離婚をするときに子供の親権や慰謝料、財産分与などで相手と揉めて、弁護士が必要となったときにかかる費用相場は、内容にもよりますが50~100万円ほどになります。
弁護士費用が払えなくて泣き寝入りすることも…。
- 相手に親権を渡したくない
- 養育費を払ってもらえなくなった
- 不倫相手に慰謝料を請求したい
弁護士保険は、法律トラブルで弁護士に依頼したときの費用が補償されます。
離婚トラブルだけでなく、子供のいじめ、労働問題等でも利用することができます。
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士への無料相談は、弁護士会や自治体などさまざまな窓口で可能です。
しかし、相談自体が初めてで、どこで相談するのがよいかわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、弁護士に無料相談ができる窓口について解説します。
弁護士の無料相談で期待できることや窓口ごとのメリット・デメリットなども紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
弁護士に無料相談ができる主な窓口は、以下のとおりです。
窓口 |
相談可能な日時 |
相談方法 |
相談できる内容 |
利用できる回数 |
自治体の無料相談 (市役所・区役所など) |
平日の日中 ※時間は各自治体によって異なる |
・面談 ・オンライン ・電話 |
刑事事件以外の法律相談 |
年度内に数回まで ※自治体によって異なる |
法テラス |
平日の日中 ※時間は各法テラスによって異なる |
・面談 |
刑事事件以外の法律相談 |
同じ案件について3回まで |
弁護士会 |
弁護士会によって異なる |
・面談 ・電話 |
法律相談全般 |
各弁護士会によって異なる |
法律事務所 |
法律事務所によって異なる |
・面談 ・オンライン ・電話 ・メール ・LINE |
法律相談全般 |
無料相談は原則1回で継続する場合は有料 ※法律事務所によって異なる |
市区町村の役所では定期・不定期で弁護士による無料法律相談がおこなわれていることが多く、相談時間は30分程度です。
事前予約が必要で、詳細は自治体のホームページで確認できます。
「相談」のみの対応で、正式な依頼が必要な場合は別の窓口を利用しなければなりません。
相談可能な法律の分野には制限がないことが多いですが、労働問題や消費者問題、外国人のための法律相談など、特定の課題に焦点を当てた相談会が開催されることもあります。
詳細は各自治体の公式サイトで確認ください。
相談できる日時 |
平日の日中 ※時間は自治体によって異なる |
相談方法 |
面談・オンライン・電話 |
一般的な相談時間 |
30分程度 |
相談できる内容 |
刑事事件以外の法律相談 |
利用できる回数 |
年度内に数回まで ※自治体によって異なる |
自治体の無料相談のメリットは、以下のとおりです。
自治体の法律無料相談は、お住まいの地域で気軽に相談できるので、非常に利用しやすいサービスです。
法律に関する悩みやトラブルに直面している方にとっては心強いでしょう。
自治体の無料相談のデメリットは、以下のとおりです。
市役所など自治体の法律相談は、役所が空いている平日の日中に相談日時が限られていることが多いです。
予約が取りにくいことも少なくありません。
また自治体の無料相談では、弁護士を選べない点も注意が必要です。
担当する弁護士が、相談したい法律分野の対応経験や実績が少ない可能性もあります。
そのうえで相談時間が短いため、相談者の事情に応じた詳しいアドバイスまでは期待できない点も把握しておきましょう。
関連する法律に関する一般的なアドバイスにとどまる可能性があります。
法テラスは、国により設立された法律トラブルを解決するための総合案内所です。
経済的に困窮されている方に向け、無料の法律相談を提供しています。
また経済的な条件を満たせば、弁護士費用の立替払いも利用が可能です。
相談できる日時 |
平日の日中 ※時間は法テラスによって異なる |
相談方法 |
面談 |
一般的な相談時間 |
30分程度 |
相談できる内容 |
刑事事件以外の法律相談 |
利用できる回数 |
同じ案件について3回まで |
法テラスの無料相談のメリットは、以下のとおりです。
法テラスでは経済的な条件を満たす方は無料で弁護士の相談を3回まで受けられます。
また法テラスの相談窓口は全国各地に設置されており、自宅の近くで相談できるのもメリットです。
公的な窓口であり、法律相談が初めての方は比較的相談しやすいでしょう。
法テラスの無料相談のデメリットは、以下のとおりです。
法テラスは経済的に困窮している方向けに弁護士の無料相談を提供しているので、裏を返せば資力基準を満たさなければ利用できません。
また法テラスを利用する場合、担当弁護士はランダムに決定されるため、必ずしも希望する分野を得意とする弁護士に当たるとは限りません。
直面している法律トラブルの分野に詳しい弁護士に相談したいなら、法テラス以外で探した方がよいでしょう。
法テラスの無料相談は、電話やネット予約が可能です。
原則として法テラスでの無料相談は、全国各地の法テラスの事務所や法律事務所などで対面形式にておこなわれます。
ただし場所によっては電話やオンラインでの相談が可能な場合もあります。
高齢者や障害などで相談場所を訪れるのが難しい方は、自宅や入院先などでの相談も可能です。
無料法律相談の条件や詳しい方法については、法テラスの以下公式サイトで確認ください。
無料法律相談のご利用の流れ | 無料法律相談・弁護士等費用の立替 | 法テラス
各都道府県の弁護士会では法律相談センターを運営しており、気軽に法律相談ができる場を提供しています。
ご自身で弁護士を探すのが面倒な方には特におすすめです。
一部の弁護士会では電話による無料相談も受け付けていますが、有料の場合もあります。
相談時間は限定されているため、事前に各弁護士会のホームページで確認しておきましょう。
相談後、さらなる対応が必要な場合は、弁護士に継続的に依頼することも可能です。
その際の費用や手続きも相談中に確認しておくとよいでしょう。
相談できる日時 |
平日:10時00分~16時00分 |
相談方法 |
面談・電話 |
一般的な相談時間 |
15〜30分程度 |
相談できる内容 |
法律相談全般 |
利用できる回数 |
制限なし |
お近くの法律相談センターについては、弁護士会の以下公式サイトにて検索できます。
弁護士会の無料相談のメリットは、以下のとおりです。
基本的には、相談内容に適した弁護士が対応してくれます。
また自宅に近い法律相談センターで、相談ができるのもメリットといえるでしょう。
弁護士会の無料相談のデメリットは、以下のとおりです。
弁護士会の無料相談は1回15〜30分程度と短いため、込み入った内容の相談は難しいかもしれません。
法律に関する一般的な回答やアドバイスを求める方におすすめです。
また、担当する弁護士はランダムで決まり、弁護士会によっては、どこの法律事務所の弁護士か名乗らない場合もあります。
どの弁護士に当たるか分からず、相談する弁護士をご自身で選ぶことはできません。
相談したい内容に適した弁護士を自分で選びたい場合は、別の相談方法を選んだ方がよいでしょう。
日弁連交通事故相談センターは、交通事故の問題について弁護士が公正中立な立場で相談を受け付ける公益財団法人です。
自動車による交通事故の民事法律問題に対して、法律相談のほかにも示談あっせんなどのサービスも提供しています。
示談あっせんでは、中立な弁護士が間に立ち、当事者間の話し合いを円滑に進行させ、公平な示談を目指します。
相談できる日時 |
平日:10時00分~16時00分 |
相談方法 |
面談・電話 |
一般的な相談時間 |
30分 |
相談できる内容 |
示談交渉など交通事故に関する法律相談 |
利用できる回数 |
5回まで |
弁護士の無料相談を受け付けている法律事務所は多いです。
それぞれの弁護士の得意分野が異なるため、事前にホームページをチェックするなどして確認しましょう。
経験豊富な弁護士に相談したい方、個別のアドバイスが欲しい方、トラブル解決のため正式に依頼を考えている方は、初めから法律事務所に相談することをおすすめします。
相談できる日時 |
法律事務所によって異なる |
相談方法 |
面談・オンライン・電話・メール・LINE ※法律事務所によって異なる |
一般的な相談時間 |
30分程度 |
相談できる内容 |
法律相談全般 ※法律事務所によって異なる |
利用できる回数 |
原則1回 ※法律事務所によって異なる |
法律事務所の無料相談のメリットは、以下のとおりです。
法律事務所で無料相談を受ける最も大きなメリットは、相談する弁護士を自分で選べる点です。
直面している法律トラブルの分野を得意とする弁護士に相談できるので、有効なアドバイスを得られるでしょう。
法律事務所によっては平日夜間・土日祝日の相談も受け付けています。
そのため平日日中は仕事で忙しい会社員なども、法律事務所の無料相談は受けやすいでしょう。
また担当の弁護士が気に入れば、そのまま依頼できる点もメリットです。
ほかの窓口では審査や手続きなどで時間がかかることもある一方、法律事務所なら依頼すれば迅速に対応を開始してもらえます。
法律事務所の無料相談のデメリットは、以下のとおりです。
ほかの窓口と違い、法律事務所の無料相談を選ぶ場合は自分で弁護士を探す手間がかかります。
ただ「ベンナビ」のようなポータルサイトを使えば、希望にあう弁護士を簡単に見つけられるでしょう。
また無料で法律相談にのってもらった手前、依頼までしないと悪いと感じてしまう方がいる点もデメリットです。
無料相談をしたからといって、必ずしもその弁護士に依頼しないといけないわけではありません。
早々に対応を開始した方がよい案件では弁護士から依頼を促される場合もありますが、即断せず別の弁護士にも話を聞いてみることも大切です。
弁護士や法律事務所に無料相談する際は、ベンナビを利用して弁護士を探すのがおすすめです。
離婚問題、遺産相続、交通事故など、具体的な問題を得意とする弁護士の選択が可能です。
弁護士の無料相談で期待できることは、主に以下の4つです。
ここでは、弁護士の無料相談を利用するメリットについて解説します。
相談するだけでも、冷静になって状況を整理できるメリットがあります。
当事者同士で争っていると冷静さを欠きがちですが、専門家である弁護士に話を聞いてもらうことによって冷静になり、考えをまとめられるわけです。
法律トラブルを適切に解決するには、専門的な法律の知識が欠かせません。
弁護士に相談すれば、問題解決に向けた今後の見通しや解決策についてアドバイスをしてもらうことができます。
法律トラブルに見舞われた際は、今後どうなるかわからなければ不安がつもるものです。
その点、見通しが少しでも明らかになれば、不安やストレスが大幅に軽減されるでしょう。
トラブルの内容によりますが、無料相談だけで直面している法律トラブルが解決するケースも少なくありません。
法律に基づく専門的なアドバイスさえ得られれば、自分自身で解決できるケースも多いのです。
そういったアドバイスは、直接弁護士に話を聞いてもらわないと引き出すことはできません。
弁護士によって得意とする分野がことなるのはもちろん、対応の丁寧さや話しやすさはそれぞれです。
弁護士への依頼を検討している場合は、無料相談は弁護士との相性を確かめるよい機会となります。
弁護士に依頼をすると、その後の対応が数ヵ月~数年と長くなる可能性もあるので相性は非常に重要です。
対応実績が豊富な能力の高い弁護士だからといって、必ずしも自分と相性がよいとは限りません。
無料相談で弁護士と実際に話してみて、話しやすいか説明がわかりやすいかなどを確認するとよいでしょう。
ここでは、無料相談をする窓口のおすすめや選び方について解説します。
弁護士の無料相談先として、最もおすすめできるのは法律事務所です。
直面する法律トラブルを得意とする法律事務所の弁護士に相談をすれば、適切なアドバイスが得られます。
また法律事務所で相談をすれば、気に入った弁護士にそのまま依頼もできるので手間もかかりません。
以下のような方は、特に法律事務所へ無料相談を申し込むことをおすすめします。
経済的に困窮している方は、資力条件を満たせば法テラスで弁護士の無料相談を3回まで受けられます。
また法テラスであれば、条件を満たすことによって弁護士費用の立替も可能です。
立て替えてもらった費用はゆっくり返済できるので、経済的な負担を減らせます。
弁護士費用の支払いが不安な方は、法テラスで無料相談をすることを検討するとよいでしょう。
弁護士会や自治体の無料相談であれば、弁護士を探す手間はありませんし自宅の近くで相談が受けられるメリットがあります。
相談時間が15~30分程度と短いので込み入った話はできませんが、一般的なアドバイスだけでよいなら問題ありません。
ここでは、弁護士の無料相談方法のそれぞれのメリット・デメリットを解説します。
相談方法 |
メリット |
デメリット |
対面 |
✔︎弁護士の人柄がわかる ✔︎弁護士との相性を確かめやすい ✔︎資料を直接見てもらいながら話ができる |
✔︎法律事務所に訪問が必要 |
オンライン |
✔︎自宅で弁護士の顔をみながらじっくり相談できる ✔︎弁護士との相性を確かめやすい |
✔︎インターネット環境や専用ツールの設定が必要 |
電話 |
✔︎好きなときに相談できる ✔︎法律事務所への訪問が不要 |
✔︎込み入った内容を伝えにくい |
メール・LINE |
✔︎スキマ時間に相談できる ✔︎24時間いつでも相談できる ✔︎法律事務所への訪問が不要 |
✔︎リアルタイムで回答がもらえるとは限らない ✔︎回答まで時間がかかることがある ✔︎込み入った内容を伝えにくい |
対面で無料相談をする場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
デメリット |
✔︎弁護士の人柄がわかる ✔︎弁護士との相性を確かめやすい ✔︎資料を直接見てもらいながら話ができる |
✔︎法律事務所に訪問が必要 |
対面相談の大きなメリットは、弁護士と直接顔を合わせて相談することで話しやすさや人柄を知りやすい点です。
法律トラブルの解決には時間がかかることもあるため、弁護士との相性も重要です。
話しづらく相性が悪い弁護士では、スムーズにコミュニケーションができなくなるうえ、ストレスが溜まることでしょう。
対面相談のデメリットとしては、法律事務所への訪問やスケジュール調整が必要な点が挙げられます。
仕事で毎日忙しい方は、その点がひとつのハードルになるかもしれません。
なお平日日中になかなか時間が取れない方は、平日夜間や土日祝日に相談対応が可能な弁護士を選ぶとよいでしょう。
オンラインで無料相談をする場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
デメリット |
✔︎自宅で弁護士の顔をみながらじっくり相談できる ✔︎弁護士との相性を確かめやすい |
✔︎インターネット環境や専用ツールの設定が必要 |
オンライン相談のメリットは、家にいながら弁護士の顔をみて法律相談ができる点です。
特に法律事務所が遠い場合や外出が難しい場合に便利です。
対面相談に気まずさを感じる人にも適しています。
ただし、スマートフォンやパソコンを用いるため、慣れていない人には不安もあるでしょう。
インターネット接続が不安定な場合、相談が中断される可能性があります。
また多くの書類をみてもらう必要がある際は、対面に比べると不便さを感じるでしょう。
電話で無料相談をする場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
デメリット |
✔︎好きなときに相談できる ✔︎法律事務所への訪問が不要 |
✔︎込み入った内容を伝えにくい |
電話相談は法律事務所へ訪問する必要がなく、自宅から都合の良いタイミングで相談できるため忙しい方には便利です。
一方のデメリットは、対面に比べると込み入った内容を弁護士に伝えにくい点です。
対面ではメモや資料を用いた説明ができますが、電話相談は言葉だけで説明しなければなりません。
相手の表情もみえないため、込み入った内容を伝えにくい点はデメリットといえるでしょう。
メールやLINEで無料相談をする場合のメリット・デメリットは、以下のとおりです。
メリット |
デメリット |
✔︎スキマ時間に相談できる ✔︎24時間いつでも相談できる |
✔︎リアルタイムで回答がもらえるとは限らない ✔︎回答まで時間がかかることがある ✔︎込み入った内容を伝えにくい |
メールやLINEを用いた無料法律相談のメリットは、通勤や移動中の時間を利用して気軽に相談できる点と、24時間いつでも相談できる点です。
とはいえ、メールやLINEでの相談には限界もあります。
対面やオンライン、電話などと比べると、込み入った内容をメール・LINEだけで伝えるのは難しいです。
こちらから問い合わせをしてもすぐに回答が返ってくるとは限りません。
弁護士が多忙であれば回答に時間がかかることもあり、迅速な対応が必要な案件では不向きです。
メールやLINEを活用しつつ、状況に応じてほかの相談手段も検討しましょう。
弁護士の無料相談では、いくつかの注意点があります。
無料相談を有効に活用するためにも、以下に挙げる点はおぼえておきましょう。
無料相談を利用する際は事前予約が基本的に必須です。
予約なしで訪問すると、すでに予約が埋まっている場合や弁護士が不在の場合が多いため、必ず事前に予約しましょう。
弁護士の都合次第で希望した時間に弁護士の予定が取れなくなる可能性もあることから、法律相談が必要と感じたら早めに予約するのがおすすめです。
弁護士の無料相談は、多くの場合30~60分の時間制限が設けられており、それ以降は相談料が発生します。
複雑な事情の場合、30分の相談時間では有効なアドバイスが得られない可能性があるため、60分まで無料相談が可能な法律事務所を選ぶのもひとつの手です。
弁護士の法律相談は、初回のみ無料というケースが多いです。
弁護士の無料相談を活用する際は相談時間だけでなく、相談回数にも注意しましょう。
無料相談では法的な視点からのアドバイスが受けられますが、具体的な交渉や書類作成などの実務は対応してもらえません。
実務の対応を弁護士に依頼する場合は、弁護士費用が発生します。
無料相談を利用する場合、窓口によっては対象者や利用条件が限られている可能性がある点も注意してください。
たとえば法テラスでは、経済的に困窮している人に限り、弁護士による無料相談が可能です。
相談前にWebサイトなどで対象者や利用条件の確認をしておきましょう。
法律相談を受けられるのは、原則として法律トラブルに直面している本人のみです。
本人以外が相談すると情報の信憑性が不足したり、本人の意向が伝わりにくかったりするため、代理人や親族からの相談は基本的に受け付けません。
ここでは、弁護士の無料相談前にやっておきたい準備について解説します。
弁護士に無料法律相談は時間・回数に限りがあるため、相談する際には事前にトラブルの経緯や相談したいことをまとめておくことが重要です。
必要な資料も準備しておき、電話相談やオンライン相談の際はメモを取るようにしましょう。
弁護士に相談する際は、トラブルの解決方法や目標を明確にすることが重要です。
賠償金がほしいのか、謝罪がほしいのかによって、弁護士の対応が異なります。
最終的な希望を事前に把握することで、より適切なアドバイスを受けられるでしょう。
弁護士への相談は証拠がなくても可能ですが、具体的なアドバイスを得るためには相談内容を裏付ける証拠集めが重要です。
自分では必要性を判断できないような資料でも、弁護士に見せてその重要性を指摘されるといったケースも少なくありません。
そのため少しでも法律トラブルに関係しそうな資料があれば、相談前に全てまとめておくことを強く推奨します。
有効な証拠の例としては、契約書類やメール・LINEのやり取り、トラブルにかかわる写真・動画などが挙げられるでしょう。
こういった資料があれば相談前に集めておき、弁護士にみてもらえるようにします。
ここでは、弁護士の無料相談を利用する際の流れを紹介します。
まず無料相談をする窓口や弁護士(法律事務所)を選びます。
窓口を選ぶ場合は、利用条件を確認するようにしましょう。
法律事務所で弁護士に相談したい場合は、弁護士の実績やアクセスのしやすさなどを基準に選ぶとよいです。
弁護士への無料相談を利用するためには原則として事前予約が必要です。
電話や予約フォーム、LINEなど指定された方法にて予約をします。
予約後は法律事務所や窓口に訪問し、法律相談をおこないます。
相談内容に関する資料や証拠を持参するようにしましょう。
弁護士に法律相談をする際、追加のサポートが必要な場合は委任契約を結びます。
急いで決める必要はありませんが、相談時に費用や解決までの見込まれる時間を確認しておくと、あとで判断しやすくなるでしょう。
ここでは、弁護士との無料相談当日の心得について解説します。
弁護士への無料相談では、できる限り遅刻やキャンセルは避けましょう。
遅刻した場合も相談時間は後ろ倒しにならず、あらかじめ指定した予約の時間までしか相談ができません。
また初回のみ無料相談が可能という条件だった場合は、特にキャンセルをする際の注意が必要です。
無断でキャンセルしたり期限に遅れてキャンセルしたりすると、それが初回としてカウントされる可能性があります。
その結果、次回以降の無料相談が受けられなくなる可能性があるのです。
弁護士に相談する際は、隠し事をせず正直に話すことが重要です。
隠し事があると適切なアドバイスを受けられない可能性があるほか、あとで隠していたことが明るみに出た場合、問題が深刻化する可能性もあるでしょう。
ご自身にとっては特に重要ではない情報でも、弁護士にとっては解決に役立つ重要な情報かもしれません。
弁護士には守秘義務があるため、信頼して全てを話すことから始めましょう。
弁護士の無料相談で情報やアドバイスをもらう際は、メモを取ることが大切です。
特に数字をともなう情報はメモしておくと役立つ場合があります。
ただし、相談内容を録画や録音することは禁止されている場合もあるので注意が必要です。
無料相談のみなら持参は不要ですが、依頼の可能性がある場合は印鑑や身分証明書を持参すると、手続きがスムーズに進みます。
無料相談の時間を超えると、追加の相談料金が発生する可能性があります。
万が一、時間をオーバーした場合の相談料については、弁護士が案内してくれます。
制限時間が迫っている場合は、基本的に弁護士から声をかけてくれますが、料金をかけたくない方は十分に注意しましょう。
弁護士に無料相談をしたからといって、必ずしも依頼する必要はありません。
弁護士への依頼を考えている場合は、ほかの弁護士にも無料相談をしてみて相談先をえらぶのもひとつの手です。
弁護士に依頼するか判断する場合は、以下のポイントをチェックします。
弁護士費用の相場については、以下記事でも紹介しているのでよろしければ参考にしてください。
弁護士への無料相談は、弁護士会や自治体などさまざまな窓口で可能です。
無料相談だけで抱えている問題が解決することもあるので、積極的に利用してみましょう。
弁護士への無料相談を検討しているなら、全国の弁護士を検索できるポータルサイト「ベンナビ」の利用もおすすめです。
お住まいの近くの弁護士や相談内容を得意とする弁護士が多数掲載されているため、ご自身に合った弁護士を簡単に探せます。
電話やオンライン、メール・LINEなどさまざまな方法に対応した弁護士がいるので、気軽に相談できるでしょう。
無料相談を利用したからといって必ず正式な依頼をする必要はなく、一度持ち帰って検討することも可能です。
まずは一度、無料相談を利用してみることをおすすめします。
【完全予約制】複雑な財産分与・お子様についての離婚トラブルの実績豊富!難易度の高い事件も円満解決に導きます【英語対応可能】国際離婚にも対応!※面談枠には限りがございます。お早めにご予約下さい※
事務所詳細を見る【弁護士歴25年】離婚案件を多く経験した弁護士が、培ったノウハウを活かして交渉に挑みます。面談にて、依頼者様のお気持ちを伺った上でどうサポートできるか全力で考えますので、まずは面談にいらしてください。
事務所詳細を見る弁護士への法律相談について迷っている場合、まずは無料相談を利用してみましょう。本記事では、弁護士への無料相談について詳しく解説しているので参考にしてください。
離婚すると、本籍地はどこになるのかが気になりませんか?本記事では、離婚後に本籍はどこになるのかやケース別に新たな戸籍を作る必要性や影響について解説します。当記事...
夫婦が別居する場合は、收入が高い一方が、收入が低い・收入がない一方の生活を「婚姻費用」として負担することになります。 婚姻費用とはどのようなものなのか、請求で...
離婚後、年金分割しないとどうなるのかが気になりませんか?ここでは、離婚後に年金分割をしない場合に生じる影響や年金分割制度の注意点などを解説します。離婚後にもらえ...
本記事では離婚届が勝手に出されたかどうかの確認方法と、離婚届を無効にする方法、さらには離婚届を勝手に出されない対策を解説します。
離婚後の手続きで悩ましいのが、戸籍の問題ではないでしょうか。女性は親の戸籍に戻るのが一般的ですが、状況によっては戻れないこともあるので注意が必要です。本記事では...
離婚後の戸籍について、どのような手続きをすればよいのでしょうか。離婚したら女性は親の戸籍に戻るのが一般的ですが、新たに戸籍を作成することも可能です。本記事では、...
離婚後、姓をそのままにする女性は一定数います。姓をそのままにすることで得られるメリットやデメリットはさまざまです。この記事では、離婚後の姓について悩んでいる女性...
夫婦関係の継続が難しくなっても、離婚の切り出し方がわからず、1人で悩みを抱えていませんか?本記事では、相手とスムーズな話し合いができるよう、離婚の切り出し方やケ...
離婚後、妻(夫)には夫(妻)の年金を受け取る権利があります。制度を理解しておけば、離婚後の不安も和らぐかもしれません。本記事では、「年金分割」と「遺族年金」など...
事実婚をする人の中には同性であったり夫婦別姓が認められないために事実婚を選択していたりとさまざまなケースがあります。この記事では事実婚と認められるための要件や要...
マザコンにはいくつか特徴があり、母親への依存心が強すぎると夫婦関係が破綻することもあります。状況によっては別居や離婚などを選択するのも一つの手段です。この記事で...
産後から夫婦生活がなくなってしまう人は少なくありません。実際産後どのくらいの期間から再開すればよいのかわかりませんよね。この記事では、「産後の夫婦生活はいつから...
「旦那と一緒にいてもつまらない」「旦那が家にいるだけでストレスになる」と思いながら生活していませんか。ストレスを我慢して生活することはできますが大きなリスクも伴...
夫婦別姓にすることで、氏の変更手続きをしなくて済み手間が省ける・旧姓のままでいられるという大きなメリットがあります。この記事では、夫婦別姓にした場合の4つのメリ...
離婚に条件がついているケースもあります。裁判所を介する離婚では、法律で認められた離婚の理由が不可欠です。この記事では、法律で定められた離婚の理由と、夫婦が離婚す...
専業主婦で離婚しようと思った場合、不安を感じますよね。この記事では、専業主婦が離婚するときのお金の不安、離婚にかかる費用、住居や子供、就職の不安と、離婚に向けて...
婚姻費用を払ってもらえたら、専業主婦の方などでも別居後の生活費にできるので、安心して離婚を進めることができるでしょう。この記事では、婚姻費用がいつからいつまで、...
単身赴任は離婚の危機が高まると言われています。この記事では、単身赴任が原因で離婚するリスクから、単身赴任でよくある離婚の原因、単身赴任中の浮気、単身赴任中の浮気...
専業主婦の場合、最も不安なのが金銭面という方も多いでしょう。年金分割は、まだ自身が年金を受け取る年齢でなくても、請求することが可能です。この記事では、年金分割に...
「もっと子どもと面会交流する頻度を増やしたい」など、離婚後にさまざまな要望が生まれることも少なくはないでしょう。そこで本記事では、他のご家庭の面会交流の頻度を知...
嫡出子とは婚姻関係にある男女から生まれた子供のことをいいます。この記事では嫡出子の種類や嫡出子と非嫡出子の違いを解説します。
夫婦は婚姻費用の分担が義務付けられているため、トラブルによって別居することになった場合、相手に不足分を請求できます。 本記事では、婚姻費用分担請求調停の流れや...
婚姻とは民法で定められた条件を満たした男女が社会的に夫婦と認められることをいいます。婚姻の条件や効果などを解説します。
新築離婚は新築の家を建てたり購入したりした後に離婚することを指し、増加傾向にあります。本記事では新築離婚の原因をはじめ家の処分方法や財産分与のポイントを解説し、...
この記事では、離婚経験者が「離婚して良かった」と感じる主な理由や、離婚後に後悔するときなどについてご紹介します。
離婚後の戸籍について、どのような手続きをすればよいのでしょうか。離婚したら女性は親の戸籍に戻るのが一般的ですが、新たに戸籍を作成することも可能です。本記事では、...
婚姻関係の破綻とは同居、協力、扶助など夫婦相互の義務が守られていない状態や不貞行為が行われている場合です。例えば、長期の別居やDVなど、夫婦生活を継続させるのが...
内容証明郵便とは送った文書の内容、送達日付、差出人および名あてを郵便局が証明してくれるサービスです。内容証明郵便の書き方や無視された場合の対処法を解説します。
本記事では、離婚時において家の査定をおこなう重要性をはじめ、査定の依頼先や財産分与の流れなどについて解説しています。
弁護士への法律相談について迷っている場合、まずは無料相談を利用してみましょう。本記事では、弁護士への無料相談について詳しく解説しているので参考にしてください。
離婚すると、本籍地はどこになるのかが気になりませんか?本記事では、離婚後に本籍はどこになるのかやケース別に新たな戸籍を作る必要性や影響について解説します。当記事...