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旦那の不倫発覚!相手と別れない理由は?妻ができる事・NGな行為は?

弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二
監修記事
旦那の不倫発覚!相手と別れない理由は?妻ができる事・NGな行為は?

夫が不倫・浮気していることに気付いてしまったら、大変なショックや怒りを覚えるでしょう。

本気であっても、遊びであっても許せるものではありませんが、まず夫がどのくらい不倫・浮気相手に対して本気なのかをチェックすることが今後を考えるうえで大切です。

以下のような特徴がある場合は、かなり本気になっていると考えられるので注意しましょう。

不倫相手に本気になっている夫の特徴
  • 家での口数が明らかに少なくなっている
  • 浮気を疑ったり指摘したりすると、逆ギレする
  • 一緒にいると不機嫌になる
  • 記念日なのに帰ってこない
  • 他人と妻を比較するようになった
  • セックスを拒まれるようになった
  • 不倫を隠さないようになった

このような場合、証拠を集めて自分勝手に不倫を楽しんでいる夫にも不倫相手にも慰謝料請求をおこない、責任を取ってもらいましょう。

この記事では、夫が不倫していることに気付いた場合にできることや不倫相手と会ったり連絡したりする際の注意点について解説します。

また、夫が不倫相手に求めていることもまとめましたので、夫婦関係修復の参考にしてみてください。

不倫は許せない行為ですが、離婚以外の選択肢もあります。後悔しない選択の参考にしていただけたら幸いです。

旦那の不倫が許せず、慰謝料請求をしたいあなたへ

旦那の不倫に気付き、ショックや怒りで「慰謝料請求をして責任を取ってほしい!」と思うのも無理はありません。

 

結論からいうと、不倫による慰謝料請求を考えている方は弁護士に相談・依頼することをおすすめします。

 

弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 夫や不倫相手に慰謝料の請求が可能か相談できる
  • 依頼すると、相手への連絡から交渉まで代行できる
  • 依頼すると、示談交渉であなたの希望が通りやすくなる
  • 依頼すると、離婚時には財産分与や養育費の交渉も代行できる

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押えておきたい不倫慰謝料請求の基本知識

不倫の慰謝料請求をおこなうには、不倫・浮気が「不貞行為」にあたる必要があります。

不貞行為の慰謝料請求とは

法律用語では「不貞」という言葉を使用し、既婚者が配偶者以外の異性と肉体関係を持つことを表します。

民法770条1項1号で、不貞行為は離婚裁判で離婚を認められる要件として定められています。

そのため、不貞行為により円満な夫婦関係の破綻や精神的苦痛がある場合には、損害賠償請求が可能となります。

夫が不倫している!発覚したときにすべき2つのこと

夫の不倫が発覚したとき、今すぐにでも問いただしたくなると思いますが、まずは以下の2つのことをしましょう。

1. 不倫の証拠を必ずつかむ

まずは夫の不倫の証拠をつかみましょう。

証拠がないと慰謝料請求もできませんし、別れさせることもできず、夫と不倫相手だけが良い思いをするだけです

不倫の証拠は多くて困ることはありませんので、日常のメールなどのやり取りからカードの明細まで集めておきましょう。

ただし、慰謝料請求をすることになったら、肉体関係があったと証明できる証拠が必要です。

弁護士に相談したり探偵や興信所に証拠集めを依頼することをおすすめします。

肉体関係を証明できる証拠が不足していることで、慰謝料金額が低額でまとまったり、請求自体認められない判例もゼロではありません。

2. 証拠を獲得するまでは不倫について言及しない

夫が不倫に気付いたり、怪しいと疑った場合でも、不倫の証拠を獲得するまで基本的に言及することはおすすめできません

言及によって、怖がって不倫をやめてくれればいいのですが、証拠を隠したり用心深くしてしまったりするからです。

用心深ければ用心深いほど、証拠の獲得に難航して探偵費用や時間がかかります。

できるだけ費用を抑えて証拠を獲得するには配偶者を油断させて、タイミングを計りましょう。

夫が不倫相手と別れない3つの理由

夫の言動を怪しく思い、探りを入れているのに不倫をやめない夫もいます。

なかには、バレたあとに開き直って堂々と不倫をするケースも珍しくありません。

ここでは、夫が不倫相手と別れない3つの理由について紹介します。

1.妻にばれていないと思っている

不倫している人は決定的な証拠を突き付けられるまで「絶対不倫はばれていない」と思い込んでるケースがほとんどです。

どれだけ探りを入れられても「ばれない」と自信を持っているため、不倫相手と別れる選択肢が頭にありません。

2. 不倫相手との恋愛や性交渉に夢中になっている

恋は盲目というように、恋愛が盛り上がっているときは、何を言っても人は話を聞こうとしません。

そのため、恋愛が楽しくて現実をなにひとつ見れていないのも不倫相手と別れない理由のひとつです。

ラブラブカップルのように毎日ラインをしたり電話をしたり、頻繁に会うような不倫をしている場合は、このケースかもしれません。

また、肉体の相性がよい場合、別れようと思ってもなかなか離れることはできないでしょう。

たとえ一度別れたとしても、何かの拍子に不倫を再開してしまうケースもよく聞きます。

3. ばれても離婚や慰謝料など大事にならないと思っている

夫がモラハラ気質だったり、妻の性格が控えめだったりすると、万が一ばれても言いくるめられる、離婚や慰謝料請求を妻ができるわけないと思っているケースも考えられるでしょう。

特に今まで、何かあったときは妻が折れている夫婦では、夫が自分の優位を信じこみ、なんでも許してもらえると思い込んでいるケースも珍しくありません。

また、夫が自分本位の性格である場合、自分が謝ったり止めたりすれば、自分や不倫相手への慰謝料請求や裁判は回避できると思っている人もいます。

そのため、いざ慰謝料請求や離婚請求となった段階で初めて焦ってしまうのです。

夫との不倫相手に会う・連絡する際のポイント

夫の不倫相手に会う場合

夫の不倫相手に会うときまたは連絡するときは、以下の点に注意をしましょう。

ショックや相当のストレスを受けることを覚悟しておく

不倫相手が絶世の美女であれば、ショックを受けつつも「この人ならなびいてしまう可能性もあると」折り合いをつけられる部分があるかもしれません。

しかし、自分より圧倒的に女性としての魅力を感じられないと思ってしまったり、知り合いだったりするケースでは、許せない思いが強まるだけではなく、自信喪失につながります

また、相手の性格によっては全く反省していないどころか、開き直って暴言を受ける可能性もあります。

とはいえ、悲劇のヒロインのような対応をされても腹が立つため、どのような相手であってもショックやストレスを受けることを覚悟しておくことが重要です。

不倫した旦那のために、そのようなショックやストレスで悩みたくない場合は、弁護士に慰謝料請求を依頼しましょう

弁護士は連絡から誓約書の作成、交渉まで一貫して対応してくれます。

離婚後や別居中の生活費確保のために、婚姻費用や親権の獲得を有利に進めたい方は、ぜひ検討してみましょう。

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不倫相手の住所や職場なども特定しておく

不倫相手に慰謝料を請求しても、無視されるケースは珍しくありません。そのため、探偵に浮気調査を依頼する際に、相手の住所や職場も特定してもらいましょう。

相手に慰謝料請求をする際に、「○○社の○○さんですよね」というだけで相手に「会社も名前も知られている」とプレッシャーをかけることができます。

会社まで把握できれば、今後慰謝料の未払いが発生した際に給料の差し押さえという方法も選択肢に含まれるため特におすすめです。

ただし、「支払わないと○○社にばらす」などの脅し行動までしてしまうと、不利な立場になってしまうため、言い回しには注意しましょう。

夫や不倫相手に対し感情的にならないように注意する

金銭を請求する際に感情的になってしまうと、言葉の使い方によっては脅迫になってしまうケースもあります。

また、こちらが感情的になると相手も感情的になってしまうためできるだけ冷静に、粛々と条件の提示や慰謝料請求をするのがポイントです。

不倫相手に夢中な夫に対して絶対にしてはいけない3つのこと

不倫相手に夢中な夫に対して絶対にしてはいけないこと

妻を放置し不倫相手に夢中というのはとても腹立たしく、自暴自棄な気持ちになってしまうでしょう。

しかし、夫が不倫相手に夢中だからといって何をしてもいいというわけではありません。

ここでは絶対にしてはいけないことを紹介します。

しつこく夫を責めること

夫に不倫の事実をしつこく聞いてしまうと、逆ギレしてくる可能性があります。

逆ギレの勢いは、DVやモラハラにつながることもあります。

また、しつこく責めることで、あなたから完全に気持ちが離れ、ますます不倫相手に夢中になったり、家に帰ってこなかったり、離婚を切り出されるなどさらに悪化してしまいます。

暴力的・不法な仕返しをすること

不法な仕返しとは、会社に不倫の事実をバラしたり、不倫相手に付きまとったりするなどの嫌がらせを繰り返すという過激な仕返しのことです。

そのような仕返しは不倫相手や夫に制裁を与えて人生を狂わせることができて、一時的にすっきりするかもしれません。

しかし、心が落ち着いたときに激しく後悔するのは間違いありません。

また、こちらが訴えられる可能性があります

最も有効的なし返しは、慰謝料請求しかありません。できるだけ高く請求して経済的に苦しめることがポイントです。

また、不倫相手にはあえて夫婦の仲良い写真をSNSにアップして自然な形で見せつけることも、合法的な仕返しのひとつです。

何も言わず家を出ること

不倫に夢中な夫に飽きれ何も言わずに家を出てしまうということもあるでしょう。

それ自体はやむを得ないことかもしれませんが、相手が心から反省し、やり直しを求めているのにもかかわらず、かたくなに連絡接触を拒む行為は、それ自体が夫婦関係の破綻原因と評価されてしまうこともあります。

その場合、進んで別居をした方が有責配偶者という評価を受けてしまうこともあり得ますので、注意しましょう。

少なくとも、相手配偶者と連絡を取ること自体は拒絶すべきではなく、話し合いに応じる姿勢は維持しておいた方が賢明です。

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夫が不倫相手と別れたあとに起きやすいトラブル

不倫相手との間で起きやすいトラブル

特に男性は不倫に対するリスクをあまり考えていません。離婚や慰謝料問題はもちろんですが、別れた後に不倫相手が嫌がらせをおこなうというリスクをまったく考えていないのです。

ではどのような嫌がらせがあるのでしょうか。

不倫の事実を不倫相手が妻に告げる

夫に別れを告げられ、傷心中に妻とラブラブな様子を知ってしまうと、自分を捨てた男を憎く思い、家庭崩壊を望んでしまうこと

もあるでしょう。

そして、SNSなどを経由して不倫相手から妻宛てに不倫中の写真や動画などを送りつけるということもあるのです。

不倫相手からそのような写真や動画が送られてきたらショックが大きいと思いますが、そこで離婚に発展すると相手の思うツボです。しっかり話し合うようにしましょう。

夫にストーカーをする

別れたけど、諦められずストーカーになる可能性もあります。ストーカー被害がひどくなるようでしたら警察に相談しましょう。

緊急の場合は#110、緊急ではないが、困っている場合は#9110に電話相談をおこないましょう

妻に対して嫌がらせをしてくる

理不尽な話ですが、不倫相手が夫ではなく妻に対して嫌がらせをしてくる可能性もあります。

2度目の不倫は7年前に終わっているのですが相手の女性からの嫌がらせが続いています。

私の職場に電話をかけてきたり、ファックスを送ってきたり。内容は、私への誹謗中傷。内容は殆どでたらめです。ですが、私の職場での立場はどんどん悪くなってきています。

(引用元:夫の不倫相手からの嫌がらせ|言小町)

女性は一度は納得したそうですが、しばらくしてから脅迫めいた事を言ってくるようになり、夜や深夜に非通知で家に電話が掛かってくるようになりました。だんだんと頻度が増し、今では昼間にも掛かってきます。

(引用元:主人の不倫相手に嫌がらせをされていま発言小)

このように、不倫相手の嫌がらせで自分の立場が悪くなってしまったり、精神的なストレスで鬱になってしまったりするケースがあります。

そうなると、夫と夫婦関係を修復していても、「なんで夫が原因なのに自分が苦しい思いをしなければいけないの…」という気持ちになってしまうでしょう。

せっかく夫婦関係がよくなってきていても、一気に悪化してしまう可能性もあります。

悪質な嫌がらせは、訴えて慰謝料を請求できる可能性がありますので、まず弁護士に相談しましょう

まとめ

男性の不倫はあまり本気にはなりませんが、だからといって許せるようなものではありません。

しかし、原因はお互いにある可能性もあるので、まずは夫の話をよく聞くようにしましょう

また、離婚を考えた際はまず、離婚問題の解決に注力している弁護士に相談することをおすすめします

弁護士に相談することで、スムーズに離婚の話を進められる可能性が高まるのです。

旦那の不倫が許せず、慰謝料請求をしたいあなたへ

旦那の不倫に気付き、ショックや怒りで「慰謝料請求をして責任を取ってほしい!」と思うのも無理はありません。

 

結論からいうと、不倫による慰謝料請求を考えている方は弁護士に相談・依頼することをおすすめします。

 

弁護士に相談・依頼することで、以下のようなメリットを得ることができます。

  • 夫や不倫相手に慰謝料の請求が可能か相談できる
  • 依頼すると、相手への連絡から交渉まで代行できる
  • 依頼すると、示談交渉であなたの希望が通りやすくなる
  • 依頼すると、離婚時には財産分与や養育費の交渉も代行できる

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この記事の監修者
弁護士法人プラム綜合法律事務所
梅澤 康二 (第二東京弁護士会)
アンダーソン・毛利・友常法律事務所を経て2014年8月にプラム綜合法律事務所を設立。企業法務から一般民事、刑事事件まで総合的なリーガルサービスを提供している。

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編集部

本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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