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デキ婚の離婚率はやっぱり高い?その理由と夫婦円満のコツ

ベンナビ離婚編集部
執筆記事
デキ婚の離婚率はやっぱり高い?その理由と夫婦円満のコツ

デキ婚は離婚率が高いと思っている方もいるのではないでしょうか。(デキ婚=できちゃった婚・できちゃった結婚の略)

近年では『授かり婚』や『おめでた婚』とも呼ばれ、悪い印象を持っていない方も多いでしょうが、そもそもの『デキ婚』には、無計画に子どもを作ってしまい結婚せざるを得ない状況になったなどというネガティブなイメージを持つ方もいました。

計画性が無い=ちょっとしたことで離婚してしまう】そのような印象があるのかもしれないですね。

デキ婚と離婚率を直接関係付ける統計はありませんが、以下がデキ婚の離婚率が高いと考えられている理由のようです。

  1. 離婚率が高い若い世代でのデキ婚が多いから
  2. 夫婦2人で過ごせる時間が少ないから
  3. 結婚に向けての準備が整っていないから
  4. 結婚式を挙げにくいから

この記事では、デキ婚と離婚率について、離婚率が高くなる理由や良い夫婦生活を送るポイントなどを解説します。

この記事のPOINT
 こんな人におすすめ
  • デキ婚をした人
  • 身内がデキ婚をした人
  • 周りの離婚状況について知りたい人
 こんなことがわかります
  • デキ婚の離婚率が高い理由
  • デキ婚の良い部分・メリット
  • デキ婚でも離婚しないためのコツ

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この記事に記載の情報は2023年10月30日時点のものです

デキ婚で離婚率が高くなる理由

よく『夫婦の3組に1組は離婚する』と言われていますが、これは毎年の婚姻件数に対して離婚件数がちょうど1/3程度になるからです。2019年の割合で言うと、離婚件数の割合が34.8%となっており、ほぼほぼ1/3と言えるでしょう。

それでは、この約35%の離婚率がデキ婚では高いのか低いのか気になるところですが、冒頭でもお伝えした通り、デキ婚と離婚率を直接関係付ける統計はありませんでした。

しかし、実際に『デキ婚の離婚率は高い』と思っている方も多いように、以下の理由から離婚率が高いと言うことができそうです。

若い世代のデキ婚が多いから

デキ婚と離婚率を直接結びつける統計はありませんが、厚生労働省では結婚前に妊娠をしていた母親の統計を出しています。

上のグラフを見ると、結婚前の妊娠は圧倒的に若い世代が多いことがわかります。25歳未満の母親では、半数以上がデキ婚による結婚だと判断できます。

上の年齢階級別の離婚率からも、若い世代の離婚率が高いことが見て取れます。25歳未満の母親の半数以上がデキ婚をしており、さらにその世代は離婚率が50%以上になっているため、離婚率が高いと結びつけることができそうです。

結婚に対する準備・価値観が整っていないから

デキ婚は子どもの妊娠が結婚を決める大きな決め手になりますが、夫婦に結婚に対する準備・心構えができていない場合もあるでしょう。

よく離婚理由に『性格の不一致』が挙げられますが、実際に裁判所に申立てられた離婚問題の事件でも、性格の不一致を理由にするものが圧倒的に多い結果になっています。

 

男性

件数(男性)

女性

件数(女性)

1位

性格が合わない

11,030

性格が合わない

18,846

2位

精神的に虐待する

3,626

生活費を渡さない

13,820

3位

その他

3,545

精神的に虐待する

12,093

※表は左右にスライドできます

子どもができたから結婚したものの、一緒に過ごすうちにお互いの嫌な部分が見えてきたり、子育てについての意見などでお互いに衝突したりと…、夫婦で準備・計画して出産した夫婦よりもドタバタしてしまうことも多いでしょう。

夫婦で一緒に過ごす時間が少ないから

通常の結婚生活では、【結婚→新婚生活→妊娠・出産】となりますが、デキ婚の場合は新婚生活を味わうことができません。結婚後は数ヶ月の妊娠期間を経て子育てに入るため、夫婦だけで過ごせる時間も極端に少ないです。

産後クライシスという言葉もあり、出産後の母親の興味関心は圧倒的に子どもに向きます。結婚したにも関わらず、夫婦らしい生活を全く送れないことが離婚率を高める要因の1つとも言えるでしょう。

結婚式を挙げにくいから

上の内容とも似ていますが、デキ婚の場合はすぐに妊娠・出産の一大イベントが訪れるため、結婚式を挙げるタイミングが無かったり、資金面で先延ばしにしたりするケースも多いです。

【引用】離婚歴のある方の8割以上が婚礼セレモニーは「何もしていない」!?|アニヴェルセル総研

結婚式場を運営する『アニヴェルセル』の調査によると、結婚式に関することを全くしていない夫婦の離婚歴が80%以上あるとの結果も出ています。

結婚式を挙げて親族や友人などに面と向かって結婚を報告しなかったことで、離婚に対しての世間体を気にしなくなったり、「あれだけお金をかけて盛大に結婚式をしたのに…」と離婚を思いとどまらせる要因が無かったりすることが離婚率を高める理由にあると考えられます。

デキ婚のいい部分・メリットは?

ここまでデキ婚の離婚率が高いというマイナスな部分に目を向けてきましたが、デキ婚は『授かり婚』『おめでた婚』とも呼ばれるようになっており、デキ婚を前向きに捉える方も非常に増えてきています。

未婚率も増えてきており、出生件数も年々減少している近年の日本においては、結婚して子どもを授かること自体とてもおめでたいことですね。この項目では、デキ婚のメリットについて解説します。

結婚・子育ての覚悟ができる

未婚率も高くなり多様性が広がる現代では、結婚・出産は当たり前ではなく一つの選択肢になってきているかもしれません。長くお付き合いしていて、なかなかプロポーズしてくれない方でも、子どもができれば嫌でも結婚のことを考える必要があります。

「彼氏・彼女が結婚のことを全然考えてくれていなくてヤキモキしている」という方にとっては、子どもを授かったことは朗報だと言えるでしょう。

すでに子どもができていることにより離婚しないという決断がしやすくなる

デキ婚の離婚率が高い理由は上記でいくつも述べましたが、そもそも子どもがいること自体が離婚率を下げてくれると考えられます。

子どもができたことにより責任感が増す方も多いでしょうし、妊娠・子育てによって一時的に働けなくなれば、配偶者の収入に頼らざるを得なくなり離婚という選択肢が出てこない方もいるでしょう。

子どもがいる状態での離婚になれば、手続きや親権、養育費などの決め事も多くなります。子どものことを第一に考えれば、小さいうちは離婚すべきではないと考える夫婦も少なくないでしょう。

デキ婚でも離婚せずに幸せに過ごすポイント

デキ婚は離婚率を高める要因もいくつかありますが、結婚後に夫婦で協力して計画を立てて夫婦生活・子育てを行っていけば、もちろん幸せに過ごすこともできます。

上でもお伝えしたように、デキ婚によるメリットもありますので、今後のことを前向きに考えていきましょう。

夫婦で協力して子育ての計画を立てていく

デキ婚することになった場合、出産や子育てなどのことを駆け足で考えていく必要があります。

時には両親も交えて、夫婦でしっかり話し合って今後の計画を立てていくことで、結婚後の生活を負担あるものではなく、子どもの成長を見守る前向きなものにできることでしょう。

特に若くしてデキ婚した夫婦であれば、周りの友人たちと比べて「もっと遊びたい」などと思うことも出てくることでしょう。

片方が育児をほったらかして遊びに行ってしまうと不満になりますが、夫婦で話し合って計画を立てた上でたまに遊びに出かける分にはお互い不満も少ないのではないでしょうか。

離婚理由にも多かった、性格の不一致を減らすコツと言えるでしょう。

両親に協力してもらい夫婦2人の時間を作る

離婚率が上がる理由にも挙げた夫婦2人だけの時間の少なさは、身内に協力してもらって補うようにしてみてください。

自分たちの子どもがすでに独立している両親世代であれば、比較的に時間に余裕があり、また孫ということもあり、協力的になってくれる方も多いです。

お互い実家がある地域から離れて暮らしているのであれば、頻繁には難しいでしょうが、数ヶ月に1回は両親に子どもを任せて夫婦だけの時間を作ってみるだけでかなり違ってきます。

そのためにも、日頃から家族ぐるみのコミュニケーションを取っておくことも大事ですね。

落ち着いたら結婚式も検討する

デキ婚ではなかなか結婚式を挙げるタイミングがありませんが、落ち着いた頃に結婚式を検討するのも良いでしょう。

上でもお伝えしましたが、結婚式にまつわる行事を全く行っていないことによって、離婚率を高めてしまうことにも繋がりかねないからです。

また、デキ婚でも妊娠5~6ヶ月目ごろの安定期を狙ったマタニティウェディングもあり、妊婦に配慮したスケジュールや限定価格を設定しているウェディング会社も多くあります。

まとめ

冒頭でもお伝えしたように、以下の理由から多くの方が「デキ婚は離婚率が高い」と考えているようです。

  1. 離婚率が高い若い世代でのデキ婚が多いから
  2. 夫婦2人で過ごせる時間が少ないから
  3. 結婚に向けての準備が整っていないから
  4. 結婚式を挙げにくいから

しかし、もちろん中には、デキ婚でも幸せな毎日を送っている夫婦もいます。

また、『授かり婚』『おめでた婚』とも呼ばれる昨今、前向きな捉え方をする方は増えてきているのではないでしょうか。

お互いの両親や知人に結婚前に子どもができた事実を伝えにくい風潮も減ってきているでしょうから、しっかり今後について夫婦を中心に計画立てていけば、周りからも十分に理解を得られることでしょう。

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