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モラハラをする相手と離婚するために知るべき5つの知識

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
モラハラをする相手と離婚するために知るべき5つの知識
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モラハラ(モラルハラスメント)は直接的な暴力とは違い、直接的な被害が分かりにくい行為といえます。

最近ではニュースなどで取り上げられることも多く、モラハラを理由に離婚するケースも珍しくありません。

またモラハラは結婚するまでわからないことも多く、結婚後に発覚して苦しむこともあるようです。

配偶者の言動がキツくなってきたと感じているのであれば、それはモラハラの疑いがあるため要注意です。

本記事では、モラハラやモラハラをする人の特徴や、モラハラ相手と離婚する際の手順・ポイントなどを解説します。

モラハラによる離婚を考えている方へ

モラハラによる離婚を検討しているが、スムーズに進めれないかも……と悩んでいませんか?

結論からいうと、モラハラによる離婚を考えている方は弁護士に相談・依頼することをおすすめします。

弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 調停離婚すべきか相談できる
  • 依頼すると、弁護士が代わりに交渉をおこなってくれる
  • 依頼すると、離婚裁判になっても安心
  • 依頼すると、養育費や親権の交渉も可能

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モラハラ(モラルハラスメント)の特徴

相手から精神的苦痛を受ける行為をされたとしても、その行為すべてがモラハラに当たるかどうかは微妙な場合もあり、判断が難しいこともあります。

モラハラとは「精神的(倫理的)な攻撃・暴力などによる嫌がらせ」のことを指しますが、内閣府男女共同参画局では、精神的なDVの一種とも定義しているようです。

  • 大声でどなる
  • 「誰のおかげで生活できるんだ」「かいしょうなし」などと言う
  • 実家や友人とつきあうのを制限したり、電話や手紙を細かくチェックしたりする
  • 何を言っても無視して口をきかない
  • 人の前でバカにしたり、命令するような口調でものを言ったりする
  • 大切にしているものをこわしたり、捨てたりする
  • 生活費を渡さない
  • 外で働くなと言ったり、仕事を辞めさせたりする
  • 子どもに危害を加えるといっておどす
  • なぐるそぶりや、物をなげつけるふりをして、おどかす

※生活費を渡さない、もしくは仕事を制限するといった行為は、「経済的なもの」と分類される場合もあります。

引用元:内閣府男女共同参画局|暴力の形態

2011年度の統計によると、婚姻関係事件のうち、夫からの申し立てが約14%、妻からが約25%となっています。

まずは、どのような行為がモラハラにあたるのかを確認していきましょう。

モラハラ(モラルハラスメント)になる行為

該当する行為としては以下が挙げられます。

「バカ」「ダメだ」と相手をおとしめる

単純な疑問を投げかけただけで、「どうしてそんなことも知らないのか?」「全くお前はダメな奴だ」と散々言われた挙句、結局答えを聞くと「自分で考えろ(調べろ)」と言われて何も教えてくれなかったりします。

2年で夫と離婚しました。原因は夫のモラハラです。いつも罵倒されていました。メールでも、ブス、顔がでかいなどといわれ、家にお金もいれず、私の会社の家賃補助に頼って暮らしていました。お金にもとてもケチで、生活費は全部私が出していました。
引用:モラハラ夫との離婚は大変?元妻15人が決断した理由や方法|マーミー

理由もなくつねに無視し続ける

特に怒っているわけでも機嫌が悪いわけでもないのに、いきなり無視をすることがあります。

多くの場合、モラハラをする方には、他人に絶対言わない自分の中のルールがあり、「周りの人間は全てそのルールの中にいる」と考えています。

不愉快をあらわにするがその理由を説明しない

上記とは逆のパターンで、何かに対して怒っていたり不快感を露わにしていたりするのに、「どうして怒っているのか?」と聞くと「そんなこともわからないから~~」と、絶対に理由を言うことはありません。

趣味や相手の考えをあざける

何かをしている時や、趣味の時間を過ごしていても、「そんなことやって何か役に立つのか」「程度が低い」などと、人の趣味などをバカにしてきます。

一方で自分の趣味を否定されると「お前にはわからない」などと、やはりバカにするような返答が返ってきます。

理由もなく食事を一緒にとらない

私たちにはわからないルールで動いているため、全く脈絡もなく昨日まで一緒に食べていた夕飯などをとらなくなったりします。

もしくは、一緒に食べないことを心配してソワソワしている様子を見て楽しんでいる可能性もあります。

人前で笑い者にする

ご近所の方が集まる場で、平然と「家事をしない」「かなりズボラ」「整理整頓ができない」など、何一つ本当のことはないのに、あえて人前で笑い者にすることをします。

私が離婚した頃は、モラハラなんて言葉はありませんでした。でも今考えると、夫の行動は確実にモラハラに当てはまります。私たちは結婚当初、すごく仲良くやっていたのです。ただ夫はすごく外面がよい人で、外で変なところは絶対に見せませんでした。
引用:モラハラ夫との離婚は大変?元妻15人が決断した理由や方法|マーミー

家事のミスを何から何まで指摘する

自分では決して掃除などをやらないにもかかわらず、一箇所でも掃除の漏れがあると、とことんその部分を詰め寄ります。

夫が珍しく帰宅前にスーパーに寄るけど欲しいものはないか?と聞いてきてくれたので飲み物を頼むと「お前主婦のくせに買い忘れなんかすんなよ」と激高。一度頭にくると子どものこともお構い無し。あっという間に3時間は怒り続けるのはザラ。
引用:モラハラ夫との離婚は大変?元妻15人が決断した理由や方法|マーミー

他人の前で悪口を言ったり、良くない点をからかう

「うちの嫁はここがダメなんだ」「本当にできないやつで」といったように、自分のことを棚にあげて笑い者にすることを平気でおこないます。

散々喋ったあと、家に帰っても「笑われた」などと理不尽なことを言ったりします。

相手に釈明の機会を与えない

自分がどんなに理不尽なことを言っていても、絶対に相手には釈明の機会を与えません。

自分が喋り続けるだけで、相手に会話をさせる気がほとんどないのです。

わざと大きな音をたててドアを閉める

昼間でも深夜でも関係なく、トイレやリビングの扉を大きな音を立てて締めることがよくあります。

そのような行為を働く理由は不明ですが、無駄に恐怖心を煽るのが好きなタイプは多くいます。

相手がミスをする度に大きなため息をつく

バカにする系統と同じ部類ですが、物を落としたり何かを勘違いしていたりする場合などに、必要以上に神経を逆なでするほどのため息をつくことがあります。

モラハラをする人にとって、誰かの失敗は絶好のチャンスといえます。

相手の話に軽蔑や批判をする

基本的にモラハラをする人には共感力が全くないので、他人の考えに賛同することはほとんどありません。

否定するだけ否定して、そのあとは何も改善策や打開策なども言わないため、タチが悪いといえます。

夫の小言や難癖はいつもくだらなすぎるくらい、小さな事でした。私は家事炊事全般、得意だし好きでしたがどうしても苦手な物は虫。夫がゴキブリほいほいの設置や廃棄をしてくれていました。が、ある日!「自分が出来ないこと人に頼むんじゃねーよ!」激高されました。某ファストフード店では、私がセットにするかしないかで激高。

引用:モラハラ夫との離婚は大変?元妻15人が決断した理由や方法|マーミー

たまに早く帰ってくると逆上される

仕事や用事が早く終わって、いつもより早い時間に帰ってくるだけで怒り出すことがあります。

その時の理由も様々ですが、いずれにしてもその理由に納得できることはないでしょう。

相手が病気の時に冷淡な態度を取る

病気の時こそ優しく接して欲しいのに、ここぞとばかりに罵りの言葉や、そっけない態度をとってきます。

「病気をするのは日頃の健康管理が悪いからだ」「貧弱」など、言われた方はさらに病気が悪化するんじゃないかという気持ちになってしまいます。

これらはほんの一例です。あなたの配偶者にこのような言動がみられるようなら、それはモラハラと認識していいでしょう。

モラハラをする人の特徴

あまりにもひどいモラハラの行為ですが、このようなモラハラをする人の特徴としては、以下のようなものがあります。

もしこのような特徴に該当するようであれば、要注意です。

最初はやさしい

自分のルールを強く守ろうとする

外面がよい

こだわりが強い

周りからの評判がいい

妄想が強い

暴力はふるわない

一貫性がない

自己愛が強い

価値観の違いなどを認めようとしない

弱いものに尊大な態度を取る

疑い深い

身の上話で同情を誘う

自分のやり方を周りに押し付ける

平気で嘘をつく

反対意見や指摘に怒る

二面性があり豹変する

相談できる友達がいない

共感性が弱い

他人の成功や幸せを嫌がる

人のせいにする

ストレス発散法を持っていない

嫉妬深い

 

これらはほんの一例です。

あなたの配偶者がこの項目にたくさん当てはまるのであれば、モラハラであることを注意した方がいいでしょう。

モラハラをする夫(妻)と離婚する際の手順

離婚方法としては、配偶者との話し合いで離婚を協議する協議離婚と、弁護士や調停員を交えて話し合う調停離婚があります。

もし離婚の話し合いがまとまらなかった場合は、裁判によって離婚の是非が問われます。

まずは協議離婚を検討

まずは夫婦二人で話し合う協議離婚から始めるのが通常の流れです。

しかし離婚を切り出されたモラハラ夫(妻)が、「おまえみたいな駄目な奴は……」「誰のおかげで生きてこれた……」などの暴言を吐いたりして、冷静な話し合いを望めない場合は、すぐに調停離婚か裁判離婚を選択しましょう。

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協議離婚の際に絶対に避けること

モラハラをする相手と離婚協議を進める際に重要なことは、どれだけ理不尽な対応を取られても、それに応戦しないことです。

相手の理不尽な対応に合わせて対応に切り替えると、相手は更に理不尽さを増して攻撃してきます。

離婚調停を申し立てる

協議離婚での離婚が難しい場合には、家庭裁判所に「離婚調停」を申し立てることになります。

その際に重要になるものは、配偶者のモラハラを証明するための客観的で説得力のある証拠です。

モラハラは身体的な暴力をふるわれるわけではないので外傷が残らず、その多くは家庭内で発生するため第三者からはわかりにくいものです。

また、加害者は家庭の外で会う人に対してはいい人を演じられる場合が多く、厄介です。

モラハラがあったことを証明する証拠になるもの

モラハラを実証できるものとして有効なものは、以下が挙げられます。

  • 自分に浴びせられた暴言を録音したもの
  • 物にあたる様子を録画したもの
  • モラハラを受けたことを記録した日記やメモ
  • 夫に対する改善要求の書面・手紙・メール

説得力のある証拠を残すことは難しいですが、相手があなたを侮辱した言葉をメモに書き残す、または録音することは有効です。

さらにメールやLINEによって送られてきた、あなたを侮辱する言葉も有効な証拠になりえます。

あなたが相手に侮辱され、精神的なダメージを受けたことを書き残した日記帳なども効果的でしょう。

その際に意識してもらいたいことは、相手があなたを非難・侮辱する内容や頻度が異常であることを主張することです。

モラハラは最近一般化してきた言葉であるため、些細な事や双方に原因がある場合でもモラハラを主張する場合も多いようです。

常識的に考えて非難・侮辱されることが異常である証拠を示せれば、離婚の話し合いはあなたにとって有利に進んでいきます。

調停離婚の進め方

具体的に離婚調停を進める際の手順や手続きの方法に関しては、下記の記事を参考にしてください。

モラハラ夫(妻)と離婚調停で争う場合の注意点

離婚調停は、夫婦と中立的な第三者である調停委員を交えて合意を目指す場です。

しかし「夫(妻)がモラハラしてくるんです!」と説明しても、説明を受けた調停員にとっては「夫婦間で何が起きたのかイメージしづらい」という問題があります。

モラハラ夫(妻)は慰謝料などのお金を出す気が基本的にないため、調停の場にすら来ない可能性がありますし、調停に来たとしても外面だけはよい人を演じるため、それを見た調停委員が相手の味方になる可能性が高いのです。

誠実そうなパートナーを見ることで「一方の辛抱が足りない」などと判断しかねませんので、調停の当事者が分かりやすく説明する必要があります。

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離婚裁判を申し立てる

正直なところ、モラハラ関係の離婚の場合、協議離婚では話し合いにならないため絶望的であることがほとんどです。

そのため、調停離婚から始めるのが無難かもしれません。

さらにいえば、調停委員との話し合いすら飛ばして裁判に持ち込んだ方が手っ取り早いともいえます。

しかし日本には調停前置主義という制度があり、一度は調停を申し立てないといけませんので、この点は覚えておきましょう。

離婚裁判の際は理由が問われる

離婚裁判の場合は離婚理由が問われますので、離婚裁判の際、法律が定める離婚の原因(民法770条1項各号)が夫婦間に存在するかどうかが問われます。

  1. 不貞行為
  2. 悪意の遺棄
  3. 3年以上の生死不明
  4. 回復の見込みの無い強度の精神病
  5. その他、婚姻を継続しがたい重大な事由
    (性格の不一致・暴力・性的異常・浪費・犯罪など)

離婚裁判を申し立てる方法

裁判を申し立てるための詳しい手順は「離婚裁判の期間を短くして有利に離婚する為の10の手順」をご覧いただければと思います。

また裁判には費用もかかりますので「離婚裁判を開く費用と弁護士費用|弁護士に相談して有利に進めるには」を参考に、費用を抑える方法も参照するとよいでしょう。

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モラハラ夫との離婚を成立させるための準備

モラハラ夫との離婚を成立させるためには、入念な準備が必要です。それぞれ詳しく解説していきます。

①モラハラの証拠を集める

まずはモラハラの証拠を集めましょう。

上記で触れた通り、モラハラ夫と離婚する場合には離婚調停か離婚訴訟を起こし、裁判所で離婚を成立させなければなりません。

しかしモラハラはDVなどとは異なり、第三者に証明するのが困難です。

なぜなら当事者がどれだけモラハラに苦しんでいても、家庭内の実態は周囲には伝わりにくいからです。

またモラハラ夫は二面性を持っていることが多いため、離婚調停をおこなっても調停委員から「離婚ではなく関係修復に努めてはどうか」などと促されることもあるようです。

弁護士に相談した場合でも、モラハラの証拠がないような場合には門前払いされてしまうこともあるでしょう。

確実に離婚を成立させるためには、第三者に被害状況を伝え、なおかつきちんと理解してもらうことが大切なのです

そこで、確実に離婚を成立させるためには、一つでも多くのモラハラの証拠を集める必要があります。

モラハラの証拠となるもの

ただ単に「暴言を吐かれた」などと訴えても、モラハラを受けているとは証明できないようです。

しかしモラハラは相手を支配し精神的に追い込むものなので、一発アウトだと主張できるような証拠を提出するのは難しいでしょう。

そこで、モラハラの実態を証明するための証拠をいくつも集める必要があります

例として、モラハラによって体調不良に陥り医師のカウンセリングを受けているのであれば、診断書を書いてもらったり通院履歴を残してもらったりしましょう。

また、日記に夫から受けたモラハラについて細かく記録するのも有効です。

日時・言われた内容・されたことなどを記入し、物を壊されたのであればその状態を撮影しておきましょう。

このとき、第三者が見てもわかるように、ひとつの資料として時系列でまとめることがポイントです

ほかにも、ボイスレコーダーやスマホのアプリで音声記録を残すのも証拠となるでしょう。

ただし音声記録を残すときは、夫にバレないように慎重におこなってください。

いつ暴言を吐かれるかわからない場合は、常に録音できるように普段から準備しておくといいでしょう。

ちなみに、音声よりも書面証拠となるメールの方が裁判官も証拠として採用しやすい傾向にあるようです。

夫からの言葉をなるべくメールにさせるなど、工夫をしてみるのもよいでしょう。

それ以外にも、新聞やネット記事などに載っているモラハラが原因の離婚事例などを自身の被害内容と照らし合わせて、モラハラされていることを主張するのも一つの方法です。

②金銭的な不安を解消させる

離婚を決意したのであれば、証拠集めと同時に金銭的な不安を解消させるための行動も起こしましょう。

モラハラ夫との別居ができ、新しい生活を始めるときには、ある程度まとまったお金がかかります。

例えば、引っ越し費用のほか、家具や家電、生活に必要な消耗品など、必要最低限のものを買いそろえるための費用です。

もちろん、離婚後の生活のための収入も必要です。

子どもの親権を手に入れた場合は、子どものためにも収入を得なければなりません。

もし実家に住む家族の理解が得られるのであれば、しばらく生活を支えてもらうという選択肢もあるでしょう。

また、盲点となりやすいのは弁護士費用です。

相談料は無料でも、正式に弁護士に依頼して離婚を成立させるためには、それなりの費用がかかります。

弁護士費用を構成する要素の一つである成功報酬については、「子どもの親権を勝ち取る」「養育費が認められる」「慰謝料請求や財産分与が認められる」など、成功の度合いに応じて加算されていきます。

離婚が成立した際の成功報酬は、それぞれの状況により異なるのです。

なかには、費用がかかることを懸念して「弁護士に依頼せずにモラハラ夫と離婚したい」という人もいるかもしれません。

しかし多くの場合、自分でモラハラ夫に離婚したいと切り出しても、モラハラによる支配・上下関係にあるために簡単には離婚できないでしょう。

金銭的な負担は発生するものの、弁護士に依頼することが離婚成立の鍵となります。

③弁護士や専門機関へ相談をする

モラハラについては、弁護士や配偶者暴力相談支援センターといった専門機関へ相談しましょう。

第三者にモラハラを相談した・認められたという事実は、離婚するにあたり有効な証拠となるのです

確実に離婚するには、弁護士に離婚手続きを依頼することをおすすめします。

たとえモラハラ夫との協議離婚が成立しても、口約束では危険です。離婚は「配偶者と別れて別々に暮らすだけ」という単純なものではありません。

慰謝料・財産分与・養育費・子どもとの面会など、決めておかなければならない重要事項は多くあります。これらを口約束で決めてしまうと、後から簡単に覆されてしまう可能性もあるのです。

そもそも、これまでさんざんモラハラをおこなってきた人間ですので、どれだけ反省した素振りを見せているとしても、簡単には信用せずに淡々とやるべきことをやっていきましょう。

そして、約束事を公的な文書(公正証書か調停調書)にすることも忘れてはいけません。

例えば養育費なら、あらかじめ公的文書にしておくことで、もし支払われなかったときに給与の差し押さえなどが可能になるからです。

また、別居をする場合にも弁護士に相談した方が安心でしょう。

モラハラの被害者からすると、別居は身を守るための手段だとしても、モラハラ夫から「妻が勝手に家を飛び出した」と言われかねません。

そうなると、妻側に責任が降りかかってくる可能性があるのです。弁護士に相談すれば、こちらが不利な状況にならないよう、適切な対処法のアドバイスが受けられます

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弁護士事務所や家庭裁判所には子連れで行っても問題ない

「弁護士事務所や家庭裁判所に子どもを連れて行ってもいいのか」と迷う人もいるかもしれません。親や友人に預けることができれば安心ですが、預け先がないという人も多いでしょう。

結論としては、どちらも子連れで問題ありません。弁護士事務所のなかにはキッズスペースが設けられているところもあるので、事前に調べておくと安心です。

また、家庭裁判所にも子どもと一緒に行くことができます。調停中は、元配偶者と顔を合わせなくて済むよう別室になっていますし、そもそも一緒に部屋に入っても何ら問題はありません。

ただし、あまりに子どもが幼い場合はすぐに飽きてしまい、調停委員との話し合いがスムーズに進まなくなる可能性がもあります。

その場合は、自治体のファミサポを利用したり、託児所を検討したりするのがよいかもしれません。

調停や裁判で有利に離婚するための知識

離婚の手順を確認したら、最後に調停や裁判などで有利に離婚するための方法を確認しておきましょう。

離婚調停でスムーズに離婚するなら

調停委員が間に入る以上、彼らに「ただの普通の夫婦喧嘩にすぎない」と思われてはいけません。単なる夫婦喧嘩の範囲を越えたものであることをわかってもらう必要があります。例として、以下ような事実が伝わるように話すとよいでしょう。

加害者側

  • 人格を傷つけるような内容の発言があった
  • 威圧的な態度や発言が目立つ
  • 相手の弱い立場つけ込む発言があった

被害者側

  • 立場が弱いため反抗できない状態にある

離婚裁判で確実に離婚を成功させるなら

調停ではモラハラだと認められないケースが多く、裁判を起こして確実に離婚するためにはモラハラ事件を得意とする弁護士に依頼することをおすすめします。モラハラ案件を豊富に扱う弁護士であれば、対策や相手の出方も熟知していますので、きっとあなたの力になってくれるはずです。

また「どういった弁護士を選べばよいか」という問題については、「離婚に必要な弁護士費用はいくら?支払う際の3つの注意」をご覧ください。

慰謝料の獲得と増額をおこなうなら

モラハラに関わる慰謝料の相場は数十万円~300万円と言われています。慰謝料の額は以下の内容の程度によって増減します。

  • モラハラの回数の多さ
  • モラハラの期間の長さ
  • 被害者の落ち度の有無
  • モラハラによる精神への異常の有無
    (うつ病・神経症などの精神的疾患)
  • 慰謝料請求者の資産・収入の額
  • 慰謝料請求者の年齢
  • 婚姻期間の長さ
  • 子どもの有無

なるべく高額な慰謝料を受け取るためには、被害状況の程度・被害者の生活レベル・資産状況などを適正に証明することが必要です。そのためには、モラハラが発生していた客観的な証拠や、あなたと配偶者の財産を証明する資料が必要になります。

慰謝料請求は離婚の話し合いと同様に進められ、夫婦間での話し合いで折り合いがつかなければ、調停や裁判に発展します。

モラハラ夫と離婚する際に注意すべきこと

モラハラ夫と離婚する際には、いくつか注意しなければならないことがあります。

離婚成立に至るまでは長期戦を覚悟する

モラハラ夫との離婚が成立するまでは、長期戦になることを覚悟しましょう。あっさりと離婚成立するケースは非常に稀です。

ほとんどの場合、モラハラ夫が抵抗したり、離婚自体は了承しても親権問題や慰謝料などの離婚条件について揉めたりすることになるでしょう。

モラハラ夫はプライドが高い人が多いため、自分よりも下の立場だと思っていた妻から離婚を切り出されることに「我慢できない」と感じることがあります。

また、周囲にはいい人だと思われていることも多く、妻との離婚によって自分の印象が悪くなることを極端に嫌う傾向があります。

そのため、離婚を渋ったり条件をつけたりして、自己保身をしようとするのです。

離婚の準備が整うまでは夫に気づかれないようにする

離婚の準備が整うまでは「離婚したい」という意志を持っていることを気づかれないようにしましょう。

決して突発的に離婚の話を切り出さないようにしてください

モラハラ夫は、実は妻への依存心や執着心がとても強いため、妻が離れていくとわかると余計にモラハラ行為が悪化します

また、妻が家を出て行くことができないように妨害したり阻止したりすることもあるでしょう。

そのような状況下では、身の危険すら感じるようになるかもしれません。自分の身を守るためにも、離婚の意志はモラハラ夫に漏らさないようにしてください。

離婚したいという気持ちを強く持つ

離婚の話をする際、モラハラ夫が反省し、これまでとは違う姿を見せてくることがあります。人によっては泣き落としの作戦で来るかもしれません。

しかし「これはモラハラ夫の罠かもしれない」と疑いましょう。

「もしかすると、この一件で反省して生まれ変わってくれるかもしれない…」と一縷の望みに賭けたくなるかもしれませんが、残念ながら人の本質というのはそう簡単には変わらないものです。

ここで折れてしまうと、今後もモラハラ夫から逃れられなくなるかもしれません。誰に何を言われても、離婚する意志を強く持ちましょう。

さいごに

モラハラの場合、身体的な暴力がないだけに客観的に被害を確認しにくく、誰にも相談できずに悩んでいる方もいるでしょう。

しかし証拠などを準備して適正に対応すれば、モラハラを理由に離婚することも可能です。不安な方は弁護士などに相談することで、よりよい条件で離婚することができるでしょう。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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