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不倫相手と穏便に別れたいときの方法と別れてくれないときの対処法

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不倫関係では、別れ方や話の切り出し方を誤ると深刻なトラブルに発展するリスクがあります。相手が逆上して暴露行為に及んだり、ストーカー化したりするケースも珍しくありません。

そのため、不倫相手と別れたいときは、相手をひどく傷つけたり、遺恨を残したりしないようにしましょう。

この記事では、不倫相手と穏便に別れるための具体的な方法を解説します。

別れ話で避けるべき言動や、相手が別れてくれないときの対処法、トラブル対応策まで網羅的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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目次

不倫相手と別れたいときに穏便に別れる5つの方法

不倫相手と穏便に別れたいときは、感情的にならず計画的に進めることが大切です。相手の性格や状況を見極め、適切な方法を選択しましょう。

別れを成功させる基本は、相手を責めず自分の事情として伝える姿勢です。直接話し合う方法から段階的に距離を置く方法まで、5つのアプローチを紹介します。

不倫をやめたいことを正直に伝え連絡を絶つ

不倫をやめたい意思を正直に伝え、連絡を断つ方法です。

別れの意思は曖昧にせず、明確な言葉で伝えましょう。相手が泣いたり怒ったりしても、「決意は変わらない」という毅然とした態度を貫きます。話し合いの後、お互いに納得のうえ、連絡先を削除できるのが理想です。

別れの理由は、あくまで自分の問題として伝えましょう。たとえば「家族を裏切っている罪悪感に耐えられない」などの表現が効果的です。

別れ話の場所選びにも配慮が必要です。車内や自宅など閉鎖的な空間は避けてください。感情的になった相手から逃げられなくなる、トラブルが予想される場合には、人目がある場所を選ぶとよいでしょう。

連絡の頻度を減らして自然消滅を狙う

連絡や会う頻度を段階的に減らし、関係の終わりを相手に察してもらう方法です。

直接別れを切り出すのが困難な場合、時間をかけて関係を冷え込ませる選択肢も検討できます。まず自分からの連絡を一切やめましょう。相手からの連絡にもすぐには返さず、数時間後や翌日に短文で返信します。

絵文字やスタンプの使用をやめ、事務的な文面に切り替えるなど、メッセージの内容を変化させるのも有効です。感情的な温度差を作り出し、相手に気持ちが離れたと感じさせる効果があります。

相手から冷たいと指摘された際は、仕事の多忙さなど自分の事情を理由に説明します。相手を責める言動は関係をこじらせるため、避けましょう。

物理的に距離を作り会えないようにする

物理的に距離を置くことで、関係を終了させる方法です。生活圏が近い相手に対しては、効果的な手段となるでしょう。

引っ越しや転職により相手の生活圏から離れると、関係を断ち切りやすくなります。ただし、費用面や転職先の確保など、すぐに実行できない事情もあるでしょう。

引っ越しや転職が難しい場合は、相手の行動範囲を把握し、よく利用する駅やお店にはなるべく近づかないようにしてください。偶然の再会がきっかけで関係が復活するリスクを防げます。

新しい勤務先や引っ越し先の住所は絶対に教えてはいけません。SNSの投稿の際も、位置情報や写真の背景から居場所を推測されるような情報発信は控えましょう。

デートの回数を減らし肉体関係を断る

肉体的な接触を絶ち、関係終了を明確に意思表示する方法です。

不倫関係において肉体関係を繰り返し拒否することは、相手に愛されていないと察させるうえで効果的です。

デートの誘いは、相手が踏み込みにくい理由で断りましょう。「家族との予定がある」「体調が悪い」などが使いやすいでしょう。「いつなら会える?」と聞かれても、具体的な日程は提示せず曖昧にかわしてください。

どうしても会う必要があるときも、短時間で切り上げましょう。ホテルなど二人きりの空間につながる状況は避けてください。

肉体関係を求められた場合は、明確に拒否してください。たとえ気まずい雰囲気になっても、毅然とした態度を貫くのが大切です。

これを繰り返すと、相手も関係の終わりを悟り始めるでしょう。

不倫相手に嫌われるように振る舞う

相手を幻滅させ、相手から別れを切り出させるよう仕向ける方法です。

たとえば以下のような行動が考えられます。

  • デート中にスマホばかり見る
  • 店員に横柄な態度をとる
  • 人の悪口や愚痴ばかり言う

人としての品位を疑わせる行動により、相手の愛情が冷める可能性があります。

「今度ご馳走してよ」「少しお金を貸してくれない?」など、お金にだらしない言動を繰り返す方法もあります。相手は次第に経済的・精神的な負担を感じるでしょう。

ただし、この方法には大きなリスクがあります。相手のプライドを過度に傷つけると、ストーカー化や配偶者への暴露といった報復に発展する可能性もあります。実行前にリスクを十分に検討してください。

不倫相手との別れ話で避けるべき言動3選

別れ話で感情的な言動や不誠実な対応をとると、深刻なトラブルに発展するおそれがあります。

以下で紹介する3つの言動は、相手を逆上させ、慰謝料請求やストーカー行為を誘発しかねません。避けるべき言動を把握し、リスクを最小限に抑えましょう。

一方的に連絡を絶ち自然消滅を狙う

一方的に連絡を絶ち、自然消滅を狙うのは避けたほうが良いでしょう。

相手の感情を著しく害し、報復行動を誘発するリスクが高いためです。

突然連絡が途絶えると、相手は捨てられたと感じ、強い怒りや執着を抱くかもしれません。行き場のない感情は、予測不能な行動につながるおそれがあります。

具体的には以下のような行動が考えられます。

  • 職場や自宅への押しかけ
  • 配偶者への暴露
  • SNSでの情報拡散

たとえ気まずくても、別れたい意思と理由は直接伝えましょう。誠実な態度で相手と向き合うことが、結果的に自分をトラブルから守ります。

LINEや電話などメッセージだけで済ませる

LINEや電話など、メッセージだけで別れ話を済ませるのは避けましょう。

誠意が伝わらず、相手をさらに傷つける可能性があります。話し合いがこじれて長期化する原因にもなりかねません。

文章や声だけのやり取りでは、細かいニュアンスが伝わりにくいです。相手は「軽く扱われた」と感じ、不満を募らせるでしょう。円満な解決を遠ざける要因となります。

また、メッセージでの感情的なやり取りは証拠として残りやすい点にも注意が必要です。後日、慰謝料請求の裁判で不利な証拠として使われる危険もあります。

もっとも、相手に暴力的な傾向がある場合は例外です。身に危険が及ぶ可能性があるときには、弁護士を介して関係解消の意思を伝える方法も検討しましょう。

相手を侮辱する

相手の人格を否定したり、不倫の責任を一方的に押し付けたりするのは控えてください。

相手を否定する言葉や責任転嫁の発言は、強い報復感情を引き起こす引き金となり得ます。「あなたが誘ってきた」「遊びだった」などの発言は、相手を深く傷つけます。配偶者への暴露や職場への連絡など、予期せぬ行動を招きかねません。

不倫関係に至った責任は双方にあると認めるべきです。相手の人格を尊重し、これまでの関係への感謝を伝えましょう。自分の非を認める姿勢が、円満な関係解消につながります。

感情的になって相手を侮辱すると、話し合いが決裂し、問題が長期化するリスクも高まります。冷静かつ誠実な態度を心がけましょう。

不倫相手と別れたいのに別れられない理由

不倫関係を断ち切れない理由には、情や依存、恐怖心など、理性では割り切れない複雑な心理的要因が絡み合っている場合もあります。

自分がなぜ別れられないのか、その原因を客観的に把握することが関係解消への第一歩です。以下では、代表的な5つの心理パターンを解説します。

相手への情や未練が断ち切れない

共に過ごした時間の中で育まれた情や思い出が、別れの決断を鈍らせます。

特に、家庭では得られない安らぎや癒しを相手に求めていた場合、それを失うことへの喪失感が別れをためらわせる原因となります。

相手は深く傷つくのではないかという罪悪感や同情も、関係を断ち切れない一因です。相手も自分と同じように苦しんでいると考えると、一方的な関係解消に抵抗を感じるでしょう。

嫌いになったわけではないという中途半端な感情が残っていると、関係の清算を先延ばしにしがちです。結果的にずるずると関係が続いてしまいます。

都合の良い相手を手放したくない

自分の生活や感情を乱さずに欲求を満たしてくれる存在を手放すことへの抵抗が、別れを躊躇させている可能性があります。

自分の都合に合わせてくれて、束縛もしない相手を、あなたは無意識に「自分にとって都合のいい存在」として捉えているのかもしれません。

不倫関係では、多くの場合、既婚者側が会いたいときだけ会える自由さがあります。束縛されることなく、自分のペースで関係を維持できる状況は、あなたにとって負担が少なく、メリットばかりを享受できる構造になっていないでしょうか。

「別れたい」と口では言いながらも、一方的に心地よい関係を失う寂しさや不安が、決断を鈍らせているのかもしれません。「妻にバレていないのであれば、わざわざ今の関係を壊す必要はない」という思考が、別れを先延ばしにさせる本当の理由かもしれません。

不倫関係がもたらす刺激や満足感に依存している

秘密を共有する背徳感や、日常では味わえないスリルは、一度味わうと抜け出しにくいものです。

マンネリ化した日常からの逃避として不倫関係が機能している場合、関係の清算は退屈な日常に戻ることを意味します。その現実を受け入れられず、関係にしがみついてしまうでしょう。

不倫相手からの「愛している」「一緒にいるだけで幸せ」という言葉で、失いかけていた自己肯定感を取り戻している場合もあるでしょう。承認欲求を満たしてくれる存在を失いたくないという気持ちが、別れを躊躇させます。

刺激的な日々を手放したくないという思いが、関係解消を難しくさせる一因となります。

周囲への見栄や自慢の種を失いたくない

不倫相手がいる状況が男性としての甲斐性や周囲への自慢につながっている場合は、別れを決断しにくくなるでしょう。

周囲に羨ましがられること自体が、自分のステータスの一部になっていることもあります。自慢の種である関係が終わることは、友人等に対して、「自分はモテない」「魅力がなくなった」と報告するように感じるかもしれません。

不倫相手の存在自体が自己肯定感の支えになっている場合、別れを選ぶことは自分の価値が下がったと認めるのに近く、心理的なハードルが高くなるでしょう。

別れを切り出したあとの報復が怖い

別れを切り出した後の相手の反応が怖く、別れを切り出せないケースです。

相手の性格を考えたとき、すんなり別れてくれるとは思えない場合もあるでしょう。特に懸念されるのは、配偶者や家族、あるいは勤務先に関係を暴露されるケースです。家庭の崩壊や社会的信用の失墜を考えると、現状維持を選んでしまいがちです。

相手が執着心の強いタイプであったり、相手に弱みを握られたりしている場合は、恐怖心から関係継続を選んでしまう傾向もあります。

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不倫相手がすんなり別れてくれない理由

相手がすんなり別れてくれない理由は、本気の恋愛感情から打算的なものまでさまざまで、対処法も異なります。

相手がなぜ別れを拒むのかを見極めると、適切なアプローチを選択できるでしょう。以下では、代表的なケースを解説します。

あなたを本気で好きになっている

相手が本気であなたに恋愛感情を抱いている場合、すんなりと別れを受け入れてくれないでしょう。

いつか配偶者と別れてくれるはずという期待を抱き、関係の継続に強く固執している可能性もあります。

相手があなたとの将来を真剣に望んでいれば、別れ話は裏切りと捉えるかもしれません。相手の愛情が憎しみに変わると、ストーカー化したり配偶者に接触したりするリスクが高まります。

金銭的なメリットを手放せない

不倫相手があなたから経済的な援助を受けている場合は、簡単には関係を手放したがらないでしょう。

食事代やプレゼント、旅行費用をあなたが負担してきたケースでは、相手にとって関係を続けるメリットが大きい状態です。不倫相手の生活費や家賃等を援助している場合には、別れへの抵抗はさらに強くなるでしょう。

特に、不倫相手の収入が不安定な場合には、あなたが経済的なセーフティーネット的役割を果たしていることがあります。

あなたへの愛情が冷めていても、金銭的なメリットがあるうちは関係を続けようと打算的に考えているかもしれません。

仕事に支障が出るなど別れると困る事情がある

相手が職場の同僚やビジネスパートナーの場合、体面を保つために別れに同意しないケースもあるでしょう。

関係の悪化が仕事上の立場や人間関係に影響するのをおそれているためです。

同じ部署やプロジェクトで仕事をしていれば、別れた後の気まずさから業務に支障をきたすと考えがちです。会議や打ち合わせで顔を合わせる機会が多いほど、関係解消後の職場環境への不安は大きくなるでしょう。

ビジネスパートナーであれば、事業の継続が難しくなる懸念に加え、パートナー解消時の周囲への説明の煩わしさも加わり、別れを拒む要因となり得ます。

不倫の別れ話がこじれたときに起こり得るトラブルと対処法

別れ話がこじれると、社会的・経済的な基盤を根底から揺るがす深刻なトラブルに発展するおそれがあります。起こり得るトラブルと正しい対処法を知り、冷静に対応しましょう。

以下では、起こり得る代表的な5つのトラブルを解説します。

配偶者や勤務先に不倫をバラされる

別れ話がこじれると、配偶者や勤務先に不倫の事実を暴露されるおそれがあります。

別れを切り出したことへの逆上や、関係を続けたいという依存心から、脅しを用いるケースは少なくありません。あなただけ幸せな家庭に戻るのが許せないという恨みの気持ちが隠れている場合もあるでしょう。

ただし、相手にまだあなたを好きな気持ちがあるのなら、切り出し方や向き合い方によっては、円満な解決を目指せる可能性もあります。不倫の暴露は相手にとってもリスクのある行為です。相手自身も慰謝料請求の対象となり得ると冷静に伝えれば、思いとどまってもらえるかもしれません。

もっとも、恨みや執着心が強いケースでは、相手がストーカー化するなど事態が悪化するおそれもあります。暴露をちらつかせるだけでなく「バラされたくないなら〇〇円支払え」と金銭を要求されている場合には、早めに弁護士へ相談してください。

手切れ金を要求される

別れを切り出した際に、手切れ金を要求されるケースがあります。

関係解消への不満や、費やした時間・お金への対価を求める気持ちが背景にあるのでしょう。

手切れ金は法的には支払い義務のない金銭です。しかし、相手があなたの配偶者や勤務先の情報を持っている場合や、ストーカー気質がある場合は、支払いにより穏便に解決できる可能性もあるでしょう。

一方で、安易に支払うと追加請求などの金銭トラブルに発展するリスクもあります。支払う際は、清算条項を含む合意書の作成を検討してください。清算条項とは、今後は双方に債権も債務もないことを確認する条項です。

適切な条項を盛り込めば、将来の請求を防ぎ、トラブルの再発を回避できるでしょう。解決方針、支払う場合の金額の妥当性や合意書の内容については、事前に弁護士へ相談するのが賢明です。

不倫相手がストーカー化する

別れを告げた不倫相手がストーカー化する可能性もあります。

ストーカー化の原因は、拒絶への強い怒りや異常な執着心が考えられます。「自分のものにならないなら傷つけてやる」という歪んだ支配欲が、行動をエスカレートさせる場合もあるでしょう。

1日に何十件もの電話やLINEを送ってきたり、自宅や職場の近くで待ち伏せしたりするケースも見られます。SNSで常に行動を監視されることも珍しくありません。

相手の要求や言動がエスカレートした場合は、身の安全確保を最優先にしてください。連絡は完全に絶ち、すべての証拠を保存しましょう。一人で解決しようとせず、すぐに警察や弁護士に相談してください。

貞操権の侵害で慰謝料を請求される

あなたが既婚の事実を隠して交際していた場合、貞操権侵害を理由に相手から慰謝料を請求されるおそれがあります。

貞操権とは、誰と・いつ・どこで・いかなる性的行為をするかを自ら決められる権利です。

あなたを独身だと信じたことについて、相手に落ち度がなければ、相手の性的な判断の自由を奪ったとして慰謝料を請求される可能性があります。

ただし、相手が既婚者だと薄々気づいていた場合には、貞操権侵害は成立しません。

成否の判断には交際態様や発言内容など具体的な事情の検討が必要なため、慰謝料請求を受けた場合は、早めに弁護士に相談しましょう。

「別れるなら死ぬ」と脅される

「別れるなら死ぬ」と自殺をほのめかして脅される事態も起こり得ます。あなたの良心に訴えかけ、精神的に束縛しようとする行為です。

脅しの背景には、あなたへの強い依存心があります。電話口で泣きながら「あなたがいなくなったら生きていけない」と言ったり、刃物を見せて「ここで死んでやる」と迫られたりするケースもあるでしょう。

罪悪感や同情心を利用し、別れを思いとどまらせようとするのが目的です。

相手の言葉に責任を感じすぎないことが大切です。冷静に距離を置き、一人で抱え込まないでください。身の危険を感じたら、ためらわずに警察や救急に相談・通報しましょう。

別れてくれない不倫相手と関係を継続する3つのリスク

一時しのぎで関係を続けることは、問題の先送りにしかなりません。別れられないまま不倫関係を続けると、取り返しのつかない事態に発展するおそれがあります。

関係継続に伴う3つのリスクを理解し、早期の決断につなげましょう。

配偶者から慰謝料を請求される

不倫関係を続けると、配偶者から高額な慰謝料を請求されるおそれがあります。

不倫の期間が長いほど行為の悪質性が高いと判断され、慰謝料が増額される傾向にあるためです。

不倫の慰謝料相場は数十万円から300万円程度とされています。関係が長期化している場合や、発覚後も継続している場合には、相場の中でも高額になりやすいでしょう。

慰謝料請求にとどまらず、離婚を求められる可能性も十分に考えられます。関係を続ける期間が長くなるほど、発覚時のダメージは大きくなると認識しておきましょう。

友人や親族との関係が悪化する

不倫は、配偶者だけでなく友人や親族からの信用も失う可能性がある行為です。

たとえ離婚に至らなくても、周囲からの信頼を失い、社会的に孤立するリスクがあります。特に、共通の友人や親戚がいる場合、関係がこじれると板挟みになるでしょう。最終的にはどちらからも距離を置かれてしまう可能性があります。

長年かけて築いてきた人間関係は、一度崩れると修復が困難です。バレなければ大丈夫という考えは甘いといわざるを得ません。

不倫関係を続ける限り、発覚のリスクは常につきまといます。関係を清算することが、大切な人間関係を守る唯一の選択です。

キャリアや社会的信用を失う

職場不倫が発覚した場合、職場での立場を失い、キャリアに傷がつく可能性もあります。

不倫の事実のみを理由とした解雇は、原則として認められないでしょう。しかし、交際の態様や会社に及ぼした影響の程度によっては、解雇が認められる場合もあります。

退職を迫られなくても、職場の人に不倫がバレて居心地が悪くなり、自主的な退職に追い込まれるケースも少なくありません。取引先やビジネスパートナーに知られた場合は、契約解除や取引停止につながるおそれもあります。

長年積み上げてきたキャリアが一瞬で崩れるリスクは軽視すべきではありません。

不倫相手と別れたいときに弁護士に相談するメリット

不倫相手と別れたいが、当事者だけで不倫の別れ話を進めるのが難しいときは、弁護士への相談が有効です。

弁護士はあなたの代理人として相手と直接交渉し、脅迫やストーカー行為、不当な金銭請求にも法的に対処できます。後のトラブルを防ぐ示談書の作成や、万が一配偶者に発覚した際の対応まで一貫して任せられます。

不倫相手との交渉を任せられる

弁護士に依頼すれば、不倫相手との交渉を任せられます。

当事者同士の話し合いはどうしても感情的になりがちです。弁護士が間に入ることで、冷静かつ法的な観点から交渉を進められます。

依頼後は、相手と直接顔を合わせたり連絡を取ったりする必要は基本的にありません。相手からの連絡も、すべて弁護士が窓口となって対応します。

弁護士があなたの代理人となれば、相手も感情的な主張をしにくくなるでしょう。話し合いが円滑に進み、早期解決につながる可能性が高まります。

脅迫やストーカー行為にも毅然と対応してくれる

不倫相手からの脅迫やストーカー行為に対して、弁護士は法的な対抗措置をとり毅然と対応してくれます。

弁護士があなたの代理人として内容証明郵便で警告を送ることで、相手の行動を牽制する効果が期待できるでしょう。

執拗な連絡や待ち伏せなど、ストーカー行為がエスカレートした場合は、警察への相談も弁護士が連携して進めてくれます。証拠集めに関する助言も受けられるでしょう。

弁護士の介入により、トラブルの早期解決や被害の拡大防止が期待できます。

慰謝料や手切れ金の請求も適切に対応してもらえる

相手から法外な慰謝料や根拠のない手切れ金を要求された場合も、弁護士が法的な妥当性を判断し適切に対応してくれます。

感情的になった相手が高額な金銭を要求するケースは珍しくありません。法律の知識がないまま応じると不必要なお金を支払うことになりかねません。

弁護士は過去の裁判例に基づき、慰謝料の適正な相場を判断します。不当な要求に対しては、支払う義務がない旨を明確に主張してくれるでしょう。

不必要な金銭を支払うリスクを回避できます。慰謝料の支払義務が生じる場合でも、適正な金額で解決できるよう交渉を進めてもらえます。

新たな要求や蒸し返しを防ぐ示談書を作成してもらえる

弁護士に交渉を依頼すれば、新たな要求や蒸し返しを防ぐ示談書を作成してもらえます。

不倫相手とのトラブルを解決しても、口約束だけでは、後に「そんな約束はしていない」と言われるリスクが残ります。将来の紛争を防止するためにも、書面化は欠かせません。

示談書に盛り込む項目の例は、以下のとおりです。

項目

記載内容

解決金の金額と支払方法

具体的な金額・支払期日・振込先など

接触禁止条項

今後連絡や接触をしない旨

守秘義務

関係や示談内容を第三者に口外しない旨

清算条項

今後お互いに金銭その他の請求をしない旨

どの条項を盛り込むべきかは、状況によって異なります。弁護士に依頼すれば、あなたの状況に応じて適切な内容の示談書を作成してもらえるでしょう。

配偶者に発覚した場合の交渉や対応も一任できる

不倫の事実が配偶者に知られてしまった場合も、慰謝料交渉や離婚回避に向けた対応を一貫して任せられます。

配偶者からの慰謝料請求に対しても、適正な金額への減額交渉が可能です。感情的になりやすい場面でも、法的根拠に基づいた冷静な対応ができます。

離婚を回避したい場合は、誠意ある謝罪と再発防止策を示すための書面作成を含め、婚姻関係を継続するための取り決めについてもサポートしてもらえるでしょう。

もっとも、不貞行為は法定離婚事由に該当するため、配偶者が離婚を強く望み訴訟に発展したときは、離婚を回避できない場合もあります。離婚がやむを得ない状況でも、財産分与や親権など、慰謝料以外の離婚条件で不利にならないよう交渉してもらえるでしょう。

不倫問題の相談は「ベンナビ離婚」

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不倫相手と別れたい人からよく寄せられる質問

不倫関係の解消を考えている方から、実際に多く寄せられる質問にQ&A形式でお答えします。

相手から手切れ金を要求された場合、支払う義務はありますか?

手切れ金を支払う法的義務はありません。手切れ金は、あくまで当事者間の合意に基づき、関係を円満に解消するために任意で支払うものです。

ただし、相手があなたの配偶者や勤務先の情報を持っている場合や、ストーカー気質がある場合は、支払いにより穏便に解決できる可能性もあります。

支払って解決を図りたい場合も、後のトラブルを避けるため、弁護士への事前相談を強くおすすめします。弁護士のサポートを得て、適切な内容の示談書を交わせば、追加請求などのリスクを防げるでしょう。

不倫関係を解消した後、友人として連絡を取り続けても良いですか?

推奨できません。友人関係を続けることは、関係の区切りを曖昧にし、感情が再燃するリスクが高いです。

また、配偶者に発覚した場合、不倫関係が継続していると判断されるおそれがあります。慰謝料請求などのトラブルに発展する可能性も否定できません。

お互いが新しい一歩を踏み出すためにも、関係を解消すると決めたら一切の連絡を断つのが適切な対応です。情に流されず、きっぱりと関係を断ち切る決意が求められます。

ダブル不倫の場合、別れ方で特に気をつけるべき点は何ですか?

お互いの家庭を守るため、通常より慎重な対応と徹底した秘密の厳守が求められるでしょう。

別れ話がこじれて相手が報復に出ると、自分の配偶者だけでなく、相手の配偶者にも関係が発覚するおそれがあります。双方の配偶者を巻き込む複雑なトラブルに発展しかねません。

ダブル不倫の場合、双方の夫婦が離婚を選択すると、金銭負担が特に重くなります。自分の配偶者と相手の配偶者の双方から慰謝料を請求される可能性があるためです。

別れる際は、双方にとってデメリットしかない現実を共有し、冷静に協力して関係を清算する姿勢が求められます。

まとめ|不倫の別れ話がこじれたら弁護士を頼るのがおすすめ

不倫関係における別れの意思は、曖昧にせず明確に伝え、相手を責めない姿勢を保つことが大切です。

一方的に連絡を絶つ、メッセージだけで済ませる、相手を侮辱するといった言動は避けてください。相手を逆上させ、深刻なトラブルを招くおそれがあります。

別れ話がこじれると、配偶者への暴露、手切れ金の要求、ストーカー化など、社会生活を脅かす事態に発展しかねません。

当事者だけでの解決が難しい場合は、弁護士への相談をおすすめします。弁護士に依頼すれば、相手との交渉、脅迫への対応、示談書の作成まで一貫して任せられます。

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この記事の監修者
東京桜の森法律事務所
川越 悠平 (東京弁護士会)
依頼者様のお気持ちを尊重し、一人ひとりに適したサポートを提供しています。離婚自体を争う事件や財産分与などを争う事件はもちろん、親権や面会交流、養育費などお子さんの関わる事件にも注力しています。

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本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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