熟年離婚の原因8選|メリットデメリット・後悔しない準備なども解説

- 「熟年離婚を決意する理由は?」
- 「熟年離婚する夫婦には何か前兆はあるのだろうか?」
長年連れ添った夫婦が離婚に至る熟年離婚。
熟年離婚の原因はひとつではなく、長年の生活の中で蓄積されたさまざまな要因が絡み合っている場合がほとんどです。
本記事では、熟年離婚に至る主な8つの原因について解説します。
また、熟年離婚にはメリットとデメリットがあり、後悔しないためには十分な準備が必要です。
後悔のない決断をするために必要な具体的な準備や、関係修復の方法についても掘り下げていきます。
自身の状況を客観的に見つめ直し、今後の選択肢を考える参考になれば幸いです。
熟年離婚の原因8選
熟年離婚に特化した公的なデータは存在しません。
ただし、離婚全体の傾向として、令和5年度の「司法統計年報 家事編」によると、離婚の原因として多くみられるのは以下のとおりです。
離婚の動機 | 夫側の動機 | 妻側の動機 |
性格が合わない | 9,103 | 15,835 |
異性関係 | 1,817 | 5,362 |
暴力を振るう | 1,320 | 7,711 |
酒を飲み過ぎる | 376 | 2,394 |
性的不調和 | 1,592 | 2,642 |
浪費する | 1,748 | 3,550 |
病気 | 592 | 672 |
この統計から、男女ともに「性格が合わない」が最も多い理由であることが分かります。
次いで、「異性関係」「暴力」「浪費」などが挙げられます。
また、妻からの申立てが全体的に多い傾向が見られます。
熟年離婚には上記の理由に加えて、長年の生活で生じた家事への協力意識の差や、子どもの独立による家族関係の変化など、特有の原因も存在します。
ここでは、具体例を交えながら、熟年離婚が起きる原因について解説していきます。
性格の不一致
長年連れ添った夫婦であっても、性格や価値観の不一致は熟年離婚の大きな原因となりえます。
結婚当初は些細な違いとして許容できていたことが、長年の生活の中で大きな不満へと変わるのです。
特に、仕事や子育てが一段落し、夫婦二人で過ごす時間が増えると、お互いの性格や価値観の違いが際立って感じられるようになります。
- 夫は整理整頓が苦手で物を溜め込む傾向がある一方、妻は常にスッキリとした空間を求めており、定年後に夫が家にいる時間が増えることで、妻のストレスが増大した
- 夫は定年後、家でのんびりとテレビを見て過ごしたいと考えているのに対し、妻は外出して趣味を楽しみたいと考えており、お互いの過ごし方の違いが関係の悪化を招いていった
このような性格や価値観の不一致が積み重なり、お互いの考えや行動を理解・尊重できなくなると、「この人と一緒にいる理由が分からない」と感じ、離婚を考えるようになります。
配偶者の不倫
配偶者の不倫は、信頼関係を崩し、熟年離婚の原因のひとつとなります。
長い結婚生活の中で夫婦間の会話が減り、心の距離が広がってしまうと、配偶者以外の異性に心の拠り所を求めてしまうケースがあります。
近年では、中高年層においても、SNSや出会い系サイトなどを通じた不倫が増加傾向にあるといわれています。
- 妻が職場の同僚と親しくなり、夫との関係が冷え込んでしまった
- 60代の夫が若い女性との関係を持ち、相手が妊娠し、妻が耐えられなくなって離婚を決意した
- 不倫が原因で夫婦間の会話がなくなり、家庭内別居状態になった
熟年離婚では、「相手の不倫にずっと気づいていたものの、子どもが成長するまでは離婚せず、表面上は夫婦関係を続けていた」というケース(仮面夫婦)もよく見られます。
モラハラ・DV
言葉や態度による精神的な虐待(モラハラ)や、身体的な暴力(DV)も、熟年離婚の深刻な原因です。
長年にわたり、これらの行為に耐え続けてきた被害者が、子どもの独立や自身の経済的な自立を機に、離婚を決意するケースが多く見られます。
- 夫から「お前は役立たずだ」「誰のおかげで生活できていると思っているんだ」などの暴言を日常的に浴びせられる
- 夫が妻から無視され続け、精神的に追い詰められる
- 夫が生活費を十分に渡さず、妻が自由にお金を使えない状態が続く
- 夫から「お前は役立たずだ」「誰のおかげで生活できていると思っているんだ」などの暴言を日常的に浴びせられる
DVは多くの場合、男性から女性への暴力が主な要因とされていますが、一部では妻から夫へのDVが問題となるケースも報告されています。
経済的な問題(浪費・借金・生活費の負担感など)
お金に関する問題も夫婦間の信頼関係を揺るがし、熟年離婚の大きな要因のひとつとなります。
退職金の使い道・生活費の分担・配偶者の浪費や借金などが原因で、夫婦間の対立が深まるのです。
- 夫がパチンコや競馬などのギャンブルにのめり込み、退職金を使い果たしてしまう
- 夫が多額の借金を抱えていることが発覚し、妻が老後の生活に不安を感じる
- 夫が定年退職して収入が減少したにもかかわらず、妻が働き続けなければならない状況に不満を募らせ、離婚を考える
浪費や借金によって経済的に困難な状況に陥ると、夫婦は生活水準を下げたり節約を強いられたりします。
これがお互いに不満を抱く原因となり、最終的に離婚につながることがあるのです。
家事へ協力意識の差
家事分担に対する意識の差は、特に妻側の不満を募らせ、熟年離婚の原因となることがあります。
長年、家事や育児は主に妻が担ってきたという家庭も少なくないでしょう。
しかし、夫が定年退職し家にいる時間が増えたにもかかわらず、家事に全く協力しないとなると、妻の不満が限界に達することがあります。
- 夫が「俺はもう仕事を辞めたんだから、家のことはお前に任せる」と言って、家事を妻に丸投げする
- 夫は定年退職後も家事を全くしない一方で、妻は家事・育児に加え、パートもこなしている
このように、家事分担の負担がどちらかに偏ることでストレスを増し、「もう一緒にいたくない」と感じて離婚を決意するケースが多く見受けられます。
また、男性が「手伝う」という意識で家事に関わると、女性の不満を招くこともあります。
家事は夫婦共同でおこなうものであり、「手伝う」という意識ではなく、主体的に取り組む姿勢が求められるでしょう。
子どもの独立による家族関係の変化
子どもの独立が、夫婦関係を見つめ直す大きなきっかけとなり、熟年離婚につながることもあります。
子どもが独立するまで、夫婦は「親」としての役割を共有し、子育てという共通の目標に向かって協力してきました。
しかし、子どもが巣立ち夫婦二人だけの生活に戻ると、共通の話題や目的がなくなり、関係が希薄になってしまうことがあります。
- 子どもが巣立ち、夫婦二人きりの生活に戻ったが会話がない
- 子育てという共通の目標がなくなり、お互いの存在意義を見失った
特に、子育て中心の生活を送ってきた母親の場合、子どもの独立によって、自分の存在意義を見失ってしまうことがあります。
子育てから解放され、「自分の人生を取り戻したい」と考えるようになり、離婚を決意するケースも見られます。
配偶者の家族の介護
介護は熟年夫婦の間で大きな負担となることがあり、夫婦間の関係悪化につながる要因となることがあります。
介護は肉体的・精神的・経済的な負担が大きく、特に配偶者の両親の介護をおこなう場合、その負担は計り知れません。
長年連れ添った夫の親であっても、介護となると話は別です。
介護への協力が得られなかったり、感謝の言葉がなかったりすると、不満が積もり、離婚を考えるきっかけになることがあります。
また、介護方針についての夫婦間の意見対立が関係悪化を招くこともあります。
- 妻が義母の介護を一人で担っているにもかかわらず、夫は非協力的で、「もう限界だ」と感じ、離婚を決意する
- 介護費用の負担をめぐり、老後の資金を削られることに妻が耐えられなくなり、離婚を選択する
介護者は自分の時間や趣味を犠牲にし、時には仕事を辞めたり、キャリアや友人関係を失ったりすることもあります。
このような介護負担が夫婦関係にストレスをもたらし、離婚につながることがあるのです。
その他の理由(酒を飲み過ぎる・性的不調和・病気)
熟年離婚の原因としては、これまで解説したもの以外にも、「配偶者が酒を飲み過ぎる(アルコール依存など)」「性的不調和」「病気」なども挙げられます。
【その他の理由の具体例】
- 妻がアルコール依存になり、家計を顧みずに飲酒代にお金を使い込む。貯金が底をつき、生活が立ち行かなくなり、夫が離婚を決断。
- 夫が性的関係を求める頻度が高すぎる一方で、妻は負担を感じていた。お互いの話し合いでは解決せず、最終的に精神的な負担が限界を迎え離婚。
- 妻がうつになり、日常生活を送るのが困難になった。夫は最初こそ支えようとしたが、次第にすれ違いが増え、夫婦仲が冷え切り離婚に至った。
熟年離婚する夫婦の前兆
熟年離婚には、いくつかの前兆が見られることがあります。
自身の夫婦関係を振り返り、以下の項目に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
- 夫婦間での会話が減り、必要な連絡事項のみのやり取りになる
- 「ありがとう」などの感謝の言葉を言わなくなる
- 相手の趣味や行動に無関心になる
- 片方が育児・家事・介護に協力的でない
- 同じ家に住んでいながら、家庭内別居状態になる
- 些細なことで喧嘩がよく起こるようになった
これらの兆候が見られる場合、夫婦関係に何らかの問題が生じている可能性があります。
早い段階で状況を認識し、関係を見つめ直すことが大切です。
熟年離婚のメリットとデメリット
熟年離婚には、自由を手に入れるメリットがある一方で、新たな課題も生じるため、慎重な判断が求められます。
熟年離婚のメリット | 熟年離婚のデメリット |
・長年抱えてきたストレスや不満から解放され、心穏やかに過ごせる ・趣味や旅行、仕事など、自分のために時間やお金を自由に使える ・離婚をきっかけに新しい交友関係や恋愛の可能性が広がる ・自分の資産を自分の意志で管理できる |
・経済的な負担が増え、生活が厳しくなる可能性がある ・孤独を感じる機会が増える ・住居や生活の変化に適応する必要がある ・老後の病気やケガの際、支えとなるパートナーがいない ・子どもが精神的なショックを受ける ・親子関係に影響を及ぼす可能性がある |
これらのメリット・デメリットを総合的に考えたうえで、後悔のない選択をすることが重要です。
後悔しないための熟年離婚の準備
熟年離婚で後悔しないためには、十分な準備が必要です。
ここからは、熟年離婚に踏み切る前に整えておくべき準備事項について解説します。
離婚後の生活設計を考える
まずは離婚後の住居、仕事、収入などについて具体的に計画を立て、経済的な基盤をしっかりと確立することが重要です。
特に、専業主婦だった場合、離婚後の収入源を確保することが重要な課題となるでしょう。
具体的には、以下の点を考慮しましょう。
- 住まいをどうするか(持ち家の処分・賃貸の契約・実家に戻るなど)
- 収入源を確保する(年金・仕事・資産運用など)
- 一人暮らしの生活費や老後資金を試算し、現実的な計画を立て
就職については、これまでのブランクを考慮すると、すぐに就職先が見つからない場合もあります。
そのため、離婚後の生活設計は早めに始めることが大切です。
具体的な計画を立てることで、離婚後の不安を軽減し、新たな生活に向けて一歩踏み出せるでしょう。
財産分与について調べる
離婚の手続きに入る前に、夫婦の共有財産をリストアップし、分与の対象を明確にしておくことも重要です。
財産分与とは、婚姻期間中に夫婦が協力して築き上げた財産を、離婚時に公平に分け合う制度です。
財産分与は、離婚後の生活を大きく左右する重要な要素となります。
まずは、財産分与の対象となるものとならないものを確認しておきましょう。
- 預貯金
- 不動産
- 株式などの有価証券
- 退職金
- 夫婦で購入した車やバイク
- 婚姻前から所有していた財産
- 相続や贈与で得た財産
- 個人の年金や保険
- 婚姻後に個人名義で購入した高価な私物(高額な時計・アクセサリーなど)
財産分与の割合や手続きについては、専門家(弁護士やファイナンシャルプランナー)に相談すると、よりスムーズに進められます。
財産分与についてさらに詳しく知りたい方は、「離婚の財産分与で損をしないために知っておくべき基礎知識や計算方法、注意点を解説」もお読みください。
年金分割の制度に調べる
年金分割制度について理解し、必要な手続きを進めることも重要です。
年金分割とは、離婚時に、婚姻期間中の厚生年金の支払実績を多い方から少ない方に分割する制度です。
年金分割には、「合意分割」と「3号分割」の2種類があります。
- 夫婦の合意または裁判所の決定により、按分割合を最大2分の1までとして、分割割合を決定する方法。
- 第3号被保険者(主に専業主婦)が、配偶者の厚生年金保険料の支払実績の半分を分割して受け取る方法。相手の合意なしで進められる点が特徴。
年金分割の手続きは、離婚した日の翌日から2年以内におこなう必要があるため、請求期限に十分注意しましょう。
年金分割については、「熟年離婚を考える前に知っておきたい年金分割|安心の老後生活を送るための基礎知識」でさらに詳しく解説しているためあわせてご確認ください。
慰謝料を請求するか検討する
不倫やモラハラなどが離婚原因の場合、慰謝料を請求できる可能性があります。
慰謝料を請求するための条件(不貞行為やDVなど)を確認し、自分の状況に当てはまるか検討しましょう。
また、以下の準備も進めておくとよいでしょう。
- 慰謝料の相場を調べ、請求できる金額の目安を把握する
- 慰謝料請求に必要な証拠(メール・写真・診断書など)を集める
慰謝料請求の可否や金額について、弁護士に相談するのもひとつの方法です。
弁護士に相談することで、請求の可否や金額の目安を知ることができます。
子どもが未成年の場合は親権や養育費を考える
未成年の子どもがいる場合、親権や養育費などについて話し合う必要があります。
具体的に話し合うべき事項は以下の通りです。
- 子どもの親権者をどちらにするか
- 養育費の金額や支払い方法
- 面会交流の頻度や方法
離婚後も子どもが安定した生活と健全な成長環境を維持できるよう配慮することが重要です。
親の都合だけでなく、子どもの意見や気持ちも年齢に応じて尊重し、子どもの最善の利益を最優先に考えて話し合いを進めましょう。
熟年離婚を回避・関係修復する方法
離婚を避けたい場合は、日常のコミュニケーションを見直し、夫婦の絆を再構築することが大切です。
ここからは、長年のすれ違いを解消し、関係を修復するためにできる具体的な方法をご紹介します。
夫婦で話し合う時間を作る
週に1度など、定期的に夫婦で話し合う時間を作り、コミュニケーション不足を解消することが大切です。
日常的な会話だけでなく、じっくりとお互いの気持ちを話す時間を確保しましょう。
日常の些細なことでも、お互いの気持ちを共有することで、理解が深まります。
話すときのポイントは、過去の不満やトラブルを責めるのではなく、「これからどうするか」に焦点を当てることです。
未来志向の会話を心がけることで、建設的な話し合いができるでしょう。
感謝の気持ちを言葉や態度で伝える
「ありがとう」「助かるよ」といった感謝の気持ちを、言葉や態度で意識的に伝えるようにしましょう。
小さなことでも、日頃の感謝の気持ちを言葉で伝えることで、夫婦関係は改善されやすくなります。
また、誕生日や記念日には感謝の気持ちを込めたプレゼントを贈るなど、行動でも示すことでより深く気持ちが伝わります。
感謝の気持ちを伝え合うことは、良好な夫婦関係を維持するための潤滑油となります。
共通の楽しみや目標を見つける
夫婦で楽しめる趣味や活動を見つけ、一緒に過ごす時間を増やすことも、絆を強められる方法です。
たとえば、以下のように共通の趣味や目標を作ってみましょう。
- 一緒に旅行に行く計画を立てる
- 家のリフォームや家庭菜園など、夫婦で取り組めるプロジェクトを作る
- ボランティア活動など、社会貢献できる目標を一緒に目指す
- 孫との時間を大切にするなど、家族としての新しい関係性を築く
一緒に新しいことに挑戦することで、共通の思い出を作り、関係を活性化できます。
夫婦関係のカウンセリングを受ける
夫婦関係の専門家であるカウンセラーに相談することも、ひとつの方法です。
夫婦関係のカウンセラーは、夫婦間の問題やコミュニケーションの課題を解決するための専門家です。
離婚を回避したい夫婦や、関係の修復を望む夫婦に対して、心理学やカウンセリングの技法を活用してサポートをおこないます。
夫婦間の問題を客観的に見てもらい、解決策を提案してもらうことで、問題解決の糸口を見つけられるでしょう。
カウンセリングを受ける際は、「相手を変えよう」とするのではなく、「お互いに歩み寄る」視点を持つことが大切です。
熟年離婚について相談できる窓口
熟年離婚に関する悩みは、専門家や相談窓口に相談することで、解決の糸口が見つかることがあります。
ここでは、熟年離婚に関する不安や疑問を専門家に相談できる窓口を紹介します。
それぞれの窓口の特徴を知り、自分に合った相談先を選びましょう。
離婚問題に強い弁護士(ベンナビ離婚)
弁護士は、離婚について法的な観点からアドバイスを受けたい方におすすめです。
離婚問題に詳しい弁護士に相談することで、慰謝料請求が可能かどうかや、今後の適切な対応について具体的なアドバイスを受けられ、離婚を有利に進められます。
離婚問題に特化した弁護士を簡単に検索できるポータルサイト「ベンナビ離婚」なら、初回無料相談や電話・オンライン相談に対応している弁護士も多く、気軽に相談を始められます。
地域・相談内容・得意分野など、さまざまな条件で絞り込み検索できるため、自分に合った弁護士を手間なく見つけられます。
離婚カウンセラー
離婚カウンセラーは、離婚を決める前に気持ちを整理したい方や、メンタル面の相談をしたい方におすすめです。
離婚カウンセラーは、離婚をするか迷っている人や、離婚後の不安を抱える人に対して、心理的・実務的なサポートをおこなう専門家です。
離婚すべきかどうかはもちろん、法律相談の前段階として、離婚の進め方や準備のアドバイス、離婚後の生活設計についてもアドバイスしてくれます。
夫婦で一緒にカウンセリングを受けることも可能なため、離婚を決めた人だけでなく、夫婦関係の修復を望む人にも対応しています。
自治体の法律無料相談会
自治体の法律無料相談は、離婚の法的アドバイスを得たいけれど、費用を抑えたい方におすすめです。
各自治体では定期的に法律相談会が開催されており、住民が無料で法律相談を受けられます。
相談会は予約制の場合が多いため、事前に申し込みが必要なことがあります。
お住まいの市区町村の広報誌やWebサイトで詳細を確認しましょう。
また、相談時間には限りがあることが多いため、事前に聞きたいことを整理しておくと、より効果的に相談できます。
法テラス
法テラスは、費用を抑えたい方や、どこに相談すればよいか分からない方におすすめです。
法テラスは、法的なトラブルに関する情報提供や相談窓口を提供する国の機関です。
一定の収入条件を満たせば、無料の法律相談が受けられます(原則として1案件につき最大3回まで)。
1回の相談は30分程度のため、相談前に聞きたいことをまとめておくとスムーズに進められます。
まとめ
本記事では、熟年離婚の主な原因やメリット・デメリット、後悔しないための準備などについて解説しました。
熟年離婚は、長年の積み重ねが引き金となることが多く、性格の不一致や経済的な問題、家事負担の偏り、さらには配偶者の不倫やモラハラなど、さまざまな原因が絡み合っています。
そして離婚には、新たな自由を得られる一方で、経済的な負担や孤独感といったリスクも伴います。
だからこそ、大切なのは「後悔しない選択」をすることです。
悩みを一人で抱え込まず、専門家に相談することで解決の糸口が見つかることもあります。
弁護士や離婚カウンセラーなど、さまざまな相談窓口があるため、自分に合った方法で情報を集め、前向きに考えていきましょう。


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