モラハラをする相手と離婚するために知るべき5つの知識

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離婚コラム
2016.2.22

モラハラをする相手と離婚するために知るべき5つの知識

Morahara

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モラハラは正式名称を「モラルハラスメント」といい、最近はニュースで取り上げられる機会も増えてご存じの方も多いと思います。あなたの配偶者の言動がキツくトゲのあることが増えてきたのであれば、それはモラハラの疑いがあるため要注意です。
 
モラハラは直接的な暴力とは違い、結婚するまでわからない事が多い為、離婚への欲求はDV以上とも言われる事があります。そこで今回は、モラハラの被害によって離婚を考え始めた時に、知っておくと有利に離婚できることをご紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。
 

※もしモラハラされているうえに浮気も疑わしいようであれば、「旦那の浮気で離婚するときに後悔しないための6つの準備」も合わせてご覧ください。

 

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相手を平気で傷つけるような人と、我慢して付き合って行くことに未来はないというのが個人的な意見ですが、現状に不安やストレスを抱えているのであれば、離婚するしないの有無にかかわらず、一度、モラハラ問題に多く関わってきた弁護士に相談されることをおすすめします。

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【目次】
モラハラ(モラルはラスメント)の特徴
モラハラ(モラルハラスメント)になる行為
モラハラをする人の特徴
モラハラをする夫(妻)と離婚する際の手順
まずは協議離婚を検討
離婚調停を申し立てる
離婚裁判を申し立てる
調停や裁判で有利に離婚するための知識
離婚調停でスムーズに離婚するなら
離婚裁判で確実に離婚を成功させるなら
慰謝料の獲得と増額を行うなら
まとめ

 

モラハラ(モラルハラスメント)の特徴

モラハラ(モラルハラスメント)は、相手から精神的苦痛を受ける行為をされたとしても、その行為すべてがモラハラに当たるかどうかは微妙な場合もあり、判断が難しいこともあります。
 
そもそもモラハラとは、「精神的(倫理的)な攻撃・暴力などによる嫌がらせ」のことをいい、平成23年度の統計によると、婚姻関係事件のうち夫からの申し立ての約14%、妻からは約25%となっています。まずは、どのような行為がモラハラ(モラルハラスメント)にあたるのかを確認していきましょう。
 

モラハラ(モラルハラスメント)になる行為

「バカ」「ダメだ」と相手をおとしめる

単純な疑問を投げかけただけで、「どうしてそんなことも知らないのか?」「全くお前はダメな奴だ」と散々言われた挙句、結局答えを聞くと「自分で考えろ(調べろ)」と言われて何も教えてくれなかったりします。
 

常に嫌なことを言われ続けていた

2年で夫と離婚しました。原因は夫のモラハラです。いつも罵倒されていました。メールでも、ブス、顔がでかいなどといわれ、家にお金もいれず、私の会社の家賃補助に頼って暮らしていました。お金にもとてもケチで、生活費は全部私が出していました。
参考:http://moomii.jp/couple-family/moralhara-exp.html

 

理由もなくつねに無視し続けること

特に怒っている訳でも、機嫌が悪い訳でもないのに、いきなり無視をすることがあります。多くの場合、モラハラをする方は他人には絶対に言わない自分の中のルールがあり、周りの人間は全てその方のルールの中にいると考えています。
 

不愉快をあらわにするがその理由を説明しない

今度は逆のパターンで、何かに対して怒っている、不快感を感じていることはあるのに、「どうして怒っているのか?」と聞くと「そんなこともわからないから〜〜」と、絶対に理由を言うことはありません。
 

趣味や相手の考えをあざける

何かをしている時や、趣味の時間を過ごしていても、「そんなことやって何か役に立つのか」「程度が低い」などと、人の趣味などをバカにしてきます。かといって、自分の趣味を否定されると「お前にはわからない」などと、やはりバカにするような返答が帰ってきます。
 

理由もなく食事を一緒にとらない

私たちにはわからないルールで動いているため、やはり全く脈絡もなく、昨日まで一緒に食べていた夕飯などを取らなくなったりします。もしくは、一緒に食べないことを心配してソワソワしている様子を見て楽しんでいる可能性もあります。
 

人前で笑い者にする

ご近所の方が集まる場で、平然と「家事をしない」「かなりズボラ」「整理整頓ができない」など、何一つ本当のことはないのに、あえて人前で笑い者にすることをします。
 

私が離婚した頃は、モラハラなんて言葉はありませんでした。でも今考えると、夫の行動は確実にモラハラに当てはまります。私たちは結婚当初、すごく仲良くやっていたのです。ただ夫はすごく外面が良い人で、外で変なところは絶対に見せませんでした。
参考:http://moomii.jp/couple-family/moralhara-exp.html

 

家事のミスを何から何まで指摘する

自分では決して掃除などやらないくせに、一箇所でも掃除の漏れがあるととことんその部分を詰め寄ります。
 

夫が珍しく帰宅前にスーパーに寄るけど欲しいものはないか?と聞いてきてくれたので飲み物を頼むと「お前主婦のくせに買い忘れなんかすんなよ」と激高。一度頭にくると子供のこともお構い無し。あっという間に3時間は怒り続けるのはザラ。
参考:http://moomii.jp/couple-family/moralhara-exp.html

 

他人の前で悪口を言ったり、良くない点をからかう

「うちの嫁はここがダメなんだ」「本当にできないやつで」といったように、自分のことを棚にあげて笑い者にすることを平気で行います。散々喋ったあと、家に帰っても「笑われた」などと理不尽なことをいったりします。
 

相手に釈明の機会を与えない

自分がどんなに理不尽なことをいっていても、絶対に相手に釈明の機会を与えません。自分が喋り続けるだけで、相手に会話をさせる気がほとんどないのです。
 

わざと大きな音をたててドアを閉める

昼間や深夜は関係なく、トイレやリビングの扉を大きな音を立てて締めることが良くあります。存在の証明をしているのか何なのか全くわかりませんが、無駄に恐怖心を煽るのが好きなタイプは多いです。
 

相手がミスをする度に大きなため息をつく

バカにする系統と同じ部類ですが、ものを落とす、何かを勘違いしていた場合などに、必要以上に神経を逆なでするほどのため息をつくことがあります。もはやモラハラをする人にとって、誰かの失敗は絶好のチャンスと言えます。
 

相手の話に軽蔑や批判をする

基本的にモラハラをする人には「共感力」が全くないので、他人の考えに賛同することはほとんどありません。否定したいだけ否定して、そのあとは何も改善策や打開策、自分の考えを言わないのでタチが悪いと言えます。
 

いつも小言が多い器の小さい男だった

夫の小言や難癖はいつもくだらなすぎるくらい、小さな事でした。私は家事炊事全般、得意だし好きでしたがどうしても苦手な物は虫。夫がゴキブリほいほいの設置や廃棄をしてくれていました。が、ある日!「自分が出来ないこと人に頼むんじゃねーよ!」激高されました。某ファストフード店では、私がセットにするかしないかで激高。
参考:http://moomii.jp/couple-family/moralhara-exp.html

 

たまに早く帰ってくると逆上される

たまに仕事が早く終わった、用事が早く終わった場合に、いつもより早い時間に帰ってくるだけで怒り出すことがあります。その時の理由も様々ですが、いずれにしてもその理由に納得できることは無いでしょう。
 

相手が病気の時に冷淡な態度を取る

病気の時こそ優しく接して欲しいのに、ここぞとばかりに罵りの言葉や、そっけない態度をとってきます。「病気をするのは日頃の健康管理が悪いからだ」「貧弱」など、さらに病気が悪化するんじゃないかという気持ちになるそうです。
 
これらはほんの一例です。あなたの配偶者にこのような言動が見られるようならそれはモラハラと認識してもいいでしょう。
 

モラハラをする人の特徴

あまりにもひどいモラハラの行為ですが、このようなモラハラをする人の特徴としては、以下のようなものがあります。もしこのような特徴に該当するようであれば、要注意です。
 

最初はやさしい

自分のルールを強く守ろうとする

外面が良い

こだわりが強い

周りからの評判がいい

妄想が強い

暴力はふるわない

一貫性がない

自己愛が強い

価値観の違いなどを認めようとしない

弱いものに尊大な態度を取る

疑い深い

身の上話で同情を誘う

自分のやり方を周りに押し付ける

平気で嘘をつく

反対意見や指摘に怒る

二面性があり豹変する

相談できる友達がいない

共感性が弱い

他人の成功や幸せを嫌がる

人のせいにする

ストレス発散法を持っていない

嫉妬深い

 

 
これらはほんの一例です。あなたの配偶者がこの項目にたくさん当てはまるのであれば、モラハラされてしまうことを注意した方がいいでしょう。
▶︎モラハラ夫の特徴
▶︎モラハラ妻の特徴

 

モラハラをする夫(妻)と離婚する際の手順

配偶者との話し合いで離婚を協議する協議離婚と、弁護士や調停員を交えて話し合う調停離婚で、離婚の話し合いがまとまらなかった場合は裁判によって離婚の是非が問われます。
 

まずは協議離婚を検討

まずは夫婦二人で話し合う協議離婚から始めていただくのが通常の流れですが、離婚を切り出されたモラハラ夫(妻)が、暴言を吐く、「おまえみたいな駄目な奴は・・・」「誰のおかげで生きてこれた・・・」「今すぐ消えろ・・・」など、冷静な話し合いを望めない場合は、すぐに調停離婚か裁判離婚を選択しましょう。
参考:協議離婚の流れと知っておくべき手続きの全て
 

協議離婚の際に絶対に避けること

モラハラをする相手と離婚協議を進める際に重要なことは、どれだけ理不尽な対応を取られても、それに応戦しないことです。相手の理不尽な対応に合わせて対応に切り替えると、相手は更に理不尽さを増しての攻撃をしてきます。
 

離婚調停を申し立てる

協議離婚での離婚は難しいと思われた方は、家庭裁判所に「離婚調停」を申し立てることになります。その際に重要になるものは、配偶者のモラハラを証明するための客観的で説得力のある証拠です。
 
モラハラは身体的な暴力をふるわれるわけではないので外傷が残らず、その多くは家庭内で発生するため第三者からはわかりにくいもの。また、加害者は家庭の外で会う人に対してはいい人を演じられる場合が多く厄介です。
 

モラハラがあったことを証明する証拠になるもの

モラハラを実証するものは他の離婚理由に比べて少なくなる可能性がありますが、その中でも有効なものは・・・
 
・自分に浴びせられた暴言を録音したもの
・ものにあたる様子を録画したもの
・モラハラを受けたことを記録した日記やメモ
・夫に対する改善要求の書面・手紙・メール

 
などがあります。モラハラは説得力のある証拠を残すことは難しいですが、相手があなたを侮辱した言葉をメモに書き残すまたは録音することは有効です。
 
さらに、メールやLINEによって送られてきたあなたを侮辱する言葉も有効な書類になりえます。あなたが相手に侮辱され精神的なダメージを受けたことを書き残した日記帳なども効果的でしょう。
 
その際に意識してもらいたいことは、相手があなたを非難・侮辱する内容や頻度が異常であることを主張することです。モラハラは最近一般化してきた言葉であるため、些細な事や双方に原因がある場合でもモラハラを主張する場合も多いようです。

常識的に考えて非難・侮辱されることが異常である証拠を示せたのであれば、離婚の話し合いはあなたにとって有利に進んでいきます。詳しい内容は「効率よく離婚するための証拠になるもの」をご覧いただければと思います。
 

調停離婚の進め方

具体的に離婚調停を進める際の手順や手続きの方法に関しては下記の記事を参考にしてください。
▶︎モラハラ夫と確実に離婚する方法
▶︎妻のモラハラで離婚する場合
 

モラハラ夫(妻)と離婚調停で争う場合の注意点

離婚調停では夫婦と中立的な第三者である調停委員を交えて合意を目指す場ですが、「夫(妻)がモラハラしてくるんです!」と説明しても、説明を受けた調停員には、夫婦間で何が起きたのかイメージしづらいという問題があります。
 
モラハラ夫(妻)は慰謝料などのお金を出す気が全くない為、調停の場にすら来ない可能性がありますし、調停に来たとしてもモラハラ夫(妻)は外面だけはとても良い人を演じますので、それを見た調停委員はモラハラ夫の方の味方になる可能性が高いのです。
 
誠実そうなパートナーを見ることで、一方の辛抱が足りないと判断しかねませんので、調停委員にも「モラハラ」に対する理解がある程度進んできているとは思いますが、調停の当事者が分かりやすく説明する必要があります。
 

離婚裁判を申し立てる

正直に言って、モラハラ関係の離婚の際、協議離婚は話し合いにならないため絶望的であることがほとんどです。そのため、調停離婚から始めていただくのが無難かと思います。

もっと言えば調停員委員との話し合いすらすっ飛ばして裁判に持ち込んだ方が手っ取り早いのですが、日本国内には調停前置主義という制度があり、一度は調停を申し立てないといけませんので、この点は覚えておきましょう。
 

離婚裁判の際は理由が問われる

離婚裁判の場合は離婚の理由が問われますので、離婚裁判の際、法律が定める離婚の原因(民法770条1項各号)が夫婦間に存在するかどうかが問われます。
 
1. 不貞行為
2. 悪意の遺棄
3. 3年以上の生死不明
4. 回復の見込みの無い強度の精神病
5. その他、婚姻を継続しがたい重大な事由
(性格の不一致・暴力・性的異常・浪費・犯罪など)
 

離婚裁判を申し立てる方法

裁判を申し立てるための詳しい手順は「離婚裁判の訴訟から最速決着までのマニュアル」をご覧いただければと思います。また、裁判には費用もかかりますので、「離婚裁判の費用を最小限に抑えて有利に離婚する方法」を参考に費用を抑える方法も参照していただくと良いかと思います。
 
 

調停や裁判で有利に離婚するための知識

離婚の手順を確認したら、最後にモラハラパートナーと調停や裁判で争っても有利に離婚するための方法を確認しておきましょう
 

離婚調停でスムーズに離婚するなら

調停委員が間に入る以上、彼らにただの普通の夫婦喧嘩にすぎないと思われてはいけません。「夫婦喧嘩」の際の発言と言えど、許されるレベルの話ではないということをわかってもらう必要があります。
 

加害者側

人格を傷つけるような内容の発言があった
威圧的な態度や発言が目立つ
相手の弱い立場つけ込む発言

 

被害者側

弱い立場が理由で反抗できない
 
このような事実が伝わるように話すと良いでしょう。
 

離婚裁判で確実に離婚を成功させるなら

調停ではモラハラだと認められないケースの多い離婚理由ですので、裁判で確実に離婚するためにはモラハラ事件を得意とする弁護士に依頼することをおすすめします。モラハラ案件を豊富に扱う弁護士であれば、対策や相手の出方も熟知していますので、きっとあなたの力になってくれるはずです。
 
では、どういった弁護士を選べば良いかという問題も出てくると思いますので、詳細は「離婚問題の弁護士費用と良い弁護士の選び方」をご参照ください。
 

慰謝料の獲得と増額を行うなら

モラハラに関わる慰謝料の相場は数十万円~300万円と言われています。慰謝料の額は以下の内容の程度によって増減していきます。
 
・モラハラの回数が多い
・モラハラの期間が長い
・被害者の落ち度の有無
・モラハラにより精神に異常が起きた場合
(うつ病・神経症などの精神的疾患)
・慰謝料請求者の資産・収入が少ない
・慰謝料請求者の年齢が高い
・婚姻期間が長い
・子供がいる

 
慰謝料をなるべく高めるためには、このような被害状況の程度と被害者の生活レベルと資産状況などを適正に証明することが必要です。そのために、モラハラが発生していた客観的な証拠とあなたと配偶者の財産を証明する資料が必要になります。
 
慰謝料請求は離婚の話し合いと同様に進められ夫婦間での話し合いで折り合いがつかなければ、調停や裁判に発展していきます。
参考:「離婚の慰謝料|獲得と増額のための完全マニュアル

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

モラハラは身体的な暴力はないものの、心を病んでいる方はたくさんいらっしゃると思います。離婚を検討されるのであれば、弁護士などに相談しながらより良い条件で離婚されるといいでしょう。

少しでも早く現状から抜け出してもらえると嬉しいです。
 

 

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など、離婚に関わる問題でお困りの事を、【離婚問題を得意とする弁護士】に相談することで、離婚に有利な結果となる可能性が高まります。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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