​熟年離婚率や件数の推移|離婚を決意した6つの理由と離婚後の

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​熟年離婚率や件数の推移|離婚を決意した6つの理由と離婚後のこと

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熟年離婚の離婚率は平成25年~28年にかけて横ばいで、平成28年は全離婚件数のうち17%が熟年離婚で占められています。

今回は、熟年離婚率や件数の推移を確認していくとともに、推移の理由と離婚してよかったこと・後悔したことについてお伝えしていきます。

 

【平成28年度版】全体の離婚件数に占める熟年の離婚率は17%

結婚して20年以上たってからの離婚を熟年離婚とすると、平成28年は216,805組が離婚していて、そのうち同居期間が20年以上の夫婦の離婚件数は37,604組です。離婚した夫婦の内実に17%が熟年離婚であることがわかります。

引用元:厚生労働省|平成28年人口動態統計月報年計(概数)の概況

参考:厚生労働省|平成28年人口動態統計月報年計(概数)の概況

赤枠で囲われた部分をご覧ください。昭和60年から平成17年までは熟年離婚件数が増加傾向にあり、約2倍の夫婦が離婚していることがわかります(平成17年以降はほぼ横ばい)。

全体の離婚率は1.73

一方、全体の離婚率は平成14年以降減少傾向が続いています。

引用元:厚生労働省|平成28年人口動態統計月報年計(概数)の概況

 

熟年離婚をする理由6つ 

なぜ熟年離婚をするのでしょうか?ここではその理由を確認していきましょう。

女性が稼げるようになったから

終身雇用の時代は男性が働きに出て女性が家を守るスタイルでしたが、今では女性が社会進出しています。そのため、金銭面で考えるのであれば、夫に不満があっても我慢せず離婚しやすくなりました。

引用元:独立行政法人 労働政策研究・研修機構|専業主婦世帯と共働き世帯

子どもが独立したら離婚するつもりでいたから

夫婦仲が悪くても、離婚で子供の精神に悪影響が出る可能性もありますし、経済的なことを考えると結婚していた方が好都合でしょう。子どもが独立すれば、自分ひとり養うだけで済みます。

とらばーゆ『働く女子のリアルマネー事情:年収のリアルデータ』によると、女性の平均年収は平均282.9万円とのことです。老後の生活費は不安かもしれませんが、1人で生きていくだけであれば当面は問題なさそうです。

年金制度が変わったから

女性が離婚を切り出しやすくなった原因はもう一つあります。年金制度が改正され、2007年4月以降に離婚する夫婦の場合、結婚期間中に夫が支払った保険料分の厚生年金を夫婦で分配できるようになりました。

【関連記事】

▶『離婚時の年金分割とは|年金分割の2つの制度と請求方法

浮気や不倫をされたから

長年不倫をされていたが子どもや体裁のため別れないでいたパターンと、熟年になってから不倫され別れるパターンがあります。前者の場合は、長年積もり積もった精神的負担は計り知れません。

不倫離婚に関しては『不倫離婚|不倫の果ての離婚で幸せになれる人なれない人』をご覧ください。

相手の親の介護が疲れたから

自分の親に加えて配偶者の親も介護せねばならず、ストレスから離婚するパターンです。日本では妻が介護して当たり前と考える場合も多く、離婚しないにしてもストレスを我慢している女性は多いはずです。

相手の介護をしたくないから

パートナーの介護がイヤで離婚するパターンもあるようです。今は大丈夫でも、将来的にはどちらかがどちらを介護することにもなりかねません。

 

熟年離婚をしてよかったことと後悔したこと

子どもが独立したら、長年積もり積もった不満やストレスを真っ先に解消すべく離婚に踏み出す人もいるでしょうが、その前に熟年離婚をしてよかったことと後悔したことを確認しておきましょう。

よかったこと

パートナーから開放され自由になれた

よほどパートナーに不満が溜まっていた場合は、毎日顔を合わせないでいいためせいせいするでしょう。どうしてももう一緒に暮らしたくない人にとって離婚は前向きな選択肢なのかもしれません。

新しいパートナーと老後を過ごせる

もし、新しく好きな人がいる場合はその人と過ごせるようになります。離婚を決意するまでには、離婚に伴う面倒くささと、新しい人への恋心の間で葛藤することになるかもしれません。

女性は意外とお金には困らない

女性の場合、ご自身の年収と分配される年金・財産の額によっては生活に困りません。過去の離婚率が低い原因の1つが女性の経済力のなさだとすると、少なくとも現在の方が離婚しやすく、金銭面で女性は生活していきやすいはずです。

後悔したこと

一人だと寂しいと気づいた

人は失うまで大切なものに気づかないとはよく言いますが、熟年離婚の場合も例外ではありません。失ってはじめて気づくこともありますが、そのときにもう相手はいなくなっています。

収入源を確保できない女性も

専業主婦や働いていない期間が長い女性は、最低限の収入を得られる仕事につけず生活が苦しくなる可能性もあります。財産や年金分与だけを当てにせず、最低限暮らしていける見込みが立ってから別れることをおすすめします。

生活力がない男性は食事や健康がおざなりになる

仕事一本でやってきた男性の場合、料理や家事ができないので食事や健康を害す可能性もあります。妻は簡単そうにやっているようにみえるかもしれませんが、家事をしてこなかった男性が同じようにこなすのはなかなか困難です。

相手がしてくれることを当たり前と思わずに、感謝の気持ちを持ちたいものです。

【関連記事】

▶『熟年離婚とは|熟年離婚の理由と熟年離婚後の生活まとめ

 

まとめ

熟年離婚に関しては昭和60年から平成17年の間の離婚件数の伸びが約2倍と著しいようです。女性が経済力を持つようになったことに加え、年金を分配できるようになったのも離婚率増加を後押ししていることでしょう。

離婚を考えている方は、次の記事も参考にしています。

【関連記事】

▶『離婚したくない夫が避けるべきNG行動5選と夫婦関係を修復させる方法

▶『熟年離婚の財産分与で退職金を獲得する為に知っておく手段

▶『旦那と離婚したい妻は必見|旦那とすぐに離婚する上手な方法

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編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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