モラハラ夫が離婚してくれないときに妻が自力でできる5つの対策

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2017.12.1

モラハラ夫が離婚してくれないときに妻が自力でできる5つの対策

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「モラハラ夫が離婚してくれない…」

モラハラ被害を受けている側からしたら大変お辛い状況かと思います。モラハラ夫は普通の人と違う分、離婚するまでに苦労する可能性は高いですが、離婚できる方法は必ずありますので、あきらめないでくださいね。

 

ここではモラハラ夫の深層心理に触れながら、離婚に向けて自力でできる5つのことをご紹介します。モラハラ夫に負けない強い心を持ちながら、行動に移していただけますと幸いです。

 

 

 

 【目次】
離婚してくれないモラハラ夫の心理を学ぶ
モラハラは心の病からくるものです
モラハラ夫が離婚したがらない理由
モラハラ夫が離婚してくれないときに自力でできる5つのこと
モラハラの事実を証明できる証拠集め
実家に帰れる人は一時避難する
モラハラ夫が言うことを聞きそうな人を交えて話し合い
離婚に応じない場合は裁判まで起こすと強く主張しておく
調停離婚を申し立てる
すでに別居している場合は婚姻費用も同時に請求しよう
調停離婚に進む際に絶対に心得ておくこと
モラハラ夫の外面のよさで調停委員がだまされることも…
いくら調停委員が説得しても強制力は一切ありません
それでも離婚してくれないときは弁護士に相談
裁判に進む場合は費用がかかることを覚悟する
モラハラが得意な弁護士の選び方と探し方
弁護士にお願いしたいけど費用が払えない方へ
まとめ

 

 

 

離婚してくれないモラハラ夫の心理を学ぶ

これまでモラハラ夫のせいでたくさん傷ついてきましたね。一体なぜそのような酷い言動がとれるのか何度も考えたことでしょう。実はモラハラ夫と言動には、これまで生きてきた中で負ってしまった心の傷が関係している可能性が高いです。

 

モラハラは心の病からくるものです

モラハラ自体は病気として認定されているわけではありませんが、モラハラを行う多くの人は心の病を抱えていることが多いです。そこで、モラハラと共通するといわれている病気についてみていきましょう。

 

自己愛性パーソナリティ障害

本当は劣等感やコンプレックスだらけなのに、その思いをかくすために「自分は特別である」と暗示をかけて、周りに注目されようとする障害のことをいいます。

 

心の中はいつでも人の注目を集めたいという欲求にまみれていますので、注目をあびるためにわざと人を傷つけたり、強い主張をしてしまうのです。

 

アダルトチルドレン

幼少期に負った心の傷を抱えながら大人になってしまった人をアダルトチルドレンといいます。

 

例えば、親から十分に愛されなかったり、反対に親の異常な過干渉のせいで自分の気持ちを押し殺して生きてきたことなど、様々な理由でアダルトチルドレンになってしまうことが考えられます。

 

自己肯定感の欠如

自分を認める・愛する力が健康的な人より欠けていることから、相手を失うことを恐れ、過剰な束縛で相手を支配しようとします。このようにモラハラ夫は大きな心の障害を抱えている可能性が高いのです。

 

以下ではモラハラ夫の原因など詳しく説明していますのでぜひご覧ください。

 

【参考】

モラハラ夫になる原因
モラハラの原因と思われる事とモラハラをやめさせる方法

 

モラハラ夫が離婚したがらない理由

モラハラ夫は心の病を抱えていることが多いです。離婚したがらない理由として、あらゆる要因が考えられますが、離婚することであなたを手放したくないという気持ちや、捨てられることを恐れている可能性があります。

 

また離婚をしてしまえば、これまでのように注目を浴びるための言動もできなくなってしまいます。どのような理由にせよ、モラハラ夫の心のもろさが関係しているといえるでしょう。

 

 

モラハラ夫が離婚してくれないときに自力でできる5つのこと

 

モラハラ夫と離婚するために、まずは自力でできる5つのことをお伝えしたいと思います。

 

モラハラの事実を証明できる証拠集め

まずは、モラハラの証拠を集めましょう。離婚するにはモラハラの証拠がすべてといっても過言ではありません。

 

携帯電話や盗聴器で会話を録音

もし、モラハラ夫との会話を録音できそうであれば携帯電話などで録音しておきましょう。費用はかかりますが、20,000円~30,000円以内でアダプター型になっている盗聴器も購入できますのでモラハラ夫に知られることなく音源を入手できる方法としては検討してもいいかもしれません。

 

言われた暴言などを記録に残す

盗聴器をしかけることや会話の録音が厳しいと思う方は、これまで言われた数々の暴言や嫌がらせを書きとめておいてください。ご自身の親・兄弟や信頼できる友人にモラハラの事実を明かしておくことも効果的ですので、とにかくモラハラを受けていた記録を残すようにしましょう。

 

実家に帰れる人は一時避難する

証拠を揃えることができたら、いち早くモラハラ夫から離れる準備をしましょう。

実家に帰れる人は、とりあえず一時避難でもいいので実家に戻ってください。

 

なによりモラハラ夫から離れて心の安定を確保するのが大切です。実家に戻れない人はどこか離れられる場所がないか考えてみてください。

そのまま別居をしても良いでしょう。

 

モラハラ夫が言うことを聞きそうな人を交えて話し合い

モラハラ夫より立場が上と思う人に思いきって相談をし、協力してもらいましょう。そして、モラハラ夫に直接離婚をするように促してもらいます。このときにモラハラの証拠があれば尚良いです。モラハラ夫がモラハラを認めざるをえない証拠をつきつけ、第三者を交えて話し合うことは夫婦2人で話し合うより効果的といえるでしょう。

 

ただし、夫婦2人に戻ったときに逆上する可能性も考えられますので、危険と思う場合は、モラハラ夫と離れられる環境を作ってから話し合いをしたほうがいいかもしれません。

 

離婚に応じない場合は裁判まで起こすと強く主張しておく

それでも離婚を拒否してきたときは、どんなに費用がかかっても裁判を起こすとはっきり伝えましょう。本当は費用がなかったとしても、信頼できる第三者に事前にお願いし、口裏を合わせてもらい第三者から費用を借りられることになったなど、嘘でもいいのでモラハラ夫には強く主張しましょう。

 

また、裁判に進んだ場合、証拠があることやモラハラ夫が明らかに不利であることをちらつかせ、100%離婚が成立するので、自分は何も恐れていないとはっきり伝えてみましょう。もちろん裁判で離婚が確実に成立するわけではありませんが、モラハラ夫にはこのくらい強い主張をすることで状況が好転する場合があると覚えておいてください。

 

調停離婚を申し立てる

なにをいっても離婚を拒否した場合は、離婚調停を申し立てましょう。

離婚調停とは、家庭裁判所に申し立てをし、調停委員を交えて離婚に向けての協議を行うことをいいます。

 

お近くの家庭裁判所は【各地の裁判所一覧|裁判所】からお探しください。

参考:離婚調停|基礎知識と調停離婚を有利に進める手順まとめ

 

調停離婚の手順

必要書類を持ってお近くの家庭裁判所に持参するか、郵送で送ることで申し立てることができます。

 

費用

収入印紙1,200円分と連絡用の切手が必要になります。

 

必要書類

 

  • 夫婦関係調停申立書とその写し
  • 夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)

 

必要書類は追加で請求されることがあります。

 

こちらから申立書のダウンロードができます。

夫婦関係調整調停の申立書|裁判所

記入例は【こちら】をご覧ください。
参考:夫婦関係調整調停(離婚)|裁判所

 

すでに別居している場合は婚姻費用も同時に請求しよう

別居中であっても生活費をもらう権利があります。その際は婚姻費用分担請求調停も同時に申し立てましょう。その際に1200円分の収入印紙が必要になります。

参考:婚姻費用分担請求の手順と生活費を確保するための方法

 

必要書類

  • 婚姻費用の分担請求調停の申立書
  • 夫婦の戸籍謄本(全部事項証明書)
  • 年収を証明するもの(源泉徴収票など)

 

必要書類は追加で請求されることがあります。

 

こちらから申立書のダウンロードができます。

婚姻費用の分担請求調停の申立書|裁判所

記入例は【こちら】をご覧ください。
参考:婚姻費用の分担請求調停|裁判所

 

 

調停離婚に進む際に絶対に心得ておくこと

調停離婚を進める上で心得ておいてほしいことが2つあります。

 

モラハラ夫の外面のよさで調停委員がだまされることも…

モラハラ夫は外面が良く、周りの人を簡単にだませるほどいい人になりきることができます。そのため、調停委員の前では嘘を並べいい夫を演じる可能性があり、夫の言うことを信用されてしまう可能性があるのです。

 

調停委員が夫側につかないためにも、モラハラの事実を証明できる証拠が重要になりますので調停委員をしっかり納得させられる証拠と、モラハラ夫にどれだけ傷つけられてきたのかを強く主張するようにしましょう。

 

いくら調停委員が説得しても強制力は一切ありません

仮にモラハラ夫の本性が暴かれ、調停委員があなたの味方になってくれるとします。

 

その際に、モラハラ夫に離婚を認めるよう説得することがあるかもしれませんが、いくら説得をしてもモラハラ夫が拒絶をすれば離婚は成立しません。

 

調停離婚は、お互いの同意が条件になりますのでモラハラ夫に離婚を認めさせなければならないのです。調停でも離婚ができなかった場合は、裁判離婚へと移行することになります。

 

 

それでも離婚してくれないときは弁護士に相談

やれることは全て手を尽くしたけれど、一向にモラハラ夫が離婚してくれない場合は弁護士に依頼しましょう。もし、はじめから調停離婚を視野入れている方は早い段階で弁護士に相談したほうがいいかもしれません。

 

また費用の心配があまりない方は夫婦で話し合う時点で弁護士にお願いし、間に入ってもらいながら離婚に向けて進めたほうがいいでしょう。

参考:離婚問題の弁護士費用の相場と費用を賢く低料金で抑える手順

 

裁判に進む場合は費用がかかることを覚悟する

調停離婚でも成立しなかった場合は、裁判に進むことになります。裁判離婚を弁護士に依頼することで、その分費用もかかることを覚えておきましょう。

 

裁判にならないよう、できるかぎり調停離婚ですむように弁護士に相談するのも1つの手ですね。

参考:自分で離婚裁判を開く際の費用と弁護士に依頼する判断ポイント

 

モラハラが得意な弁護士の選び方と探し方

モラハラ夫と離婚するためにはどんな弁護士を選べばいいのでしょうか。

 

弁護士の探し方

実際にモラハラ夫との離婚を担当した離婚弁護士を紹介してもらえるようでしたら、誰かに紹介してもらいましょう。

ご自身で探す場合は、離婚問題に注力していて、なおかつモラハラ夫と離婚させた実績の多い弁護士を選んでください。

 

当サイトでは多くの離婚弁護士を検索することができます。

参考:離婚が得意な弁護士一覧|厳選離婚弁護士ナビ

 

弁護士の選び方

気になる弁護士が見つかりましたら、無料相談を利用してみてください。多くの弁護士事務所では無料相談を行っていますので、実績だけでなく、実際に無料相談を受けたときの印象や、相性なども大切にしてくださいね。良い弁護士はどんな時も依頼者の身になって親切に接してくれます。その点もしっかり見極めていただければと思います。

 

【参考】

離婚弁護士の選び方|賢く離婚するための7つの心構え

保存版|弁護士への無料相談を賢く行うためのガイド

 

 

弁護士にお願いしたいけど費用が払えない方へ

弁護士を雇うと聞くと莫大な費用がかかると思われる方もいるかもしれません。全国の離婚弁護士費用の相場は60万円ほどといわれてしますが、状況によって費用の増減が考えられます。もし、すぐに支払える費用がない方は法テラスで相談してみましょう。

 

法テラスは、相談内容に合った弁護士を無料で紹介してくれて、一時的に弁護士費用を立て替えてくれます。

後から法テラスへ費用を分割して返していくという流れになりますので、まとまったお金のない方は法テラスで弁護士を紹介してもらいましょう。

参考:法テラス

 

【関連記事】

離婚問題の弁護士費用の相場と費用を賢く低料金で抑える手順

 

 

まとめ

モラハラ夫と離婚できずに困っているあなたへ、離婚をするためにすぐにやるべきことをお伝えしました。また、モラハラ夫の深層心理を探ったことで、モラハラ夫への気持ちや対応の仕方がわかった方もいらっしゃると思います。モラハラは心に問題を抱えた人がなるとはいえ、あなたが一方的に攻撃される必要はどこにもありません。

 

辛い思いを1人で抱えることは、自分自身を苦しめるだけです。ご自身の夫の本性を周りに話すことは勇気がいるかもしれませんが、1人で悩まずに不満を吐き出せる環境を作ってくださいね。

 

そして、離婚までの道のりは険しいかもしれませんが、決してあきらめないでください。

 

あなたが1日も早くモラハラ夫から解放され、心から笑顔になれることを願っています。

 

 

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離婚問題に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

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など、離婚に関わる問題でお困りの事を、【離婚問題を得意とする弁護士】に相談することで、離婚に有利な結果となる可能性が高まります。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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