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公開日:2016.3.9  更新日:2021.1.26

モラハラの原因と思われる事とモラハラをやめさせる方法

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
Re morahara
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モラハラとは「言葉の暴力や相手を貶める態度で相手を支配しようとすること」を指しますが、最近では離婚原因の一つとして一般化しつつあります。

モラハラ被害は周囲の人には発覚しにくいため「あんなに仲がいい夫婦なのにどうして?」というケースも珍しくありません。モラハラ被害を打ち明けられず、一人で悩みを抱えているという人もいるでしょう。

この記事では、モラハラを行ってしまう原因や対処法、子供に与える影響などについて解説します。

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モラハラを行ってしまう原因

モラハラ加害者となってしまう人は、過去にどのような経験をしたからモラハラに及んでしまうのでしょうか?モラハラをしてしまう主な6つの理由を見ていきましょう。

親が過保護・過干渉

これは一人っ子に多い傾向ですが、幼少期から特に母親からずっと守られた生活を送っていると、親の言う通りにしていれば自分で考えて行動する必要がないので、自分の意見を持たなくなってしまいます。

さらに、母親が自分のことを第一に考えてくれるため、守られていることを常に実感し、他者を軽んじる傾向が生まれやすくなります。その結果、なにが起こってもすべて人のせいにして、自分は悪くないと考えやすくなってしまうのです。

このように親の過保護が過ぎると、自己愛が強すぎる大人になってしまい、自分の思い通りにならないことを嫌ってモラハラを行いやすくなってしまいます。このように育った大人は、失敗体験から自分の意志で成功を掴み取ることで育まれやすい自己肯定感が低い傾向があります。

その結果、自分の存在価値を証明しなければ気がおかしくなってしまうため、自分より弱い立場の人間にモラハラすることで自分の価値を実感しようとしやすくなるのです。

自信過剰な性格

幼いころに甘やかされて育つと、自分は特別だと勘違いして成長して、自信過剰な性格の大人になりやすいです。モラハラをする人は、自分が絶対に正しいと思い込んでいることがほとんどで、自信があるからこそ、成績優秀で仕事もできる人が多い傾向があります。

そのため、このような人は外面が非常に良いため、家庭でどんなにひどいモラハラを行っていても、家庭内と外での態度がまったく違うため周りの人にモラハラ被害が気づかれにくいという厄介な点があるのです。

育児放棄や暴力を受けた過去がある

幼少期に家庭環境があまり良くなく、育児放棄や家庭内暴力を受けて育つと、自分を大切にしてくれたり、ありのままを愛してくれたりする存在がおらず、自分に自信を持ちにくい性格になりがちです。自信が持てないと相手の顔色を伺って言動を行ったり、自分を粗末にして劣等感を拭えなかったりしやすくなります。

さらに、自分の気持ちを抑えてしまっているため、突然溜め込んだ劣等感が爆発して、優越感に浸りたくてしかたがなくなります。この気持ちを満たして自分を保つために、モラハラを行ってしまうのです。

父親が不在

子供が育つうえでは、父親も母親も必要だと考えられています。父親の厳しさや母親の優しさの両方から自制心や安心感を学び取ります。しかし、父親がいないシングルマザーの家庭や、仕事が忙しくて家庭をかえりみない父親の家庭の場合、子供は甘やかされて育ちやすいです。

このように育ってしまうと、本来父親の言動から学ぶはずの厳しさ・たくましさ・自制心などを身に付ける機会を失ってしまいます。このようなケースでは母親が父親役をやろうとするあまり、母親から本来受け取る安心感などが不足してしまうので自己肯定感を持ちにくく成長してしまいがちです。

そうなれば、どちらにしても大人になってからモラハラに及ぶ可能性が高まってしまいます。

捨てられることを恐れている

モラハラの目的のひとつに、相手への支配があげられます。相手を支配する目的のひとつに相手を必要以上に束縛したがり、そして依存しているということがあります。なぜなら、モラハラをする人は自我が弱く精神的にもろい面があるからです。

モラハラ加害者は、相手に捨てられることを恐れているため、必要以上に相手を監視して思い通りにいかなければ激昂してしまいます。このような歪んだ愛情がモラハラの原因になってしまいます。

親がモラハラをしていた

子供時代に親からモラハラを受けて育つと、高い確率で自分の家庭でもモラハラをしてしまいます。これは、子供時代にもありえることで、親からされたモラハラの言動をそのまま学校の友だちにぶつけて、友人関係のもつれを生む可能性があります。

モラハラをやめさせる方法

モラハラをしてしまう人は、その境遇や幼少期の家庭環境をたどると、モラハラ行為におよんでしまうことが仕方がないと思ってしまうかもしれません。しかし、どんな過去があろうとモラハラをすることはいけないことであるため、モラハラをされたら以下の3つの対策を試してみましょう。

モラハラ夫への無関心

モラハラ夫は基本的に妻の言動を否定してきます。そこで、相手のモラハラ言動をさらに否定しようとしても基本的には聞く耳を持ちません。なぜならモラハラ加害者は自分がモラハラをしていることを自覚していないからです。

自覚していない相手に注意や意義を唱えても、効果は望めないでしょう。そのため、ここで取るべき方法はモラハラ行為に対して関心を示さないことです。

モラハラ加害者が求めるのは、相手を恐怖によって支配することです。しかし、あなたがモラハラされても反応しなければ、モラハラのやりがいがなくなっていきます。最初は難しいかもしれませんが、相手のモラハラがうまくいかないように、相手の言動に関心を示さないようにしましょう。

モラハラ言動を受け流す

モラハラ被害者に共通することとして、相手のモラハラ言動を真に受けて落ち込んでしまうということがあります。モラハラを日常的に受けている人は、相手がこんなに怒るのは自分がダメだからだ、と思い込んでしまいますが、悪いのはモラハラの加害者です。

そこで大切なことはモラハラ言動を受け流すことです。相手のモラハラを受け続けると、自分が悪者であるという気持ちが強まってきてしまうので、相手の言動は他愛もないことだとして受け流しましょう。自分勝手なモラハラを受け続けていても埒が明きません。

モラハラ夫と離れて暮らす

モラハラは日常的生活のなかで当たり前のようにされることも多々あります。そのため、一旦モラハラ夫と離れて生活することは有効です。子供がいるとなかなか難しい場面もありますが、どうしても耐えられない状況であれば時には逃げるということも有効な選択肢になります。

我慢しすぎてあなたの心身が壊れてしまっては元も子もありません。実家や友達の家、またはアパートを借りる、公的なサポートを受けるなど対策はいくつかあります。我慢しすぎずに距離をあけると、モラハラ夫も冷静に事態を理解してくれるかもしれません。

モラハラが子供へ与える影響

子供時代に親からモラハラを受けて育つと、どのような青年期を過ごして大人になるのでしょうか。以下で確認しておきましょう。

人を傷つけることを覚えてしまう

幼少期から親のモラハラを受けて育つと、それが当たり前のことだと認識してしまいがちです。そのため、学校の友達にモラハラまがいの行為をしてトラブルが起きても、本人は当たり前のことをしたと考えているため状況の理解ができません。

そして当たり前の行為を先生や親に非難されると、心が傷つき自己肯定感が低下します。その結果、やけになり心がすさんでいきやすくなるのです。

相手を見下すことが普通になる

父親が母親にモラハラする姿を日常的に目にしていると、相手を下にみて蔑むことが普通の行為だと思い込んでしまう恐れがあります。そうなると、家庭で弱い立場にある母親の言うことをきかなくなり、学校でも弱い立場の子供をいじめるようになりがちです。

この場合、子供が悪いことをしているという認識がない点がやっかいです。

自尊心が育たない

自尊心とは、自分に自信を持ち自分の言動を肯定する考え方をいいます。自尊心が強すぎるのも考えものですが、モラハラを受けた子供は自尊心が育ちません。

自尊心が育たないと自分に自信が持てず、自身のことを価値のない人間だと思い込んでしまい、摂食障害や心身症などメンタルの病気にかかる可能性が高まります。

まとめ

モラハラ加害者がモラハラを行った原因を追求していくと、暗い過去を持っている可能性は捨て切れません。

しかし、目の前で起きているモラハラ行為は許されるものではありません。適切な対処ができるように注意しましょう。

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KL2020・OD・037

この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

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