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調停や裁判などでも使える浮気の証拠とその集め方
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調停や裁判などでも使える浮気の証拠とその集め方

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
Uwaki-syouko
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決定的な浮気の証拠を持っておくことは、夫(妻)が浮気相手と不貞行為(ふていこうい)に及んだ実態を把握できるだけでなく、今後離婚「する場合」でも「しない場合」でも有効な武器として使えます。仮に離婚をしなくても、浮気相手に慰謝料請求をする場合は、これを基礎づける根拠として必ず必要となります。

 

実は、浮気の証拠にも使えるものとそうでないものの2種類あることをご存知でしょうか?せっかく掴んだ浮気の証拠、万が一、調停や裁判になったとき使えないものとして判断されたら悔しいですよね。

 

夫(妻)の浮気(不貞行為)によって、今までの夫婦関係にヒビが入ってしまったら、あなたは離婚しますか?それとも婚姻関係を継続しますか?それから、慰謝料は請求しますか?

 

たかだか浮気だと頭で言い聞かせていても、あなたには様々な決断が求められます。浮気の証拠は、あなたが選んだ決断の背中を押してくれます。だからこそ、調停や裁判などでも使える証拠を用意しておくことが大切なのです。

調停や裁判などでも使える浮気の証拠とは、具体的にどんなものが挙げられるのでしょうか。そこで今回は、あなたが離婚する・しない、慰謝料請求する・しないの決断をしたとき、後ろ盾になってくれる浮気の証拠とその集め方についてご紹介します。

夫(妻)から浮気をされて、これから自分は何をすれば良いのか、離婚や慰謝料請求はどうするのか悩まれている方のお役に立てれば幸いです。

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有効な証拠は、夫婦関係修復にも、慰謝料請求にも利用できます。

 【目次】
LINEや写真は浮気の証拠になる?使える・使えない証拠の見分け方
離婚や慰謝料請求にも使える浮気の証拠
調停や裁判では使えないまたは有利とは言えない浮気の証拠
夫(妻)の浮気を証明する証拠がない場合
自分でできる証拠の集め方と浮気の立証に繋げるためのコツ
浮気の証拠をつかむための手がかり探し
不倫相手との写真とビデオ
メールやLINEの履歴  
録音した音声
あなたにバレないよう警戒しているから|興信所や調査会社に証拠を集めてもらう
スマートフォンに残された浮気の証拠を調べる5つの方法
浮気を疑うサイン|すぐに確認できる浮気チェックリスト
携帯電話を手放さない
出費が多くなった
急におしゃれをし始めた
前よりも帰宅時間が遅い|仕事に割く時間が明らかに増えた
夫婦でセックスをしなくなってきた
家族とのコミュニケーションが減った
好きな食べ物や趣味が変わった
習い事に凝り始めたor時間を割くようになった
夫(妻)に浮気の証拠を集めていることがバレてしまった場合の対処法
集めた浮気の証拠を上手に活用する方法
夫(妻)と離婚したいとき
夫(妻)と離婚したくないとき
慰謝料請求をしたいとき
有能な探偵・興信所の見分け方
探偵業法届出を行っているか
適正価格でサービスをしているのか
事務所の所在地へのアクセスがいいか
探偵との相性
浮気で獲得できる慰謝料の相場
浮気の慰謝料請求には時効がある
まとめ

LINEや写真は浮気の証拠になる?使える・使えない証拠の見分け方

まずは、あなたが浮気を知ったきっかけとも言える、夫(妻)の浮気LINEや写真を見つけてしまった場合、スクリーンショットや印刷などの方法で保管しておけば証拠になるのでしょうか。

 

基本的には、浮気の証明にはなります。しかし、女性とLINEで個人的なやり取りをしていたというだけであれば、裁判で認められる離婚事由(※1)のひとつ、不貞行為(※2)を証明する証拠にはなりません。

ただし、LINEの内容について夫(妻)を問い詰めた結果、浮気の事実を認めた場合や、LINEのメッセージの中に不貞行為があったことを強く伺わせる内容や写真があった場合は、不貞行為を基礎づける証拠として認められます。

 

【(※1)離婚事由の根拠】

第770条夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。

一 配偶者に不貞な行為があったとき。

二 配偶者から悪意で遺棄されたとき。

三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。

四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。

五 その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

引用:民法

 

(※2)不貞行為について

不貞行為とは、婚姻関係にある男女のどちらかが配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを言います。

 

【関連記事】

不貞行為とは|離婚で重要な不貞行為を証明する5つの証拠

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離婚や慰謝料請求にも使える浮気の証拠

あなたが離婚や慰謝料請求をすると決めたとき、協議・調停・裁判などでも使える浮気の証拠について以下にまとめました。法的に夫(妻)の浮気を認めさせるためには、不貞行為をしていたことを示す証拠を集めることが大切です。

 

  • 夫(妻)と浮気相手がラブホテルへ出入りしている写真や動画(複数回確認できればより強い証拠となります。)
  • 相当程度の時間、相手の自宅やラブホテルに滞在していることが分かる写真や動画
  • 性行為中の写真や動画
  • 夫(妻)が浮気相手の家に複数回かつ相当時間にわたって出入りしている写真や動画
  • 浮気を認める内容のLINEやメール、音声などの記録
  • 興信所や調査会社による夫(妻)の浮気に関する報告書
  • 不貞行為について告白している日記 など

 

調停や裁判では使えないまたは有利とは言えない浮気の証拠

次に全く無駄ではないものの、不貞行為を立証するうえで有力とはいえない証拠を以下にまとめました。ただし、手元に残しておいてあなたが不利になることは原則ありませんし、後述の通り他証拠と組み合わせることで有力な証拠となる可能性もあります。いずれにせよ証拠は多ければ多いほど良いので、可能なのであれば収集しておいて損はありません。

 

  • 浮気相手との間での通話履歴・着信履歴
  • ショッピングモールやオフィス街などで撮られた夫と浮気相手のツーショット写真
  • あなたが見覚えのないコンドームやアダルトグッズ
  • あなたが身に覚えのない女性物の日用品
  • 女性にプレゼントを買ったときのレシート
  • 夫(妻)の携帯電話やスマートフォンのフォルダに入っていた異性とのツーショット写真
  • ラブホテルのポイントカード
  • シティーホテルなどのダブルルームを利用した領収書

 

ただし複数の証拠を組み合わせて離婚や慰謝料請求に持ち込むことも可能

また、弁護士に依頼して集めた証拠を組み合わせることで、夫(妻)の浮気立証ができる可能性があります。浮気をにおわせる証拠があればできる限り、集めておくことをおすすめします。

Q:【浮気の証拠】を手に入れると有利な条件で離婚できるって本当?

A:「ズバリ、本当です!」浮気の証拠を入手するメリットや、決定的な証拠についてはこちらの記事で、うさぎ博士がわかりやすく解説しています。

夫(妻)の浮気を証明する証拠がない場合

万が一、夫(妻)の浮気を証明するための証拠が用意できない場合、成す術はないのでしょうか。実は、有力な証拠がなくても夫(妻)または浮気相手に不貞行為の事実を自白させれば、これを基に浮気の立証をすることは不可能ではありません。

 

とはいえ、個人で浮気を自白させるのは困難なことです。また、後日、「あれは真意ではない」とか「感情的になられて危険を覚えたので話を合わせただけ」と弁解された場合、他に証拠がないと争うことは厳しいです。このような事態を回避するためには法律のプロである弁護士に依頼して「法的な手段」を用いて立ち向かうのが得策かもしれません。

自分でできる証拠の集め方と浮気の立証に繋げるためのコツ

浮気が原因で離婚をするためには、配偶者が浮気をしてかつ不貞行為を行っているという証拠が必要です。不貞行為とは既婚者が配偶者以外の異性とセックスを行うということです。ここでは代表的な証拠とその集め方について紹介します。

浮気の証拠をつかむための手がかり探し

浮気の証拠をつかむためには、まず手がかりを探す必要があります。しかし、これらの行為は相手のプライバシーを著しく侵害する行為ですし、相手に発覚した場合夫婦関係に亀裂が入る可能性も相当高いといえます(相手が浮気しているかもしれないからといって、何をしても良いわけではありません。)。

 

その点を十分に留意したうえで、以下の箇所をチェックして手がかりになるものがないか確認することをご検討ください。万が一手がかりを見つけた場合は、大切に保管するだけでなく、携帯写真で記録したり、自分の日記に記載するなど記録に残しておくと良いでしょう(日記よりは写真の方が確実です。)。

 

  • 夫(妻)のカバン・服・財布の中身を確認する
  • LINEやメール・通話履歴の確認
  • 携帯電話・スマートフォン・パソコンの検索履歴を確認
  • クレジットカードの明細や財布の中のレシートを確認

 

上記の箇所をチェックすることで、どのあたりでデートしているのか、平日の夜や土日の昼などいつ会っているのかなどを推測することができます。

不倫相手との写真とビデオ

不貞行為の証拠として有効なものは写真や映像です。しかし、大切なことは「浮気相手とセックスをしているかどうか」です。そのため、配偶者が浮気相手と旅行している光景や、浮気相手の部屋へ出入りする姿を捉えた写真や映像では浮気を証明することはできますが、肉体関係があることを証明するには不十分な可能性があるため注意が必要です。

特に有効な証拠は、配偶者が浮気相手とラブホテルに出入りする場面や高頻度かつ長時間浮気相手の自宅に出入りする状況を捉えたものです。証拠を得るためには、配偶者の尾行や財布に入っているホテルの領収書などを手がかりに、ホテルや浮気相手の自宅付近で張り込んで決定的瞬間を狙う方法が考えられます。

メールやLINEの履歴
 

最近はメールやLINEのやり取りから浮気が発覚することが多いようです。しかし、配偶者が異性とメールのやり取りをしているだけでは、浮気していることはわかっても不貞行為の事実を証明することにはなりません(メールの内容が性行為を推認させるものである場合は相当程度有力な証拠にはなります。)

ただ、メールのやり取りを引き合いに出して配偶者が不貞行為を行ったことを認めさせることができれば、これも証拠として有効です。

参考①:意外と知らない|LINE(ライン)で浮気の証拠をつかむ方法まとめ
参考②:浮気を疑ったとき、怪しまれずに携帯をチェックする3つの方法

録音した音声

自宅で配偶者と話している時に、相手が浮気と不貞行為を認めるような話をした内容を録音できれば証拠となります。録音にはICレコーダーやスマートフォンの録音機能を使いましょう。

しかし、口頭でのやり取りはその場の状況や雰囲気に流されやすいものであるため、録音データが会話のごく一部であったり、会話がなされた状況が平穏なものでない場合は証明力は限定的であると考えられます。

なお、調停や裁判では録音した音声を提出する場合、録音内容を文章化したものも必要ですので、こちらも用意しておきましょう。

あなたにバレないよう警戒しているから|興信所や調査会社に証拠を集めてもらう

個人で浮気の証拠を集めるには限界があります。また、夫(妻)は何よりもあなたに浮気がバレてしまうことを恐れています。そのため、簡単にはしっぽを出さない可能性があります。費用はかかりますが、興信所や調査会社に依頼して確実に証拠をつかむのもひとつの手段でしょう。

 

完璧な証拠を手に入れるためには?

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スマートフォンに残された浮気の証拠を調べる5つの方法

最近では、携帯電話ではなくスマートフォンを使用している人も少なくありません。そこで、スマートフォンに残された浮気の証拠を調べる方法を確認しておきましょう。主に5つの方法で調べることができます。

 

【スマートフォンから浮気の証拠を調べられる方法】

  • メールの送受信履歴や内容の確認
  • 電話の発着信履歴の確認
  • Twitter、Facebook、インスタグラムの利用履歴を確認
  • 保存されている画像や動画の確認
  • インターネットの閲覧履歴の確認 など

 

浮気を疑うサイン|すぐに確認できる浮気チェックリスト

夫婦生活を送っていると、ちょっとした配偶者の変化や異変に気がつくものです。以下に浮気チェック項目をまとめました。あなたの夫(妻)に下記のような様子が見られた場合、それは浮気のサインかもしれません。浮気しているかどうか心配な方は、あなたの夫(妻)にいくつ当てはまるのか確認してみてください。

携帯電話を手放さない

今まで机の上などに置いたままにしていた携帯電話を肌身離さず持ち歩いている。そんな行動の裏には、いつ浮気相手からの連絡が来るかわからないからと、そわそわしているなどの感情が隠れています。

配偶者に見られるとまずいやり取りがあるから、携帯電話を手放さないのです。また、今までロックをかけていなかったのに、暗証番号ロックや指紋認証で携帯電話の中身を見られないようにしている着信履歴とメールの履歴に削除したような形跡があるなど、携帯電話の扱い方や中身によって浮気が発覚するケースが非常に多く見られます。

出費が多くなった

最近やけに渡している小遣いの減りが早くて増額を催促されるケースや、家に今まで見なかったような服が増えて食卓に並ぶ食事が質素になってきているケースでは、浮気を疑える可能性があります。

これは自分の小遣いや生活費から浮気相手とのデート代や身なりを整える費用使っているからです。急に出費が増えるようになった配偶者には浮気を疑ってみてもいいでしょう。

急におしゃれをし始めた

これまで、服装や身なりに無頓着で何年前に買ったかわからないような服装と無精髭やすっぴんにちかい顔で出掛けていた配偶者が、急に服を新しく買い揃えて髪の毛や肌のケアを始めたのなら、それは浮気のサインかもしれません。

浮気相手には結婚相手に抱くものとは違う恋心を持っており、自分のことを少しでもよく思って欲しいというのが、浮気をしている人の心理です。

夫婦の間では、特におしゃれをして出掛ける予定はないのにもかかわらず、配偶者が急におしゃれをし始めたならそれは浮気のサインである可能性があります。

前よりも帰宅時間が遅い|仕事に割く時間が明らかに増えた

これまで、平日は19時〜20時に帰宅し、土日は家でゴロゴロとした休日を過ごしていた夫(妻)が、平日は終電に近い時間に帰宅し、土日も休日出勤している場合は浮気を疑うべきでしょう。さらに、忙しいにもかかわらず肌ツヤが良くなり上機嫌な場合も、浮気を疑ってみて下さい。

仕事の内容によっては時期により忙しさが変化するようなものもありますが、どんな仕事で帰りが遅くなっているのかを聞いても曖昧な答えしか返ってこない場合は、仕事以外の理由で帰宅が遅くなり土日は出掛けている可能性が高いでしょう。

浮気のための時間を作る言い訳にしやすい理由のひとつが仕事です。あまりにも怪しいケースでは、配偶者が本当に仕事をしているのか一度疑ってみてもいいでしょう。

夫婦でセックスをしなくなってきた

多くの浮気は性欲が満たされないから発生していると言っても過言ではありません。これまで夫婦に定期的なセックスがあったのに、ある時を境にパッタリとなくなったもしくは回数が減っているのであれば、その理由は配偶者があなた以外の浮気相手とセックスをして性欲が満たされているからかもしれません。

家族とのコミュニケーションが減った

夫婦間だけでなく、子供たちとのコミュニケーションを積極的にとらなくなった場合は浮気の可能性があります。特に子供は敏感なため、今までよりもかまってもらえなくなったと感じた場合、そのことを表情や態度に表す可能性があります。夫(妻)に対する子供の様子がおかしい場合は要注意です。

好きな食べ物や趣味が変わった

好きな食べ物や趣味などに変化があった場合も、浮気のサインだと言えるかもしれません。突然、スイーツに凝りだしたり流行に敏感になったりしたら、夫(妻)の浮気を疑ってみてください。


習い事に凝り始めたor時間を割くようになった

急に習い事を頑張り始めた、もしくは習い事に時間を割くようになったら浮気のサインかもしれません。習い事のコミュニティ内に浮気相手がいることを疑うべきでしょう。

夫(妻)に浮気の証拠を集めていることがバレてしまった場合の対処法

万が一、あなたが浮気の証拠を集めていることが夫(妻)にバレてしまった場合、どのようにすれば良いのでしょう。つい、浮気の証拠集めに必死となり、相手に勘繰られてしまう可能性も否定できません。

 

そんなときはまず、浮気の証拠集めを一旦お休みしましょう。夫(妻)が浮気の証拠集めをされていると気づいた場合、証拠を隠蔽(いんぺい)してしまうリスクが非常に高まります。

 

そのため、夫(妻)にバレてしまったら、証拠集めは控えてください。興信所や調査会社に証拠集めをしてもらう方法に切り替えるのがおすすめです。もしくは、夫(妻)が外出しそうな日にあなたも予定を入れるなどして、相手を油断させてから再開すると良いでしょう。

集めた浮気の証拠を上手に活用する方法

あなたが頑張って集めた証拠は、活用しなければ努力が水のあわになってしまいます。夫(妻)と今後どうしていきたいのか考えた上で、以下のように活用することをおすすめします。

夫(妻)と離婚したいとき

もし、あなたが離婚したいと思っている場合は、集めた証拠を元に夫(妻)へ離婚と慰謝料請求をしましょう。慰謝料請求に関しては、夫(妻)だけでなく浮気相手にも行うべきです。あなたが受けた精神的苦痛は決してお金で買えるものではありませんが、夫(妻)と浮気相手に制裁を与えることになります。

 

このとき、以下のことに注意してください。下手にこちらのことを夫(妻)に伝えてしまうと、相手も何かしらの対応をとってくる可能性があります。必ず、証拠集めなどの準備が整ってから、相手と交渉を始めましょう。

 

  • 離婚・慰謝料請求したいことを言わない
  • 浮気の事実をしっていること、その証拠を集めていることを言わない

夫(妻)と離婚したくないとき

浮気の証拠は、離婚や慰謝料請求だけに使えるのではありません。実は、離婚拒否をしたいときにも使えるのです。基本的に有責配偶者(浮気している側)からの離婚請求は認められていません。そのため、相手の浮気を証明することは、離婚回避にも繋がります。

 

また、集めた証拠を活用して、浮気相手だけに慰謝料請求することも可能です。浮気相手に既婚者と不貞行為に及んだことを反省してもらい、あなたの夫(妻)との関係を切ってもらうためにも有効な手段かもしれません。

慰謝料請求をしたいとき

離婚の有無にかかわらず、浮気による慰謝料請求をする際に、集めた証拠はあなたの役に立ちます。請求方法などを詳しく知りたい方は、下記の関連記事を熟読してみてください。

 

【慰謝料請求に関するお役立ち記事】

離婚の慰謝料|基本的な相場と慰謝料を増額させる完全ガイド

不倫の慰謝料相場とできるだけ高額な慰謝料を獲得する全手法

ダブル不倫(W不倫)の慰謝料相場と慰謝料請求を確実に成功させる全知識

離婚後に慰謝料請求に関する疑問と知っておくべき全情報

有能な探偵・興信所の見分け方

ここまで見てきたように、自分の力だけで証拠を集めるには限界があります。そこで頼りになるのが証拠集めのプロである探偵や興信所の存在です。しかし、これらの業者と普段接する機会がめったにない人が多く、しっかりと信用できる相手を選ぶ必要があります。

その際には以下のような項目を頼りに、あなたにとって有効な相手を選びましょう。

探偵業法届出を行っているか

探偵業者は探偵業法に基づき公安委員会に届出を行わなければならないとされています。当該届出を行っていない業者は違法な探偵業者であり、調査も違法な態様で行われる可能性があります。また、このような違法な探偵業者との間で契約上のトラブルとなる可能性もあります。依頼する際には探偵業届出番号を必ず確認するようにしてください。

適正価格でサービスをしているのか

浮気調査の総額費用は10万円〜100万円と調査内容によって非常に幅広いです。しかし、やすさだけを売りにしている、誇大広告もあるため安ければいいというものでもありません。

重要なのは浮気や不貞の重要な証拠を得ることです。異常な料金の安さは調査能力への不安や、オプションなどにより総額は高くなってしまうことの裏返しであることも考えられ注意が必要です。

参考:浮気調査の料金相場と費用を安く抑える5つの方法

事務所の所在地へのアクセスがいいか

実際に探偵に調査を依頼する場合、こまめな打ち合わせややり取りが必要なため、自宅から近い場所にある探偵事務所のほうが都合はいいです。しかし、近所の人に探偵事務所に出入りする姿を見られると、あらぬ噂をたてられる恐れもあるため所在地は重要な要素のひとつになります。

探偵との相性

探偵を選ぶ時の決め手は、まず何より調査力です。この部分が不確かな探偵には依頼すべきではありません。

そしてもう1点大事なことは、探偵との相性です。あなたのプライベートな内容を相談し、場合によっては長期間に渡って頻繁なやり取りを行う可能性もあります。そのため、人柄が良く信頼できてあなたの思っていることを話しやすい相手を選ぶといいでしょう。


このようなチェック項目にそって見てみてもどの探偵が一番良いのか、自分に合っているのかを見分けるのは簡単ではありませんので、迷ってしまった場合は「浮気調査を得意とする優良探偵の無料紹介」を利用してみてはいかがでしょう。

浮気で獲得できる慰謝料の相場

慰謝料は、相手から受けた精神的な苦痛に対して支払われるお金です。配偶者や浮気相手への慰謝料請求は、不貞行為があった場合の損害賠償請求として認められています。

しかし、慰謝料の金額はきっちりとした基準がなく状況によっても異なります。ちなみに浮気と不貞行為によって離婚した場合の慰謝料の金額は、200~300万円がだいたいの相場です。


参考:離婚の慰謝料|獲得と増額のための完全マニュアル

  :離婚の慰謝料|基本的な相場と慰謝料を増額させる完全ガイド
 

浮気の慰謝料請求には時効がある

法律で浮気の時効は3年と定められています。すなわち、あなたが配偶者が浮気行為をしていることを知ってから3年で当該行為についての慰謝料請求はできなくなります(浮気が継続している場合は、最後の行為を知ってから3年間です。)。そのため、この期間をはずれている浮気は離婚調停や裁判において有効な証拠とはならないので注意が必要です。

 

ちなみに、浮気行為時から20年が経過した場合も慰謝料請求の時効となります。夫(妻)または浮気相手に慰謝料請求をしたいときは、できるだけ早く行動に移しましょう。弁護士や離婚相談所に相談して、背中を押してもらうのもおすすめです。詳しくは、「離婚慰謝料の時効は3年|時効を中断し慰謝料を請求する方法」をご覧ください。

まとめ


配偶者の浮気に気づき離婚を考えた場合は、配偶者が浮気相手と不貞行為を行っている証拠が必ず必要です。離婚すべきか悩んでいる方もまずは証拠を集めて足場を固めることから始めてみてはいかがでしょうか。

 

自分で証拠を集めるのが難しいと感じた場合は、興信所や調査会社に依頼するのもおすすめです。または、弁護士の無料相談などを活用して、今あなたが何をすべきなのか相談してみるのもよいでしょう。

 

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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