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離婚調停における陳述書の書き方と効果的に意見を伝える方法
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2017.12.26

離婚調停における陳述書の書き方と効果的に意見を伝える方法

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
Tinzyutusyo
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離婚調停では、話し合いを円滑に進めるために陳述書を書く場合があります。

 

絶対に必要なものではありませんが、離婚調停の時間は有限ですので、事前に陳述書を提出しておくことで時間の短縮をはかれるというメリットがあります。
 
陳述書は事前に家庭裁判所に提出するものなので、裁判官や調停委員が内容を吟味した状態で調停当日を迎えることができ、スムーズに話し合いが進められます。

 

また、口頭よりも書面にまとめることで、より明確に自らの主張を理解してもらえるという点もメリットであると言えます。

 

そんな離婚調停で使用する陳述書の書き方と、より正確に伝えるためにできることをご紹介します。

 

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離婚調停時の陳述書の役割

離婚調停で自分が話すことのできる時間は、多くても全部で1時間半〜2時間くらいです。

 

離婚調停が一回で終わることはほとんどありませんので、3回行った場合では1回30分程度になってしまいます。

 

話の進行によっては条件のすり合わせなどが入ってきますので「離婚に至る経緯」「どうして離婚したいのか」などを話せるのは、本当に僅かな時間しかないと思っていいでしょう。

 
自分に有利な条件で進めたいのであれば、調停員にしっかり伝えておきたい。そこで登場するのが陳述書です。
 

陳述書は離婚調停の申立書を補うためのもの

離婚調停の申立書には離婚に至るまでの夫婦の経緯や希望を記載する欄がありますが、申立書にある申し立ての趣旨、動機の欄はかなりコンパクトサイズでとても自分の思いを伝えることはほぼ不可能だと思っていいでしょう。
 
陳述書は申立書に書き切れない部分を補うために、申立人が用意できる、「文字数制限のない」「自分の想いをぶつけるための物」と言えますね。

 

離婚調停に使う陳述書の基本的な書き方

陳述書には決められた形式などはありませんので、自由に書いていいのですが、まずは基本的な陳述書の書き方をご紹介します。
 

パソコンで作成するのがベスト

おそらく何度も書き直すという作業が起きると思いますので、陳述書はパソコンで作成することをおすすめします。内容の修正や追加等の編集が簡単に出来ますし、見た目も綺麗です。
 
万が一離婚調停が不成立に終わり、離婚訴訟になった場合は弁護士に代理人になってもらうことを推奨しますが、これまでの経緯を弁護士に説明する必要がありますが、陳述書があればその手間を省くこともできます。
 

陳述書のサイズはA4で5枚以内に収める

陳述書の枚数は人それぞれだと思いますが、3枚~5枚程度でまとめるのが良いでしょう。

 

パートナーの悪行は5枚程度ではとても足りない」と思う方もいるかもしれませんが、6枚以上ともなると相手の非難と自分の正当性ばかりの内容になる可能性が高くなります。
 
そういった陳述書は調停委員に悪い印象を持たれるかもしれませんし、「自分のことしか考えていない」「相手の意見を聞くことが出来ない人」だと思われてしまったら、せっかくの陳述書も無意味です。
 

表題は陳述書とする

書面の表題は「陳述書」とし、作成年月日を記載します。

 

陳述書


平成○年○月○日  ○○家庭裁判所(○○支部)御中

ここに内容部分

上記したような事情がありますので、私は離婚をしたいと考えています。

氏 名   印

 

 
 

離婚調停に使う陳述書の効果的な書き方

離婚調停に陳述書を持っていくことで、離婚調停に至るきっかけなどが分かりやすくなりますが、ここではあなたがどうして欲しいのか、調停委員に対して分かりやすく書くのがポイントです。
 

1:陳述書に書くべきこと

下記は一般的な離婚調停の陳述書に記載される内容です。
 

  1. 氏名や年齢、現住所

  2. 職業や勤務先

  3. 当初の生活状況

  4. 離婚を決意するに至った経緯

  5. 現在の生活状況

  6. 最終的に自分がどうしたいのか など

 
これらのことを事実に基づいて、可能であれば時系列にそって書いていきます。
 

2:離婚調停に至った経緯

どうして離婚調停に至ったのかなどの経緯に加えて、DVや浮気、別居をしていればその理由など、離婚したいという希望が正当なものであるという内容を記載していきましょう。
 

参考文:暴力を受けた際の陳述書の例

毎晩お酒を飲んで帰ってきては子供や私に対して暴力を振るうようになった。初めは週に1度程度のもので我慢のしようもあったが、日に日にエスカレートしていき、今では毎晩殴る蹴るなどの暴力にさられています。平成○○年○月○日には全治1ヶ月の打撲を受け、子供は全治2週間の骨折を負うことになる。

 

3:今後の方針を記載する

あなたは今後どうしたいのかを明確にしていきましょう。
 

夫(アシロ太郎)の反省する態度が少しでも見え、改善の可能性があれば調停に至ることもなかったが、そういった様子はまるでなく、私(アシロ花子)だけではなく子供(アシロ次郎)への暴力は現在でも続いているため、継続的なの婚姻関係は困難だと判断し、早急な離婚を求める。また、離婚に際して下記の内容を要求する。
 

  • 親権者:配偶者はアシロ花子とする
  • 財産分与:総資産の50%を要求
  • 慰謝料:1000万円
  • 養育費:月額に5万円

 

4:客観的な事実だけを書く

陳述書は日記ではないので、離婚に至る経緯や今後の要望を詳細に伝える必要があります。

 

ただ、陳述書の内容に感情がこもりすぎてしまうと文章も支離滅裂になってしまい、調停員としても解読が難しくなります。
 
陳述書を作成する際のポイントは、客観的な事実に基づいて記載することです。
 

5:相手の悪口はできるだけ書かない

例えば、こじれた夫婦関係の「修復」という場合なら、相手の浮気の内容の詳細を書き込んだり、調停の場で責めるような発言をするなどは控えた方が良いでしょう。

 

事実かも知れませんが、相手の悪口ばかりを記載した陳述書は偏向的印象を与えてしまい、内容の信憑性に疑問を持たれる可能性があります。

離婚調停を最も有利に導く陳述書の表現方法

先ほどもお伝えしましたが、陳述書を最も有効な書面にする秘訣は「客観的な事実を書く」ということです。
 
A:「長期間にわたって浮気をされていた」 よりも
B:「平成○○年○○月から○年もの間浮気をされていた」

 
「長期間」という記載は受け手によってどこからが長期間なのか判断がわかれますので、具体的な数字を出すことで客観性が増します。

 

陳述書のまとめ

いかがでしたでしょうか?
 
離婚調停で使う陳述書は利用方法によっては強力な武器になります。今回の内容を参考に、有利な状況を作り出せれば幸いです。

 

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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