良い夫ですが、いったん家に入ってしまえばモラハラ夫の顔をのぞかせるケースが多くあります。

 

自分に興味のないことは無視する

モラハラをしている夫は自分の欲求が通らなければ、怒り、泣く、無視または無言のどれかを仕掛けてきますが、本当に興味がないことに対しては全く人の話しを聞いていません。

もし怒っている雰囲気を出していても、なぜ怒っているのか、どうして欲しいのかは絶対に言いません。もし「わからないから言って」なんて問いかければ、「そんなこと言わないとわからないのか」と怒鳴り散らした挙句、だんまりを決め込みます。
 

共感性が欠けている

モラハラをする夫は非常に共感性が乏しく、言い方は悪いですが妻を理性のある人として判別できていない場合も多くあります。妻が病気になったり、疲れたりしても労う言葉は出てきませんし、口うるさく発言した挙句、できなければ「俺の言うことを聞かなかったから自業自得」という判断になります。
 

自分を常に正当化する

自分は間違っていない、いつも正しい、もし間違っているとしてもそれは自分のせいではなく別の原因があるとして絶対に自分が正しい言い訳をしようとして、訳のわからないことを言いつづけます。
 

突然怒り出したり泣き出したりする

ふとした事がきっかけで怒り出したかと思うと、逆に子供のように泣き出し、理由を聞いても要領を得ないことがあるなど、情緒不安定な場合がなぜか多いです。基本的には無自覚のまま行動しているので、注意しても改善されることは少ないでしょう。
 

突然優しくなる

いつも怒っているわけではないのがまた面倒で、急に優しくなって、モラハラが起きる前以上に好意的に接してくることがあります。もしかして治ったのではないかと思い気を許すと、途端に機嫌が悪くなり、ストレスがたまる一方です。
 

密室など他人の目のないところで暴れる

家と外でスイッチがあり、外ではいつも笑顔で機嫌が良いと思ったら、家に帰ってくるなり別人のように豹変し、文句を言ったり暴言を吐いたりします。

 

嫉妬や依存・束縛が激しい

モラハラ夫は相手の行動を監視・束縛するという習性もあります。理不尽な行動はあたりまえですが、場合によっては妻の私物に盗聴器を忍ばせて、外での会話を盗み聞きしている方もいます。

自分の知らない場所ではどんな事を話しているのか、相手が違うと態度を変えていないのか、どこかで自分の話をしていないかなど、会話内容から人間関係までの全てを監視して束縛、そして依存していきます。
 

モラハラ夫は嫉妬深い

依存しやすいという特徴の延長ですが、妻を外で働かせることは基本的にしません。外で何をしているかわからないというのもありますが、常に手元において監視しておきたいというのが大きな理由です。

お金の使い方についても、妻を専業主婦にしておく方が生活費を稼いでいるのは自分であるという絶対的な地位が確立されますので、文句を言われる筋合いはないという思惑もあるでしょう。
 

基本的に会話がかみ合わない

自分の間違いを認めないという特徴があるため、会話が噛み合わないのが一番モラハラ被害で苦痛なところです。頼んだことはやらない、問い正すと言い訳が過ぎる、すぐに話題をすり替えるなど、人間的にはあまり褒められた方ではないことは確かと言えます。
 

子供を利用する

妻が自分のいいなりにならない時は、代わりに子供に対してモラハラをするケースもあります。子供たちの前で妻を怒鳴りつけたり、悪口を吹き込んだりして子供を洗脳していくなど、考えてみれば恐ろしいケースです。
 

自分ルールが存在する

自分が勝手に決めたルールを家族全員に強要してくるのも厄介な特徴の一つです。ただ、モラハラ夫にしてみればそれは常識であるケースが多く、そんなバカなと思うことも、口に出してしまうとハラスメントが始まるので黙って聞き入れなければなりません。
 

モラハラ夫はだいたい強欲

妻は家の中では働くものであって、自分が家で仕事をすることは考えていません。ただし、ゴミ捨て、庭掃除といった外から見える家事は積極的にすることで、近所へのアピールに余念がないのはちゃっかりしています。

また、欲しいものは金で解決すればいいと思っているタイプも存在し、ギャンブルはやらないものの高収入な夫がモラハラになるため、金使いが荒くなるというパターンも多いです。
 

人一倍傷つきやすくナイーブな面もある

つまらないことをいつまでも悩み続けていたり、ちょっとしたことですぐに落ち込んでしまうというのも傾向としてあげられます。極度の2面性と言ってしまえばそれまでですが、妻の前では片方一面しか見せないので、判断が難しいケースもあります。

もし本当に分裂症などの多重人格障害なのであれば、病院に言って治療の余地もありますが、モラハラの場合は育ってきた環境によるところが多い為、困ったら医師のもとへ、離婚したいと思ったら弁護士の元へ相談に行くことをおすすめします。

 

他の女性にはなぜか優しい

例えば、仕事などの関係で部下の女性の悩み相談を受けている時はなぜか優しいと言うケースがあります。頻繁なメールのやりとりに対して妻が不快感を示すと・・・
 

  • 「部下が困っているから協力しているだけ。」
  • 「お前は人の痛みが分からないの。」
  • 「相手が女だからそんな冷たい態度を取るんだ」 など

 
心外にもほどがあるような言動が帰ってくるケースもあります。どうして自分にはこんなにも冷たいのかと思うほどの暴言を受けることがありますので、余計に怒りが湧いてくるということもあるでしょう。

 

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【関連記事】

DV夫の10の特徴|自分や家族を守る方法とDVの相談先

 

モラハラ夫への対策として今すぐできる7個の事

モラルハラスメントが長期に渡って続く場合、うつ病になってしまったり、体調を崩してしまうケースが考えられます。ここでは少しでもモラハラをする夫から受ける苦痛を減らす方法をお伝えします。
 

別居するのがベストアンサー

夫によるモラハラ期間が長い場合、被害者も正常な判断ができない可能性もありますので、まずは夫から離れるのが一番でしょう。妻はモラハラ夫にとっては遠慮のいらない相手であり、すべてをぶちまけられる相手です。

そういった存在がいなくなった場合の「存在のありがたさ」を感じさせるという意味でも有効な手段の一つです。

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引っ越してしまうのも有効

別居を選択するのはまず取りかかるべき手順としては良い判断だとは思いますが、妻のことを一通り把握している夫から、別居先を特定される可能性があります。

そのリスクを避けるためには、いっそ引っ越してしまい、住所先を特定されないような対策も重要になります。一時避難であればネットカフェに滞在するというのも良いでしょう。
 

友人にモラハラで困っている話をする

加害者にモラハラ行為の卑劣さを認識させるには、他の人がどんなモラハラ被害を受けているのか話をすることをおすすめします。この場合、事実を話す必要はありません。

モラハラ加害者に、他人のモラハラ状況を伝えて苦しんでいる人がいると認識させて、自分の言動を省みるようにうまく話をしましょう。
 

早急に離婚する

今は耐えられるようでも、将来、精神的に辛い思いをして、耐えられなくなる場合が考えられます。モラハラは精神的な苦痛のため、自分でも気がつかないうちにうつ病となるケースも多いに考えられます。
 
自分は頑張っているのに病気になってしまっては元も子もありません。人生の再生を図る意味でも、早急な行動を起こしましょう。
 

言いなりにならない

モラハラをする夫の妻は、「夫に対して良い子」であろうと完璧に頑張ってしまうタイプが多い傾向にあります。言われたことを完璧にやろうとしても絶対に報われず、さらにモラハラ度を加速させる結果になりかねません。
 
夫から何か要求をされても、無理なものは無理であるとはっきり断りましょう。そのせいで何かを言われるようなら、「文句があるなら、自分でやって!」ということでもモラハラが軽減されたケースもあります。
 

チェックリストで自覚を促す

モラハラ発言や行為を書いたチェックリストを見せつけるという行為も効果的です。モラハラ夫の行動を一つずつ説明していくことで、自分がやっている行為を理解させられる可能があります。
 

夫の上司を仲間にする

自分がモラハラをされたメモをとっておき、「いつ何を言われたか、何をされたか」を具体的に夫の上司に相談してみましょう。モラハラの場合どんなイントネーションで言われたのかが大切なので録音して証拠を残しておくのも有効です。

 

しかし、家庭内の問題を職場に持ち込むことが必ずしも適切でない場合もありますし、上司から情報が漏れて職場内に広まった場合は夫に対する名誉毀損となる可能性もあります。

 

上司のような他人が介入することでトラブルがより大きくなることもあります。したがって、当該対応を取るべきかは慎重に判断して下さい。

 

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なぜモラハラをする夫になるのか|主な原因と考えられるもの

多くの場合、夫が最初からモラハラをする人だったというケースはありません。もしわかっていたらそもそも結婚なんてしていませんからね。では、モラハラ夫になる原因は一体なんなのでしょうか?

 

モラハラをされやすい人の特徴はこちらからご覧ください。
 

幼少期の家庭内環境

モラハラが起きる原因の一つとして、幼少期にすごした家庭環境に要因があると言われています。
 

親が過剰に干渉していた

これを親の過干渉(かかんしょう)と言いますが、子供のやることに逐一口を出すことで、子供はだんだんと「親の意見=自分の意見」と勘違いするようになるそうです。

 

代表的なものでいうと勉強や習い事に関する圧力ですが、こういったことが続くと自分の存在価値を証明しようという考えがつよくなり、自分より弱い立場の人間をいじめるなど、心もの廃れた大人になる可能性があるそうです。
 

家庭内暴力

幼少期にネグレストやDVなどを受けていたりすると、多感な時期ということもあり、人に優しくするという気持ちが育ちにくくなると言われています。
 

父親がいなかった

専門家ではないのではっきりとした名言は避けますが、子供は幼少期に両親のマネをすることで自制心を学んでいくものという考え方があります。

 

母親でも愛情を与えることができますが、父親が不在だと母親が家にいないことも多いでしょうから、本来父親と一緒に学ぶべき自制心を学ぶ機会がないことで、自己肯定感が下がってしまう傾向があるのかもしれません。
 

親からもモラハラを受けていた

幼少の頃から自分もモラハラを受けていると、高い確率で自分もモラハラをする傾向にあります。幼少の頃に言われ続けたコンプレックスが募っていき、親が外面と内面を使い分ける様子を見ていくうちに、使い訳が上手い大人に成長する人もいます。
 

親が過保護だった

親の言う通りにしていれば、外で騒いで迷惑をかけた場合でも「自分は何も悪くない」という責任転嫁が生まれていきますから、そう言った環境で育った子供が、大人になった際にモラハラになるのかもしれません。
 

仕事上のストレス

単純に仕事に対して感じるストレスが原因の場合もあります。
 

昨今の経済不況の最中、企業は生き残りをかけた対策を打ち出し、いかに無駄なく組織運営を行うかが最重要課題となっています。その分、管理者はもちろん従業員全員に精神的なプレッシャーがかかってきています。職場内にモラルハラスメントの問題が起きると、その組織の生産性は著しく低下し、業績そのものにも大きく影響を及ぼすリスクがあります。職場のモラルハラスメントを防止し、働き易い職場づくりのために会社側はもちろんのこと、従業員一人一人がモラルハラスメントに対する正しい理解をすることが必要です。
引用元|森田務公認会計士事務所|モラルハラスメント問題への対応法

 

その他の要因

モラハラをする人が悪いのですが、相手がモラハラをするのは、実は外部に要因があるケースもあります。
 

発達障害

モラハラ夫が子どもの頃は「発達障害」という病名が一般的でなかった可能性もありますが、最近では原因のひとつと考えられます。
 

【関連記事】

アスペルガー症候群が理由の離婚は困難だが可能|離婚する方法と相談先

 

性格的なもの

逆に大人になってからモラハラに発展するケースもあります。
 

自信過剰

昔から自信過剰だったことも、モラハラをする人間になる要因になりえます。
 

心配性

気が小さいとか、自我が弱い方は総じて精神面に弱いところがありますから、配偶者を所有物のように扱う傾向があり、それがモラハラになる可能性もあります。
 

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知っておくべきモラハラをされやすい人の特徴3つ

モラハラ夫になる原因などをみてきましたが、もしかしたらあなたの態度や人柄が、モラハラ夫を調子に乗らせている可能性もあります。ここでは、モラハラに合いやすい人の特徴を確認しておきましょう。

 

夫のモラハラを改心させる方法についてはこちらからご覧ください。

 

夫に従順すぎる人

モラハラ夫は基本的に弱い当相手にしかモラハラ行為を行わないので、恐怖心を与えて自分の思い通りにしようとしやすい相手に対してはどんどん調子に乗っていきます。そのため、夫に尽くす妻に対しては、さらにモラハラ行為が加速して行く傾向にあります。

 

思いやりが強すぎる

夫以外への思いやりも強く、他人を優先してしまうような方も危険です。本来は良いことなのですが、モラハラ夫の妻として致命的と言って良いでしょう。きつい言い方かもしれませんが、モラハラをする人間にとって、相手を対等な人間だとは思っていないので、モラハラ夫にこき扱われて、心身ともに辟易していく可能性が高いです。

 

我慢強い女性

辛いことがあっても我慢できる女性も、モラハラ夫のよい標的です。どう考えても夫の方が悪いと思っていても、1を言うと100の罵倒が返ってくるのがわかっているから、自分が我慢すれば良いと考えているのであれば、ますますモラハラが加速していくでしょう。

 

しかし、そんな想いもモラハラ夫は分かっていて割っているケースもあり、反論できないのをよいことに、どんどん責め立ててきます。

夫のモラハラは治るのか|モラハラする夫を改心させるには?

モラハラは心の病気と言われている

医学上はモラハラという病名はありませんが、精神病の一種とされていて、長年培われてきたものが形になったものであり、それがその人の行動様式と言えます。

ことばの暴力がいけないという事を認識できる判断能力が低いのと、相手を威圧する態度や振る舞いが染み付いているので、カウンセリングを受ければある程度は改善されるケースもあるものの、これをやれば必ず改善されるといった方法がないのが現状です。

 

表:モラハラをする人が抱えがちな病気の例

自己愛性パーソナル障害

自分は特別な存在じゃなればならないと思い込むこと。

アダルトチルドレン

幼少期に体験したことや家庭環境が原因で大人になっても過去の傷を抱えながら生きていること。

自己肯定感の欠如

自分自身を愛せる状態である自己肯定感が失われ、自分に自信がない、相手を失ったら怖いという気持ちから言葉や態度で相手を支配しようとしてしまうこと。

 

自分の間違いを認める事はない

モラハラ夫は非常にタチが悪く、「どうして正しいことを言っているのに謝るんだ」と本気で考えています。例えば浮気や不倫の場合は、不倫相手と肉体関係があったかがポイントになりますので事実を突き止めれば認めることは誰でもあります。

しかし、モラハラの場合は「あなたはモラハラをしている」と指摘したところで、相手は絶対に認めるわけがありません。無駄な労力をかけないためにも、相手は否定しかしないと覚えておきましょう。
 

結論|これから変わる見込みは少ない

人間そんな簡単に性格や生き方が変わらないように、モラハラも変わることはないと思った方が良いでしょう。

 

多くの場合、25歳も過ぎれば人格の形成は終了しています。ですので、カウンセリングに連れて行ってもカウンセラーを論破して満足するモラハラ夫の姿がそこにあるような気がします。

モラハラをする相手と離婚したいなら弁護士に無料相談してみる

正直な所、モラハラをする相手を改心させるには、骨が折れます。長期間培ってきた価値観を変えるのは困難だからです。

相手のモラハラで人生を台無しにしてしまう前に、離婚したいとお考えなら、下記から弁護士に費用面も含めて無料相談してみましょう。

弁護士なら具体的な離婚の手順などを提案してくれますし、依頼すれば相手への対応を全て任せられます

モラハラ夫と確実に離婚する方法と離婚の手順

モラハラを行う夫と離婚をするために知っておくべきことをお伝えします。モラハラ自体は離婚理由にはならず、モラハラが原因で婚姻を継続するのか困難かどうかが基準になりますので、その辺りを含めてご確認いただければと思います。

 

また、次項ではモラハラで請求できる離婚慰謝料の相場について解説します。先にご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
 

モラハラ夫に離婚を認めさせる証拠になるもの

DVの一種であるモラハラですが、暴力などによる外傷がないので、証拠となるものがあると良いです。というのも、モラハラ夫は離婚をしたがらない傾向があるからです。

 

モラハラ夫は心の病を抱えていることが多いです。離婚したがらない理由として、あらゆる要因が考えられますが、離婚することであなたを手放したくないという気持ちや、捨てられることを恐れている可能性があります。

 

また離婚をしてしまえば、これまでのように注目を浴びるための言動もできなくなってしまいます。どのような理由にせよ、モラハラ夫の心のもろさが関係しているといえるでしょう。

引用元:モラハラ夫が離婚したがらない理由

 

その中でも有効なものは・・・

  • 自分に浴びせられた暴言を録音したもの
  • モノにあたる様子を録画したもの
  • モラハラを受けたことを記録した日記やメモ
  • 夫に対する改善要求の書面・手紙・メール など

参考▶モラハラで離婚した場合の慰謝料を増額させる場合

 

他にも、周囲の人間(近所の方や、夫の上司など)から供述書を書いてもらうといったこともできます。また、どのように証拠を残せばよいかは、ある程度の経験も必要になるので、具体的な方法などで迷われた場合は、法律相談にて尋ねて頂くのが無難かと思います。

 

参考▶離婚問題を得意とする専門家の探し方
 

話し合い(協議離婚)で解決する場合

離婚する際には、「協議離婚」「離婚調停」「離婚裁判」の3つのパターンが考えられますが、まずは話し合いを持ち出してみましょう。これで解決できれば何も問題はありませんが、なにぶん人の話を聞かないのがモラハラ夫の特徴なので、話し合いにならないケースも考えられます。
 
その場合は友人などの第三者が間に入ってもらうか、離婚調停の申し立てを行いましょう。
参考▶協議離婚で失敗しない為に必ずやっておくべきこと
 

友人がいる事で余計にこじれる可能性もある

二人では無理でも、あなたの友達や家族に間に入ってもらうことも有効です。しかし、第三者が間に入る事で、余計に暴れ出す可能性もあります。場合によってはその友人や家族にまで暴言の火の粉が飛び火するかもしれません。

もし、第三者にお願いするのであれば、比較的慣れている弁護士などの専門家の方が良いかもしれませんね。

▶︎離婚関係の専門弁護士に直接相談したい場合

離婚調停で離婚する場合

モラハラ夫との協議離婚では話し合いができない場合、離婚調停を開いて調停員を加えた話し合いを行う必要があります。夫婦間の話し合いだけでは前に進まない場合でも、調停でなら相互の話を聞いて中立の立場から裁判をしてくれるので安心できます。
 
離婚調停を開く具体的な手順は「離婚調停の詳細な流れと望む結果を勝ち取る方法」をご覧ください。離婚調停で解決できなかった場合、自動的に離婚裁判に移ります。

 

裁判離婚で離婚する場合

離婚調停が不成立になれば、審判や裁判に移行しますが、裁判の場合は法的に別れるための理由に当てはまっていることが要求されます。モラハラの場合は「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当するかどうかが争点となります。この場合、モラハラの内容、程度、影響について客観的に証明する必要があります。

この段階に来たら、弁護士と相談しながらどのように離婚を進めていけば良いか、事前に話し合っておく必要性はかなり高いかもしれませんね。
参考▶離婚裁判の費用を最小限に抑えて有利に離婚する方法

 

夫が理不尽に何かを言ってきたのであれば、自分でなんとかする時間が勿体無いので、初めから弁護士に依頼することをお勧めします。詳しくは「離婚したいのに、離婚できないときは弁護士への依頼を」をご確認下さい。

 

子供の親権について心配な場合

モラハラを行う夫のもとに子どもを置いていくのは気がひけると思いますので、親権獲得も一緒に考えておくべきでしょう。

 

離婚問題にいて妻の方が親権獲得は有利に働きますので、その点はあまり心配はいらないかと思いますが、もし親権の獲得に関して完全に対策をしておきたい場合は、弁護士に相談するのが無難です。
 参考▶離婚するとき必ず親権を取りたい人が知るべき6つのこと
 

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モラハラ夫と離婚する場合に請求できる慰謝料の相場は50~300万円

モラルハラスメントが原因で離婚する場合、「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」として、慰謝料の請求が可能です。
 

慰謝料請求の相場は50万〜300万円

「その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」として裁判で慰謝料が認められた場合、慰謝料の相場は50万円〜300万円になるケースが一般的です。モラハラは不貞行為やDVといったわかりやすい事由とは少し異なり、違法性が認められるかどうかは難しい部分です。

ハードルがすこし高くなりますが、証拠を揃えること、離婚を得意とする弁護士に依頼すれば、慰謝料の獲得ハードルはぐっと下がります。
 

高額慰謝料を獲得できる要因になるもの

慰謝料の額は以下の内容の程度によって増減していきます。
 

  • モラハラをする回数が多い場合
  • モラハラが継続している期間が長期にわたる場合
  • 受けた側には落ち度がないのにモラハラ行為が止まらない場合
  • モラハラによりうつ病になってしまった場合
  • モラハラによる精神的疾患が重い場合
  • 慰謝料を請求する側の資産・収入が少ない場合
  • 慰謝料を請求する側の年齢が高い場合
  • 請求される側の資産が多い、持収入が高い場合
  • 請求される側の年齢が高い場合
  • 夫婦の婚姻期間が比較的長い場合
  • 夫婦間に子どもがいる場合
  • 財産分与の額が低い場合 など

 
慰謝料をなるべく高額にするためには、モラハラが発生していた客観的な証拠とあなたと配偶者の財産を証明する資料が必要になります。詳しくは「離婚慰謝料を徹底解説|相場・請求可能な理由・増額可能な証拠まで」をご覧ください。

慰謝料請求の方法

モラハラをする夫への慰謝料獲得の流れは基本的には以下の通りです。
 

  1. 夫婦間の話し合い
  2. 内容証明郵便等による慰謝料請求
  3. 調停での慰謝料請求
  4. 裁判での慰謝料請求

 

話し合いができなければ離婚調停を開き、そこで決着がつかなければ離婚裁判でもモラハラ夫への慰謝料請求をするという流れになります。


この時点で弁護士相談をしているのであれば必要ありませんが、個人的に慰謝料の請求を行う場合、具体的な慰謝料請求の方法として、内容証明郵便を使うという方法もあります。
 

内容証明郵便で請求する方法

  • モラハラの事実関係
  • モラハラ行為によってどれほどの精神的苦痛を受けたか
  • 慰謝料を請求する意思とその金額の提示
  • 慰謝料の支払い期限
  • 慰謝料の振り込み口座
  • 要求に従わない場合は法的手続きを起こす意思表示 など

 
内容証明郵便で請求をする際は返信をしやすくするために、高圧的な文面は避けた方が良いでしょう。

参考▶相手が慰謝料を支払わない場合とその対策

 

モラハラ夫に関して相談できる相談先まとめ

モラハラはやっている夫の方には100%自覚がありませんが、モラハラを受けている妻の方も「モラハラだとは思わなかった」というケースがあります。どのタイミングで気付けるかという問題はありますが、もし夫がモラハラをしていて、なんとかしたいと思った場合の相談先を紹介しておきます。
 

女性センター

全国の都道府県、市町村が自主的に設置している女性のための総合施設。「女性の抱える問題」を総合的に相談することができます。「配偶者暴力相談支援センター」に指定されているものも多くあり、DVやモラハラで相談するならまずここに相談してみるのが良いでしょう
女性センター一覧
 

モラハラ問題の解決が得意な弁護士に相談

モラハラによる離婚の相談や、慰謝料の請求など相談内容がある程度決まっている場合は、モラハラ離婚を積極的に扱う弁護士に相談されるのが良いでしょう。
 
離婚問題を得意とする弁護士とはいえ、やはり費用面などが心配であったり、どういう基準で選べば良いかわからないという場合もありますよね。

 

相談だけなら無料の事務所も多いので、専門家からとりあえず話だけ聞いてみて、自分で相性が良さそうな弁護士を選ぶという方法が良いかと思います。

当サイトからでも、モラハラやDVの解決実績がある弁護士に無料相談することができます。相談したからと言って、依頼義務が生じるわけではありませんので、安心してご活用ください。

 

【関連記事】

離婚問題を得意とする専門家の探し方

離婚問題の弁護士費用と良い弁護士の選び方

法テラス

法テラスでは弁護士費用の不安がある場合でも、弁護士に相談したい方向けに弁護士費用立替制度というものがあり、経済的に困っている相談者に対する法律相談援助、代理援助又は書類作成援助を行っています。
 
また、法テラスは全国84ヶ所に事務所を構えていますので、何か法律的なことを相談したい場合は便利です。
法テラス

 

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モラハラ夫が離婚してくれないときに妻が自力でできる5つの対策こと

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まとめ

モラハラは、DVのように実際の被害は分かりにくいですが、モラハラ夫を持ってしまった妻にしてもれば、耐え難い苦痛となる可能性もあります。

 

体のキズは治りが早くても、心のキズはなかなか癒えることはありません。

 

もし、あなたが夫からのモラハラに苦しんでいるなら、一度は弁護士に相談することをオススメします。後悔しない選択しないためにも、もし現在悩まれているようでしたら、早めに解決をするために精神的な安らぎと、将来の希望を持てるキッカケになれば幸いです。

モラハラで離婚したい…弁護士なら相手に対応します。

モラハラをする相手との離婚は、ご想像通り簡単ではありません。事前に弁護士へ相談しておくことで、慰謝料を請求できる証拠の集め方や、親権の獲得などについて知ることができます。

 

依頼すれば、モラハラをしてくる相手への対応を任せることもできます

 

離婚弁護士ナビなら、無料相談を受け付けている弁護士事務所も掲載しています。弁護士はモラハラで困っているあなたの味方です。」

 

 

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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