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増え続ける子供の虐待|児童虐待から子供を守る全知識

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
増え続ける子供の虐待|児童虐待から子供を守る全知識
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子供の虐待は近年増加傾向にあり、子供への虐待のニュースは頻繁に目にします。厚生労働省の発表では、令和元年度の児童相談所への児童虐待の相談対応件数は、過去最多となり193,780件でした。

児童虐待の推移
引用元:児童虐待相談対応件数の推移|厚生労働省

虐待から子供を守るためには、加害者から子供を遠ざけるしかありません。しかし、虐待が原因で家を離れようと考えても、虐待加害者は自らの行為を虐待だと思っていないケースも多く、虐待を認めさせるには明確な証拠が必要です。
 
今回の記事では、虐待について明らかにし、その対処法などについて紹介します。

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子供の虐待は増え続けている|児童虐待の影響

冒頭でもお伝えしましたが、令和元年度の児童虐待の相談対応件数は、過去最多の193,780件という数字が出ています。

子供の虐待件数の推移

下記の表は、厚生労働省が発表している「児童相談所での虐待相談の内容別件数の推移」になります。

虐待の内容別件数

内容

身体的虐待

ネグレクト

性的虐待

心理的虐待

総数

令和元年度

49,240

(25.4%)

33,345

(17.2%)

2,077

(1.1%)

109,118

(56.3%)

193,780

(100.0%)

参考:児童相談所での虐待相談の内容別件数の推移|厚生労働省

児童虐待の種類

児童虐待の種類

子供への虐待は「身体的虐待」「心理的虐待」「性的虐待」「育児放棄(ネグレクト)」の4種類に分けることができます。
 

1:身体的虐待

殴る・蹴る・切り傷を負わせる・火傷を負わせる・首を絞める・拘束するなどです。
 
身体的虐待は、保護者が子供に対して何らかの形で暴行を与えることを指します。その結果、子供は打撲・骨折・火傷・切り傷などを負い、ひどい場合は死に至ることもあります。
 
身体的虐待は身体に傷が残るものがほとんどであるため、周りの大人が気づきやすいのですが、普段洋服の下に隠れる部分にだけ暴行を加えるタイプもあるため注意が必要です。少しでも子供の様子がおかしければ、可能なかぎり洋服の下まで確認することをオススメします。
 

2:心理的虐待

言葉での脅し・兄弟間での差別・無視・子供に見せつけるように配偶者へDVを行うなどです。
 
心理的虐待は、身体的虐待と違い身体に外傷を負わせる暴力ではなく子供に心理的にダメージを与える行為を指します。つまり子供の心を殺してしまうような虐待なのです。
 

3:性的虐待

子供への性行為・性的行為を見させる・性器を触らせるなどです。
 
性的虐待はほぼ100%家庭内で行われるため、本人が周りに伝えるか家族間で気がつくしか発覚方法がありません。加害者が子供に性的虐待について「口外するな」ときつく口止めするケースや、子供自身がまだ幼く性的虐待を受けていると自覚できないこともありえます。
 
身近には起こるわけ無いと考えがちな性的虐待ですが、実際には乳幼児期から被害に遭う子供や、母など女性から被害を受ける男の子もいるのです。
 

4:育児放棄(ネグレクト)

食事を与えない・家や部屋に閉じ込める・不潔にする・自動車に放置する・病院に連れて行かないなどです。
 
育児放棄は保護者の怠惰や養育意欲のなさによって引き起こされます。子供が生理的に必要な事柄に対して無頓着な親は子供を苦しめます。ひどい場合には、乳幼児やまだ幼い子供への安全や健康への配慮が全く無く、子供が死に至るケースもあります。

虐待による将来への影響

大人と比べて成長段階にある子供の身体は非常に弱く、虐待で負ったダメージが原因で脳に障害を持つ、骨折する恐れがあります。そのことが原因で重い障害を負ってしまう子供も多く、将来にわたって心身に大きな影響を与えかねません。
 
虐待の影響はその種類・程度・期間によって様々です。また幼き日の虐待の経験は子供が成長し大人になった時に悪影響となる可能性もあります。
 

身体の成長に影響

食事を十分に与えられずに身体の発育が滞ると慢性的な体力・免疫力不足な子供になってしまい病気をしやすくなります。また暴力による頭部の外傷は脳障害の原因となり運動機能や知的な発育が遅れる原因となります。

さらに、子供の頃に他者に触れられて受けたダメージの記憶が残り、大人になっても他者との身体的な接触を過度に避けてしまい、相手に不審がられても虐待の過去は話しにくいため、日常生活に影響が出るケースも見られます。
 

心の発達に影響

身体面以上に厄介なのが心の面での影響です。虐待が止まった後に適切な治療を受けていない場合は、生涯にわたって心に大きな問題を抱え続けないといけなくなってしまう可能性があります。以下で代表的な虐待による心の発達の影響をみていきましょう。
 

心に残るトラウマで様々な問題が起こる

虐待に限った話ではありませんが、幼少期に受けた非常に強いショックが、成長してからも心に傷を負わせる原因になってしまうことがあります。

  • ・虐待を突然思い出し苦しむ

  • ・些細なことで怒りが爆発し暴力的になってしまう

  • ・劣等感や無力感を持ってしまう

人は産まれてから数年の間に親から愛されながら育つことで、人や社会一般に基本的な信頼を持ち自分に自信を持つことができるとされています。幼少期の虐待は、その過程を壊してしまいます。その結果、被害者は自分に対する評価が低くなってしまうのです。
 

良い人間関係作りが苦手に

幼少期の虐待によって被害者は、人を信用することができなくなります。その結果大人になっても人間関係の形成が苦手である人も少なくありません。

また、虐待される環境で育った子供は虐待者との関わり方しか知らずに育つため、自然と大人に対して反抗的で挑発的な態度を取ってしまい、自ら大人との関わり方の幅を狭めてしまう傾向にあります。
 

攻撃性を強く持つ

虐待を受けて育った子供は、2つの理由から他の子供と比べて強い攻撃性をもちやすいとされています。

理由1:親との同一化

虐待被害者の子供は親からの継続的な暴力によって無力感や絶望感の中、生活を送らざるを得ません。その克服と解決のために、親の真似をして暴力を振るうことを選択してしまいがちです。

理由2:解決法の学習

親が子供へ振るう暴力は問題解決の側面を持っています。虐待を受けて育った子供はトラブルの解決方法として用いられる暴力を知らぬ間に学習し、自分がトラブルに巻き込まれた時の解決方法として暴力を選んでしまいます。
 

世代間の連鎖

虐待加害者の親の約30%は子供の頃に虐待被害者だった経験を持ちます。子供の頃に愛を持って育てられなかった子供は自身の育てられ方しか知らず、特別な意識をしなくとも自身の子供に対して虐待を選択してしまうことになります。
 
以上のような心理的な悪影響を受け、適切な治療がなされない場合、特に思春期以降、様々な問題行動を起こしてしまう場合があります。
 

子供への虐待が起こる理由

親が虐待に及んでしまう理由は主に「育児ストレス」「親としての重圧」「一人で育児をする孤独感」の3つがあります。

育児ストレス

子育てが思うようにいかない

周りの情報などを信じてその通りにしても、なかなかうまくいかないとストレスが溜まります。そして他の親と比べて自分が育児に向いていない、下手だと思い込んでしまうのです。
 

泣き止まないから

子供が自分の言うことを聞かない、全然泣き止まないなどはよくあることです。疲れているのに振り回されることで、イライラする状態が続いてしまいます。
 

親としての自覚が足りない

親が精神的に未熟である場合や自身が望んでいない出産であったなどの理由で、子育て中に起こる様々な状況に対して自分の気持ちをコントロールできず、そのストレスのはけ口として弱い子供にあたってしまいます。
 

母性愛に対する縛りがある

全ての母親が出産した瞬間から溢れる愛情で自分を犠牲にしてまでも、子供を大切にすべきだと信じられています。しかし、実際に子供を産んでもかわいいと思えない・大切に思えないことなどの理由でそのイメージとの乖離にストレスを溜めてしまうのです。

親としての重圧

子供が悪いと親が悪いと思われる

子供が病気にかかった、しつけがなっていない、成績が悪いなどその原因は全て母親にあると思われがちです。そのため、責任感とプレッシャーに苦しめられる母親も多いです。このような母親は、子供と自分を同一化し苦しんでしまいます。
 

自分らしさの欠如

子育てのためにやりたい仕事を辞めた人に多い現象です。自己実現・自己表現の手段であった仕事の時間をすべて育児に投下したことで、母親として失敗するわけにはいかないとプレッシャーが襲ってきてしまいます。
 

理想の母親との乖離

母親とはこうすべきであるという理想論や古い常識を押し付けられた時に感じてしまう重圧です。口うるさい姑や地域性によって起こる場合もあります。少子化で子供の数が減り、一人の子供にそそがれる目が増えて、母親の子育てに干渉される度合いが増えたため、このような状況に苦しむ母親も増えています。
 

夫が子育てに協力的でない

仕事の忙しさや父親としての自覚の無さなど様々な理由で子育てへの協力をしてくれない夫に苦しむ母親がいます。その結果、一人で子育ての責任を負わなくてはならず最大の理解者であるパートナーからも重圧を感じてしまいます。

一人で育児をする孤独感

核家族での育児

1日の終りに「また今日も一日中子供と家にいた」と気がつくような閉塞的な環境の方に多いです。第三者がいない場合、気軽に相談や助けを求められず客観的な判断ができなくなってしまう恐れがあります。
 

地域との関係が希薄

実家や自分の育った地域を離れて子供を育てる人に顕著な問題です。周囲の環境になじめずに人間関係が形成できず孤独感を感じていると、子育てにのめり込んで周りが見えなくなってしまいます。
 

社会からの疎外感

専業主婦として子育てをしていると、育児を24時間体制で行い空いた時間に家事をしなければなりません。そうすると、なかなか自分の時間が取れず社会から疎外された感覚になってしまいます。

そのため、ちょっとうまくいかないことが起こっただけで、自分の無力感やいつまでこんな生活を続けるのかと先の見えない不安感を味わってしまいがちです。場合によってはその責任が子供に転嫁されてしまう恐れもあります。
 

公的なサポートが少ない

居住地の自治体によって変わりますが、保育所に入れない、児童館や図書館が近所にないなどがあると、子育てのコミュニティが形成しにくく、そこからストレスを受けてしまいます。
 

児童虐待から子供を守るには

親として配偶者が行う虐待から子供を守るには、DV相談窓口への駆け込みをオススメします。

DV相談窓口に相談する

DV相談窓口は内閣府男女共同参画局が運営している機関です。全国共通の電話番号#8008に問い合わせると、相談機関を案内するDV相談ナビサービスが実施されています。DV相談ナビに電話をすると、各都道府県の中核的な相談機関へ自動転送され、直接、相談ができます。そちらでDVシェルター滞在の許可がもらえるように、現状の相談を行いましょう。

DVシェルターに避難する

相談後にそのまま帰宅した際に、また虐待を受けてしまう恐れが高い場合には、シェルターによって一時保護を受けることができます。この場合、着の身着のままで保護を受けても問題がありません。

しかし、保護自体は一定期間と決まりがあるため、この期間を使って子供を虐待加害者から守りながら次の行動へ向けての準備を行いましょう。民間シェルターについてはこちらからご確認いただけます。

一刻も早く離婚して避難する

虐待を続けるパートナーと一緒にいても良いことはひとつもありません。離婚がすぐに無理でも、実家に避難したり、別居などをして早急に「逃げる」という手段をとっていただくのが良いかと思います。

参考:
別居から離婚する3つのメリット!損しないため別居前に知っておくべきこと
配偶者間で起きる家庭内暴力の実態と家庭内暴力から抜け出す17の方法
DV夫と離婚するには?DV夫の特徴とDVに疲れた妻が取るべき行動

虐待を受けた子供にしてあげるべきこと

虐待を受けた子供
子供は虐待を受けると心身共に大きなダメージを受けます。その被害者の子供に対しては「治療」を行う必要があります。

子供へのケアは絶対に行う

安全で安心できる生活を送らせる

まず、虐待の被害者である子供にしてあげるべきことは、安全で安心できる環境を用意することです。虐待の加害者と離れて施設などで生活したとしても、安心できません。なぜなら、虐待の被害にあった子供は無意識の内に虐待を招いてしまうような行動をとってしまいます。
 
子供が信頼をベースとした安心と安全を感じるには時間がかかります。さらに虐待被害者の子供の年齢が高ければ高いほど、環境から受ける影響もありコントロールが難しくなります。子供は、生活環境から様々な影響を受けます。
 
可能な限り専門家のアドバイスをもらいながらケアするように努めましょう。なにより子供のペースに合わせて根気強く外との関わりが普通にできるように支援していかなければなりません。
 

トラウマの治療

虐待の被害を受けた子供は、普通に生活しているだけでは虐待で受けたトラウマが拭えない可能性があります。

このような場合、子供の精神安定度を考慮しながらですが、被害者自身が安心できる環境で虐待の場面を再演するなどし、どのような行動が正しいのかを学ぶことで、虐待被害を受けた当時の記憶や感情を咀嚼でき自分の中で消化することができます。
 
しかし、もちろんその過程では苦しかった記憶と向き合うため心理的痛みを受けてしまうことは避けられないでしょう。そのため、子供の様子を見ながら周りの大人が子供の成長を支えていかなければなりません。
 

集団療法

ある程度自我が育ち一定の言語能力を持つ年齢の子供であれば、同じように虐待を経験した子供たちと自身の体験や感情を共有することでトラウマが開放されます。集団療法には苦しかった想いを吐き出し合うことから相手との共感性を深く持つことができます。
 
しかし、子供を集めて場を作るだけではなく参加者の選定や治療の進め方には専門家のアドバイスが必要不可欠です。
 

権利教育

虐待は子供の権利を侵害する行為です。しかし、虐待被害者の子供はその事実を理解できていないケースがよくあります。権利侵害されることの感情やつらさを他者と共有すると、孤独な想いを抑えることもできます。
 

虐待者とその家族への治療

虐待の加害者が被害者の親であることは非常に多く、虐待があったとはいえ多くの面で子供にとって親は重要な存在です。虐待の加害者も実は十分な愛情を持って育てられていないことなど多くのトラウマを抱えているケースがよく見られます。
 
家族のあり方が虐待を引き起こした原因であることもよくあるため、虐待の被害者と加害者だけでなく家族まるごと治療を受けることが一番いいでしょう。

家族を構成する全ての人にとって、家族の思い出が少しでも改善する方向を目指すことが必要です。

周りの大人の協力は不可欠

虐待を早期に解決するためには子供の周りにいる大人が、虐待されているのかの判断がつかない子供に変わって気がついてあげることが重要です。「近所地域の大人」「教育機関に関わる大人」に分けてみていきましょう。
 

近所など地域の大人ができること

身近な子供が虐待を受けている可能性があると考えられる場合には、早急に通報を行いましょう。

相談先は厚生労働省が開設している児童相談所虐待対応ダイヤル(全国共通)の「189(いちはやく)」に電話をするといいでしょう。そこから最寄りの児童相談所や福祉事務所が連携をとってくれるからです。
 
この通報は、直接的な虐待現場を見ていない場合でも可能です。例えば、身体に不可解な傷を作っている子供、季節外れの服を着てやせ細っている子供、子供の姿は見たことないが泣き叫ぶ声が定期的に聞こえるなどです。

このように通常ではありえない状況に置かれて様子がおかしく、適切な養育を受けていないと考えられる子供がいると気がついた時点で速やかに行いましょう。
 
通報者の秘密はしっかりと守られ、通報後に詳しく調べて虐待をしていなかったとわかっても、通報者に罰則は与えられないので心配ありません。

幼稚園や学校など教育機関の場合

教育機関に携わる人は、両親よりも長い時間を子供と過ごしています。子供にとって最も身近である学校関係者が、虐待早期発見において担う役割は大きいといえます。

虐待を受けている子供は一定の特徴があるといわれているため、子供からの虐待のサインを見落とさないことが大切です。
 
以下で挙げるような特徴がある場合は、子供が家庭内で虐待に苦しんでいる可能性があるので注意が必要です。

  • ・保護者がいると顔色をうかがう

  • ・奇妙な言動や虚言が多い

  • ・家に帰りたがらず家出を繰り返す

  • ・理由がわからない欠席や遅刻が多い

  • ・不自然な打撲や火傷の外傷があり、怪我に対する説明が不自然である

  • ・攻撃的で威圧的な言動が目立つ

  • ・他者との身体接触を異常に怖がる

  • ・健康診断などで服を脱ぐことを異常に嫌がる

  • ・予防接種や検診を受けていない

  • ・季節にそぐわない服装をしており衣服が汚れている

このように、どんな虐待にも不自然さがついてまわります。保護者の世間的な見え方が一般的であっても、その裏の顔があることは考えられるため、なんとなく変だと感じる事情があれば虐待を疑ってみましょう。
 
記録を残す場合はなるべく詳細に行う必要がありますが、明らかに子供に知られるように記録をつけると、子供が何もわからず親にそのことを話してしまい、親と学校または親と子供の関係が悪化する恐れがあるので注意が必要です。
 

子供への虐待で離婚する場合

実際に離婚に踏み切る前に、確認や準備をしておく必要がある場合もありますので、ここで確認していきましょう。

1:虐待の証拠を集める

虐待が日常的に起こっているのであれば、子供を守るために加害者から一刻も早く離れて離婚の準備をすることをオススメします。この場合、有効になるものが虐待の証拠です。
 
虐待が起こり始めた時にすぐ離婚を考える方は多くないため、いざ調停や裁判を経て離婚交渉を行おうとしても証拠不十分となってしまう不安があります。

  • ・傷を写した写真

  • ・病院での診断書

  • ・子供を罵倒する加害者の声を録音したもの

  • ・親が残した日記

しかし、怪我をするほどひどい暴力ではなく言葉による虐待の場合、その虐待を証明することは難しい場合もあります。

2:慰謝料を請求する

児童虐待に対して慰謝料は請求可能で、具体的な金額は「行為の悪質性」などによって変わりますが、50~300万円が相場でしょう。
参考:離婚慰謝料の相場は?離婚理由など金額に影響する要素や請求方法を解説

3:離婚する場合の手順

セオリー通りなら、まず話し合いの協議離婚を行うことになりますが、まともな話し合いができない可能性の方が高いため、離婚調停を申し立てることをオススメします。
 
具体的な離婚調停の進め方は「離婚調停を弁護士に頼むと最短かつ有利に終わる7つの理由」をご覧ください。

4:子供の親権と面会交流について

また離婚に際しては、もちろんあなたが親権を獲得するようにします。親権に関してはきちんと虐待に対する証拠があれば獲得できるでしょう。親権にともなって考えるべきことは面会交流についてです。
 
通常であれば、子供と離れて暮らす親が定期的に子供と交流を持つことが、子供の成長過程にとって教育上も精神上もいいとされていますが、この場合では完全に逆効果となります。もし配偶者(虐待の加害者)が面会交流を望んできても、きっぱりと拒否しましょう。
 
あなたが必ず親権を獲得するためにも「離婚時に子供の親権を取るには?獲得を左右する6つのポイント」をあわせてご確認ください。

【関連記事】弁護士に無料法律相談できるおすすめ相談窓口|24時間・電話相談OK

まとめ|相談できる専門機関

いかがでしたでしょうか。
 
児童虐待は許される行為ではありません。特に幼い子供は誰かの助けがないと生きては行けないのです。もし子供の虐待が起こっている場合、一刻も早く専門機関などを頼り、生命の危機から逃れることを強くオススメします。
参考:DVの相談が出来る無料相談先一覧とよくある相談内容まとめ
 

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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