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離婚するベストなタイミングと上手な離婚の切り出し方
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2019.2.19

離婚するベストなタイミングと上手な離婚の切り出し方

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
Taiming

結婚が人生の転機になるように、離婚も人生の転機になります。同じ転機でも、結婚時より離婚時のほうが何かと揉め事が多いです。夫婦お互いが離婚したければスムーズに話が進みますが、一般的には離婚話をすすめることは苦労が多いとされています。

 

離婚に向けての第一歩である離婚を相手に切り出すタイミングとその方法は、どのようなことに気をつければいいのでしょうか。

離婚を切り出した後のこと、準備してますか?

離婚は、相手に伝えて終わりではありません。その後【どのような流れ】で離婚が進んでいくのか、切り出す前に確認しましょう。

 

 

離婚するのに最も適したタイミングとは?

離婚をする理由、例えば相手が不倫をしている、ギャンブル依存症、DVなどがはっきりしている場合は離婚話をしやすいと言えます。しかし、相手にとってあなたが離婚をしたいという意志が寝耳に水で、相手からすると夫婦関係が成り立っている場合は離婚を切り出すことは難しいでしょう。

 

夫が退職する時

熟年離婚の場合では「今更なにを言うんだ」と真剣に取り合ってもらえないことも考えられます。離婚のタイミングはそれぞれのケースで異なるため、慎重な判断が必要でしょう。例えば熟年離婚の場合は夫が退職する時がいいとされています。

 

妻からすれば、退職金によって自身の慰謝料や財産分与が見込まれるからです。夫の退職時期に合わせ、事前に離婚したい気持ちを伝えることは珍しくありません。

 

結婚して時間がそんなに経っていない時

二人に子供がおらず年齢的や仕事的に別れても、お互いに人生のやり直しが可能な時期であれば離婚のハードルがかなり下がります。しかし、相手があなたに依存しているのであれば話はこじれてしまうかもしれません。

この場合は、話し合いが長期化することや調停・裁判に発展する可能性も考えて、あなたの離婚理由である相手の落ち度を証明する証拠を探し集めておきましょう。

 

相手を説得できると確信した時

どういう時に離婚話を切り出すべきかがわからない場合は、様々な条件や時期を踏まえてあなたが一番相手を説得できると確信したタイミングを計って、話すしかありません。

離婚を考え始めるということは、それまで長期間にわたってつらい気持ちを我慢し続けた結果だと思います。伝える際は相手にあなたの気持ちを明確にわかりやすく伝えることを心がけましょう。

 

それでもわからない場合は別居してみる

なかなか話が切り出しにくく、具体的な離婚理由がわからない場合は別居するのもひとつの手です。今まで一緒に暮らしていた習慣を断ち切り、それぞれ別の場所で生活することによって、離婚についてやこれからの二人の関係性と生活について向きあう時間などが持て、その後の話し合いに活きる可能性が高いでしょう。

 

 

やっぱり最初が肝心!離婚のうまい切り出し方

妻から切り出す際に心がけること

女性は男性に比べて感情的になる方が多いと言われています。あなたは夫と比べて感情的か論理的かどちらでしょうか。男性は理屈を好む人が多いです。そのため、離婚話をする時は、なるべく感情的にならないように冷静に淡々と話をするといいでしょう。

 

感情的になってしまうと、その場の勢いだけで話していると見えかねません。離婚したい理由や離婚条件などを事前に整理して紙にまとめておくことをオススメします。

 

相手に落ち度がある場合は、その証拠を掴んでおき裁判に持ち込む覚悟があることを伝えるのもいいでしょう。男性は女性よりも対外的なメンツや社会的な立場を気にするので、そのような心理を利用するのも効果的です。

もしまだ相手の浮気の証拠などを取れていない場合は、早めに準備したほうがいいでしょう。

 

夫から切り出す際に心がけること

夫から離婚を切り出すことは、通常の場合妻から切り出す場合より難しいです。特にあなたの妻が専業主婦であれば、よっぽどの理由がない限り離婚に同意してもらえないでしょう。妻からすれば、その後の生活が苦しくなることが明らかなので当然の反応です。

 

また、夫から離婚を切り出されることは女性の自尊心を大きく傷つけるため、意地になってなかなか話が前に進まない、泣き落としにかかられてしまうなどの可能性が考えられます。

相手に有無を言わせないためにも用意は周到に行い、話を切り出すときには離婚届を前もって準備し、即サインをしてもらえるような段取りをしておくといいでしょう。

 

また、離婚後の生活不安を減らして離婚に同意してもらえるように、慰謝料など金銭的な条件を相手に有利な形で設定しておくことも、離婚を成立させるための一つの方法です。
 

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離婚の前に準備しておいたほうが良いこと

・離婚に踏み切る理由とその証拠
・離婚後の生活プラン
・離婚の条件


離婚前にはこの3点を最低限抑えておきましょう。離婚理由やその程度は夫婦によって異なります。相手にもあなたが離婚したい理由を納得してもらえるような相手の落ち度を示す証拠があるといいでしょう。
 

証拠を残そう

例えば、相手の浮気やDVやモラルハラスメントなどがあった場合はその証拠をしっかりと残しておきましょう。

これらの証拠があるとないとでは、その後の離婚条件などが大きく変わってくるため必ず必要です。離婚後の生活プランが具体的にできていないと、相手にあなたの離婚したい気持ちを本気だと捉えてもらえないおそれがあります。

完璧な証拠がないと、役に立ちません

完璧な証拠がないと、慰謝料面などで有利になりません。完璧な証拠のためには、専門家の力を借りた方がいいでしょう。浮気調査の専門家である、探偵に相談してみませんか?

離婚後にどのような生活を送るのかプランを立てる

そのために、離婚後にどのように収入を得て生活していくのかをしっかり示しましょう。この生活の仕方に関係してくるのが、慰謝料や財産分与や親権などの条件面です。

相手にとっても現実的で同意できるレベルの条件交渉を行いましょう。しかし、生活を考えて引いてはいけないラインは設定した上で、将来に対してなにが必要なのか相手を説得できるように準備をしておきましょう。
参考:離婚後に訪れる3つの悩みと今からできる対処法

 

浮気で離婚する場合

相手の浮気の証拠を必ず提示できるように用意しておきましょう。あなただけでは準備できない場合は、探偵や興信所に依頼するのもいいでしょう。(→優良探偵だけの無料紹介+浮気相談窓口)また、話を進める上でどのような相手の行為があなたの得る慰謝料にとって効果的なのかがわからない場合は、離婚問題を得意とする弁護士に相談することをオススメします。
参考:離婚の慰謝料|獲得と増額のための完全マニュアル

 

子供がいる場合

子供にとって親の離婚は、親の勝手な都合でしかないため、最大限子供に配慮した離婚を心がけるといいでしょう。子供の受験前や、学年や学校が変わった時期などに、親の離婚によって環境が大きく変わらざるを得ないことはなるべく避けましょう。

中途半端な時期での転校や、苗字の変更は子供に悪影響を与えてしまう可能性が高まります。離婚するにしても、なるべく子供の環境や将来に悪影響が及ばないように最大限配慮するようにしましょう。

そして、離婚後にどちらの親についていくかは、親の状況や子供の年齢も考慮しながら、子供の意見も取り入れることをすすめします。

【関連記事】

 

話し合いで離婚が出来ない場合

何らかの理由で相手とまともに話し合いができない場合や、顔を合わせずに離婚を成立させたい場合は調停離婚や裁判離婚のための準備をすすめましょう。

あなたにとって少しでも条件のいい離婚を成立させるために「賢い離婚の仕方|離婚前に考えておくべき5つのこと」をご覧いただければと思います。
 

 

親権を獲得したい場合(子供がいる場合)

子供がいる場合、親権者を夫婦どちらにするのかを決めない限り離婚は成立しません。親権者はまずは話し合いで協議されそこで決まらなければ、調停や裁判で決定されます。

 

一般的には母親の方が圧倒的に親権を獲得する場合が多いです。一度決まった親権を変更することはかなりハードルが高いため、親権を獲得したい場合は「離婚するとき必ず親権を取りたい人が知るべき6つのこと」をご覧いただければと思います。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

離婚を切り出すベストなタイミングは離婚理由がハッキリすればするほど明確になります。しかし、相手があなたの抱える離婚理由を自覚していない場合は、なかなか難しいものだとお分かりいただけたかと思います。


話し合いに向けては、離婚理由や離婚後の生活プランなどをしっかり準備した上で、配偶者の性格や状況を踏まえて最適なタイミング探られてみることをオススメします。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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