ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ) > 離婚コラム > 慰謝料 > 慰謝料の減額交渉のやり方|回答書の書き方とやってはいけない行為
キーワードからコラムを探す
更新日:

慰謝料の減額交渉のやり方|回答書の書き方とやってはいけない行為

新日本パートナーズ法律事務所
池田 康太郎
監修記事
慰謝料の減額交渉のやり方|回答書の書き方とやってはいけない行為
「慰謝料」が得意な弁護士に相談して悩みを解決
「慰謝料」が得意な弁護士に相談して悩みを解決!

お悩み内容から探す

Free consult btn

不倫をしてしまい、慰謝料を請求された場合の対処方法をご紹介します。 また、減額交渉の際に確認すべきことや回答書などの書き方についても記載しています。

慰謝料を請求されたときは焦ってしまうと思いますが、落ち着いて対応しましょう。

離婚時に高額な慰謝料を請求されて悩んでいるあなたへ

離婚時に高額な慰謝料を請求されて「なんとか減額したい…」と悩んでいませんか?

 

結論からいうと、慰謝料を減額したいなら弁護士に相談するのをおすすめします

弁護士に相談すると以下のようなメリットを得ることができます。

  • 慰謝料がどの程度減額できるかがわかる
  • 専門家に相談することで、適切な慰謝料額がわかる
  • 減額交渉の際の注意点やアドバイスがもらえる

不倫慰謝料弁護士ナビでは、不倫慰謝料問題を得意とする弁護士を多数掲載しています。
無料相談・電話相談など、さまざまな条件であなたのお近くの弁護士を探せるので、ぜひ利用してみてください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ不倫慰謝料で
不倫慰謝料に強い弁護士を探す

慰謝料の減額交渉をする際に確認すべきこと

慰謝料請求の根拠があるのか

不倫の証拠として有力なのは以下のようなものです。
 

・夫(妻)と不倫相手がラブホテルへ出入りしている、性行為中の写真や動画
・浮気を認める音声などの記録
・興信所や調査会社による夫(妻)の浮気に関する報告書
・夫(妻)のクレジットカード使用履歴(ラブホテルでの使用履歴)
・夫(妻)と不倫相手との不貞行為を伺わせるような両名間のLINE(SNS等)やメールのやり取り
・夫(妻)のGPS移動記録(ラブホテルに滞在している記録)

引用元:浮気・不倫慰謝料の請求に有力な証拠|証拠がなくても請求するには?

「不倫」は人によって基準が違ってくるものでもあると思いますので、そもそもご自身が行った行為が不貞行為にあたるのか、慰謝料を支払う必要はあるのか確認した方がいいかもしれません。

請求された慰謝料が適切な金額か

不貞行為などが原因で離婚する場合の慰謝料は「50~300万円」が相場と言われています。

もし、あなたがそれ以上の慰謝料を請求されている場合は、一般的な相場と比較して高額すぎる可能性があります。 ですが、あくまでも相場ですので、もちろん300万円以上の慰謝料を請求される時もあります。

慰謝料が高額になる要因などは「浮気の離婚慰謝料はいくら?相場以上もらえるのはこんな人」の記事で解説しています。

時効ではないか

不貞行為などによる慰謝料の請求には相手が不貞の事実及び相手を知ってから3年という時効があります。

慰謝料請求の時効は,下記期間のいずれか短いほうで完成すると法律で定められています。

不倫相手の配偶者が不貞行為およびあなたを知った時から3年間(消滅時効) あなたと不倫相手の交際が始まったときから20年間(除斥期間)

引用元:https://www.adire-isharyou.jp/sareta/about/aging.html

もしこれ以上前の行為が原因で慰謝料を請求されている場合、支払いを拒否することができます。

慰謝料減額交渉の回答書の書き方・示談書について

回答書のひな型を参考にする

こちらのページに慰謝料を請求された際の回答書のひな型があります。

また、書き方がよくわからない、減額交渉をご自身でやるのが難しいという場合は、弁護士に相談して対応を進めていくことをおすすめします。

相手に対して謝罪の意も込めて書く

慰謝料を請求されたということは、少なからずあなたに対して良い印象は持っていないでしょう。

不貞行為が事実なのであれば、まずは誠意を込めて反省の気持ちを書きましょう。また、減額交渉する際にもしっかりと反省の気持ちを相手に伝えることで、慰謝料の減額に繋がる可能性もあります。

減額したい理由を書く

上記でも述べましたが、不貞行為などによる慰謝料相は50~300万円です。

決して簡単に支払える金額ではないでしょう。 ご自身の支払い能力も加味したうえで、どれくらいの金額だったら支払えるのかなるべく具体的に書きましょう。 また、相手の婚姻期間や不貞期間などによっても慰謝料の相場は異なります。

相場と比較して慰謝料の金額がかけ離れている場合は、適切な金額となるように交渉しましょう。

示談書を作成する

交渉がまとまったら示談書を作成しましょう。

中には何度も慰謝料を請求されるケースなどもあるようですので、そういったトラブルを事前に防ぐためにも、しっかりと書面に清算条項を入れてもらい証拠として残しておきましょう。

慰謝料を請求された際にしてはいけないこと

請求を無視すること

慰謝料の請求を無視し続けていると、いずれ裁判になる可能性が高いです。 裁判となると精神的にも肉体的にも大きく負担がかかります。

そのため、問題を早期に解決するためにも、話し合いの段階で解決することをおすすめします。

内容を確認せずに示談書等に署名すること

いきなり慰謝料を請求されて不安になり、焦ってしまうこともあるかと思います。

しかし、示談書等に一度署名してしまうと、その内容を覆すことは非常に困難になります。

まずは落ち着いて請求内容を確認し、必要に応じて弁護士に相談しながら対応しましょう。

自分ひとりで感情的に交渉すること

お互い感情的になって話を進めると大きなトラブルにも発展しかねません。

また、相手に対して不適切な発言をしたり手を出したりしてしまうと、さらに不利になってしまう場合があります。

【関連記事】不倫の慰謝料を請求されたら|減額・請求回避の手順を解説

慰謝料を減額交渉は弁護士に相談するのがおすすめ

慰謝料の減額交渉をする際は弁護士に相談することをおすすめします。

弁護士に相談することで、慰謝料を減額できるケースは多々あります。 また、第三者の弁護士に交渉を依頼することで、客観的でスムーズな交渉が可能となりますし、慰謝料も適正な金額となるでしょう。

【関連記事】

離婚問題を弁護士に無料相談できる窓口|相談すべきケースやタイミング、選び方を解説

慰謝料の減額交渉を弁護士に依頼した場合の費用相場

まとめ

慰謝料を請求されることは、恐らくほとんどの人にとって初めての経験でしょう。 あなたが今、慰謝料を請求されているとすれば、とても不安な気持ちだと思います。

大事なのは適切に対応することです。 どう対応したらいいのか分からないという方は早い段階で弁護士に相談しましょう。

離婚時に高額な慰謝料を請求されて悩んでいるあなたへ

離婚時に高額な慰謝料を請求されて「なんとか減額したい…」と悩んでいませんか?

 

結論からいうと、慰謝料を減額したいなら弁護士に相談するのをおすすめします

弁護士に相談すると以下のようなメリットを得ることができます。

  • 慰謝料がどの程度減額できるかがわかる
  • 専門家に相談することで、適切な慰謝料額がわかる
  • 減額交渉の際の注意点やアドバイスがもらえる

不倫慰謝料弁護士ナビでは、不倫慰謝料問題を得意とする弁護士を多数掲載しています。
無料相談・電話相談など、さまざまな条件であなたのお近くの弁護士を探せるので、ぜひ利用してみてください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ不倫慰謝料で
不倫慰謝料に強い弁護士を探す
10秒で検索!離婚・男女問題が得意な弁護士を検索
お住まいの都道府県を選ぶ
お悩みの問題を選ぶ
弁護士を検索する
東京
神奈川
千葉
埼玉
大阪
兵庫
Office info 202312052249 84141 w180 東京離婚弁護士法律事務所

離婚弁護士ランキング全国1位獲得★【日本で唯一「離婚」の名を冠した事務所】経営者/開業医/芸能人/スポーツ選手の配偶者等、富裕層の離婚に強み!慰謝料相場を大きく上回る数千万億超えの解決金回収実績多数!

事務所詳細を見る
Office info 202310311214 46771 w180 春田法律事務所 東京オフィス(虎ノ門・新橋)

【LINE無料相談がお勧め】◆早く離婚したい◆慰謝料を減額したい◆不倫の責任をとらせたい◆家族や会社に知られたくない◆早く解決して日常に戻りたい

事務所詳細を見る
Office info 202311222017 91991 w180 【メール相談24時間受付中】ベリーベスト法律事務所

メール相談は24時間365日受付中】離婚問題でお悩みの方へ。離婚専門チームがあるベリーベストがあなたのお悩み解決のお手伝いをします。信頼性とプライバシーを守りながら、解決の一歩を踏み出しましょう。初回相談60分0円

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
弁護士費用保険のススメ
Cta_merci

離婚をするときに子供の親権や慰謝料、財産分与などで相手と揉めて、弁護士が必要となったときにかかる費用相場は、内容にもよりますが50~100万円ほどになります。
弁護士費用が払えなくて泣き寝入りすることも…。


  • 相手に親権を渡したくない
  • 養育費を払ってもらえなくなった
  • 不倫相手に慰謝料を請求したい

弁護士保険は、法律トラブルで弁護士に依頼したときの費用が補償されます。
離婚トラブルだけでなく、子供のいじめ、労働問題等でも利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
新日本パートナーズ法律事務所
池田 康太郎 (第二東京弁護士会)
弁護士登録以来一貫して離婚・不倫問題の解決に取り込んでいる。特に『配偶者から不倫慰謝料請求をされた方むけ』の相談に注力しており、多数の解決実績がある。

慰謝料に関する新着コラム

慰謝料に関する人気コラム

慰謝料の関連コラム

編集部

本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

慰謝料コラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら