ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ) > 離婚コラム > 離婚の相談先 > 「離婚は大変」な6つの理由|体験談や負担軽減に繋がる相談先を紹介
キーワードからコラムを探す
更新日:

「離婚は大変」な6つの理由|体験談や負担軽減に繋がる相談先を紹介

「離婚は大変」な6つの理由|体験談や負担軽減に繋がる相談先を紹介
本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

離婚は大変」とよく耳にしますが、一体離婚の何がどれくらい大変なのか気になりますよね。離婚経験がない人からすると、

離婚届にサインをするだけでは?

カップルが別れるのと大して変わらないのでは?

と考えてしまうものではないでしょうか。結婚も同じように紙にサインをしますが、結婚と離婚では、精神状態や結論に至るまでの過ごし方がまったく違うのです。

そこで今回は、離婚は大変だと言われる理由と負担を軽減させる方法について詳しく解説します。離婚の大変さを前もって知っておくだけでも、精神的負担の軽減に繋がるでしょう。

配偶者との離婚を検討中の方へ

離婚をする際には、決めなければならないことが多いです。

既に愛情がなくなった相手と財産分与や親権・養育費などの交渉をすることは、精神的にとてもつらいことでしょう。

しかしこれらの交渉は、将来の生活に大きく関わってくるため、雑に済ませることはできません。

離婚で大変な思いをしたくないと考えている方は、弁護士への依頼がおすすめです。

弁護士に依頼をすれば、相手との交渉はもちろん法的な手続きなども任せることができます。

初回相談が無料の弁護士事務所も多数掲載しているので、まずはお気軽にご相談ください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ離婚で
離婚問題に強い弁護士を探す

離婚後の生活設計にお悩みの方へ

離婚検討時には様々な不安があります。
その中でも最も多いのが「離婚後の収入やお金の不安」です。

離婚後の生活設計に見通しを立てたい場合は、共有財産の中でも最も大きな割合を占めるご自宅の価格を確認すると良いでしょう。

入力はたったの1分で完了します。
まずは無料のAI査定で、ご自宅の価格をチェックしてみませんか?

 

1分で完了! 無料査定スタート

離婚は大変だと言われる理由

悲しい

まずはじめに、離婚は大変だと言われる理由について見ていきましょう。

離婚成立までの道のりが長いから

双方が離婚に納得すれば、離婚届にサインをして提出すれば離婚が成立します。

これは日本の一般的な離婚方法で「協議離婚」と言いますが、もしどちらか一方が離婚したくない場合は、サインしてもらうために時間をかけて相手を説得しなければなりません。

気持ちが冷めているのにもかかわらず、相手と何度も向き合うのは苦痛でしょう。

離婚をめぐっては、財産分与、婚姻費用分担請求、年金分割、負債を抱えているならその処理など、実は法律的問題も山ほどあります

当事者間の話し合いで済めばいいですが慰謝料の支払い問題なども考えると、当事者で決定し、納得する合意に至るケースはまず考えられません。

そして協議離婚が難しいとなると、今度は「調停離婚」となり、それでも離婚が成立しなければ訴訟を起こすことになります

当事者同士では解決しないので、第三者に夫婦関係が破綻していることを証明しなければなりません。

たとえ離婚自体を双方が納得していても、離婚条件について意見が合わなければまた話し合う必要があります。

実は調停や裁判にまで及ぶと、慰謝料、財産分与、家のローン、親権、養育費、面会についてなど、決めていかなければならない問題は山積みです。

また、お金の問題は特に壮絶な紛争に発展する可能性が高いでしょう。なぜならどちらも離婚後の負担を軽減させたい為に、押し付け合うからです。

離婚が成立したら今度は新しい生活を始めていかなければならないので、自分にマイナスになる条件は飲めません。

このように、離婚が成立するまでにはかなりの時間と労力がかかります

離婚は時間がかかる

【引用】https://twitter.com/natukoring/status/1343464579062382593

精神的に傷つくから

結婚生活の中で「顔を見たくない」と避け続けていた人でも、離婚に向けて話し合う必要性が出てきます。人によっては、話し合いではなくお互い罵り合い、傷つけあうだけの時間を過ごしてしまうこともあります。

また、慰謝料や親権、養育費で揉めていると、話し合いは平行線のままになるでしょう。少しでも自分に優位な条件で離婚するためにも、相手の粗探しをしたり、証拠集めをしたりするなど、神経が磨り減るような思いをする人も多いです

いくら気持ちが冷めたとはいえ、1度は好きになった相手の嫌な一面を見るのは耐えられるものではありません。

子供にも影響が出るから

離婚は大変だと思うのは大人だけではありません。離婚は、子供にも影響を与えます。もし親権を得た側が引っ越しをする場合は転校手続きをする必要があるので、新しい生活に戸惑う子供は少なくありません。

また、居住地は変わらなくても苗字が変わる可能性もあります。これに対する友達からの何気ない言葉に、我が子が傷つくこともあるかもしれません。

たとえ離婚について理解できない年齢の子供でもこれまでとは違う生活や、両親が揃っていないことなどを察して、精神的に不安定になるケースもあります。保護者の不安も伝わるので、子供の精神的なケアは欠かせません。

やはりどのような理由で離婚するにせよ、子供にとっては親の都合でしかないのです。あなたは元配偶者が嫌いでも、子供からすると大切な親には変わりありません。

とはいえDVの被害に遭っていたり、日常的にいがみ合って子供の前でも険悪な雰囲気なら離婚は間違いではないでしょう。子供の健全な精神のためにも、前向きに新しい生活を始めたほうが適切です。

周囲への影響力が大きいから

離婚は2人だけの問題ではありません。たとえ当事者が納得して出した答えでも、周囲から理解されるとは限らないのです。

例えば、離婚や離婚条件に納得できない双方の親が、直接話し合いに参戦してくる可能性があります。当人同士の話し合いでスムーズに進んでいたとしても、親が出てきたことで拗れてしまうかもしれません。

また、離婚したことで周囲から好奇の目で見られたり、興味本位で詮索されたりすることもあります。今の時代、離婚は珍しくありませんが、すべての人が離婚したことを好意的に受け取ってくれるわけではないのです。

「離婚=性格や生活環境に問題があるのではないか」というネガティブイメージを持たれることは避けられません。もしくは、離婚して傷ついているのではと思い込んだ異性が近づいてくることもあります。

このように、離婚による影響は離婚成立後に大きくなるので、別れたからといって結婚したことがリセットされるわけではありません。離婚の大変さは、離婚すれば終わるというわけではないのです。

離婚後の生活に慣れないから

離婚後の生活に慣れるまでは、時間がかかります。いくら心の底から離婚したいと思っていた人でも実際に成立してみると、その後の生活は想像とは違うものだったと落胆する瞬間もあるのです。

「離婚したら嫌いな人との生活から解放されて自由になれる」と夢を見ていた人は尚更、現実の厳しさを痛感します。

お金の面でいうと多くの場合、離婚後は女性の方が経済的不安を感じるようです。一般的に母親が親権を得ることが多いのですが、約束していた養育費が支払われずに生活が困窮するケースも少なくありません。

また、子育てをしながら働くことの厳しさを思い知らされる人もいます。子供が病気になったときはどのように対応していくのか、万が一自分が倒れたらどのように生活を支えていくのかなど、配偶者がいた生活とは状況が180度変わるのです。

一方、親権をとらなかった方も養育費を支払う義務が生じることにより、生活に影響が出るでしょう。養育費は元配偶者のためにではなく、子供に認められた当然の権利です。

どれだけ元配偶者に対して憎しみがあっても、養育費を元配偶者が使い込んでいたとしても、子供のために支払わなければなりません。

離婚は終わりではなく、始まりです。離婚したいと思っているときは新しい生活が輝いて見えるものですが、実際離婚してみると希望通りの生活になるとは限りません。

離婚は大変だと感じるのは、思っていたよりもずっと後のことなのかもしれません。

念願の離婚が成立した途端に虚無感を持つことがあるから

離婚に大変な労力をかけたぶん、終わった途端に無気力になってしまう人もいます。心身ともに疲労困憊してしまいやる気が出なかったり、気持ちが沈んでしまっていたり、精神的に不安定になる人もいます。

また、離婚の話し合いで相手を罵ったり、好きだった相手から悪意を向けられて辛い思いをする人もいるでしょう。

このように、離婚をすると少なからず心に影響があります。自由になれることが幸せだとは限らないのです。

離婚_無気力

【引用】https://twitter.com/penpiyo13/status/1361974111375777794

離婚は慎重に選択すべき

離婚が大変だと言われるのは、これまでお伝えしたように相当の理由があります。勢いで離婚を決断すると後悔するかもしれません。それに離婚は「想像と違っていたからやっぱり元に戻る」というような簡単な話でもありません。

特に、性格の不一致で離婚を検討している場合や子供がいる場合は、安易に離婚に踏み切るべきではありません。離婚したいと思っているときは「離婚がゴール」と感じてしまいがちですが、離婚は新しい生活の始まりに過ぎないのです。

親権を獲得したら、自分だけではなく子供の生活も1人で支えていかなければなりません。現実問題を考えると、離婚するには覚悟が必要です。

離婚は大変!と感じたときに相談できる専門家

弁護士

離婚が大変だと感じたときは、1人で抱え込まずに専門家に相談しましょう

弁護士

離婚についての相談は、やはり法律のプロである弁護士に相談することをおすすめします

日常的に離婚問題を取り扱う弁護士は相談者の悩みに親身になってくれるので、精神の安定にも繋がるでしょう。

また、素人では離婚するための手順や準備が分からず、結果として間違った行動をとってしまう人も少なくありません。

これでは離婚を成立させるのが難しいだけではなく、離婚できても慰謝料や養育費の件で更なる悩みを抱えてしまいます。

その点、弁護士に相談すると相手との交渉や、法的な手続きなどを代理として任せられますから納得できる結果が期待できるでしょう。

【関連記事】弁護士に無料法律相談できるおすすめ相談窓口|24時間・電話相談OK

各自治体による無料の離婚相談

各自治体では相談員による無料の離婚相談を行っており、家庭内の悩みや離婚について電話や面談しながら相談できます。

女性専用の相談所もあるので、異性に言いにくい悩みも相談しやすいでしょう。

また、定期的に弁護士に相談する機会を設けており「いきなり弁護士事務所に行くのは抵抗があるけれど弁護士に相談したい」という人にもおすすめです。

詳しくは、各自治体に問い合わせてみましょう。

NPO法人で離婚相談

NPO法人でも専門のカウンセラーによる離婚相談を受け付けています。相談料は無料で、家庭内の問題や離婚の悩み、離婚成立までのアドバイスをもらえます。

離婚問題は親しい友人にも話しにくく1人で抱え込む人が多いのですが、誰かに話を聞いてもらうだけでも気持ちが落ち着くはずです。

話しているうちに気持ちの整理がつき、次に何をするべきかが見えてくるでしょう。

まとめ

離婚は大変なものです。離婚に至るまでの時間や労力はもちろん、子供や周囲への影響力も大きいです。婚姻関係が長い人、子供がいる人は特に大変な思いをしますし、その後の生活や交友関係にも影響を与えます。

離婚することと交際中のカップルが別れるのは状況が全く異なるのです。離婚による心身の疲労は並大抵のものではありませんが専門家に相談することで、その負担を軽減できるでしょう。

専門家に相談すると間違った行動をせずに済みますし、話し相手がいるという安心感も得られます。前向きな気持ちを保つためにも、専門家への相談を視野に入れてはいかがでしょうか。

配偶者との離婚を検討中の方へ

離婚をする際には、決めなければならないことが多いです。

既に愛情がなくなった相手と財産分与や親権・養育費などの交渉をすることは、精神的にとてもつらいことでしょう。

しかしこれらの交渉は、将来の生活に大きく関わってくるため、雑に済ませることはできません。

離婚で大変な思いをしたくないと考えている方は、弁護士への依頼がおすすめです。

弁護士に依頼をすれば、相手との交渉はもちろん法的な手続きなども任せることができます。

初回相談が無料の弁護士事務所も多数掲載しているので、まずはお気軽にご相談ください。

今すぐ無料相談電話相談OKの弁護士が見つかる!
ベンナビ離婚で
離婚問題に強い弁護士を探す
10秒で検索!離婚・男女問題が得意な弁護士を検索
お住まいの都道府県を選ぶ
お悩みの問題を選ぶ
弁護士を検索する
東京
神奈川
千葉
埼玉
大阪
兵庫
清水法律事務所

●夜間・休日対応●夫婦カウンセラー資格有●キッズルーム有●【30代・40代の離婚案件の実績豊富】離婚する決意をした方、財産分与で揉めている方、不倫の慰謝料請求を検討している方などぜひご相談ください。

事務所詳細を見る
【女性のための離婚相談】アトム法律事務所 新宿支部

女性の離婚に注力】「離婚したいが夫が合意しない」「別居に伴う婚姻費用を請求したい」「離婚後の生活を見据えて養育費や財産分与を取り決めたい」など女性の離婚に関するお悩みは当事務所まで!交渉力を強みに、有利な解決へ導きます。

事務所詳細を見る
【Google口コミ★4.7/オンライン相談歓迎】東京桜の森法律事務所

初回相談30分0円来所不要相手側の弁護士から書面が届いた離婚の交渉を任せたい/調停を申し立てたい/申し立てられた等のご依頼はお任せを!別居中別居を決意された方はお早めに!明朗な料金プランは写真をクリック≫

事務所詳細を見る
東京都の弁護士一覧はこちら
弁護士費用保険のススメ
Cta_merci

離婚をするときに子供の親権や慰謝料、財産分与などで相手と揉めて、弁護士が必要となったときにかかる費用相場は、内容にもよりますが50~100万円ほどになります。
弁護士費用が払えなくて泣き寝入りすることも…。


  • 相手に親権を渡したくない
  • 養育費を払ってもらえなくなった
  • 不倫相手に慰謝料を請求したい

弁護士保険は、法律トラブルで弁護士に依頼したときの費用が補償されます。
離婚トラブルだけでなく、子供のいじめ、労働問題等でも利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の監修者
銀座さいとう法律事務所
齋藤 健博 (東京弁護士会)
男女問わず不倫問題全般を得意とし、円満解決の実績もあり。不倫が原因の男女トラブル、離婚慰謝料の請求や親権獲得など、幅広い相談に対応している。

離婚の相談先に関する新着コラム

離婚の相談先に関する人気コラム

離婚の相談先の関連コラム

編集部

本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

離婚の相談先コラム一覧へ戻る
弁護士の方はこちら