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2018.2.26

スピード離婚とは|5つの離婚原因と結婚前に考える3つのこと

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士
監修記事
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一般的に、結婚して5年以内に離婚することをスピード離婚といいます

大好きな人と幸せな結婚をしたにもかかわらず、スピード離婚に至ってしまう人は少なくありません。2016年の司法統計を見ると、婚姻期間が5年未満で離婚した夫婦は以下のような人数になります。

婚姻期間

6ヶ月未満

6ヶ月以上

5年未満

人数

215

731

1,461

(参考:司法統計)

このように、6ヶ月未満で離婚する夫婦は200組を超え、5年未満で離婚する夫婦は1,000組を超えていますこの数字は決して少ないとは言えません。

この記事では、スピード離婚の原因や離婚のメリット・デメリットを紹介します。また、夫婦関係を修復するための方法もまとめましたので、離婚するか迷っている場合は参考にしてみてください。

スピード離婚する5つの原因

幸せなカップルがお互いを想い合って結婚したものの、あえなくスピード離婚してしまう…。その主な原因はどんなものなのでしょうか。

相手をよく知らないうちに結婚した

婚期に焦ったり、子供ができてしまったため、相手のことをよく知らないまま結婚してしまった人も少なくありません。

姉は結婚に焦っていて、婚活パーティーで知り合った男性と付き合って3ヶ月で結婚(入籍)したのですが、1年(式を挙げてから7ケ月)で離婚してしまいました。(引用:姉が焦って結婚して1年で離婚しました。|Yahoo!知恵袋)

昨年の夏から付き合い始め、7か月で婚姻届を出しました。2月末に結婚しました。付き合っていたときは、とても優しく心のある人でしたが、結婚してから、心ない発言が多かったり、いつも怒っていたり、ケンカをしても謝らなくなりました。物に当たったり、手はあげないものの、暴力的なところがあります。(引用:スピード離婚について。|Yahoo!知恵袋)

このように相手のことをよく知らないまま結婚してしまうと、実は暴力的な人だった、性格や価値観がまったく合わなかったということもあります。

また、しっかり知っているようでも、結婚前に同棲をしなかったことで、見えていなかった些細なことや生活習慣の違いが原因で、結婚後すぐ離婚してしまうということもあります。

結婚に夢を見ていた

結婚に夢を見ている場合もスピード離婚の原因になります。結婚をすると1人のときよりも生活や将来を現実的に考えなくてはいけません。

そのため、理想と現実のギャップについていけず、こんなはずじゃなかったと離婚に発展してしまうのです。

大学1年から8年付き合い、結婚2年目ですが離婚することになりました。青春の全てを彼とともにし、頑張ってきたのに・・・。(引用:大恋愛、学生時代からの付き合いなのに破局した方・・|発言小町)

また、学生時代に夢を見たまま学生結婚をしてしまうと、現実の厳しさ・2人で自立して生活していく大変さから離婚に至る可能性が高くなります。

不倫していた

結婚前から二股をかけており、結婚後にそれが発覚してしまうというケースも少なくありません。

最近旦那の様子がおかしく、先日ついにケータイをチェックしたところ不倫をしていることが発覚しました。しかも、相手との始まりは私と付き合い出して1年経った頃からでした。(引用:新婚直後からの旦那の不倫|発言小町)

また、結婚したのに、すれ違いが多いと「結婚してもつまらない」と寂しさから浮気に走ってしまう可能性もあるでしょう。ですが、された相手にとっては我慢できるものではありませんし、離婚を選択する大きな原因になります。

借金があった

結婚後に相手に高額な借金が発覚するケースがあります。相手の借金を理解したうえで結婚したのであれば、経済的に苦しい生活でも我慢できます。

しかし、そのようなことを一切言われず、結婚後に「借金があるから生活が苦しくなる。」と言われてしまったら、相手を信用できなくなりますし、離婚が頭をよぎるでしょう。

わたしは大好きな人と結婚1年目の新妻で自分は幸せ者だと思っていました。しかし、700万円の借金があって、自己破産寸前だとは知らず、夫や夫の親に裏切られて借金地獄の道に道づれにされてしまいました。(引用:新婚1年目に夫に700万円の借金が発|発言小町)

借金は一度してしまうと癖になってしまいますので、もし発覚したらすぐに対処する必要があります。債務で悩んでいる場合はこちら『債務整理ナビ』をご覧ください。

夫婦の将来を共有できていなかった

夫婦の将来を共有するということは夫婦生活を営む上でとても大切なことになります。子供や住む場所、今後どのように働いていきたいのかなど多くのことをすり合わせて共有していかないと、喧嘩に発展し、離婚を選択してしまうでしょう。

また、お互いの将来の計画を共有せずに結婚した場合、いざ結婚して現実的な問題に直面して対処し、選択しなければならない状況で、初めてお互いの真意を知ると「こんなはずじゃなかった…。」というズレが生じてしまいます。

スピード離婚のメリットとデメリット

スピード離婚のメリットとデメリットを少し詳しく見ていきましょう。

スピード離婚のメリット

時間を無駄にしない

何年も我慢した上で離婚するよりも、新しい出会いに恵まれる時間や自分のための自由な時間を無駄にすることがありません。

仮面夫婦や仲の悪い夫婦として生活を続けるぐらいなら、離婚し新しい家庭で幸せな生活をした方が人生を充実させることができます。

離婚時の決めごとが楽な場合が多い

新婚で共有財産が少なかったり、子供がいない場合の離婚は分けることや、決めることが少なくなるため、離婚の際も大きなもめごとなく離婚できる可能性が高くなります。

そのため、離婚の際に費用や時間をかけずに済みます。熟年離婚やある程度の婚姻期間がある場合だとこうはいきません。財産から親権、養育費など決めることが多く、裁判に発展する可能性も高いでしょう。

【関連記事】
離婚の相談先一覧とよくある離婚に関する相談まとめ
離婚の種類別の手続き|離婚前と離婚後にやっておくべき手続き

精神的な負担が少ない

早期に見切りをつけ離婚することで精神的な負担が少なくなります。特に、離婚する原因が不倫・DV・借金などの場合、婚姻期間が長くなればなるほど精神的な苦痛が生じ、そのせいで鬱などの精神病にかかる可能性もあります。

スピード離婚に踏みきることで、早々にそのような苦痛から解放されるでしょう。

スピード離婚のデメリット

世間体が悪い

1番のデメリットは世間体が悪いということです。特に親や、結婚を祝福してくれた友人には離婚理由を根掘り葉掘り聞かれる可能性もあります。

また、スピード離婚に対し、周囲が心ない言葉をかけてくることもあるので、そのようなことに耐える必要があります。

今月、結婚して半年ですが、離婚することになりました。たったの6ヶ月でダメにになり、家族、友人を裏切ってしまったようで、申し訳ない気持ちでいっぱいです。周りの人の、当然ですが「えっ!もう?」という反応がとても辛いです。なにより、両親に申し訳なく、親戚方へどのように報告したらいいのか・・・。(引用:スピード離婚した方|発言小町)

スピード離婚の理由が性格の不一致だと、我慢しない人などと思われ、今後の再婚に響く可能性も考えられます。

誤解で離婚してしまう場合も多い

スピード離婚をしてしまうと、相手を誤解したまま離婚してしまうということも考えられます。しっかり相手を理解していれば許せたことや離婚まで発展しなかったことでも、相手をよく知らないため許せないなどということもあるのです。

わたしら夫婦は、結婚して2~3か月の頃が一番不安定で、何度か離婚の危機がありました。そして1年がたったいま、とりあえず夫婦関係はうまくいっていると思います。(引用:スピード離婚について。|Yahoo!知恵袋)

そのような場合、離婚後に後悔したり、再婚相手と比べてしまい、また離婚してしまう可能性も考えられます。

スピード離婚を回避するためにできる3つのこと

スピード離婚に直面した場合どのように回避していけばよいのでしょうか。3つの方法を紹介します。

2人で話し合うこと

まずは2人でしっかり話し合う必要があります。もしかしたら、お互いに誤解をしていたり、すれ違っていたりすることがあるかもしれません。

話し合いの際、感情的になってしまったり、相手を否定するようなことを言ってしまったりすると、さらにこじれてしまいますので、冷静になることが大切です。

また、暴力や物に当たるといった行為は、DVに含まれますので慰謝料を請求される可能性がありますし、今後修復するのが更に難しくなりますので絶対にやめましょう。

夫婦でカウンセリングを受けること

2人きりでの話し合いが難しい場合は夫婦でカウンセリングを受けることをおすすめします。夫婦そろってカウンセリングを受けることで、離婚原因の解明や解決方法の指導などを受けることが可能です。

【関連記事】
夫婦関係トラブルの相談先6選と自分で関係を修復する方法
浮気(不倫)の相談・カウンセリング|あなたに必要なケース別の相談先
夫婦カウンセリングのメリットと活用すべき人|お悩み例と解決例まとめ

円満調停を行うこと

円満調停は裁判所で行う調停の一種です。円満調停を行うことで、夫婦仲が円満ではなくなった原因の解明、今後どのように努力していけばよいのかの助言や指導を行ってもらうことが可能です。

また、離婚をしようか悩んでいる場合にも利用することが可能です。

まとめ

スピード離婚は結婚を祝ってくれた周囲に対する申し訳ない気持ちや世間体などが気になってしまうと思いますが、早めに見切りをつけることによって苦労やストレスを減らすことができるでしょう。

また、よりよい人と出会い幸せな家庭を築ける可能性が高くなります。離婚を悩んだ場合はカウンセリングや弁護士への相談をおすすめします。

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤康二 弁護士 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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