不倫相手と示談交渉を成功させるポイントと流れ | 示談書の作

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不倫相手と示談交渉を成功させるポイントと流れ | 示談書の作成方法
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2017.8.25

不倫相手と示談交渉を成功させるポイントと流れ | 示談書の作成方法

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示談とは当事者同士が話し合って、合意するという解決方法のことを言います。夫(妻)の不倫相手と示談することにより、関係を完全に断ち切ってもらったり、また慰謝料の任意での支払を期待できるのです。

 

また、示談書を作ることにより、記載した内容を守らせるための強制力が生まれるとともに、離婚裁判などを行う際の重要な証拠になります。

 

なお、不倫相手との示談は直接会って行い、示談書を作成する以下の表のような流れになります。

 

不倫相手に会うことはつらいかもしれませんが、無事示談がうまくいけば、夫(妻)の不倫をやめさせることができるかもしれません。

 

ここでは示談の具体的な流れや用意、どこで示談交渉を行うか、示談書の書き方を紹介します。

 

ただし、以下の記事は不倫相手と直接面談して交渉することをベースに記載しており、実際は直接面談することで事態が悪化することもあります(本記事のように協議がスムーズに行くケースはむしろレアです。)。

 

どのような手段を取るべきかはケース・バイ・ケースですので、不安がある場合は先走らず弁護士等の専門家に相談してください。

 

 

 【目次】
示談の全体像|不倫相手と交渉する為に用意すべきものなど
1:示談の際に用意すべき物
2:不倫相手に会う
3:示談交渉の具体的な手順
不倫相手と示談交渉をする際の注意点
示談交渉をする際に、注意しなければいけない点がいくつかあります。注意しなかった場合、最悪こちらが訴えられてしまったり、示談交渉が失敗する可能性があるので気を付けましょう。
暴力や暴言は絶対にしない
示談書の署名を強制しない
不倫相手からの質問には答えない
時間が欲しいと言われても引かない
不倫示談書の書き方と作成方法
不倫示談書に記載する内容
作成例
相手が交渉に応じない場合
不倫の示談書について相談できる相談先
不倫の示談を経験したことがある知り合い
弁護士
司法書士
まとめ

 

示談の全体像|不倫相手と交渉する為に用意すべきものなど

ここでは夫(妻)の不倫相手と示談をする際の流れや交渉の際のもちもの、どのような場所で示談を行うのがいいのか、示談交渉の際の注意点など紹介します。

 

1:示談の際に用意すべき物

  • 不倫していることが分かる証拠
  • 自分の印鑑と朱肉
  • 慰謝料請求書(各2枚)
  • 示談書(各2枚)
  • 黒のボールペン
  • ボイスレコーダー

 

慰謝料請求書や示談書はあらかじめ作成できる箇所は作成しておいた方が楽になります。また、弁護士や司法書士などに依頼し作成してもらうことも可能です

 

慰謝料の金額は変更する可能性が高いので、相手の署名部分と一緒に空白にしておきます。

 

(参考:不倫の示談なら不倫示談書が効果的!示談の流れと示談書作成方法まとめ)

 

2:不倫相手に会う

不倫相手を特定し証拠を確保できたら不倫相手に直接会いに行きます。家の前などで待機し、会ったら不倫していることを知っている旨を伝え、場所を移し示談交渉を行いましょう。

 

不倫相手に会う際1人で行くべきかどうかはケース・バイ・ケースでしょう。不倫していた夫(妻)と行った方がお互いに反省するかもしれません。

 

また、1人だと言い負けてしまいそうと不安な場合は、第3者(友人や弁護士など)を連れて行くことが可能です。会えたら示談を行うために場所を移しますが、下記のような場所は避けましょう。

 

  • 自宅
  • 人が多いカフェやファーストフード店
  • お酒のあるバーや居酒屋

 

あまり人が多いところでは、意思の疎通がしにくかったり、人の目が気になって交渉に集中できなかったりします。また、飲酒しながらの協議はトラブルに発展する可能性が高いので、厳禁です。

 

個室のホテルやラウンジ、個室のカフェにあらかじめ予約を入れておくことをおすすめします。なお、相手が拒否しているのに無理やり車に載せて予約施設に連行する行為は犯罪ですので、絶対にやめてください。

 

3:示談交渉の具体的な手順

場所を移動したら、自分がどのようなことを請求しているのかわかってもらうために、まず慰謝料請求書を不倫相手に渡し内容を確認してもらいましょう。

 

その後慰謝料の値段をお互いで折り合いをつけます。慰謝料は基本的に減額を想定し高めの金額に設定しますので、減額にはある程度応じることが解決への近道です。

 

条件が決まったら示談書の空白部分を埋め、署名した後に印鑑を押してもらって終わりになります。

 

不倫相手と示談交渉をする際の注意点

示談交渉をする際に、注意しなければいけない点がいくつかあります。注意しなかった場合、最悪こちらが訴えられてしまったり、示談交渉が失敗する可能性があるので気を付けましょう。

 

暴力や暴言は絶対にしない

こちらからみたら不倫相手は、自分の大切な夫(妻)を奪った人間になるためとても憎いという気持ちがあると思います。また、相手に文句の1つや2つ言いたいと思ってしまうのは当然です。

 

ですが、そのような行為をしてしまうと、そもそも示談交渉が進みませんし、後々無理やり示談書にサインさせられたなどと主張されて、書面が無意味となる可能性があります

 

また、不安だからと連れてきた第3者が身近すぎる人だと手が出てしまったり、文句が出てしまう可能性があり、そうなった場合は事態は最悪です。したがって理性的な対応ができない人物を連れていくことはやめましょう。

 

示談書の署名を強制しない

相手がなかなか署名しない場合、強制してはいけません。強制した場合トラブルに発展してしまったり、示談書の効力が認められない可能性があります。

 

不倫相手からの質問には答えない

不倫相手から質問された場合は基本的に「書面に書いてある通りです。」と言ってあまり余計なことを答えないようにしましょう。

 

ただ、このような対応を貫くと、結局協議がまとまらない可能性がありますので、杓子定規な対応は考えものです。ここが直接面談での交渉の難しいところでしょう。

 

時間が欲しいと言われても引かない

「今時間がなくて署名できない」や「時間が欲しい」と言われた場合にそれを許してしまうと不倫相手が弁護士に相談を行い、対抗してくる可能性があります。そうなってしまうとこちらも余分な時間や費用を費やすことになってしまうのです。

 

そのため、「ここで決まらなかったら裁判を行おうと思っている。」や「では、自宅に通知を送っておきます。」などと今決めないと裁判を起こす旨を伝えることが必要です。

 

ただ、それでも時間が必要と言われた場合に、相手にサインを強制することはできませんし、相手が帰ろうとすることを無理に引き止めることもできませんので、注意しましょう。

 

不倫示談書の書き方と作成方法

示談書とは、事実確認・謝罪・慰謝料請求の支払い・制約事項・清算条項(今後これ以上慰謝料を請求しない等)・守秘義務等をまとめて書いたものになります。また、これを書くことにより守る義務が発生します。

 

ここでは、不倫示談書を作成するためにどのようなことを記載したほうがよいか紹介します。また、作成するにあたりどのようなことを注意しなければいけないのか紹介します。

 

不倫示談書に記載する内容

不倫示談書には下記の内容を記載します(全てが必須ではありませんが、あった方がベターでしょう)。

 

  • 不倫の事実確認
  • 不倫の事実についての謝罪
  • 二度と不倫しない約束
  • 慰謝料の金額
  • 慰謝料の支払い方法と支払い期限
  • 不倫の事実を誰にも言わない約束(守秘義務)
  • 清算条項(今後これ以上慰謝料を請求しない・今後お互いに示談書内容以外の請求をしない約束)
  • 示談成立日
  • 当事者の住所・氏名(運転免許証などの身分証明書がある場合はそれを書き写しましょう)

 

作成例

(参考:不倫の示談なら不倫示談書が効果的!示談の流れと示談書作成方法まとめ)

 

上記をテンプレートとしてお使いください。用紙や手書き・印刷などの書体に特に決まりはありませんが、しっかりとした契約書になるため、誤字脱字が絶対にないように気を付けましょう。

 

相手が交渉に応じない場合

直接会っても不倫相手が示談交渉に応じない場合は、「では、裁判を行うので後日通知を送ります。」等、示談に応じなかった場合は裁判をする意思があるという旨を伝えあっさりその場を立ち去ることが大切です。

 

結局、話合いによる解決は双方の同意がなければ成立しません。相手がこれを拒否した場合、譲歩の余地がなければそこで交渉は決裂です。

 

なお、「交渉に応じなければ周囲にバラす」「どうなるかわかってっるのか」と言った脅迫文言は犯罪ですので、絶対にやめましょう。裁判を考える場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

 

 

 

不倫の示談書について相談できる相談先

不倫の示談を行うとき誰に相談しますか。不倫の示談の相談相手は誰でもいいという訳ではありません。

 

いろんな人に相談すると、信用していて知らない間に多くの人に不倫の事実が広がってしまうからです。ここでは、しっかり相談を聞いてくれて的確な返事を期待できる人を紹介します。

 

不倫の示談を経験したことがある知り合い

経験する人が近くにいる場合、その人の示談交渉の内容やその他不安なことを聞ける範囲で聞いてみましょう。

 

実際に行った人がいると費用や具体的な雰囲気や会いに行くタイミングなどリアルに知ることができるためおすすめです。しかし、不倫された側に当たるため、嫌な思い出となっている可能性があるので注意しましょう。

 

弁護士

弁護士に相談することにより慰謝料の相場やその他法律的なことについて相談することができます。また、示談が成立しなかった場合にどのように対応したらいいのかもしっかり聞いておきましょう。

 

事務所により、無料相談ができるところがあります。無料相談を積極的に行い離婚問題に強く親身になってくれる人を探しましょう。

 

司法書士

示談書等法的な書類に関して相談する場合は弁護士以外にも司法書士に相談することが可能です。また、弁護士と同じく、事務所により無料相談を行っているところもあります。

 

また、裁判の場合、司法書士は代理人として裁判所で話してもらうことができないので、裁判をもしするとしたらどうしたらいいのかなどもよく確認しましょう。

 

 

まとめ

不倫相手と会って交渉することはとても精神的にストレスになると思います。逆切れされたり、不倫相手の態度が悪くうまくいかない可能性の方が高いかもしれません。その場合は、落ち込まず、弁護士に相談するなどして粛々と対応してください。

 

 

弁護士へのご相談で慰謝料などの増額が見込めます


離婚問題に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

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など、離婚に関わる問題でお困りの事を、【離婚問題を得意とする弁護士】に相談することで、離婚に有利な結果となる可能性が高まります。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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