離婚をするときに子供の親権や慰謝料、財産分与などで相手と揉めて、弁護士が必要となったときにかかる費用相場は、内容にもよりますが50~100万円ほどになります。
弁護士費用が払えなくて泣き寝入りすることも…。
- 相手に親権を渡したくない
- 養育費を払ってもらえなくなった
- 不倫相手に慰謝料を請求したい
弁護士保険は、法律トラブルで弁護士に依頼したときの費用が補償されます。
離婚トラブルだけでなく、子供のいじめ、労働問題等でも利用することができます。
弁護士保険で法律トラブルに備える
不倫をしている方や既婚者と愛人関係にある方のなかには、「不倫と愛人はどう違う?」「相手の配偶者や自分のパートナーにバレたらどうなるの?」という疑問や不安を抱えている方もいるでしょう。
不倫や愛人関係が発覚した場合は慰謝料を請求される可能性がありますが、まずは落ち着いて対応することが大切です。
本記事では、不倫と愛人の違いや慰謝料を請求された場合の対処法を解説します。
愛人契約における注意点も紹介するので、現在不倫・愛人関係にある相手がいる方は参考にしてください。
不倫や愛人という言葉をよく聞きますが、どのような違いがあるのでしょうか。
まずはそれぞれの言葉の意味を確認しましょう。
不倫とは、既婚者がパートナー以外の人と肉体関係をもつことですが、相手に対する金銭的な援助はしません。
お互いに恋心をもって親密な関係を築くことが多いものの、相手の生活費を払ってあげたり、欲しいものをプレゼントしたりすることは少ないのが特徴です。
不倫相手との結婚を意識する人も多く、現在のパートナーとの離婚につながってしまうケースも珍しくありません。
愛人も、不倫と同様に既婚者がパートナー以外の異性と肉体関係をもつことを意味します。
しかし、不倫とは異なり、愛人関係においては相手に対して経済的援助をおこなうケースが多いです。
相手に継続的にお金を渡したり、ブランド品や高級レストランの料理をプレゼントしたりと、相手のためにお金を使っている場合は愛人関係にあるといえるでしょう。
相手との結婚を意識することはなく、ドライな関係である点も愛人と不倫では異なります。
パートナー以外の人と肉体関係をもつことは、民法上の不貞行為にあたります。
民法七七〇条一項一号の不貞な行為とは、配偶者のある者が、自由な意思にもとづいて、配偶者以外の者と性的関係を結ぶことをいい、相手方の自由な意思にもとづくものであるか否かは問わない。
不貞行為に該当する場合、慰謝料を支払う義務が発生します。
特に、相手の配偶者や自分の配偶者が、不倫・愛人関係を証明する決定的な証拠を持っている場合は、慰謝料を支払うことになるでしょう。
婚姻期間が長い場合や、不倫や愛人関係がきっかけで別居や離婚に発展した場合などは、慰謝料が高額になることがあります。
不倫や愛人関係がバレて慰謝料を請求されてしまった場合、どうすればいいのでしょうか。
ここでは、慰謝料を請求されたときにやるべきことを紹介します。
まずは、請求してきた相手が不倫・愛人関係の事実をどのくらい把握しているかを確認しましょう。
相手が確固たる証拠を持っている場合や、事実に間違いがない場合は慰謝料を支払う方向で話を進めますが、事実と相違がある場合は慰謝料を支払わない判断をすることもできます。
今後の方向性を決めるうえで重要なことなので、必ず請求内容が事実かどうか、内容をチェックしましょう。
また、慰謝料金額が高すぎる場合は減額交渉をすることも可能です。
請求の事実とあわせて、慰謝料金額が妥当かどうかも確認するようにしてください。
不倫や愛人関係が不法行為にあたるかどうかも確認しましょう。
以下の3つに該当する場合、不法行為とはいえないため慰謝料を支払う義務はありません。
肉体関係がなく、ただ手を繋いだだけや食事に行っただけという場合、慰謝料の支払い義務はありません。
また、以前から別居していた場合や離婚の話が出ていた場合も慰謝料を支払う必要はないといえます。
慰謝料を支払う義務があるかを判断するためにも、これまでの関係・行為をよく振り返っておきましょう。
慰謝料を請求されてどうすればよいかわからない場合は、不倫トラブルを得意とする弁護士に相談しましょう。
「請求された慰謝料が妥当なのかわからない」「自分の行為が不法行為に該当するのかわからない」という場合、弁護士に相談すれば適切なアドバイスを受けられます。
慰謝料を支払う義務があると判断されたとしても、慰謝料減額に向けてさまざまな働きかけをしてくれるでしょう。
また、相手との交渉や裁判手続きを全て任せられるので、労力や精神的なストレスを大きく軽減することも可能です。
自分で対応できるか不安なら、まずは弁護士に相談するのが得策でしょう。
愛人契約を結んだ場合、慰謝料を請求されること以外にも注意しなければならないことがあります。
ここでは2つの注意点と、それぞれの対処法を紹介します。
「愛人契約違反で訴える」と愛人から言われた場合は、契約が無効であることを主張するとよいでしょう。
一般的な愛人契約は、婚姻関係にない人との愛人関係・肉体関係を維持する目的で金銭を支払う契約です。
肉体関係の対価として金銭を支払う行為は公序良俗違反にあたるので、愛人契約は法律上無効と判断されます。
(公序良俗)
第九十条 公の秩序又は善良の風俗に反する法律行為は、無効とする。
引用元:民法 | e-Gov法令検索
愛人から「契約通りお金を払ってよ」「お金を払わないなら契約違反で訴える」と言われた場合、契約が無効であることを理由に支払いを拒否することが可能です。
ただし、愛人の生活を維持する目的で金銭の支払いを約束した場合は、契約が有効となることがあるので注意しましょう。
金銭の支払いが肉体関係のためなのか、愛人の生活のためなのかによって、法律上の効力が異なる点は留意する必要があります。
愛人から「今まで払ったお金を返してほしい」と言われた場合は、不法原因給付を理由に拒否することができます。
不法原因給付とは、不法な原因に基づいてなされた給付のことで、すでに支払った場合はあとで取り戻すことができません。
(不法原因給付)
第七百八条 不法な原因のために給付をした者は、その給付したものの返還を請求することができない。ただし、不法な原因が受益者についてのみ存したときは、この限りでない。
引用元:民法 | e-Gov法令検索
愛人契約は法律上無効な契約なので、愛人契約を理由に金銭を支払うことは不法原因給付に該当します。
愛人から一度受け取ったお金を返す義務はないので、相手から金銭の返還を求められても拒否しましょう。
ただし、生活費のために金銭を支払っていた場合は契約が有効になる場合もあります。
判断に迷う場合は、弁護士に相談するとよいでしょう。
不倫も愛人関係も民法上の不貞行為に該当し、慰謝料を請求される可能性があります。
慰謝料を請求されたら、まずは請求の内容・金額を確認するとともに、これまでの行為を冷静に振り返ってみましょう。
中には慰謝料金額が高すぎるケースや、そもそも慰謝料を支払わなくてもよいケースなどもあるので、今後の方向性を決めるためにも落ち着いて確認をしてください。
慰謝料を請求されてどうすればよいかわからないときは、不倫問題が得意な弁護士に相談しましょう。
弁護士に相談すると、相手との交渉や裁判手続きを全て任せられたり、慰謝料を減額できる可能性が高まったりとさまざまなメリットがあります。
少しでも不安があるなら、一人で抱え込まずにまずは相談してみてください。
★離婚弁護士ランキング全国1位獲得★【日本で唯一「離婚」の名を冠した事務所】経営者/開業医/芸能人/スポーツ選手の配偶者等、富裕層の離婚に強み!慰謝料相場を大きく上回る数千万〜億超えの解決金回収実績!
事務所詳細を見る【メール相談は24時間365日受付中】離婚問題でお悩みの方へ。離婚専門チームがあるベリーベストがあなたのお悩み解決のお手伝いをします。信頼性とプライバシーを守りながら、解決の一歩を踏み出しましょう。【初回相談60分0円】
事務所詳細を見る【LINE無料相談がお勧め】◆早く離婚したい◆慰謝料を減額したい◆不倫の責任をとらせたい◆家族や会社に知られたくない◆早く解決して日常に戻りたい
事務所詳細を見る婚約中に浮気をされた場合、慰謝料請求の対象になるのかと疑問を抱く方は多いかもしれません。本記事では、慰謝料を請求する方法や相場、さらには慰謝料請求は弁護士へ依頼...
本記事では、不倫と愛人の違いや、慰謝料を請求された場合の対応を解説します。不倫と愛人は、金銭的な援助があるかどうかに違いがあります。いずれの場合も、配偶者にバレ...
離婚する際には、お金に関する様々な取り決めが必要になります。そのため、何かトラブルが生じるのではないかと不安に感じている方も多いのではないでしょうか。本記事では...
浮気が原因で婚約破棄をした場合、元婚約者や浮気相手に対して、慰謝料をはじめとした損害賠償請求ができます。本記事では、婚約破棄後に請求できるお金の種類や慰謝料の相...
夫や妻の浮気などが原因で離婚する場合、相手に慰謝料請求できます。ただし慰謝料請求をおこなう場合、慰謝料請求の基本知識について把握しておく必要があります。本記事で...
本記事では、離婚しない場合における不倫慰謝料請求の可否や、慰謝料の相場、請求の手順、注意点などを解説します。 子どもがいるから離婚は避けたい、経済的な理由から...
50代での熟年離婚。慰謝料がどのくらい貰えるのか気になりますよね。長年の不満が解消されるくらいの金額が欲しいと考えている方も意のではないでしょうか。この記事では...
浮気の慰謝料とは、浮気をされた夫・妻の精神的な苦痛に対して支払うお金のことです。この記事では、浮気の慰謝料が高額・低額になりやすいケースや実際の判例を紹介します...
大学費用は国立大学で年53万円、私立大学で年95万円もかかります。本記事では高額な大学費用の支払いを拒否したい方のために、大学費用が養育費に含まれるかどうか、大...
不貞行為の裁判で負けてしまった場合、支払う慰謝料が多額になったり、訴訟費用の負担が発生したりする可能性があります。 本記事では、裁判で負けるとどうなってしまう...
ダブル不倫とは、一般的に既婚者同士が不倫することを指します。お互いに既婚者同士である為、割り切って不倫できるようですが、一体そういった心理で大きなリスクを犯して...
離婚慰謝料の相場は50万円~300万円といわれていますが、離婚原因の内容、婚姻期間、子どもの有無、年収などによって変わります。そこで本記事では離婚の慰謝料の基礎...
ダブル不倫(W不倫)の慰謝料相場と、不倫をされた方が不倫相手に慰謝料を請求する手順を紹介しています。ダブル不倫は被害者側と加害者側が複数いて、誰に請求するかが非...
悪意の遺棄とは、生活費を渡さない、理由のない別居、健康なのに働かないといった行為のこと。この記事では、悪意の遺棄とは何なのか、悪意の遺棄となる11の行動、悪意の...
婚約破棄による慰謝料の相場は50万円から200万円とされており、婚約の状況によってはさまざまな慰謝料を請求できる可能性が高いと言えます。この記事では、婚約破棄に...
セックスレスが原因で慰謝料を請求する際、相場はいくらになるのか、そもそも慰謝料は請求出来るのか、気になる方も多いと思います。慰謝料はセックスレスの期間が長いこと...
離婚の慰謝料は、一定の条件を満たしている場合、離婚後に請求することが可能です。また、請求できないケース、慰謝料の相場や慰謝料請求の方法について解説します。元パー...
彼氏が既婚者だと発覚した場合、状況によっては彼氏を訴え慰謝料請求できる可能性があります。また、彼氏が既婚者だと知らなかった場合、不倫の慰謝料を請求されても回避で...
不倫における内容証明の書き方や出し方に加えて、内容証明を送るメリット、注意点、対処法についてご紹介します。不倫相手や配偶者に内容証明を送ろうか悩んでいらっしゃる...
不倫の時効は何年なのでしょうか。一般的に不倫の時効は3年と言われていますが、ケースによっては慰謝料を請求できる場合もあります。そこでこの記事では、不倫の時効はい...
たとえ自分に非があっても、離婚時に相場以上の慰謝を料請求されたら、減額を希望しますよね。この記事では、慰謝料を減額するポイントを事例つきでご紹介します。請求を無...
高すぎる慰謝料を請求されたからと言ってすぐに払ってはいけません。この記事では、高すぎる慰謝料を払わなくてもよいケースや、減額する方法などについて解説します。
仮面夫婦の状態で配偶者の浮気が発覚した場合、いくつかの対処法があります。また、浮気に対して慰謝料請求ができるかについても把握しておく必要があるでしょう。本記事で...
婚約破棄による慰謝料の相場は50万円から200万円とされており、婚約の状況によってはさまざまな慰謝料を請求できる可能性が高いと言えます。この記事では、婚約破棄に...
不倫やDVなど、離婚で慰謝料が発生する事由はさまざまですが、慰謝料を払わずに済ませる方法があります。ただし何もしないで放っておくと差押えなどのリスクがあるので、...
浮気相手への慰謝料相場は、一般的に50~300万円といわれています。しかし、状況によってはさらに高額な慰謝料を獲得できるかもしれません。この記事では、慰謝料請求...
子なし離婚では慰謝料の請求はできるのか、慰謝料の相場はいくらなのか、気になりますよね。この記事では、子なし離婚で慰謝料請求できるケース、高額となるケース、慰謝料...
貞操権(ていそうけん)とは自分の性に関する権利です。相手に騙されて性交渉を行ってしまった場合、貞操権を侵害されたとして、慰謝料を請求することができます。この記事...
風俗に行った夫が許せない、離婚時に慰謝料は請求できるのだろうかとお悩みではありませんか?実は、風俗通いに対して慰謝料を請求できるケースがあります。この記事では、...
大学費用は国立大学で年53万円、私立大学で年95万円もかかります。本記事では高額な大学費用の支払いを拒否したい方のために、大学費用が養育費に含まれるかどうか、大...
離婚時の慰謝料は、さまざまな事情によって金額が左右されます。高額を望むのであれば、弁護士から請求してもらいましょう。弁護士に依頼するメリット、慰謝料の相場、弁護...
浮気・不倫で慰謝料を請求された方に向けて、法律上、慰謝料を支払う必要がないケース、適切な慰謝料の金額、正しい交渉方法などを解説します。慰謝料請求されたときには、...