​離婚を決意する瞬間と離婚を決意したら考える5つのこと

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夫婦生活は、どちらかが「離婚したい」と漠然と思っていたところ、あることが引き金となって離婚を決意させます。
 
しかし、離婚を決意しても手順が分からず、幸せでもない夫婦生活がズルズル続いてしまうこともあります。反対に、決意したからといってすぐに離婚してしまい、後になって問題が出てくることもあります。
 
今回は、一般的に周りの夫婦はどのような時に離婚を決意するのか?離婚を決意したのであれば何を考え、何をすれば良いのか?また、なかなか相手が離婚を決意してくれない際にどうやって相手に離婚を決意させるのか?といった内容を紹介していきます。

 

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【目次】
夫婦が離婚を決意する瞬間
妻が離婚を決意する瞬間
夫が離婚を決意する瞬間
離婚を決意した時に考える5つのこと
相手に離婚を決意させる3つの方法
まとめ

 
 

夫婦が離婚を決意する瞬間

離婚した夫婦には「もう無理、別れよう」と離婚を決意する瞬間が必ずあります。男女でそれぞれ離婚を決意する瞬間も違ってきます。こちらでは、男女別の離婚の原因ランキングを元に、離婚を決意する瞬間を解説します。
 
ランキングについては、こちらを参考にしています。「離婚原因ランキング
 

妻が離婚を決意する瞬間

裁判所が公開している平成25年度の「婚姻関係事件数」によると、離婚の申し立て件数は夫が18,345件、妻が48,479件となっており、倍以上女性のほうが離婚を決意していることになります。
 

性格が合わない

圧倒的に多かった理由が性格の不一致です。いざ結婚して見ると「あれ?なんかおかしい」と思うことが多々出てくるようになり、そのことが積もり積もって離婚を決意させます。
 
一度夫を否定的に見てしまうと、悪いところばかりが目に行くようになり、普段の不満が溜まりに溜まった結果、何気ない一言や態度、行動が離婚を決意させる引き金になります。
 

暴力を振るう

離婚の理由でも多かったのが、夫の暴力です。結婚前はそうではなくても、結婚後に豹変してしまう夫もいます。職場のストレスを家庭に持ち帰り暴力で発散することも、お酒に負けて暴力を振るうこともあります。
 
家庭内暴力は、対策を取らないとどんどんエスカレートし、自分や子供の身の危険を感じた瞬間に離婚を決意します。
 

生活費を渡さない

妻の離婚の原因3位が生活費を渡さないでした。その経緯は各家庭によって違うでしょうが、共働きが一般的になってきた現代でも夫の収入が家庭を支えていることがほとんどです。
 
女性が一人でも行きていける社会になったからこそ「自分一人で生きたほうが良いかも」と離婚を決意させます。
 

夫が離婚を決意する瞬間

一方、夫の方はどうでしょうか。一般の心理的にも男性の方が女性より世間体などを気にしますし、家庭にいる時間も少ないので離婚を決意することも少なくなっています。それでも離婚を決意することは、女性の場合より決意の瞬間が明確ではないのかと考えられます。
 

性格が合わない

夫の方も性格の不一致が1位でした。理想を抱いて結婚したものの、いざ夫婦生活をしてみると見当違いの事も多いようです。こちらも日頃の積もり積もった不満が何気ない一言や態度をきっかけに離婚を決意させるようです。
 

異性関係

件数こそは少ないものの、夫の離婚の原因2位になっていたのが不倫や浮気などの異性関係でした。やはり男性は結婚を決意するには、妻の浮気の発覚といった明確な原因が離婚を決意させるきっかけになっているようです。ちなみに妻の浮気調査をしたい場合はプロの探偵に依頼した方が安全ですので優良探偵の無料紹介などを利用するのがいいかとおもいます。
 

精神的に虐待する

昔と比べ女性の立場も強くなり、不倫や収入などに過敏になった妻からの精神的嫌がらせを理由に男性から離婚を申し立てることも多いようです。「妻から足を引っ張られている」「信じられてない」と感じた時に離婚を決意するようです。

 

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離婚を決意した時に考える5つのこと

このコラムを見られている方は、既に離婚を決意されている方も多いと思います。「離婚をしたいけどどうしたら良いの?」と思っている方もいるでしょうし、「もう無理!早く別れたい!」と思っている方もいるでしょう。
 
どうすれば良いのかわからない方も、今すぐ別れたい方も一旦、離婚手続きに入る前に考えて欲しいことがあります。
 

生活面の自立

夫婦の共働きも多くなっていますが、今まで2人で生活を送っていたので、その後どうやって一人で生活していくかをしっかり考えて下さい。相手の収入を頼りにしていた場合、仕事とお金のことでしょうし、家事や身の回りのことを相手に任せがちだった場合は家事や身の回りのことです。
 
若い方で「とりあえず実家に戻ればいいか」と安易に考えている方も、そのことはしっかり両親に説明しましょう。一人で生活をするイメージがしっかり付いてから離婚の手続きに入って下さい。
 

離婚後の住居

賃貸にせよ既に家を購入してあるにせよ、離婚後の住居の確保はしっかりとしておいて下さい。結婚生活をしていた家に住み続ける側の方は「一人でその家賃を払い続けられるのか」「一人でローンを払えるのか」を考えて下さい。
 
家を出て行く側は「次の住居の確保」「家電などはどうするのか」「家賃を払っていく収入の確保」を考えてください。家具もないまっさらな状態で出て行ってしまうと50~100万円はどうしてもかかります。
 
「早く別れたい!」という気持ちが強すぎて、この事をないがしろにしてしまう人も意外に多いものです。
 

夫婦の財産の振り分け

共通の貯金、家具や車など結婚後に二人で築いた財産は離婚後に2つに振り分けられます。この事を「財産分与」と言います。財産の振り分けは、基本的に、財産形成の貢献度・年齢・婚姻年数・職業などを元に夫婦で話し合うことになります。
 
例え、専業主婦であっても、収入の差があったとしても話し合いによっては半分ずつに振り分けることも可能です。ですので、まずは2人で築いた財産がどれほどあるのかを把握しましょう。
 
財産分与に関しては「離婚した時に財産分与で損をしない分け方と有利に進める方法」に詳しく記載しております。
 

子供のこと

子供がおられる方は、子供のことが一番と言っていいほど大事になってきます。そもそも、子供が小さいうちは離婚をするのもなかなか考えものです。それでも、離婚を決意するとは、よほど相手が今後の結婚生活を侵害するような内容があることが考えられます。
 
子供が未成年の場合は、どちらが親権を持つかを決めておかないと離婚はできません。子供の環境(学校など)や将来のことを第一に考えて、親権を話し合いたいところですが、基本的にどちらも「子供は自分が面倒を見る」と主張がありトラブルになります。
 
子供のことを考えると、離婚をしないことが第一ですが、それでも相手がDVや金銭問題・不倫などで離婚を決意し、親権を獲得したいのであれば「親権を必ず獲得するためのポイントと親権者を決める条件」をご覧ください。
 

慰謝料の請求

こちらも離婚問題でよくあることです。性格の不一致のように、言ってしまえばどっちもどっちのような離婚理由でない限り、相手から慰謝料請求することが可能です。不倫やDV、モラハラ、生活費を渡さないなどの悪意の遺棄など様々なことを理由に慰謝料を請求できます。ただ、不倫での慰謝料請求の場合、証拠が必要になりますので探偵など浮気調査のプロに依頼して証拠を取っておくことが重要です。
 
慰謝料の金額も不倫・浮気は100500万円、悪意の遺棄(勝手に別居するなど)50300万円、DV、モラハラなどで50500万円と非常に高額になっています。慰謝料に関しては「慰謝料請求の全手順」をご覧ください。慰謝料をできるだけ高く取りたいという方は「離婚慰謝料を引き上げる重要な証拠」の記事をご覧ください。
参考:離婚の慰謝料|獲得と増額のための完全マニュアル

 

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相手に離婚を決意させる3つの方法

離婚の一番の簡易的な方法は、離婚届に双方の印鑑を押して役所に提出する「協議離婚」という方法で、一般的にもこの方法が大多数を占めます。しかし、相手が話し合いで同意しなければ、裁判所で離婚を話し合う「離婚調停」になり、労力を使うことになります。
 
こちらでは、なかなか離婚を受け入れてくれない相手に対して、離婚を決意させる方法をお伝えします。
 

第三者の意見を取り入れる

2人だけで話し合ってもなかなか埒があかないのであれば、第三者を挟んで話し合うことが一番でしょう。しかし、家族や友人などを第三者としても、意見が片方によってしまい余計話がこじれてしまいます。
 
ここは、どちらの知人でもない弁護士や離婚の専門家に相談をするようにしましょう。離婚の話し合いの場に弁護士が入ってきたら、相手に本気度を伝えることも出来ます。離婚問題を得意とする弁護士は「離婚問題を得意とする弁護士一覧」からお探し下さい。
 

別居する

離婚後の想定をしたり、相手にも離婚を強く意識させるためにも一人暮らしを始めたり、実家に帰ったりして別居をすることも、相手に離婚を決意させる手段です。
 
しかし、あまりにも自分勝手にし過ぎると「悪意の遺棄」として相手から慰謝料を請求される可能性も出てきますので、別居を提案してお互いに考える時間を作るといったスタンスがいいでしょう。
 

悪者になる

例え離婚を決意していてもどこかで優しさが出ているものです。悪者になるとは、決して浮気をしたり、暴力を振るったりすることではありません。そんなことをしてしまうと、逆に相手から慰謝料を請求されてしまいます。
 
例えば、「性格が合わないから離婚したい」と考えているのであれば、ちょっとでも意見が食い違ったら感情的にはならず冷静に反論します。時には一切の優しさを見せず冷たく接することも効果的です。
 
しかし、この方法はやり過ぎない程度のバランス感が必要ですし、相手が折れるのが長引くことも十分考えられます。他の方法と併用することをおすすめします。
 

離婚調停を申し立てる

それでも夫婦間や第三者を挟んでも話がまとまらない場合は、「離婚調停」によって裁判所に間に入ってもらい、離婚するかどうかを決めてもらいます。
 
しかし、離婚調停の根本の考えが夫婦問題の円満解決で、その結果離婚したが良いでしょうとなるため、確実に離婚を決められるというわけでもありません。
 
更に、期間もかかってしまうので少しじれったいかもしれません。夫婦間での話し合いがどうしてもまとまらない場合に検討してみてください。離婚調停に関しては「離婚調停にかかる費用と有利にすすめるための方法」をご覧ください。

 

まとめ

いかがでしょうか。離婚を決意することは、各家庭の経緯で様々あり、積もり積もったものが限界を達した時に起きる傾向が強いようです。
 
しかし、離婚を決意したからといって、感情的にことを進めず、将来のことをしっかり考えながら離婚の手続きに入っていきましょう。場合によっては、離婚をしないことが、自分のため、子供のために幸せな事もあります。
 

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編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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