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離婚弁護士の選び方マニュアル|優秀な弁護士を選ぶ8つのポイント
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離婚弁護士の選び方マニュアル|優秀な弁護士を選ぶ8つのポイント

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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離婚問題を弁護士に相談・依頼する際には、弁護士選びが重要になります。よい弁護士に巡り合うことで、慰謝料・養育費・財産分与・親権などの問題を有利な条件でスムーズに解決できる可能性が高まるでしょう。

 

しかし、普段から親しみがない分、「本当に弁護士に依頼したほうがいいの?」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。以下の表をご覧ください。

 

(参考:弁護士白書)

 

2016年から2015年の間で、弁護士が関与することが約2倍に増えていることが分かります。このことから、離婚問題において心強い味方として弁護士を利用する人が多くなっていることがわかります。

 
この記事では、離婚問題解決に注力している弁護士、自身に合った弁護士に出会うために必要な知識や、弁護士の選び方などを紹介します。

 

離婚問題解決に注力している弁護士の選び方で押さえるべき8つのポイント

弁護士なら誰でも離婚問題の解決ができると思ってしまうのは少し危険です。法律分野は多岐に渡るため、離婚問題を確実に解決するためには『離婚問題解決に注力している弁護士を選ぶ必要があります。
 
ここでは離婚問題の解決に注力していると判断できる弁護士のポイントをご紹介していきますので、参考にしてください。

 

1:離婚問題に集中的に取り組んでいること

離婚のような専門性の高い分野では、依頼する弁護士が離婚問題に対して積極的な弁護士かどうかで大きな違いが生まれます。

 

単に弁護士の経験が長いことだけではなく、その分野に集中的に取り組み、数多くの案件を解決してきたことは絶対条件でしょう。

 

2:過去行った離婚調停などの実績が豊富であること

実績が多ければ、過去の事件を参考に最適な解決方法や手続きの進め方を選んでくれるはずです。その結果、短期間や有利な状況での離婚成立を望めるでしょう。

 

また、実績が豊富であれば、あなたが不利になる点の対策なども容易になります。単に法律的な知識が豊富というだけではなく、事件処理の件数はそれだけ強みになりますので、注視すべき点といえます。

 

3:調停や裁判以外の解決方法を豊富に持っていること

何でもかんでも裁判で解決しようとすると依頼者にも負担が大きくなります。示談や話し合いなど、裁判以外の解決方法を豊富に持ち提案してくれることも離婚問題の解決に注力している弁護士の特徴といってよいでしょう。

 

4:専門家との横のつながりを多く持っていること

浮気や不倫の慰謝料請求などには証拠が必要になってきますので、そういった証拠を集めるために専門家との連携を取れるかもポイントになります。

 

自分ひとりでは対応できない問題に対して、専門分野を分けて取り組める弁護士はよい弁護士といえるでしょう。

 

5:弁護士費用などの料金体系が明確であること

弁護士費用は『相談料』『着手金』『成功報酬』が基本になりますが、高すぎるのも困りものです。また、逆に安すぎても安心できません。

 

のちのち高額な報酬金を要求されるかもしれませんので、弁護士費用の算出基準や支払方法などの詳細な説明を受け、不明瞭な部分がないことを確認しましょう。

 

6:リスクについてもわかりやすい説明をしてくれること

調停や裁判に『必ず』という言葉はありません。そのため、確実に勝てるであろう事件でも多少のリスクが存在します。

 

なので、リスクや不利な点を分かりやすく説明してくれるかどうかも、弁護士を選ぶ際の重要なポイントになります。

 

7:同性の弁護士にこだわらないこと

離婚問題の相談をする際、同性の弁護士にこだわって探す方が多くいます。確かに同性であった方が、安心感があり話しやすいでしょう。

 

しかし、こだわり過ぎてしまうと優秀な弁護士に出会う機会を失ってしまうかもしれません。弁護士は、依頼人の味方です。同性・異性問わず、優秀な弁護士であれば相談してみましょう。

 

8:あなたにとって話しやすい存在であること

最終的にはこれが1番大事です。上記の条件を満たす弁護士のなかから話しやすい人を選びましょう。

 

人間には合う・合わないというものがあります。優秀で評判のよい弁護士だからと人間面での相性を妥協して選んでしまうと、あとになって「うまくいかない…。」となってしまうこともあるので、あまりおすすめできません。

優秀な離婚弁護士の探し方

離婚問題解決に注力している弁護士を探す際の方法としては以下があります。

 

当サイト『離婚弁護士ナビ』で探す

手前味噌ではありますが、当サイトに掲載している弁護士は過去に多数の離婚案件を扱った経験のある、離婚問題解決に注力している弁護士ばかりです。
 
事務所によっては電話や面談での無料相談を行っていたり、着手金を無料にしていたりする事務所もありますので、まずは『離婚弁護士ナビ』よりお近くの弁護士を探して連絡してみることをおすすめします。

 

知人に弁護士を紹介してもらう場合

知り合いを挟むことにより、問題のある弁護士を避けることができるので安心でしょう。ただ、弁護士の性格と合わなかった場合断りにくくなります。

 

弁護士会で紹介してもらう場合

各弁護士会では、定期的に法律相談を行っています。また、来所相談以外にも電話相談を受け付けています。

 

その際有料か無料かは弁護士会ごとに違うで、自宅の近くに『弁護士会』があればを確認してみましょう。

 

法テラスで弁護士を紹介してもらう場合

法テラスでは、法的なトラブルを解決に導くために、最適な相談窓口・機関の紹介や情報の提供を行っています。また、経済的に弁護士を利用するのが難しい人に対し無料相談を行っています。

 

1つの案件につき3回の無料で相談できまが、法テラスでは必ずしも離婚問題の解決に注力している弁護士に相談できるとは限りませんので注意しましょう。

 

離婚問題の解決のために弁護士に相談・依頼するタイミング

そもそも離婚問題の解決に対して、弁護士への相談や依頼はどのタイミングで行えばよいのでしょうか? 結論から言うと『できるだけ早いタイミング』が望ましいのですが、依頼すべき状況かどうかも留意すべきです。

 

タイミング①:協議離婚をしているとき

裁判などを行わない協議離婚中に、夫婦間で話し合いがまとまらない場合は、弁護士に離婚の相談や仲介を依頼することで、法律知識に基づいた解決方法のアドバイスをしてくれます。
 
すでに相手も弁護士に依頼している場合、離婚条件が相手有利に進んでしまいますので、早めに弁護士に相談したほうが賢明でしょう。
 

【関連記事】
協議離婚とは|後悔しない進め方と離婚条件を有利に決めるポイント

 

タイミング②:離婚調停になったとき

離婚調停に発展した場合はすぐに弁護士に相談しましょう。離婚調停では調停員が夫婦の間を仲介して中立な立場から話し合いを進めてくれます。

 

しかし、あくまで裁判所の手続きであるため、単に感情的な主張をしたり、相手を執拗に非難するだけでは、話し合いを有利に進めることはできません。

 

弁護士に依頼することで、冷静かつ合理的に話し合いを進めることが可能となり、結果的に有利な条件で離婚が成立するかもしれません。

 

離婚問題に詳しい弁護士なら、そのあたりの知識も豊富ですので、必ずやあなたの力になってくれるでしょう。

 

【関連記事】
離婚調停の申立を弁護士に頼むと最短かつ有利に終わる理由

 

タイミング③:裁判離婚に発展したとき

裁判離婚は、離婚調停が不調に終わった場合に取るべき最後の手段です。裁判では証拠に基づく主張を突き合わせて、法定の離婚事由があるかどうか、離婚を認めるべきかどうかが審理されます。

 

また、離婚と合わせて財産分与、親権の帰属、婚姻費用の分担、慰謝料の請求等も審理対象とすることができます。弁護士に依頼した場合、このような訴訟について証拠の収集およびこれに基づく主張の構成をすべて委ねることができます


【関連記事】
離婚裁判の訴訟から最速決着までのマニュアル
 
離婚訴訟となった場合、弁護士の力なくして手続きを有利に進めることは困難です。したがって、訴訟提起まで予想される場合は、できる限り早い段階から弁護士に依頼することで万全な準備ができます。

 

少しでも有利な条件で離婚をしたいということであれば、弁護士依頼のタイミングは急いだ方がよいでしょう

 

離婚問題の解決を弁護士に依頼するメリット

離婚問題の解決は弁護士に依頼した方がよいとはお伝えしましたが、実際にどのようなメリットがあるのかをご紹介していきます。

 

手続きの一切を任せることができる

調停や裁判を申し立てる手続きは意外と細かかったり、専門的な知識が必要だったりします。

 

法的な知識がない場合、1人で手続きを行うことは難しいですし、内容の書き方によってはその後の調停や裁判で不利になる可能性があります。

 

弁護士に依頼することで、一切の手続きを任せることができますし、その後の調停や裁判で不利になることがありません。

 

また、相手への連絡も代理で行ってくれますので、相手に会いたくない事情がある人にとって大きなメリットになります。

 

離婚の際の慰謝料が獲得しやすくなる

弁護士に証拠の収集を依頼することで、裁判官に慰謝料の請求を認めてもらいやすくなる可能性が高まります。

 

また、前例や相場を参考に、妥当と考えられる慰謝料を算定してくれます。それをふまえた上で有利に進めることや相場以上の金額の請求ができるかもしれません。

 

逆に慰謝料の減額交渉を依頼することもできます。

 

子供の親権を獲得しやすくなる

もし子供がいて、親権をめぐって争っている場合、あなたが親権者にふさわしい理由や判断ポイントとなる部分を調停委員に伝えてくれますので、弁護士がいない場合と比べて親権の獲得の可能性が高まるといえるでしょう。

 

【関連記事】
子供の親権を獲得したい方が離婚時に親権を勝ち取る為の6つのポイント

 

養育費の獲得も容易になる

養育費の支払いは、子供が小さければ十数年にもおよぶ可能性があります。最初は「きちんと払おう」と思っていても、時間がたつに従って「支払わなくてもいいか」と思ってくる方が多くなっています。
 
弁護士は養育費の支払いを促すことも、支払いがなかった場合強制的に支払わせるための手続きも熟知しています。

 

【関連記事】
養育費獲得の完全ガイド|増額や支払いを続けてもらう知識
養育費の不払いには強制執行で対処 | 強制執行の手続き方法

 

DV・モラハラ関係の問題も早期に解決する

離婚原因に多いモラハラやDVにかかわる問題も、離婚するとなれば弁護士の出番になります。

 

DVやモラハラをするパートナーからの逃げ方や別居の方法、慰謝料を請求する際にできるだけ増額させるコツなども熟知していますので、こういった問題も早期解決が期待できます。

 

【関連記事】
モラハラをする相手と離婚するために知るべき5つの知識
DVから逃れて離婚する為の方法とやっておくべき事前準備

 

財産分与を自分の有利に進めることができる

協議離婚中に行われることが多い、夫婦の財産を半分に分ける行為ですが、多くの場合で「これは誰の持ち物なのか」「財産のアレが欲しい」などのトラブルに発展することがあります。

 
財産分与の原則は等分ですが、弁護士に相談することで多くの財産を獲得することができる可能性が高まるかもしれません。どうしても欲しい財産などがあれば積極的に弁護士に相談しましょう。

 

【関連記事】
離婚時の財産分与の分け方と財産分与を有利に進める方法まとめ

 

法的な知識を持って相手と交渉してくれる

手続きの代行だけでなく、過去の離婚裁判などの知識や実際の経験からアドバイスをもらうことができます。

 

また、交渉や調停で相手方の言い分をそのままのんで取り返しがつかない事態になってしまうことも、弁護士に依頼すれば避けることができます。

 

自分の離婚意思が強いことを示せる

離婚問題における交渉や、調停段階で弁護士に依頼しない方も多くいますが、あえて弁護士に依頼をしたという事実は、そのこと自体が離婚に対する強い意志として示すことができます。

 

弁護士に離婚問題の解決を依頼した際の費用

最後に気になるのはやはり弁護士の費用についてでしょう。弁護士費用は主に『相談料』『着手金』『報酬金』の3つで構成されています。

 

着手金は弁護士に正式に依頼した際に発生する費用で、報酬金は依頼者が求める内容の成果を達成したときに支払う金額です。

 

ここではその3つを中心に依頼した際の弁護士費用はいくら程度になるのか、相場をご紹介していきます。

 

【関連記事】
離婚問題の弁護士費用の相場と費用を賢く低料金で抑える手順

 

相談料の相場

相談料は、だいたい1時間5千円から1万円の場合が多いようです。一方で、最近は初回相談料が無料の護士事務所も多くなってきました。
 
これまで弁護士の報酬を決めていた『(旧)日本弁護士連合会報酬等基準』では相談料は一律で決められていましたが、これが廃止されてから、弁護士の報酬は自由に決めてよい事になっています。

 

着手金の相場

着手金は、離婚問題に弁護士が着手する段階で発生する費用のことで、これは結果にかかわらず、返金されません。相場としてはおよそ20万〜30万円になります。

 

成功報酬(報酬金)の相場

成功報酬とは、字の通り成功に対する費用です。相手から受け取った金額の合計に対し、10%~20%が相場になっています。離婚の際に金銭の受け渡しがない場合、各事務所によって一定の料金が決められています。一概にはいえませんが、相場として20~30万円と考えておくとよいでしょう。

 

また、『成功』の概念が各事務所で違うため敗訴しても請求される可能性があります。あらかじめ、どのような場合に支払う必要があるのか確認しておくことが大切です。

 

その他|弁護士費用以外にかかる諸費用

その他に以下のような費用がかかることがあります。

 

  • 日当:裁判所への出頭や出張の回数や距離によって金額が変わります。
  • 実費:交通費・郵便代・裁判印紙代などに対する費用です。

 

依頼した弁護士事務所が裁判所や自宅から遠いと、日当や実費がかさんでしまう可能性があるので、注意しましょう。

弁護士費用を抑えるポイント

裁判で弁護士費用も請求しても認められない可能性が高いでしょう。全額実費になった場合を想定し、少しでも費用を抑えられるように下記の方法を実践してみましょう。

 

弁護士の無料相談を利用する

離婚のトラブルを弁護士に相談だけして正式な依頼はしない、というちょっとした裏技です。無料相談を行っている弁護士事務所を積極に利用しましょう。

 

無料相談をしたからといって、必ずしもその弁護士を利用しないといけないわけではありませんので安心ください。

 

ある程度の証拠を集めておく

証拠をある程度集めておくことで相談もスムーズに行えますし、弁護士が証拠を集める時間を省略できます。結果として、相談料やその時間分の弁護士費用を抑えられるのです。

 

証拠として日ごろの日記や会話の録音などがあるとよいでしょう。また、DVなどの被害にあった場合、医師の診断書や警察へ相談した証拠などは大切に保管しておくことをおすすめします。

 

【関連記事】
自分でできる浮気調査

 

法テラスの弁護士費用立替え制度を活用する

法テラスには費用の不安があるが弁護士に相談したい方に便利な弁護士費用立替制度があります。

 

一定の要件を満たす必要がありますが、法テラスの利用を希望される方はホームページよりお電話・メールでの問い合わせ、もしくはお近くの法テラス事務所へ相談してみましょう。

 

まとめ

いかがでしょうか。離婚問題は個人の問題のため、当事者間で解決できることも多いのですが、金銭や子供のことが絡んでくると、お互いに譲れない状況になることも…。

 

話し合いを拗らせ、離婚後にまでトラブルを抱えることもあるため、弁護士への相談を視野に入れながら話を進めることをおすすめします。

 

 

 

 

出典元一覧

この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

弁護士へのご相談で慰謝料などの増額が見込めます


離婚問題に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

・慰謝料を獲得したい
・できるだけ増額請求をしたい
・不倫・浮気の証拠を集めたい
・親権を獲得したい

など、離婚に関わる問題でお困りの事を、【離婚問題を得意とする弁護士】に相談することで、離婚に有利な結果となる可能性が高まります。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

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編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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