ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)なら無料相談はもちろん、平日19時以降・休日相談可能な弁護士事務所も掲載しています。
費用面の不安も含め、下記から弁護士にご相談ください。
不倫トラブルの解決にかかる弁護士費用の相場は、着手金が20~30万円、報酬金が獲得できた金額、あるいは減額できた金額に対して10~20%と言われています。
つまり、請求して獲得できた慰謝料の金額や、交渉して減額できた金額によって異なります。また、弁護士費用は一律でいくらと決まっているわけではありません。
各弁護士事務所の料金体系によっても左右されますし、報酬金を%ではなく、固定にしている事務所もあります。
この記事では次の点を解説します。
この記事でわかること |
|
不倫の慰謝料請求や、減額の依頼をお考えなら、ぜひ参考にしてみてください。
【関連記事】離婚にかかる弁護士費用はいくら?相場や内訳・支払いの際の注意点
ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)なら無料相談はもちろん、平日19時以降・休日相談可能な弁護士事務所も掲載しています。
費用面の不安も含め、下記から弁護士にご相談ください。
冒頭でもご紹介した通り、慰謝料請求・慰謝料減額の弁護士費用の相場は、獲得・減額できた金額に対して10~20%と言われており、獲得・減額できた金額にも左右されます。
そこで、知っておきたいのが不倫慰謝料の相場です。不倫慰謝料の相場は次の通り、50~300万円と言われています。
不倫慰謝料の相場 |
|
不倫が原因で離婚に至った場合 |
150~300万円 |
離婚に至らない場合 |
50~150万円 |
ただし、これは調停や裁判など法的手続きを介して決定した場合で、過去の裁判事例などから、さまざまな要因を考慮して決定されます。直接交渉では、この範囲に則って決定しなければならないわけではありません。
法的手続きを介さずに、相手と直接交渉した場合は、お互いの合意した金額や条件で柔軟に慰謝料を決定することができます。
弁護士に交渉を依頼した場合、獲得できた慰謝料、あるいはどの程度減額できたかによって、弁護士費用も左右されることになるのです。
【慰謝料請求高額要因】
【慰謝料減額要因】
不倫の慰謝料請求を依頼した場合の弁護士費用・シミュレーションをご覧になりたい方はこちら
不倫の慰謝料減額を依頼した場合の弁護士費用・シミュレーションをご覧になりたい方はこちらからどうぞ。
ここでは、不倫の慰謝料請求を弁護士に依頼した場合の弁護士費用の相場と、弁護士費用のシミュレーションをご紹介します。
不倫の慰謝料を請求した場合の弁護士費用の相場は次の通りです。
不倫の慰謝料を請求した場合の弁護士費用の相場 |
|
相談料 |
0~5,000円/30分 |
着手金 |
20~30万円 |
報酬金 |
獲得金額の10~20% |
実費 |
弁護士の交通費など |
日当 |
1~2万円/日 |
慰謝料請求の場合は、獲得金額に対して〇%という事務所もあれば、固定でいくらと決まっている事務所もあるなどさまざまです。
次項では、相場の弁護士費用で、実際に慰謝料を獲得したと仮定して、弁護士費用のシミュレーションをご紹介します。
【関連記事】
慰謝料請求の弁護士費用はいくら?慰謝料相場と費用を抑えるコツ
ここでは、不倫の慰謝料請求を依頼した場合の弁護士費用のシミュレーションをご紹介します。弁護士費用は、着手金30万円、報酬金は獲得金額に対して20%とします。
不倫の慰謝料請求を依頼した場合の弁護士費用のシミュレーション |
|
獲得した慰謝料が100万円だった場合 |
着手金:30万円 報酬金:20万円 弁護士費:着手金・報酬金で50万円 |
獲得した慰謝料が200万円だった場合 |
着手金:30万円 報酬金:40万円 弁護士費:着手金・報酬金で70万円 |
獲得した慰謝料が300万円だった場合 |
着手金:30万円 報酬金:60万円 弁護士費:着手金・報酬金で90万円 |
獲得した慰謝料が500万円だった場合 |
着手金:30万円 報酬金:100万円 弁護士費:着手金・報酬金で130万円 |
これらは、便宜上着手金・報酬金だけで算出したものです。後述しますが、弁護士費用には実費や日当などが加算される場合もありますので、かかる費用はもう数万円程度高額となる可能性もあります。
例えば1日2万円の日当がかかり、弁護士が相手と交渉した回数が2回であれば、日当は4万円ということになります。
獲得した慰謝料が100万円だった場合、弁護士費用は着手金・報酬金だけで50万円だとすれば、あなたが純粋に手にできる慰謝料は約50万円となりますし、200万円を獲得できた場合は、約130万円ということになります。
慰謝料の請求は不倫相手に請求することもできますし、離婚するパートナーに離婚慰謝料として請求することも可能です。慰謝料の請求では、相手の支払い能力によっても獲得できる金額が左右されます。
ご自身が直接相手との交渉で慰謝料を獲得するのが難しいのであれば、弁護士に依頼することをおすすめします。
【関連記事】
法テラスで離婚相談する方法!無料相談の利用条件と活用のポイント
ここでは、不倫の慰謝料減額を弁護士に依頼した場合の弁護士費用の相場と、弁護士費用のシミュレーションをご紹介します。
不倫の慰謝料を請求した場合の弁護士費用の相場は次の通りです。
不倫の慰謝料を請求した場合の弁護士費用の相場 |
|
相談料 |
0~5,000円/30分 |
着手金 |
20~30万円 |
報酬金 |
減額できた金額に対して10~20% |
実費 |
弁護士の交通費など |
日当 |
1~2万円/日 |
これは慰謝料請求の弁護士費用同様に、各弁護士事務所の料金体系によってまちまちですし、減額できた慰謝料によっても異なるため、参考程度にお考えください。
慰謝料の減額でも、獲得金額に対して〇%という事務所もあれば、固定でいくらと決まっている事務所もあります。実際に弁護士に相談してみて、弁護士費用がいくらくらいになるのかも確認したほうが確実です。
次項では、相場の弁護士費用で、実際に慰謝料を減額できたと仮定して、弁護士費用のシミュレーションをご紹介します。
ここでは、不倫の慰謝料減額を依頼した場合の弁護士費用のシミュレーションをご紹介します。弁護士費用は、着手金30万円、報酬金は獲得金額に対して20%とします。
不倫の慰謝料減額を依頼した場合の弁護士費用のシミュレーション |
|
請求350万円に対して50万円まで減額・減額金額200万円 |
着手金:30万円 報酬金:40万円 弁護士費:着手金・報酬金で70万円 支払う金額:弁護士費用70万円+慰謝料50万円で120万円 |
請求200万円に対して100万円まで減額・減額金額100万円 |
着手金:30万円 報酬金:20万円 弁護士費:着手金・報酬金で50万円 支払う金額:弁護士費用50万円+慰謝料100万円で150万円 |
請求500万円に対して100万円まで減額・減額金額400万円 |
着手金:30万円 報酬金:80万円 弁護士費:着手金・報酬金で110万円 支払う金額:弁護士費用110万円+慰謝料100万円で210万円 |
これらは便宜上、着手金・報酬金だけで算出したものですが、弁護士費用にはこれ以外に実費や日当などが加算されることもあります。
例えば1日2万円の日当がかかり、弁護士が相手と交渉した回数が2回であれば、日当は4万円ということになります。加えて、上表でも明記した通り、弁護士費用とは別に慰謝料も発生します。
もちろん不貞行為の事実がないとして、慰謝料請求を回避できたり、弁護士の交渉で限りなく少なくできたりするケースもあります。
請求金額に対して大幅に減額できれば、その分弁護士費用も高額となります。慰謝料の減額は、慰謝料請求と違い、獲得できる金額がなく、どうしても損をした気持ちになるかもしれません。
しかし、何もせずに素人交渉で500万円を支払うことになったり、訴訟に発展したり、長期化してしまったりするリスクを考えれてみてください。
場合によっては、職場に知られるのでないかなど、常に不安な日々を送らなければなりません。
弁護士を介して交渉してもらい、訴訟になることなく解決し、弁護士費用、慰謝料合わせて210万円ですむのと、どちらが得なのか、考えてみてもよいでしょう。
慰謝料を請求されている状況を弁護士に相談をしてみることで、減額できるポイントがないか、どの程度の減額できる見込みがあるのか確認することができます。何もしないまま一人で抱え込んでしまうよりも、まずは相談だけでもしてみましょう。
【関連記事】
法テラスで離婚相談する方法!無料相談の利用条件と活用のポイント
ここでは、弁護士費用の内訳について解説します。
弁護士への相談時に発生する費用が、相談料です。相談時間はおおよそ30分程度で、相場は0~5,000円です。
弁護士に依頼した際に生じるのが着手金です。着手金の相場は上述した通り、20~30万円です。
着手金は頭金のようなもので、依頼した案件を途中でキャンセルしても、あるいは、思った通りの結果にならなくても、返金を求めることはできません。
報酬金は、慰謝料請求の獲得金額・慰謝料減額の減額金額に対して10~20%が相場です。報酬金は、依頼した案件が解決してから支払うことになります。
実費は、弁護士の交通費や、書類のコピー代など、弁護士報酬以外で生じるお金です。
日当は、弁護士が弁護士事務所以外で、活動した際に生じる費用です。離婚の場合、相手と事務所以外で会って、交渉した場合などに生じます。事務所によってはタイムチャージと呼ばれ、1時間いくらと決まっている所もあります。
日当は意外と見落としがちなので、弁護士に相談・依頼する前に必ず確認しましょう。
この記事では次の点を解説しました。
弁護士と聞くと、「裁判」や「怖い」「弁護士費用が高額」といったイメージを抱きがちかもしれません。しかし、弁護士の仕事は裁判での争いだけではなく、相手との交渉も含まれます。
依頼することで、裁判に発展せずに済んだり、長期化して時間もコストもかからずに済んだりすることもあるのです。
精神的な負担の軽減にもつながり、何より、ご自身で行って失敗するリスクもなく、より納得した形での解決が期待できます。
慰謝料請求の場合は、着手金さえ負担できれば、獲得した慰謝料から弁護士費用を支払うことができますし、減額の場合はトータルでどちらが得なのか考えてみるとよいでしょう。
「弁護士費用の負担が難しい…」という方は、記事中でご紹介した関連記事も参考にしてみてください。
『ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)』なら、慰謝料請求・慰謝料減額の実績がある弁護士に相談することができます。一人で抱え込まず、まずは一歩踏み出して、相談してみてくださいね。
ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)なら無料相談はもちろん、平日19時以降・休日相談可能な弁護士事務所も掲載しています。
費用面の不安も含め、下記から弁護士にご相談ください。
【女性の離婚に注力】「離婚したいが夫が合意しない」「別居に伴う婚姻費用を請求したい」「離婚後の生活を見据えて養育費や財産分与を取り決めたい」など女性の離婚に関するお悩みは当事務所まで!交渉力を強みに、有利な解決へ導きます。
事務所詳細を見る【メール相談は24時間365日受付中】離婚問題でお悩みの方へ。離婚専門チームがあるベリーベストがあなたのお悩み解決のお手伝いをします。信頼性とプライバシーを守りながら、解決の一歩を踏み出しましょう。【初回相談60分0円】
事務所詳細を見る【女性弁護士在籍】●夫・妻の不倫/慰謝料請求●証拠集めからサポート!●慰謝料や離婚では割り切れない気持ちも含め、どうか当事務所へご相談下さい。同じ目線に立った、親身な体制を整えております。
事務所詳細を見る婚約中に浮気をされた場合、慰謝料請求の対象になるのかと疑問を抱く方は多いかもしれません。本記事では、慰謝料を請求する方法や相場、さらには慰謝料請求は弁護士へ依頼...
本記事では、不倫と愛人の違いや、慰謝料を請求された場合の対応を解説します。不倫と愛人は、金銭的な援助があるかどうかに違いがあります。いずれの場合も、配偶者にバレ...
離婚する際には、お金に関する様々な取り決めが必要になります。そのため、何かトラブルが生じるのではないかと不安に感じている方も多いのではないでしょうか。本記事では...
浮気が原因で婚約破棄をした場合、元婚約者や浮気相手に対して、慰謝料をはじめとした損害賠償請求ができます。本記事では、婚約破棄後に請求できるお金の種類や慰謝料の相...
夫や妻の浮気などが原因で離婚する場合、相手に慰謝料請求できます。ただし慰謝料請求をおこなう場合、慰謝料請求の基本知識について把握しておく必要があります。本記事で...
本記事では、離婚しない場合における不倫慰謝料請求の可否や、慰謝料の相場、請求の手順、注意点などを解説します。 子どもがいるから離婚は避けたい、経済的な理由から...
50代での熟年離婚。慰謝料がどのくらい貰えるのか気になりますよね。長年の不満が解消されるくらいの金額が欲しいと考えている方も意のではないでしょうか。この記事では...
浮気の慰謝料とは、浮気をされた夫・妻の精神的な苦痛に対して支払うお金のことです。この記事では、浮気の慰謝料が高額・低額になりやすいケースや実際の判例を紹介します...
大学費用は国立大学で年53万円、私立大学で年95万円もかかります。本記事では高額な大学費用の支払いを拒否したい方のために、大学費用が養育費に含まれるかどうか、大...
不貞行為の裁判で負けてしまった場合、支払う慰謝料が多額になったり、訴訟費用の負担が発生したりする可能性があります。 本記事では、裁判で負けるとどうなってしまう...
ダブル不倫とは、一般的に既婚者同士が不倫することを指します。お互いに既婚者同士である為、割り切って不倫できるようですが、一体そういった心理で大きなリスクを犯して...
離婚慰謝料の相場は50万円~300万円といわれていますが、離婚原因の内容、婚姻期間、子どもの有無、年収などによって変わります。そこで本記事では離婚の慰謝料の基礎...
ダブル不倫(W不倫)の慰謝料相場と、不倫をされた方が不倫相手に慰謝料を請求する手順を紹介しています。ダブル不倫は被害者側と加害者側が複数いて、誰に請求するかが非...
悪意の遺棄とは、生活費を渡さない、理由のない別居、健康なのに働かないといった行為のこと。この記事では、悪意の遺棄とは何なのか、悪意の遺棄となる11の行動、悪意の...
婚約破棄による慰謝料の相場は50万円から200万円とされており、婚約の状況によってはさまざまな慰謝料を請求できる可能性が高いと言えます。この記事では、婚約破棄に...
セックスレスが原因で慰謝料を請求する際、相場はいくらになるのか、そもそも慰謝料は請求出来るのか、気になる方も多いと思います。慰謝料はセックスレスの期間が長いこと...
離婚の慰謝料は、一定の条件を満たしている場合、離婚後に請求することが可能です。また、請求できないケース、慰謝料の相場や慰謝料請求の方法について解説します。元パー...
彼氏が既婚者だと発覚した場合、状況によっては彼氏を訴え慰謝料請求できる可能性があります。また、彼氏が既婚者だと知らなかった場合、不倫の慰謝料を請求されても回避で...
不倫における内容証明の書き方や出し方に加えて、内容証明を送るメリット、注意点、対処法についてご紹介します。不倫相手や配偶者に内容証明を送ろうか悩んでいらっしゃる...
不倫の時効は何年なのでしょうか。一般的に不倫の時効は3年と言われていますが、ケースによっては慰謝料を請求できる場合もあります。そこでこの記事では、不倫の時効はい...
浮気を隠して離婚した元パートナーに対して慰謝料請求する場合には効率よく行動することが大切です。慰謝料請求の段取りや請求できる慰謝料の相場をご紹介します。
有責配偶者とは、離婚の原因を作り結婚生活を破たんさせた配偶者のことです。有責配偶者からの離婚請求は、原則認められません。ただし、まったく離婚請求が認められないわ...
彼氏が既婚者だと発覚した場合、状況によっては彼氏を訴え慰謝料請求できる可能性があります。また、彼氏が既婚者だと知らなかった場合、不倫の慰謝料を請求されても回避で...
たとえ自分に非があっても、離婚時に相場以上の慰謝を料請求されたら、減額を希望しますよね。この記事では、慰謝料を減額するポイントを事例つきでご紹介します。請求を無...
高すぎる慰謝料を請求されたからと言ってすぐに払ってはいけません。この記事では、高すぎる慰謝料を払わなくてもよいケースや、減額する方法などについて解説します。
熟年離婚では、適切な慰謝料を獲得できるかで老後の経済的な負担が大きく変わります。この記事では、慰謝料が認められやすいケースや増減する12の要因、支払い能力がない...
離婚や慰謝料問題は、早い段階で弁護士に相談することで、有利な状況で話を進められます。この記事では、無料相談も行っている相談先をまとめました。また、慰謝料請求は離...
結婚前であっても一定の要件を満たせば不倫相手やパートナーに慰謝料請求できる可能性があります。そのためにはどのような証拠が必要なのか、どうやって慰謝料請求の手続き...
不貞行為なしで慰謝料請求された場合に適切な対応を取るために必要な知識をご紹介します。
不倫の時効は何年なのでしょうか。一般的に不倫の時効は3年と言われていますが、ケースによっては慰謝料を請求できる場合もあります。そこでこの記事では、不倫の時効はい...
夫や妻の浮気などが原因で離婚する場合、相手に慰謝料請求できます。ただし慰謝料請求をおこなう場合、慰謝料請求の基本知識について把握しておく必要があります。本記事で...
配偶者が浮気をしていて慰謝料を請求したいものの、メールしか証拠が見つからないというケースは少なくありません。本記事では、浮気の証拠がメールだけの場合に慰謝料請求...