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浮気・不倫慰謝料の請求に有力な証拠|証拠がなくても請求するには?
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2018.10.17

浮気・不倫慰謝料の請求に有力な証拠|証拠がなくても請求するには?

虎ノ門法律経済事務所 池袋支店
齋藤健博 弁護士
監修記事
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不倫の慰謝料を裁判で請求する際に必要な証拠は、どのような内容のものでもよいというわけではありません。内容によっては、不倫が事実であったことを証明するのには弱く、裁判で慰謝料を請求しても認められない可能性があります。
 

交渉ではまとまることがなく、裁判で慰謝料請求するためには、確実に不倫していたことを証明できる証拠が必要です。例えば、顔がはっきり写っていない写真は、特徴が一致していたとしても、夫(妻)とは証明できません。
 

せっかく証拠を確保しても「慰謝料請求を認められない」と判断されてしまったら悔しいですよね。

 

この記事では、決定的な不倫・浮気の証拠や、それをご自身で探す方法をご紹介します。また、浮気をしている人に見られる傾向をまとめましたので、まずは浮気チェックをしてみましょう。

 

浮気チェックリスト

□スマホを手放さなくなった

□スマホを見られるのを嫌がるようになった

□残業・出張・休日出勤が急に増えた

□急に外泊が増え・帰宅が深夜になるようになった

□以前にも増して身だしなみを気にするようになった

□急な出費・クレジットの使用金額が増えている など

 

相場以上の慰謝料をもらえるのはどんな人?

浮気や不倫をされて、相場以上もらえるのはこんな人です

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不倫・浮気の事実を突き止めるのに有力な3つの証拠

有力な証拠として、以下のようなものが挙げられます。ただし、これらがなければ請求ができないわけではないので、注意してください。

 

  1. 夫(妻)と不倫相手がラブホテルへ出入りしている、性行為中の写真や動画
  2. 浮気を認める音声などの記録
  3. 興信所や調査会社による夫(妻)の浮気に関する報告書
  4. 夫(妻)のクレジットカード使用履歴(ラブホテルでの使用履歴)
  5. 夫(妻)と不倫相手との不貞行為を伺わせるような両名間のLINE(SNS等)やメールのやり取り
  6. 夫(妻)のGPS移動記録(ラブホテルに滞在している記録)

 

不倫を証明する証拠として、『不貞行為の有無』が重要です。①があれば当然、立証できるのでしょうが、それはほとんどないといえます。ある意味で当然です。

なお、『不貞行為』とは、自由意志のもとで配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを指す、と定義されますが、これがないからといって不貞行為にはならない、というわけでもありません。

そのため、肉体関係があると思われるラブホテルへの出入りや滞在は、有力な証拠になるのです。なお、写真などの証拠は、前提として顔がはっきり写っており、本人と断定できる必要があります。

 

写真・動画などの映像

不貞行為の証拠として最も優れているのは「写真動画」です。肉体関係があるのが当然とされるラブホテルなどに出入りしているものであれば、証拠としては十分でしょう。ただし、愛人と旅行している、愛人の部屋へ出入りしているだけの情報では、肉体関係の立証には不十分とされるケースもあります。

 

ちなみに、写真の内容が重要だというのではなくて、写真の日付や他の証拠との兼ね合いなど、写真それ自体が重要なのではなくて、写真や動画はいろいろな意味で証拠として重要です。

 

不倫・浮気相手との関係を認める音声データなど

配偶者が不貞の事実を認めるような発言をした場合、それを録音することで有力な証拠となります。しかし、相手を挑発したり、感情的なやり取りをしたり、強引な誘導をすることで言質を取り、自分に有利な部分のみを抜き出して証拠提出しても、証明力は低いと考えられます。

 

とりわけ、ここで認めている不貞行為というのがどんな事実関係によるものなのか、明らかになりません。不貞行為は、その態様、どんな事実関係が生じていたのかによって慰謝料の金額がまったく異なってくるのです。

 

そのため、録音するのであれば、冷静な話し合いを心がけ、やり取り全体を録音するようにしましょう。

 

不倫・浮気相手とのLINEやメールのやりとり

携帯電話のLINEやメールの内容を見ただけでは証拠とはなりません。メールの内容は撮影する、自分に転送する、プリントアウトするなどして記録化しておく必要があります。なお、メールの内容は、その内容が事実であるかが担保されていないため、不貞行為の直接的証拠にはなりません。ただし、間接証拠としてきわめて有益なものです。

 

不貞行為の存在をうかがわせるメール(性的関係があったことが示唆されている内容など)が複数やり取りされ、実際該当日に不自然な行動をしていることも併せて立証できれば、不貞行為の強力な間接証拠になるでしょう。他の証拠とあいまって、不貞行為の立証に成功するケースは後を絶ちません。しっかり残しておいてください。

 

夫婦間でも勝手に携帯を見るのはプライバシーの侵害?

スマホ社会の現代、スマホはプライバシーが服を着て歩いているようなものですが、配偶者の携帯電話を盗み見る行為に関して、現在の刑法で規定する項目はありません。しかし、配偶者が寝ている間にLINEなどを覗き見する行為は『プライバシーの侵害』に該当する可能性が高いでしょう。

 

寝ている間にLINEなどを見たとしても、その証拠がただちに価値を失うものとはいえません。万が一、あまりにもひどい形で証拠を取得してしまった場合、一応の基準は、①反社会的手段に出た、②人格権侵害が著しい、この2つが一応の裁判実務での基準です。

 

勝手に見られたら不快なことは間違いないでしょう。そのため、プライバシー侵害を理由に損害賠償(慰謝料)を請求することは一応可能です。

 

ただし、個人的に見ただけであれば慰謝料は低額にとどまると思われ、勝手に見られたということはなかなか立証が難しいこともありえます。

 

このように、勝手に見ても法的責任を追及しにくいものではありますが、モラルに反する行動ですし、勝手に見ていることが知られれば信頼関係も崩れ、いいことはありませんから、そのようなことはするべきではないといえます。

引用元:寝てる間にこっそりLINEをのぞき見するのは犯罪?

 

ただし、民事事件であれば、相手の同意の有無に関係なく、相手のプライバシーを侵害するものであっても、証拠能力は否定されないとされています。上記2つに該当することはあまりないからです。要は、少し慰謝料の金額が減ってしまうリスクはあります、という指摘です。

 

不倫・浮気の証拠として不十分なものは?

『不貞行為の有無』が重視されるので、肉体関係があることを証明できないと、慰謝料請求を認められない可能性が高いでしょう。以下のようなものだけだと、証拠としては弱いと言わざるを得ません。

 

  1. デートの写真や動画
  2. 手を繋いでいる写真や動画
  3. キスやハグをしている写真や動画
  4. 自宅へ出入り・滞在している記録
  5. ビジネスホテルへの滞在記録
  6. 不倫のことについて書かれた日記

 

キスやハグは不倫を証明できる証拠に思えますが、不貞行為があったという証明にはなりません。決定的な証拠としては不十分となる可能性が高いでしょう。繰り返しになりますが、ラインなどの証拠とあわせて効果的に主張することによって、いくらでもこれらは証拠としての価値が生じてきます。

 

ただし、証拠が多いに越したことはありません。慰謝料請求が確定するまでは、持っておくことをおすすめします。

 

不倫の証拠を確保する2つの具体的な方法と注意点

証拠を確保する方法は基本的に2つ。ご自身で探すか探偵に依頼するかです。慰謝料請求する際は弁護士に相談することをおすすめしますが、証拠探しを依頼することはできません(確保した方がよい証拠についてのアドバイスを求めることは可能です)。

 

ここでは、証拠を探す具体定な方法や、注意点をご紹介します。

 

自分で探す場合

ご自身で探す場合、決定的な写真や動画(ラブホテルに滞在する写真や動画)を確保することは、時間や費用がかかってしまい、現実的ではありません。そのため、ご自身で探す場合は、以下のようなものがないか探しましょう。

 

  • クレジットカード使用履歴(ラブホテルでの使用履歴)
  • 不倫相手との不貞行為をうかわせるような両名間のメールのやり取り
  • GPS移動記録(ラブホテルに滞在している記録)

 

メールのやり取りを探るのであれば、LINESNSはもちろん、フリーメール(GmailYahoo!メールなど)も確認することをおすすめします。実際にフリーメールで不倫相手とやり取りをしている人も少なくないようです。
 

 

クレジットカードの明細や財布の中身のレシートを確認する

ラブホテルでの使用履歴が発覚した場合、浮気を証明できます。クレジットカードを何に使用しているのか、明細をしっかり確認しましょう。

 

また、食事やホテルなどのレシートが入っている可能性もありますので、財布の中身も確認しておくことをおすすめします。

 

ケータイの中身を確認する

LINE・SNS・メール・画像や動画のフォルダはしっかり確認しましょう。重要な浮気の証拠があるかもしれません。

 

また、メールのなかでもフリーメール(Gmail・Yahoo!メールなど)は要注意です。アドレスを複数持てることや、出会い系に登録しやすいことなどから、浮気用に使っている人もいるそうです。

 

ただし、メールなどの内容や写真を相手の承諾なしに勝手にご自身のスマホに送信する行為は、夫婦間であってもプライバシー権の侵害になるでしょう。また、無理矢理ロックを解除することは不正アクセス禁止法の処罰対象となる可能性があります。

 

GPSを利用する

GPSを利用して夫(妻)がどこにいるのか確認する方法があります。お互いの位置を確認できるアプリなども開発されているのでおすすめです。

 

また、ドライブレコーダーを車に設置しておくことで、浮気の証拠を確保できる可能性があります。
 

 

ご自身で証拠を探す場合の注意点

無断で相手の荷物などにGPSをつける行為は、浮気調査のためでも、プライバシーの権の侵害にあたります。このような行為は、不法行為に該当し、相手から慰謝料請求される原因になりえるのです。

 

相手の浮気が事実であった場合、慰謝料を請求されることはないでしょう。ただし、こちらに落ち度があるとして、慰謝料を減額される可能性があるかもしれません。

 

探偵に依頼する場合

探偵に依頼をする一番のメリットは、個人では特定できなかった不倫相手の住所などを割り出せることでしょう。また、探偵の資格を持っていれば、盗聴器の設置なども合法的に行うことができます。音声や映像を取りたい場合は、調査のプロである探偵に安心して任せることができます。

 

不倫の証拠集めを弁護士に依頼する場合|証拠がない場合でも請求が可能?

一般的に証拠と、裁判等で裁判官を説得するため材料になるものですが、弁護士ははじめから裁判で争うことを前提にはしておりません

 

裁判は時間もお金もかかりますから、まずは相手方と話し合うことからスタートするのが一般的です。つまり、明確な証拠がなかったとしても、不倫相手が不貞行為の事実を認めれば、慰謝料が獲得できる可能性は十分にあるでしょう。交渉代理といって、弁護士が不倫相手との交渉を引き受けます。

 

弁護士から請求することで支払いに応じるケースも多い

弁護士から内容証明等で請求することは、「あなたの法的責任を問います」と送ることと同義です。これだけでも、慰謝料の支払に応じるケースがあります。

 

ただし、素直に認めないことも考えられます。その場合、メールや電話の通話履歴など、疑わしい証拠を組み合わせることで、不倫の決定的な証拠がない場合でも、請求を可能にすることも不可能ではありません。

 

つまり、先ほど『証拠として不十分なもの』として紹介した『デートの写真や動画』『手を繋いでいる写真や動画』『キスやハグをしている写真や動画』だけでも、有効になりえる可能も高いでしょう。

 

探偵にどんな指示をすればいいのかの指示を出してくれる

証拠だけを取りたいのであれば、直接『探偵』に見積り依頼をすると、どんな証拠が必要なのかわからず、金額がかさんでしまうことがよくあります。
 

証拠があるだけでは意味がないので、その後の交渉なども見据えていかなければ意味がありません。早めに弁護士に相談すれば、結果的には費用も安く抑えられることもありますので、一度弁護士の『無料相談』を活用し、その弁護士がどこまでやってくれるのか、方針を定めるために、聞いてみることをおすすめします。

 

不倫の証拠と慰謝料金額の関係とは?

不倫の慰謝料の相場は100~300万円といわれています。少しでも高額を狙いたいものです。

 

ここでは、証拠と慰謝料の金額の関係や、金額を左右する要因についてご紹介します。

 

証拠があるほど慰謝料は高額?

証拠はあくで事実を認定する手段であり、慰謝料額を決定するものではありません。したがって、有力な証拠があるからといって慰謝料額が増額するとはいえないのです。

 

もっとも、証拠により不貞行為の悪質性を基礎づける事実がより多く認定されれば、慰謝料増額につながるでしょう。証拠はできるだけ多い方が、高額になる可能性が高いのです。

 

慰謝料金額を左右する要因

裁判で慰謝料金額を決める際、以下のような要因を考慮して算定されます。

 

  1. 婚姻期間の長さ
  2. 離婚前の夫婦関係や、生活状況
  3. 不倫期間の長さ
  4. 不倫への積極性
  5. 夫婦間の子供、妊娠の有無
  6. 支払い能力
  7. 不倫による精神的な被害の有無
  8. 離婚原因が不倫にあるか
  9. 慰謝料請求者の落ち度の有無

 

上記の要因により、悪質性や精神的苦痛が大きかったことが認められた場合、慰謝料は高額になります。悪質性とは、証拠があるのに言い訳をして認めなかったり、「もうしない」と約束しておきながらも、再度不倫をしたりしていることなどが該当します。

 

また、不倫以外の不法行為(DVや同居の拒否など)があった場合、慰謝料請求が高額になる可能性が高いでしょう。

 

【関連記事】

不貞行為による慰謝料相場と高額請求するコツとは?

 

不倫慰謝料の時効は3年!

浮気の時効は3年と定められています。夫(妻)の浮気を知ってから3年で、慰謝料の請求ができなくなります(浮気が継続している場合は、最後の行為を知ってから3年間です)。実は、これは例外もあり得、例えば債務者が支払い承認している場合には、そこから時効の期間を起算することができます。そうすると、厳密な意味で最後の行為から3年という意味ではありません。

 

時効はシビアな問題ですから、夫(妻)または浮気相手への慰謝料請求を考えている方は、できるだけ早く行動に移しましょう。時効になったかわからない人は、証拠を持参の上、弁護士に相談しましょう。

 

【関連記事】

離婚慰謝料の時効は3年|時効を中断し慰謝料を請求する方法

 

まとめ

協議離婚や離婚調停の場合、相手が慰謝料請求に応じれば、有力な証拠がなくても支払ってもらうことができます。ただし、証拠がない場合、相手がしらをきる可能性は高いでしょう。話し合う際にも、相手が不倫の事実を認めざるをえない証拠を用意しておくことをおすすめします。

 

証拠がそろったら、慰謝料請求する前に弁護士へ相談することをおすすめします。相談することで、請求の進め方や、もめた場合の対処法などを知ることができるので、有利に話を進めやすいでしょう。

この記事の監修者
虎ノ門法律経済事務所 池袋支店
齋藤健博 弁護士 (東京弁護士会)
男女問わず不倫問題全般を得意とし、円満解決の実績もあり。不倫が原因の男女トラブル、離婚慰謝料の請求や親権獲得など、幅広い相談に対応している。

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お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

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編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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