> 
 > 
 > 
離婚時の慰謝料と養育費の請求完全ガイド|増額の条件とは
キーワードからコラムを探す
Sidebar_writer_recruit

離婚時の慰謝料と養育費の請求完全ガイド|増額の条件とは

福井俊介法律事務所
福井俊介 弁護士
監修記事
Pixta_12fkdisos5012_s

離婚時に慰謝料と養育費の請求を考えている方は少なくないでしょう。しかし、金額の相場や請求するための条件など、基礎知識がないと交渉の際に損してしまう可能性があります

この記事では、

 

【1】慰謝料と養育費の基礎知識

【2】慰謝料の相場

【3】養育費の相場

【4】支払い能力が低い相手へ請求する際のポイント

 

について解説します。慰謝料や養育費を請求する前に、この記事を参考にしてください。

確実に慰謝料を獲得するには?

慰謝料請求ができるのは、こんな理由。相場一覧はこちら

離婚弁護士ナビでは

離婚問題得意弁護士
あなたの離婚をサポート!

 

離婚問題が得意な弁護士が解決できることとは?

離婚にまつわる問題を弁護士に依頼することで、下記のようなメリットを得られることが多くあります。

慰謝料を獲得したい    → 獲得だけではなく慰謝料の増額も見込める
不倫(浮気)の証拠が欲しい→ 裁判でも有効な証拠を揃えられる可能性が高い
子供の親権を獲得したい  → あなたが親権者にふさわしい事を代弁してくれる
財産分与もしっかり欲しい → 法的な根拠を元に財産分与を行います
調停や裁判の手続きが面倒 → 弁護士が手続きなどを代行してくれる など
 
実際に依頼するかしないはあなた次第ですが、弁護士に依頼するとどのようなメリットがあるのか、またどのような問題を抱えているのかを具体的に相談してみることをオススメします。
 
当サイト『離婚弁護士ナビ』は離婚問題を得意とする弁護士を掲載しており、事務所への電話は【通話料無料】、相談料が無料の事務所も多くありますので、まずは下記よりお近くの弁護士を探して相談してみましょう。 

離婚問題が得意な弁護士を探す

北海道・東北

北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島

関東

東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木

北陸・甲信越

山梨 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井

東海

愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重

関西

大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山

中国・四国

鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知

九州・沖縄

福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄

 

慰謝料と養育費に関する3つの基礎知識

慰謝料と養育費を請する前に知っておいてほしい、基礎知識を3つご紹介します。

①慰謝料は必ずもらえるとは限らない

慰謝料は、違法に他人の権利や利益を侵害した人が、相手の精神的苦痛に対して償いを目的として支払う金銭です。

 

そのため、性格や価値観が合わないことを理由に離婚する際には、請求できません

②慰謝料と養育費は別個に請求できる

慰謝料も養育費も離婚時に請求する金銭ですが、両者はまったく別物です。慰謝料は前述したとおり、精神的苦痛に対して支払われるのに対し、養育費は子供を育てるための費用になります。

 

そのため、子供がいて、かつ慰謝料請求する理由があるのであれば、どちらも個別に請求する権利があるといえるでしょう。

 

また、養育費の支払いは親の義務です。経済的な理由で支払いの義務が消滅することはありません(借金があっても支払いの義務は消滅しません)。

 

ただし、相手方の経済力の有無が、養育費の額や支払いの履行に影響を及ぼすことには留意する必要があります。

③養育費はいつまで請求できる?

養育費をいつまで支払うのかは、夫婦間の話し合いで決定します。家庭裁判所では、20歳(成人)までと判断されるケースがほとんどです。

 

ただし、子供が成人しても経済的に独立していない場合(大学生や専門生など)は、請求する余地があります。

 

離婚慰謝料の相場と高額になる要因・証拠

原因別の慰謝料相場と、高額になる要因や証拠について解説します。証拠は、原因ごとに内容が異なりますのでご注意ください。

原因別|慰謝料の相場

原因別の慰謝料の相場は、一般的に以下のとおりです。

 

  • 不倫:50~300万円
  • DVとモラハラ:50~500万円
  • 悪意の遺棄:0~300万円
  • その他:0~100万円

 

ただし、夫婦間の事情や被害の程度により、金額が変動します。具体的な金額が知りたい方は、弁護士に相談してみましょう

慰謝料が高額になる要因

慰謝料の額を押し上げ得る要因は、離婚原因によって異なりますが、おおむね共通するのは以下のものです。

 

婚姻期間が長い
離婚原因となった事項の継続期間が長い


そのほか、離婚原因によっては、子供がいることや、請求された側の支払い能力が高いこと被害者側に落ち度がないことも、慰謝料が高額になる要因になる可能性があります。

 

該当する項目が多いほど高額になりやすいでしょう。また、これらを証明する証拠の有無も重要になります

慰謝料を高額にするための証拠とは

裁判で慰謝料を請求する場合、証拠が重要になります。また、協議離婚や離婚調停でも、相手に言い逃れをさせず、優位な立場で交渉するためにも証拠を獲得しなければなりません。

 

ここでは、状況別に必要な証拠について、具体的にご紹介します。

不倫の証拠

不倫を理由に慰謝料を請求するのであれば、当事者の間に肉体関係があることを証明しなければなりません。具体的な証拠の例として、以下のようなものが挙げられます。

 

  • 夫(妻)と不倫相手がラブホテルへ出入りしている写真や動画(複数回確認できればより強い証拠となります)
  • 相当程度の時間、相手の自宅やラブホテルに滞在していることが分かる写真や動画
  • 性行為中の写真や動画
  • 夫(妻)が浮気相手の家に複数回かつ相当時間にわたって出入りしている写真や動画
  • 不倫を認める内容のLINEやメール、音声などの記録
  • 興信所や調査会社による夫(妻)の不倫に関する報告書
  • 不倫について告白している日記 など

 

肉体関係を示す証拠でなくても、大量にあればそこから不貞行為を証明できるかもしれません。また、証拠がより多く認定されれば、慰謝料が高額になることもあり得ます。

 

【関連記事】▶相場以上の慰謝料を請求できるのは、こんな人

DV(モラハラ)の証拠

DV(モラハラ)の証拠として、具体的に以下のようなものが挙げられます。

 

  • 暴力によってできた傷の写真
  • 医師の診断書
    被害の内容や日時を細かく書いた日記(被害時よりも前から継続的に、ボールペンなどの消えない筆記具で書かれたものなど)
    一方的な罵声などを録音したデータ
  • 警察などの機関に相談した際の記録
  •  

悪意の遺棄の証拠

悪意の遺棄の証拠として、具体的に以下のようなものが挙げられます。

 

  • 生活費の振り込みが途絶えたとわかる通帳の記録
  • 別居に至った経緯、また別居が始まった年月日の記録
  • 別居先を特定できる資料(例えば賃貸借契約書など)
  • 被害を相談所などに申し出た人は相談の記録

その他の証拠

被害を証明するためには、被害が始まった日時や、被害を受けた内容や日時の詳細なメモが有効です。

 

被害のせいでうつなどの精神病になった場合、医師の診断書を大切に保管しましょう。また、相談所(警察や各相談機関)に相談した記録も証拠になります。

 

【関連記事】▶セックスレスの慰謝料相場と離婚して高額請求する手順

養育費の相場と多くもらうためのポイント

子供を不自由なく育てるためにも、できるだけ多くの養育費をもらいたいですよね。ここでは、養育費の相場や金額の求め方、できるだけ多くもらうためのコツをご紹介します。

養育費の取り決めは一般的に養育費算定表を参考にする

養育費は、子供の人数・年齢、両親の収入を考慮した上で、お互いが離婚後の生活に困らない金額にするべきでしょう。

 

養育費の金額は話し合いで決まりますが、参考として下図の『養育費算定』が使用されます。

 

 

((引用:養育算定表|裁判所)

養育費算定はあくまで1つの参考です。このとおりの金額を受け取っても、1人で子供を育てるのが経済的に難しい人もいるでしょう。

 

逆に、負担する側がこのとおりの金額では、生活が苦しくなることもあります。状況に合わせて、変動させることが大切です。

 

養育費をできるだけ多くもらうポイント

養育費をできるだけ多くもらうためには、以下のポイントをふまえた上で請求しましょう。

 

  • 相手の収入を把握しておく
    相手の財産を把握しておく(銀行口座の情報などがあれば差し押さえ可能)
  • 子供の授業料や入学金などを明確にしておく
  • 過去の家計簿などから、子供にかかる生活費を算出しておく

 

相手の収入に見合わない金額を請求してしまうと、支払いを拒否されてしまいますし、不払いにもつながりかねません。相手の収入を把握した上で、限界額を請求するのがベストです。

 

そのために、相手の年間生活費も算出しておきましょう。また、養育費を支払う側が、子供の養育にどのくらいのお金がかかるのか把握していないこともあります。授業料や入学金を数字として明確にすることが大切です。

 

相手の支払い能力が低い場合の対処法

支払い能力が低いとは、貯金や収入が少ないことを指します。『②慰謝料と養育費は別個に請求できる』において、養育費の支払いは義務であり、経済的な理由で支払いを拒否することはできないと説明しました。

 

しかし、無い袖は振れません。慰謝料でも同様です

 

だからといって、支払いを拒否されても納得できないかと思います。ここでは、相手の支払い能力が低い場合の対処法について解説します。

相手の支払い能力が低くても請求できる?

相手の支払い能力が低くても、請求自体は可能です。ただし、収入が少ない場合、養育費や慰謝料の金額も低額でまとまる可能性が高いでしょう。

 

もし、一時的に収入が減っている場合には、過去の収入が考慮されることもあります。また、個人的な借金はこれらの支払いと別問題として扱われるので、請求することが可能です。

 

ただし、借金が子供の養育のために行われた場合などは、考慮される可能性もあります。

支払い能力が低い相手に請求する際のポイント

収入に見合わない高額な請求はしない

支払い能力が低い相手に、高額な養育費や慰謝料を請求しても応じてくれないでしょう。

 

トラブルの種になるだけなので、相手の収入を考慮した上で、金額を決めることが大切です。

慰謝料の分割払いを提案する

慰謝料は基本的に一括払いで請求する人が多いかと思いますが、一括で支払える能力がない相手には、分割払いを提案することをおすすめします。

 

分割払いにする際は、支払い期限や、遅れた場合の利息、支払いが滞った場合の対処法もあらかじめ決めておきましょう。

離婚後の不払いでもめないためにできる3つのこと

離婚後に慰謝料や養育費の支払いが滞ってしまうトラブルは少なくありません。そのようなトラブルを回避するためにできることを3つご紹介します。

①離婚協議書にまとめ公正証書にする

当事者間の話し合いで話がまとまった場合は、取り決めを離婚協議書にまとめ、公正証書にしましょう。公正証書にすることで、裁判手続きをせずに強制執行を申し立てることができます。また、離婚協議書は弁護士へ作成を依頼できます。

 

調停や裁判を行った場合は、離婚協議書の作成は必要ありません。裁判所で調停調書や判決書が作成されるからです。

②慰謝料には保証人をつける

保証人の合意があった場合に限りますが、慰謝料には保証人をつけることができます

 

拒否される可能性が高いかもしれませんが、相手と親密な関係にある人(親族など)に、一度提案してみてもよいかもしれません。

③離婚時に慰謝料と養育費を一括で請求する

離婚時に慰謝料と一緒に、一括もしくは数回の分割で、子供が成人するまでの養育費を受け取るのも1つの方法です。そうすれば、いつまで養育費が支払われるのかと、不安になることもないのではないでしょうか。

 

ただし、一括請求は金額が高額になりやすいので、一般的な人の支払い能力を考慮すると、現実的とはいえません。一括請求を希望していても、弁護士に相談し、難しそうであると判断されれば、対応を柔軟に変えていく必要があるでしょう。

まとめ

慰謝料や養育費などの問題は、当事者間で話がまとまらないと、裁判など時間と費用のかかる手続きを要します。

 

弁護士の早い段階での介入により、そのような手続きを行う前に話がまとまるかもしれません。また、慰謝料が増額されたり、養育費を支払わないと言っていた相手から養育費を獲得したりすることが期待できます。

 

無料相談を行っている事務所もありますので、より確実に請求したい方は弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。

 

離婚弁護士ナビでは

離婚問題得意弁護士
あなたの離婚をサポート!

 

離婚問題が得意な弁護士が解決できることとは?

離婚にまつわる問題を弁護士に依頼することで、下記のようなメリットを得られることが多くあります。

・慰謝料を獲得したい    → 獲得だけではなく慰謝料の増額も見込める
・不倫(浮気)の証拠が欲しい→ 裁判でも有効な証拠を揃えられる可能性が高い
・子供の親権を獲得したい  → あなたが親権者にふさわしい事を代弁してくれる
・財産分与もしっかり欲しい → 法的な根拠を元に財産分与を行います
・調停や裁判の手続きが面倒 → 弁護士が手続きなどを代行してくれる など
 
実際に依頼するかしないはあなた次第ですが、弁護士に依頼するとどのようなメリットがあるのか、またどのような問題を抱えているのかを具体的に相談してみることをオススメします。
 
当サイト『離婚弁護士ナビ』は離婚問題を得意とする弁護士を掲載しており、事務所への電話は【通話料無料】、相談料が無料の事務所も多くありますので、まずは下記よりお近くの弁護士を探して相談してみましょう。 

離婚問題が得意な弁護士を探す

北海道・東北

北海道 | 青森 | 岩手 | 宮城 | 秋田 | 山形 | 福島

関東

東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 群馬 | 栃木

北陸・甲信越

山梨 | 新潟 | 長野 | 富山 | 石川 | 福井

東海

愛知 | 岐阜 | 静岡 | 三重

関西

大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山

中国・四国

鳥取 | 島根 | 岡山 | 広島 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知

九州・沖縄

福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄

この記事の監修者
福井俊介法律事務所
福井俊介 弁護士 (神奈川弁護士会)
離婚問題に注力し、特に離婚条件の交渉、離婚調停、不倫の慰謝料請求などを得意としている。「黙って弁護士に任せておけばよい」というスタンスではなく、相談者の納得いく形での問題解決を目指す。

弁護士へのご相談で慰謝料などの増額が見込めます


離婚問題に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

・慰謝料を獲得したい
・できるだけ増額請求をしたい
・不倫・浮気の証拠を集めたい
・親権を獲得したい

など、離婚に関わる問題でお困りの事を、【離婚問題を得意とする弁護士】に相談することで、離婚に有利な結果となる可能性が高まります。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

Prevent_banner
編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

慰謝料に関する新着コラム

慰謝料に関する人気のコラム


慰謝料コラム一覧へ戻る