『本間綜合法律事務所』は、東京メトロ有楽町線・副都心線【平和台駅】から徒歩1分。
非常にアクセスの良い場所に事務所を構える弁護士事務所です。今回は、多くの離婚問題を解決してきた代表弁護士の本間先生にお話を伺ってきました。先生の弁護士としての心構えやお人柄に迫ったインタビューになっております。
誰かの役に立てる仕事がしたい
――まず、最初に本間先生は、どうして弁護士を目指すことにしたのでしょうか。
弁護士の業務は「自分の仕事が誰かの役に立てる」という実感があったからです。
もともと私は、汚職や企業犯罪等について独自に捜査を行う「特別捜査部」という検察庁の一部門に憧れがあり、検事になりたいと思っていました。
司法試験の合格後に行う司法修習で、検察官・裁判官・弁護士と3つの実務を経験するのですが、そこで弁護士という職業に触れ、その働き方に憧れるようになりまして。弁護士は自分で考え、決定し、それが誰かの役に立つことになるというが自分に合っていると思ったのです。
――実務を通し、弁護士になろうと思われたのですね。現在は平和台に事務所を構えていらっしゃいますが、何かきっかけはあったのでしょうか。
学生時代に平和台に住んでいたことがきっかけです。事務所を開設する際はどの地域を選択するか迷いましたが、学生時代を過ごした思い出深い土地で少しでも法的サービスを提供し、貢献できればと思うようになりました。
事務所を開設してから現在まで、離婚のご相談が7割ほどと一番多く、そのほか相続や契約トラブル、労働問題、一般民事のさまざまなご相談をいただいています。
今後も地元に密着し、誰かの役に立てる、そして貢献できる仕事を続けられればと思っています。
丁寧なヒアリングをし、依頼者に最大の利益を
――本間先生は、弁護士としてお仕事をしていく中で、どのようなことを心掛けて相談をお受けになっているのでしょうか。
ご相談をお聞きするときに心掛けていることは「話を丁寧に聞くこと」ですね。
そして「依頼者の利益はなにか」という点も第一に考え、ご相談と向き合っています。とくに、相談者や依頼者の方が最終的になにを求めているのか丁寧にヒアリングすることで、解決方法や方向性の認識に差がないようにしていますね。
依頼していただいたにもかかわらず、求めている結果が違ったとなればそれは本当の解決とはいえません。ですので、どのような解決を求めているのか、そして、その解決を目指すためにはどのようなことをしていくべきか、シミュレーションし、依頼者の方とよく話し合うようにしています。ご説明も、この時にしっかりと行うようにしていますね。
ただ、弁護士も人であることには変わりないので、相性であったり、考え方に違いがあります。
ご依頼者が望む回答を差し上げられないこともあるのです。まれに、自分が依頼を受けることによって依頼者の方の利益にならないこともあります。
そう言ったときは、ご依頼をお断りすることもありますね。安易に依頼を受けることは、依頼者の方が不幸な結果になってしまいます。
――これまで特に印象に残っているご相談はありますか。
離婚の案件ではないのですが、相続でのご相談が一番印象に残っています。
ご相談を受けた際には、遺産分割で相続人間で揉めることが予想され、長期間に渡り、交渉をしなければならないかもしれないと思いました。
しかし、相手方の相続人に丁寧にご説明することによって、円満な解決をすることができたのです。
最終的には、ご依頼者様の要望にも応えることができ、感謝のお言葉をいただくことができました。こうした解決のあと、依頼者の方に感謝していただけることが一番の励みになっていますね。相談者や依頼者の方に「頼んでよかった」と言っていただけると依頼を受け、頑張ってきて良かったと思えます。
夫婦の問題は、人間関係だからこそ柔軟な解決を
――離婚を考えている場合にどのような事態になってしまったら相談に行くべきでしょうか。
夫婦関係が少しでも辛いと感じた場合には相談に行くことをおすすめします。
離婚ができるかどうかわからないという場合でも一人で考えず、相談した方がよいでしょう。
夫婦関係は、人間関係であるため、明確にここが問題であると気がつけない場合もあります。
そうした場合、相談に行くことによって、なにが問題であるか気がつくきっかけにもなるのではないでしょうか。
――離婚分野特有の問題というのは、なにかありますか。
離婚問題は、金銭トラブルと異なり、夫婦の関係の問題です。そのため、夫婦間で関係性の認識が異なる場合が多いのです。
一方がとても苦しく思っているが、他方が無自覚であるということも多々あります。そうした場合には、本人たちではなかなか解決することができません。また、人間関係であるため、目で見てわかるということや客観的な証拠があるとも限らないのです。そのため、どのように解決していくかということが離婚問題の特徴だと感じています。
ご相談に来る方の多くは、離婚ができるかどうかわからないという不安を抱えていることが多いですね。
しかし、弁護士に相談することで法律上、離婚事由があるか、離婚が認められる場合にあたるか、ということをお伝えすることができます。
また、今後の生活を考えたときに、慰謝料などの金額も変わってきます。
今後のことも考えたときにどのような解決がベストであるか、また、円満で良い条件で離婚するためにはどのようにすればいいかということを一緒に考えることが私の役割です。
――今後について一緒に考えていただけるのはご相談者さまにとっても心強いですよね。例えば先生がお持ちになられている将来の展望などがございましたらお聞かせください。
周囲の人に頼っていただける弁護士になりたいと思っていますね。そのためには、丁寧に話を聞き、ひとつひとつのご相談に真摯に対応することが重要です。
そうしたひとつひとつのことがご相談者様やご依頼者様に安心感を与え、頼っていただける弁護士になっていけると考えています。
最後に
――最後に相談することに不安を感じている方にメッセージをいただけますか。
こんなことを相談してもいいのか、と思っても一度ご相談に来ていただきたいです。
あまり深く考えず、話してみることが大切です。相談してみると重大な問題であると判明することもあります。
そのため、相談するか迷っているのであれば、お気軽な気持ちでご相談にお越しいただければと思います。