離婚をするときに子供の親権や慰謝料、財産分与などで相手と揉めて、弁護士が必要となったときにかかる費用相場は、内容にもよりますが50~100万円ほどになります。
弁護士費用が払えなくて泣き寝入りすることも…。
- 相手に親権を渡したくない
- 養育費を払ってもらえなくなった
- 不倫相手に慰謝料を請求したい
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離婚トラブルだけでなく、子供のいじめ、労働問題等でも利用することができます。
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浮気がバレて修羅場になるケースもあるでしょう。中には浮気の修羅場に直面して、壮絶な体験をされた方もいるかもしれません。
浮気の修羅場をうまく解決するためには、浮気の修羅場エピソードから対処法を学ぶ必要があるでしょう。また、浮気から離婚に発展した場合に有利に立ち回る方法を法的観点から学ぶ必要もあるはずです。
この記事では、浮気の修羅場エピソードや修羅場をストレスなく解決するためのポイントを紹介します。
浮気の修羅場エピソードを5つご紹介します。
事の発端は、妻が昼寝中に落としたスケジュール帳の1ページからでした。いつもは事細かく書かれているスケジュール帳に1日だけ空白の期間があったのです。
ここ数ヶ月の妻の様子のおかしさや態度の変化などを感じ取っていた夫は、浮気調査を決意します。
調査の結果、テニスクラブの仲間であるAとカラオケボックスに入る写真と別の男であるBとラブホテルに入る写真を入手しました。
話し合いの場では誤魔化していたそうですが、証拠があることを伝えると、観念したようで浮気について打ち明けたそうです。さらには浮気調査では判明しなかった他の男性との関係も白状したそうです。結果、テニスクラブ仲間の4人と浮気をしていることがわかりました。
その後2人は離婚し、夫は浮気相手4人に対して慰謝料請求しました。妻からは、夫婦で貯めたお金を全額もらうことで手を打ちました。
調べを進めていくうちに、第2・第3の浮気が次々とわかってくる浮気の修羅場エピソードでした。浮気の修羅場経験者の方の中には妻から浮気相手が複数いることを教えられるときの夫の気持ちを理解できる方もいるのではないでしょうか。複数の相手に慰謝料を請求するようなケースでは手間や精神的負担を考慮して弁護士に依頼することがおすすめです。
「気になる彼が15歳年上の女性と不倫関係なのは知っていました。将来が見えない関係に彼はつらそうでした。“不倫はやめて、新鮮な恋愛を私としない?”と口説き落として、彼と付き合うことに。ある日、サプライズで彼の家で遊びに行きました。ベッドにオバサンと彼が裸で抱き合っていました。“なんで私じゃなくて、そのオバサンなの?”と問い詰めても、彼は困った顔をするだけ。たるんだお腹やシワやシミのある顔を見ても、私のほうが魅力的としか思えませんでした。オバサンが隣で泣き出し、彼は優しくなだめていました。明らかに浮気相手は私の方でした。アラサーのオバサンにしか埋められない何かがあるのでしょう。彼のあのベッドで私も愛されたのに‥と思うと、やり切れませんでした」( Cさん・22歳/学生)
浮気相手が、年齢がひと回り上の女性だったというエピソードです。抜き打ちで遊びにいったら浮気現場に直面したという修羅場エピソードはテレビや雑誌などで目にしたことがあるのではないでしょうか。当事者が集まっている状態ですから、修羅場は避けられないでしょう。このようなケースでは一旦その場を離れ、気持ちを落ち着かせてから話し合いの場を設けると良いでしょう。
自室にこもったり、トイレに行くときもケータイを離さなかったりした夫を怪しいと思った妻と息子は個人で浮気調査を開始しました。LINEのパスコードを解読し、車にGPSを設置して浮気の事実を突き止めます。
浮気相手を呼び出した妻は、夫と二度と合わないように誓約書を作成します。
しかしその後、浮気相手の女も既婚者でダブル不倫だったことが判明しました。
立場や環境など共感できる部分があることもあって、既婚者同士のダブル不倫は少なくないでしょう。既婚者同士の不倫では二組の夫婦のそれぞれが被害者と加害者になるため、大きな修羅場となるケースがあります。慰謝料を請求できる一方で請求される側になる可能性もあります。話し合いで解決することが難しい場合には弁護士に依頼して交渉を進めましょう。
「取引先の人と不倫していたのですが、奥さんに探偵を雇われて家や職場まで全部バレてしまいました。彼のLINEもブロックされてるみたいで連絡がつかなくて。結局、職場の前で待ち伏せされた奥さんとその友達と喫茶店で話して、慰謝料払って『彼には二度と連絡しない』という念書を書かされました」(33歳女性・人材派遣関係)
こちらは、浮気していた人のエピソードです。浮気がバレた後、相手の奥さんに探偵を使われ、家や職場まで知られてしまいます。その後、慰謝料請求を受けて、相手とは二度と連絡を取らないように念書を書かされます。
ちょっとした気の緩みで始まる浮気かもしれませんが、浮気がバレた後はこのような修羅場が待っていることは覚悟しておかなければなりません。
子供と暮らす夫婦のエピソードです。夫からある日突然、「浮気相手に子どもができたから別れてくれ」と言われます。相手は自分の知り合いでした。
最終的には浮気相手の親が出てきて「お前のせいだ!家を燃やすぞ」と脅迫される事態にまで発展しました。
結果的に、離婚して妻は子供を連れて遠くに引っ越しました。元夫からは養育費をもらい続けているそうです。
浮気相手に子供ができてしまったエピソードです。子供ができた場合、浮気当事者だけではなく、その親族を巻き込んだ修羅場になることも起こり得ます。また、自身に子供がいて離婚を検討する場合には親権の決定や養育費の請求などの協議が必要なことを覚えておきましょう。
浮気が修羅場に発展してしまう理由について解説します。
信頼していたパートナーから浮気をされることは、最大の裏切り行為と言えます。これまでの信頼と裏切り行為の差があればあるほど憎悪も大きくなり、修羅場になる可能性は高くなります。
例えば、会社やSNSに浮気の事実を拡散したり、浮気相手に嫌がらせをしたりする行為は裏切り行為への憎悪からくる行動といえるでしょう。
一方で、浮気に気付いて我慢していた側が我慢の限界を迎えて修羅場を迎えることもあるでしょう。浮気していた側からすれば相手が理不尽にキレたように見えるかもしれませんが、長い間の我慢がそうさせているだけで、心の中ではとっくにキレていたのかもしれません。
パートナーに対して怒りの感情が出てくることもあれば、同性である浮気相手に向けられることもあります。その根底には、浮気相手に対する嫉妬があると考えられます。
本来ならば、自分だけがパートナーからの愛情を受けられる人だと思っていたのにも関わらず、浮気相手が横やりを入れてきたことに対して、強い嫉妬心が生まれます。
その結果、暴力や度を超えた嫌がらせなどの修羅場にもなってしまうでしょう。
浮気で修羅場になった瞬間は、頭に血が上っていて冷静な判断はしにくいですよね。しかし、その後浮気されたことに対して、どのような対応を取っていくべきかを落ち着いて考える必要があります。
細かい状況にもよりますが、基本的には浮気した側が有責と考えられるので、浮気された側が選択権を持っています(例えば、配偶者が拒否しても法的に離婚が認められるなど)。
ご自身やお子さまのことなど、少し先のことまで考えてどうすべきか判断しましょう。一人だけで決められないようであれば、ご両親や信頼できる友人、カウンセラーなどに相談しても良いかもしれません。
気持ちもある程度落ち着いて、浮気を許せる感情が少しでもあれば、浮気した配偶者と和解する選択肢もあります。和解した方が穏便に済むことも多いでしょう。
ただ、あっさりと許してしまうと、反省せずに再び浮気をする危険性があります。不倫相手とは二度と合わないと約束を取り決めたり、浮気相手に対して慰謝料請求をしたりして、今回行った浮気に対してはきちんと責任を取ってもらいましょう。浮気の再犯を抑制することにつながるかもしれません。
例えば、「子供がまだ小さくて離婚はできないけど、配偶者も許せない!」という時には、距離を置いて夫婦関係を続ける『仮面夫婦』になることも選択肢の一つです。時には一時的に別居するなどの方法もあるかもしれません。
ただ、惰性的に仮面夫婦を続けていると、子供に対して悪い影響を与える可能性があります。
例えば、1ヶ月だけ別居して、気持ちが落ち着いたら、上記のように和解する方向性で進めていくなど、期限や予定を考えておいた方が良いでしょう。
浮気されたことがどうしても許せない場合には、離婚する選択肢もあります。
なお、双方が合意していれば離婚は成立します。一方が離婚を拒否した場合には、離婚の原因がどちらにあるのかで、裁判にて離婚できるかどうかが決まります。
配偶者が有責配偶者(浮気した側)である場合には裁判で離婚が認められる可能性が高いでしょう。
具体的に慰謝料請求する方法や請求額、浮気が認められる証拠など、詳しい状況は一度弁護士に相談して、どのような方法を取っていくのかを一緒に考えてもらうことをおすすめします。
浮気で修羅場になった場合にとるべき対応を解説します。
浮気で大きな修羅場に発展したら「もう離婚したい…」と考えるのも当然です。
浮気された側が優位に交渉を進めるには、明確な浮気の証拠を確保することが重要です。浮気現場に遭遇するパターンの修羅場もあるでしょうが、そうでない場合、浮気の証拠がないと相手に言い逃れの隙を与えます。
また、裁判に発展した場合に重視されるのは以下のような確実な証拠です。
確実に慰謝料を請求したい方や離婚したい方はこれらの法的に有力な証拠を揃える必要があるでしょう。個人での収拾が難しい場合には探偵事務所に依頼することも有効です。
離婚する際には法律が関わってくる場面が多くありますので、早い段階で弁護士に相談するようにしましょう。
離婚する際は、ただ単に離婚を成立させるだけでなく、親権や財産分与、慰謝料などをしっかり決めておくと離婚後の生活が安定するかもしれません。浮気されて辛い気持ちもわかりますが、きちんと話をせず別れることで、いずれ後悔してしまうことにもなります。
離婚せずに和解する方向を望む場合にも、今回の浮気を曖昧なままで終わらせないようにしましょう。浮気の事実があるのであればきちんと認めさせ、同時に自分の気持ちも伝えましょう。
その後、浮気相手とは二度と合わないように約束させ、必要に応じて慰謝料請求も検討してください。浮気相手にだけ慰謝料請求することも可能です。
最終手段として裁判を通して慰謝料を請求する方法がありますが、まずは浮気相手と交渉してみることをおすすめします。交渉がうまくいかない場合には弁護士に相談・依頼してみましょう。
また、夫婦だけの話では和解に至らないようであれば、『夫婦円満調停』という、夫婦関係を修復するための裁判所を介した話し合いもあります。
浮気によって離婚するにせよしないにせよ、以下の点に特に気を付けておくことで、話し合いを有利に進めることができます。
繰り返しますが、浮気されたのであれば、証拠を揃えておくことが重要です。証拠が不十分であれば、相手から言い逃れされてしまいますし、裁判等でも認められない事態になるでしょう。
法的に有効な浮気の証拠には以下のようなものがあります。
上2つは十分な証拠になり得ますが、メッセージのやり取りだけでは不十分になるケースもあります。
肉体関係があったことがわかるようなやり取りが複数あったり、他の証拠と併せて使ったりすることで効果を発揮しますので、該当しそうなやり取りは保存しておくと良いでしょう。
なお、メッセージを「見た」だけでは証拠になりませんし、削除されるおそれもあるため、自分の携帯に転送したり、プリントアウトしたりしておく必要があります。
特に離婚を前提に考える場合には、自分だけでも生活ができる基盤を整えておくことも準備の1つです。
今の家を出ていくのであれば、引っ越し先や仕事、収入、子どもの生活、自分が働いている間の子どもの世話など…様々なことを考える必要があります。
協力してくれる親族と話し合いながら、今後の生活の送り方についてシミュレーションしておく必要があります。
自立できる生活基盤を整えることによって精神的な余裕ができるでしょう。「この人とは好きなタイミングで別れられる」と認識しておくことで感情的な行動は取らなくなるはずです。
ただ、身近な人に仲介してもらうと、どちらかの親族が片方に肩入れして余計話がこじれることもあり得ます。費用は掛かりますが、第三者視点で冷静かつ法的なアドバイスができる弁護士を交えた話し合いが一番おすすめです。
慰謝料請求や離婚の話をする際、当事者同士だけで話し合うと感情的になって、全く話が決まらないことも予想されます。冷静に仲介してくれる第三者を交えて話し合いをするようにしましょう。
ただ、身近な人に仲介してもらうと、どちらかの親族が片方に肩入れして余計話がこじれることもあり得ます。費用は掛かりますが、第三者視点で冷静かつ法的なアドバイスができる弁護士を交えた話し合いが一番おすすめです。
浮気の修羅場から離婚を成立させるまでには、以下のような事態に陥ることもあります。こればかりは回避できないこともありますが、あらかじめ起こり得ると予測しておくことで心の準備もできるでしょう。そうなった場合の対処法も一緒にお伝えします。
離婚や慰謝料請求の話を出しても、相手が簡単に応じてくれないケースがあります。1つは証拠が不十分で相手が浮気そのものを認めない場合です。上でもお伝えしたように、まずは浮気の証拠を揃えておくことが大事です。
もう1つは、浮気の証拠があっても離婚を否定されるケースです。この場合、当事者同士で話し合い続けても埒が明かないと考えられます。第三者を挟んでの話し合いや、調停や裁判など裁判所を介した手続きも検討してください。
浮気されただけでもとてもつらいことですが、さらに修羅場が続くとなると、非常に大きな精神的負担になります。一人で悩まず、両親や友人、弁護士などの相談できる味方を多く見つけておくようにしましょう。
夫婦で言い争いをしている姿が子どもにとってトラウマになるケースもあるでしょう。また、一人親で育てる場合には経済的問題が生じることも覚えておくべきかもしれません。
浮気問題は夫婦の問題ととらえがちですが、家族の問題とも言えるでしょう。浮気の修羅場によって離婚を検討せざる得ない時でも、子どもの意見を確認することを忘れないでおきたいですね。
度々お伝えしていますが、浮気の修羅場に直面したとしても、浮気の証拠がないことには話を円滑に進めることはできないでしょう。浮気の証拠がなければいくらでも言い逃れできてしまいますし、法的な場で浮気の事実が認められることもないはずです。
証拠確保のためには、探偵に浮気調査を依頼することも考えてみてください。
相談相談を設けている探偵事務所もありますし、親身に話を聞いてくれて、心の支えにもなってくれるでしょう。ご両親や友人への相談と同時に、探偵への相談も考えてみてください。
浮気現場に直面したり、次から次へと浮気が分かってきたり…と、浮気の修羅場は様々です。修羅場に直面したその時は、冷静さを失い感情的になることも多いでしょう。
大事なことはその後です。少し冷静になれたなら、今回の浮気に対して、どのような方向性で解決するのかを決めます。
離婚を検討している場合には浮気の証拠を確保して弁護士に相談をすることがおすすめです。一方、再構築を考えている場合には浮気を曖昧なままにせずきっぱりと終わらせることが重要でしょう。
どちらにせよ浮気の証拠を元に交渉が進められますので、浮気発覚時には証拠を確実に確保するようにしましょう。個人で証拠を集めることが難しい場合や何が浮気の証拠に該当するのかわからないという場合には、探偵事務所に相談してみても良いかもしれません。
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