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夫源病チェックシートで症状をセルフチェック!対処法や離婚の可否も解説

夫源病チェックシートで症状をセルフチェック!対処法や離婚の可否も解説

「夫が家にいると体がだるい」「帰宅時間が近づくと気持ちが重くなる」といった不調は、夫源病のサインかもしれません。

夫源病とは、夫の言動による慢性的なストレスが心身にさまざまな影響を及ぼす状態です。

放置すると不眠やうつ病などを引き起こしかねないため、早めの対策が必要です。

本記事では、夫源病を引き起こしやすい夫の特徴・夫源病になりやすい人の思考傾向などをセルフチェックできるチェックシートを紹介します。

夫源病への対処法や離婚を視野に入れた準備の進め方も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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目次

夫源病とは|夫を原因とする身体・精神症状

夫源病(ふげんびょう)とは、夫の言動への不平・不満がストレスとなり、妻の心身にさまざまな不定愁訴が生じる状態を指します。

循環器科専門医・心療内科医の故・石蔵文信氏が命名した概念です。

著書『夫源病 こんなアタシに誰がした』(大阪大学出版会 2011年出版)で発表されました。

医学的な診断名ではないものの、メディアや書籍で広く取り上げられ、社会的な認知が進んでいます

夫源病の主な症状

夫源病の主な症状は、以下のとおりです。

  • めまい
  • 頭痛
  • 吐き気
  • 動悸
  • 耳鳴り
  • 血圧上昇
  • 不眠
  • 情緒不安定 など

夫が不在のときに症状が軽くなるのが特徴です。

夫源病と更年期障害との違い

夫源病と更年期障害の違いは、以下のとおりです。

夫源病と更年期障害との違い

更年期障害は、女性ホルモン(エストロゲン)の減少による身体的な変化が原因で、ホルモン補充療法や薬物療法で改善が見込めます

一方、夫源病の原因は夫の言動に対する不平・不満に起因するため、夫婦関係の見直しや生活環境を変えることが改善につながります

なお、両者は別々に起きるとは限りません。

更年期になるとストレスへの耐性が落ちるため、従来は気にならなかった夫の言動が急につらく感じるケースも多くあります。

夫がいるときとそうでないときで症状の出方が違う場合は、更年期だからと片づけず、夫源病の可能性もあわせて考えてみてください。

夫源病のセルフチェックシート3つ

夫源病は医学的な病名ではないため、夫源病かどうかを判定できる明確な基準はありません

以下のチェックシートは、自分の状態や夫の言動・自身の思考傾向を振り返るための目安として活用してください。

当てはまる項目が多いほど、夫からのストレスが心身に影響している可能性が考えられます。

ただし、別の原因が隠れている場合もあるため、不調が続く場合は医療機関の受診も検討してください。

1.夫源病の症状チェックシート

夫源病の症状に当てはまるか、以下のチェックシートで確認してみましょう。

身体症状

□ 体が重く、倦怠感がとれない

□ 原因不明の頭痛が続いている

□ めまい・耳鳴りがある

□ 動悸・息切れが気になる

□ 肩こり・全身の痛みがなかなかとれない

□ 眠れない・浅い眠りが続く

□ 血圧が上がりやすくなった

精神症状

□ 情緒が不安定でイライラしやすくなった

□ 憂うつ感が続いている

□ 夫の帰宅時間が近づくにつれ、気分が沈む

上記の症状に複数当てはまり、夫が不在のときに改善する傾向があれば、夫源病の可能性が考えられます。

2.夫源病を引き起こしやすい夫の言動・特徴チェックシート

次に、夫の日常的な言動を振り返ってみましょう。

夫の言動

□ 外では愛想よく振る舞うが、家に帰ると途端に不機嫌になる

□ 妻に対して、常に上から目線で話をする

□ 家事はほぼ妻任せなのに、やり方には文句をつける

□ 家族を養ってきたという意識が人一倍強い

□ 感謝や謝罪の言葉をほとんど口にしない

□ 妻の外出先や行動を逐一確認する

□ 仕事以外に付き合いや趣味がほとんどない

□ 妻が一人で出かけるのを面白く思っていない

□ 人前では家事や育児に積極的な「いい夫」を演じる

□ 運転中は性格が豹変する

故・石蔵文信氏の著書によると、当てはまる項目が5つ以上の場合は夫源病の可能性があるようです。

【参考元】石蔵文信著『妻の病気の 9 割は夫がつくる。医師が教える「夫源病」の直し方』(2012、マキノ出版)

3.夫源病になりやすい妻の思考傾向・環境チェックシート

最後に、自分自身の性格や置かれている環境を確認してみましょう。

夫源病になりやすい人は、真面目で我慢強く、自己主張が苦手な妻に起こりやすい傾向があります。

また、頼れる人が身近にいない孤立した環境も、症状を深刻にしやすい要因です。

性格・思考傾向

□ 我慢強く、めったに弱音を吐かない

□ 几帳面で責任感が強く、仕事や家事で手を抜けない

□ 感情を表に出したり、人に意見したりするのが苦手

□ いい妻・いい母親でありたいという意識が強い

□ 外面や世間体をとても気にする

環境

□ 経済的に夫に依存しており、自立しにくい

□ 夫の在宅時間が長く、逃げ場がない

□ 頼れる友人や家族が近くにいない

□ 世間からは「仲良し夫婦」と思われており本音が言えない

□ 義実家との関係がストレスだが、夫は自分の味方になってくれない

当てはまる項目が多い方は、夫への不満や体調の変化を後回しにしがちな傾向があります。

夫源病の対処法5つ

夫源病への対処は、症状の重さや夫婦関係の状況によって異なります。

軽度であれば、日常的なセルフケアや夫婦間のコミュニケーションの改善で、快方に向かう可能性があります。

日常生活に深刻な影響をきたすほど症状が長引いている場合は、カウンセリング機関や医療機関への相談を検討したほうがよいでしょう。

1.自分の趣味や友人との交流を大切にする

自分の趣味や友人との交流を意識的に確保しましょう。

夫の言動に起因するストレスは、夫以外との関わりを増やすことで分散できます。

自分だけの時間や夫婦関係以外の人間関係を持つと、夫との心理的な距離が生まれるからです。

たとえば、週に1度友人とランチをする・ヨガや読書など没頭できる趣味の時間を決まった曜日に確保するといった取り組みが有効です。

夫の存在を意識しない時間が増えると、症状が軽くなるケースは少なくありません。

2.夫に自分の気持ちを正直に伝えて改善を促す

自分の不調や気持ちを夫に正直に伝え、改善を促すのも対処法のひとつです。

夫源病は夫の言動が原因で起きるため、夫本人が問題を認識していなければ状況は変わりません。

たとえば「怒鳴られると怖くて体調が悪くなる」と具体的な状況を伝えることで、夫が自分の言動の影響に気づくケースもあります。

ただし、DVやモラハラが疑われる状況では直接の話し合いを避けたほうがよい場合もあります。

自分の気持ちを夫に伝えることで危害を加えられるおそれがあるときは、弁護士への相談を先行してください。

3.カウンセリング・心療内科の受診を検討する

頭痛や不眠・食欲不振など身体症状が続く場合は、カウンセリングや心療内科の受診を検討してください。

夫源病の症状が悪化すると、うつ状態や自律神経失調症として現れる場合があります。

専門家によるカウンセリングでは、心身の不調の原因を整理しながら、ストレスへの対処法を一緒に考えてもらえます。

自分では気づきにくい思考のパターンや、悪循環に陥る環境に気づけるケースも少なくありません。

夫婦カウンセリングを利用すれば、双方の認識のずれを整理できる可能性もあります。

医療機関で原因不明と診断されたものの不調が続いてれば、心療内科への相談が状況改善の糸口になる場合もあります。

4.夫婦のコミュニケーションを増やす

夫婦間のコミュニケーション不足が夫源病の一因となっている場合は、対話の機会を意識的に増やすことも検討してみましょう。

お互いの価値観や不満を表に出さないまま蓄積させると、小さなすれ違いが大きな溝になります。

日常の些細な会話から始め、夫が話しやすい場面・時間帯を選ぶのが効果的です。

たとえば夕食後に5〜10分ほど、一日の出来事を話す習慣を設けるだけでも、夫婦の雰囲気が変わるケースがあります。

5.家庭内別居・短期間の別居を試してみる

夫の存在そのものがストレスの源になっている場合は、家庭内別居や短期間の別居を検討するのも選択肢のひとつです。

物理的な距離を置くことで、症状が改善するかどうかを確かめられます。

たとえば、家庭内で寝室を分けたり、実家に単身で数日間身を寄せたりすると、体調が改善するケースも珍しくありません。

夫の視線や干渉が届かない環境をつくると、夫婦関係を冷静に見直せる時間ももてるでしょう。

関係改善のために何ができるか、離婚や別居を本格的に検討するかどうかなど、次のステップを考えるきっかけになるかもしれません。

ただし、正当な理由のない一方的な別居は、夫婦の同居・協力・扶助の義務に違反する行為(悪意の遺棄)に該当するおそれがあります。

DVなどがあって、緊急性がある場合を除き、別居を開始する場合は、できる限り夫の同意を得るのが望ましいです。

夫源病を理由とする離婚・慰謝料請求は可能か?

夫の合意が得られれば、協議離婚が可能です。

夫が拒否する場合は、最終的に裁判にもつれ込む可能性があります。

そのため、夫源病を引き起こす夫の言動が、法定離婚事由に該当するか否かがネックになるでしょう。

夫の言動が法定離婚事由に該当する場合というのは夫源病になる妻に対する言動がかなり苛烈な場合になると思われます。

夫の言動が法定離婚事由に該当する場合には慰謝料が認められる可能性もあります。

以下で合意が得られる場合と、合意が得られない場合を詳しくみていきましょう。

夫が合意すれば離婚できる

夫婦間の協議や離婚調停で、夫が合意すれば離婚できます

協議離婚は、夫婦双方の離婚意思の合致と戸籍の届出によって成立します。

夫婦双方が離婚に合意していれば、離婚理由が明確でなくても差し支えありません。

家庭裁判所の離婚調停を利用する場合も、双方が離婚に合意すれば、調停離婚が成立します。

たとえば、夫源病が性格の不一致・価値観のズレに起因する場合でも、夫が納得して離婚を受け入れれば離婚できます。

DV・不貞・悪意の遺棄などがあれば裁判離婚が認められる可能性がある

夫が離婚を拒否する場合は、最終的には裁判で離婚を求めます。

裁判で離婚が認められるには、以下のいずれかの事由(法定離婚事由)が必要です。

  • 不貞行為
  • 悪意の遺棄(正当な理由なく同居・協力・扶助義務を放棄する行為)
  • 3年以上の生死不明
  • その他婚姻を継続し難い重大な事由

夫の言動に暴力が伴う場合は、婚姻を継続し難い重大な事由に該当するとして、離婚が認められる可能性があります。

暴力の形態(身体的・精神的・経済的・社会的・性的暴力)は問われません。

夫が十分な収入を得ているのに生活費を入れない場合などには、悪意の遺棄に該当する可能性もあるでしょう。

別居期間が長期にわたる場合も、離婚が認められる余地があります。

また、夫の浮気がきっかけで夫源病となった場合、夫の不貞行為が法定離婚事由に該当するため、離婚ができます。

DV・不貞・悪意の遺棄などがあれば慰謝料を請求できる

夫にDV・不貞行為・悪意の遺棄などの有責行為がある場合、慰謝料を請求できます

離婚原因を作った一方配偶者は、他方配偶者に生じた精神的苦痛を賠償する義務を負います。

慰謝料の相場は、以下のとおりです。

離婚原因 慰謝料の相場
DV 50万円〜300万円程度
不貞行為 100万円〜300万円程度
悪意の遺棄 50万円〜200万円程度

実際の金額は、有責行為の程度・頻度・婚姻期間の長短・子の有無・悪質性などにより異なります。

なお、以下のような場合には、慰謝料請求が認められない傾向があります。

  1. 有責行為が証拠上認められない
  2. 有責行為が軽微で慰謝料を支払わせるほどではない
  3. 離婚に至った責任が夫婦に同等にある
  4. 有責行為と婚姻破綻との間に因果関係がない

たとえば、不貞開始前から婚姻関係が破綻していた場合は、慰謝料請求は認められません。

夫源病を理由とした離婚を有利に進めるための準備

まずは、夫の言動を記録・保存しましょう。

同居中に財産状況を把握しておくのも重要です。

相手が離婚を拒否するのが予想される場合や慰謝料を請求したい場合は、有責行為の証拠の確保も必要です。

夫の言動を記録・保存する

夫の言動をメモや日記に残しておきましょう。

発言・行動の具体的内容・日時・状況に加え、自分の体調・心理状態への影響を併記するのがおすすめです。

一定期間記録すると、夫源病の原因となっている言動のパターンを客観的に把握しやすくなります。

また、弁護士への相談時に見せれば、DV(精神的・経済的・社会的暴力など)に該当するか否かを判断してもらいやすくなるでしょう。

夫の財産・収入に関する情報を収集する

夫の財産・収入に関する情報を集めましょう。

離婚する夫婦の一方は、他方に対して、財産分与を請求できます。

財産分与とは、婚姻中に夫婦が協力して築いた財産を、原則2分の1ずつ分け合う制度です。

別居中の生活費(婚姻費用)や離婚後の子の生活費(養育費)は、夫婦双方の収入をもとに算定されます。

別居・離婚後は、資料の確保が難しくなります。

夫が財産・収入状況の開示に非協力的になるケースも珍しくありません。

同居中に証拠を確保しておけば、夫が財産を隠したり別居中に無断で費消したりした場合も、適切に対処できます。

収集すべき資料の例は、以下のとおりです。

財産に関する資料 ・預貯金通帳のコピー
・株式・投資信託などの取引残高証明書
・不動産の登記識別情報や固定資産納税通知書
・自動車検査証
・勤務先の就業規則など(退職金規定がある場合)
・生命保険や学資保険の証券・解約返戻金証明書
収入に関する資料 ・源泉徴収票や給与明細書(給与所得者の場合)
・確定申告書の控え(自営業者の場合)

また年金分割請求に備え、夫の基礎年金番号がわかる書類(基礎年金番号通知書・年金手帳など)のコピーも確保しておきましょう。

DV・不貞・悪意の遺棄などの証拠を確保する

夫にDV・不貞行為・悪意の遺棄などの有責行為がある場合は、証拠を確保しておきましょう。

裁判で離婚や慰謝料を請求する場合は、離婚原因となった有責行為の客観的証拠が必要です。

収集すべき証拠の例は、以下のとおりです。

離婚原因 証拠の例
DV 身体的暴力 ・医師による診断書・カルテ
・怪我の写真・動画(負傷部位と顔が一緒に写るように撮影する)
・暴力を受けた後の室内の状況や破損した物の写真
・警察や配偶者暴力相談支援センターへの相談記録
精神的暴力 ・暴言・脅し・怒鳴り声などの音声・動画
・侮辱や人格否定の内容を含むメール・LINEなどのメッセージ履歴
・被害の日時・内容・状況を記録した日記・メモ
経済的暴力 ・生活費の流れが確認できる通帳の取引履歴
・収支の実態を示す家計簿
・生活費を渡さない旨の発言の音声・メッセージ履歴
・被害の期間・状況を詳細に記録した日記・メモ
社会的暴力 ・外出禁止や交友関係の制限を命じる音声・メッセージ履歴
・監視・束縛の状況を記録した日記・メモ
・行動を制限する発言や命令の音声録音
・被害の状況を直接見聞きした第三者(親族・友人など)の証言
性的暴力 ・被害の日時・内容・状況を詳細に記録した日記・メモ
・産婦人科・泌尿器科への受診記録・診断書
・公的機関への相談記録・カウンセリング記録
・性的行為を強要する内容を含むメール・LINEなどのメッセージ履歴
不貞行為 ・肉体関係の存在が窺われるメールやLINEのやり取り
・性行為前後と思われる裸や下着姿でのツーショット写真
・不倫相手宅やラブホテルへの出入りを撮影した写真や動画
・探偵の調査報告書

悪意の遺棄

・夫が生活費を分担していないことがわかる通帳・家計簿
・夫の浪費・多額の借金がわかるクレジット明細やキャッシング明細
・夫婦関係の修復を求めたのに拒否された経緯がわかるLINE・メールのやり取り
・健康診断の結果・診断書など(夫が働ける状況にあるのに、働かない場合など)

夫源病が離婚原因にあたらず夫の同意も得られない場合の対処法

法定離婚事由がない場合、裁判で強制的に離婚するのは難しい状況です。

まずは弁護士への依頼や調停の利用を検討しましょう。

話し合いでの解決が難しい場合は、別居期間を積み上げて婚姻関係の破綻を示す方法があります。

弁護士に夫との交渉を依頼する

夫婦間の話し合いで合意が得られない場合は、弁護士への依頼を検討してください。

相手に明確な非がない場合、離婚を実現するには相手を説得できるかどうかがカギとなるでしょう。

夫婦間では感情的になりやすい場面でも、弁護士なら冷静な話し合いを進められます。

弁護士が双方が納得できる条件を示したり、無理に夫婦関係を維持するデメリットを説明したりすることで、理解を得られるケースもあります。

相手に落ち度がなければ、離婚を望む方が譲歩すべき点が増える点にも留意しておかなければなりません。

弁護士に依頼すれば、過度な譲歩・不利な条件で離婚を成立させてしまうリスクも軽減できます。

弁護士に依頼した事実自体で夫に本気度が伝わり、話し合いがスムーズに進むケースも珍しくありません。

離婚調停を申し立てる

夫婦間の話し合いがまとまらない場合は、離婚調停の利用を検討しましょう。

離婚調停では、家庭裁判所の調停委員が両者の間に入り、離婚自体や離婚条件に関する合意形成を支援してくれます。

夫が離婚を拒否していても、調停委員による働きかけで合意に至るケースは少なくありません。

夫源病の深刻な症状や夫婦関係の修復の難しさを、調停委員に理解してもらえれば、相手の合意を引き出せる可能性があります。

別居期間を積み上げる

別居期間を積み上げて、裁判離婚を目指す方法もあります。

別居期間が長期にわたる場合、婚姻を継続し難い重大な事由があるとして、裁判上の離婚が認められる可能性があります。

長期間の別居で夫婦間で経済的・精神的な交流がまったくない場合は、婚姻関係の破綻が認められやすいためです。

裁判例を踏まえると、別居期間が10年以上に及ぶと離婚が認められやすい傾向です。

婚姻後の同居期間が短く、未成熟の子どもがいない場合には、5年程度の別居期間でも離婚が認められる可能性があります。

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夫源病に関するよくある質問

本章では、夫源病に関する疑問にQ&A形式で回答します。

Q.夫源病を引き起こす10の禁句とは何ですか?

夫源病を引き起こしやすい言葉の例は、以下のとおりです。

  • 「俺が養ってやってるんだから、文句を言うな」
  • 「どうしてこんな簡単なこともできないのか?」
  • 「家に居るんだから、家事や育児はお前が当然やるべきだ」
  • 「俺の母さんや他の過程の妻は文句を言わずにやっている」
  • 「趣味や友達と会う時間があるなら、家事を完璧にこなせ」
  • 「誰と・どこに・何をしに行くのか」
  • 「お前のやり方は間違ってる」
  • 「そんなことでイチイチ怒るな」
  • 「俺だって疲れてるんだ」
  • 「俺は悪くない」

妻の努力を軽視したり、責任を一方的に押し付けたりする言葉が中心です。

妻がひとりで外出するのを嫌がり、行動を制限するような言葉が投げかけられる場合もあるでしょう。

夫に悪意がなくても口にしやすい言葉も含まれており、夫自身が気づかないまま妻を追い詰めているケースも少なくありません。

Q.夫源病があるということは妻源病もありますか?

妻源病(さいげんびょう)という疾病概念もあります。

妻源病は、妻の言動が原因で夫が心身の不調をきたす状態です。

夫源病と同様、医学的に確立された病名ではありません

症状としては、頭痛・倦怠感・不眠などが挙げられ、帰宅時や休日に妻と過ごす場面で不調を感じるのが特徴です。

Q.旦那にイライラする・旦那といると息苦しいのは病気ですか?

夫がいない時間に症状が和らぐのであれば、夫源病の可能性があります

しかし、イライラの背景には、心身の不調や病気が潜んでいる場合もあります。

不調が続く場合は、心療内科やカウンセリング機関を受診して、専門家の診察を受けてください。

Q.夫源病になったらどうすればいい?

まずは夫と物理的・心理的な距離をとり、心身の健康を回復させることに専念しましょう。

症状が続く場合は、心療内科の受診も検討してください。

夫源病の症状を放置すると、うつ病に発展するリスクもあります。

夫婦関係の改善を目指す場合は、夫と夫婦カウンセリングを受けるのも有効です。

離婚を視野に入れている場合は、早めに弁護士に相談すると、今後の選択肢と見通しを整理できます。

まとめ

夫源病とは、夫の言動への不平不満が積み重なり、妻の心身にさまざまな不調をもたらす状態です。

主な症状は頭痛・めまい・不眠・情緒不安定などで、夫の不在時に和らぐのが特徴です。

対処法としては、夫との物理的・心理的距離の確保やカウンセリングの利用などが挙げられます。

離婚を検討する場合、まずは協議離婚を目指しましょう。

DVや不貞行為など有責行為がある場合は、裁判離婚や慰謝料請求も検討できます。

夫が離婚に応じないときは、弁護士への依頼・離婚調停の利用・別居期間の積み上げといった方法で解決を図れます。

いずれの場合も、夫の言動の記録や証拠を早めに確保しておくのが重要です。

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この記事の監修者
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