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セックスレスを理由に離婚すると後悔する?失敗しないための心がけ

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
セックスレスを理由に離婚すると後悔する?失敗しないための心がけ
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セックスレスで悩んでいる夫婦は少なくないと思われます。

この記事では、セックスレスを原因として離婚した場合に、どのようなことで後悔しやすいのか、また、後悔しないために大切なことについてご紹介します。

セックスレスを理由に離婚したい方

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セックスレスが原因で離婚する夫婦は年間5,500組以上

一般社団法人の日本家族計画協会の調査によると、1か月以上セックスがない状態をセックスレスと定義すると、日本の夫婦の44.6%がセックスレスの状態にあるとのことです。

(引用:一般社団法人の日本家族計画協会の調査

離婚は夫婦が号する場合は、理由の如何を問わず認められますので、セックスレスが理由であっても離婚は可能です。セックスレスが原因で離婚したという話は、おそらく協議離婚したことを意味する場合が多いのでしょう。

他方、相手が同意しない場合に一方的に離婚するためには法定の離婚事由が存在し、これが深刻であると評価される必要があります。

セックスレスは直接ヒットする法定離婚事由はなく、「婚姻を継続し難い重大な事由」という包括規定に該当するかどうかということが問題となります。そして、通常は、単なるセックスレスは上記統計のとおり日本では「よくあること」なので、通常は法定離婚事由には当たりません。

したがって、セックスレスのみを理由に相手と一方的に離婚するのは困難です。

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セックスレスで離婚してから後悔すること

セックスレスで離婚するにせよ、他の原因で離婚するにせよ、「離婚して後悔した」という方は一定数います。ここでは主な離婚後の後悔についてご紹介します。

子供に会いたいときに会えなくなる

離婚後、親権が無い場合は自由に子供に会うことができなくなる可能性が高いです。親子が自由に交流できないことは、子供の健全な成長にとっても良いことではありません。

子供がまだ小さい年齢なのであれば、離婚を決意するのは少し思いとどまった方がいいかもしれませんね。

【関連記事】離婚の際に親権を獲得したい父親が知っておくべき全知識

金銭的に苦労する

専業主婦の場合、離婚すると一番にぶつかる壁は金銭的な問題である場合が多いです。感情的に勢いで離婚した結果、お金に困ってしまったというケースは少なくないと思われます。

自分で生活していけるだけの仕事とお金の準備ができるのであればよいのですが、そうではない場合、離婚するタイミングには慎重になったほうが良いかもしれません。

急に寂しくなる

夫婦は一緒にいるだけでも安心感をもらえたり、おしゃべりをしているだけで楽しかったり、ということもあるでしょう。

離婚前に冷え切ってしまっていたとしても、そのような思い出がある場合、離婚して相手がいなくなってしまうと急激に寂しさに襲われることもあるかもしれません。

いなくなってから相手の大切さに気付くというケースもあるそうです。難しいものです。

セックスレスが原因で離婚するなら知っておきたい慰謝料のこと

セックスレスを理由に離婚した場合、夫婦間に慰謝料の問題は生じるのでしょうか。ここでは、

  • セックスレスを理由に離婚する場合、慰謝料を請求できるのか?
  • 慰謝料の相場はいくらなのか?

など簡単に解説します。

セックスレスを理由に離婚する場合、慰謝料を請求できるのか?

セックスレスで離婚に至ったという場合でも、それだけで慰謝料の支払が必要となることはありません

離婚時の慰謝料は離婚したことにより当然に発生するものではなく、一方配偶者の行為が婚姻関係の破綻の原因となっており、当該行為が相手に対する違法な権利侵害と評価できる場合に限り発生するものです。

セックスレスは夫婦相互の問題であるため、そもそも一方に帰責されるものではありませんので、相手に対する違法な権利侵害となる余地は乏しいと思われます。

もっとも、セックスレスであることが夫婦関係を維持する上で支障となっており、当該支障を解消するために一方配偶者が相手配偶者に協議や協力を求めたにも拘わらず、相手配偶者が正当な理由なくこれを拒絶することを繰り返したような場合は、そのような対応が夫婦間の協力義務に違反する行為として、違法な権利侵害行為を構成することはあり得ます。

このようなことが続いた結果、夫婦関係が破綻したという場合は、慰謝料が発生することもあり得ます。

【関連記事】EDの夫と離婚したい|EDは離婚理由になる?離婚する前に考えてほしい事

慰謝料の相場はいくらなのか?

セックスレスを理由に離婚する場合に慰謝料は基本発生しないことは上記のとおりです。そのため、慰謝料の相場のようなものもありません。

仮にセックスレスに続く一方配偶者の対応が夫婦間の協力義務に違反するような場合は、10~50万円程度の慰謝料が認められる可能性はあります

このような慰謝料請求まで企図するのであれば、セックスレスについて夫婦間で協議を試みたことや相手配偶者がこれを一方的に拒否し続けたことの証拠を確保しておくべきでしょう。

セックスレス離婚で後悔しないために大切なこと

相手としっかり話し合う

まずは相手としっかりと話し合いましょう。

  • セックスレスは解決できないのか
  • 少しずつでも改善できないのか
  • どうしてもセックスレスを解消できないのであれば他のコミュニケーションの方法はないのか

など、相手ときちんと向き合って話してみてください。

相手と話し合ってもどうすればいいのか分からない場合は、夫婦でカウンセリングを受けてみるのも一つの選択肢です。

自分に改善できることがあれば改善する

問題の原因はすべて相手にあると考えてしまわないようにしましょう。

セックスレスになった原因が相手の浮気である場合は別ですが、もしかしたらあなたが体型維持を怠っていたり、女磨き、男磨きをしなくなってしまったりしたことが原因かもしれません。

相手に求めるだけでなく、自分にも改善できるところがないかを振り返ってみましょう。たった少しの改善で、セックスレスが解消されるかもしれませんよ。

セックスのない夫婦関係も楽しんでみる

セックスも大切なコミュニケーションの一つですが、それがないからといって夫婦関係がまったくダメになったとも言えません。

ある程度年齢を重ねているのであれば、セックスのない夫婦関係を楽しんでみてもいいでしょう。夫婦二人で手をつないで散歩に出かけるだけでも、素敵な夫婦関係だと思いますよ。

パートナーと一緒においしいものを食べて、おしゃべりをして、子供の成長を祝って…すべての結婚生活を振り返ってみて、それでもセックスの方が大切だと感じれば離婚してもいいでしょう。

まとめ

「セックスレスに悩んでいるのは自分だけなのではないか」と不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、日本ではセックスレスの夫婦は決して少なくありません。

夫婦間の問題を短絡的に捉えることなく、今後の夫婦の向き合い方を含めて慎重な判断をしたいところです。

【関連記事】セックスレスのお悩み相談事例を詳しく見る

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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