初めて弁護士に相談する方によくあるのが、「弁護士が怖い」や「弁護士が適切なアドバイスをしてくれるか不安」といった意見です。
温和な雰囲気を持つ新(あたらし)先生は、20年間のキャリアで培った豊富なノウハウを兼ね備え、これまで不動産の絡んだトラブルに豊富な実績をお持ちなのだとか。特に、マイホームの絡んだ財産分与でも豊富な実績があるとのことで、分け方が難しいとされる不動産が絡む離婚問題にも注力されている先生です。インタビュアーの質問に、にこにこと答えてくださいました。今回は、素敵な笑顔の新先生にインタビューです!
家族、友人など、周りの影響を受け弁護士に
――まずは最初に新先生が弁護士を目指されたきっかけについてお伺いしたいと思います!
親が司法書士なので、法律や士業が身近な存在であったことも影響していると思います。
友達の中にも弁護士を目指している仲間が多かった、という点も、自然と弁護士を志した理由かもしれません。
――やはり生まれ育った環境は大きいですよね!現在、どのようなご相談を頂くことが多いのでしょうか。
一般民事の領域では離婚と相続、その他不動産絡みの案件や、企業様からの依頼にも対応しておりますね。特に不動産系の案件は、離婚や相続でも知識やノウハウを応用できるので、不動産関連の実績は、当事務所の強みであると考えています。
――不動産に豊富な実績をお持ちなんですね!離婚問題でもそのご実績を活かされているとか…。
離婚問題ではマイホームなど、購入してしまった不動産をどうするか、が争点に含まれることも多いんです。とくに、不動産はお金のようにきっちりと分けることが難しい物ですから、簡単に話合いがまとまらないケースも多くて。話合いで躓き、ご相談に来られる方も多いですね。
――確かに、離婚問題は感情論で話し合いがまとまらないというケースも多いと聞きます。
一度夫婦になったからこそ、当人同士にしか見えない思いや不満もあるでしょう。
私はできるだけ話し合いで解決できるように努めています。その方がご相談者の精神的負担を軽減できますからね。
――裁判ではなく話し合いで…。こうした事件処理に関するコツやノウハウは、どのように培ってきたのでしょうか。
20年以上の弁護士経験、と言ったらかっこいいですが…(笑) 最初のうちは、独立前にお世話になったボスや先輩のアドバイスを参考にしていました。とにかく事件処理をこなし、このパターンならこの方法、このパターンならこの方法を…と、自分の中に落とし込んできた形ですね。
その頃から一貫して、目の前の事件をきっちりやっていくスタイルを忘れてはいけない、と考えています。
心掛けていることは「自然体」であること
――ご相談の際に心掛けていることをお聞きしたいです。
自然に話を聞くことで、相談者の方の緊張もほぐれてくれるかな、と思っています。あくまで弁護士とお客様は、個人的な信頼関係で仕事が成り立つので、まずは不安を吐き出して安心して頂かないと。
こちらが緊張するとご相談者にも伝わってしまうかもしれませんし、お互いが話やすい雰囲気づくりは常に心掛けていますね。
「弁護士に何を求めているのか」を把握することが重要ですから、形式的に聞くだけではなく、まずは状況を聞いて、気になった部分だけこちらから質問する…など、できるだけ話を遮らないようにすることも大切にしています。
こちらが自然体の方が、ご相談者の表情や話し方など、細かいことも見ることが出来るんですよ。
――なるほど…!
いずれにしても交渉ごとですので、「感情的な問題」「利害関係に関すること」は、弁護士など俯瞰的な立場の人間が対応した方がいいですよね。
第三者的な目線で見れる人に協力してもらうのが、事件解決に向けた近道だと思います。また、弁護士であればこれまで様々な案件に対応してきているので、お客様が目指すべき先をある程度示すことができます。
――インタビューをしていても先生の柔和な印象が伝わってきます。そんな先生のプライベートについて少しお聞きしたいのですが。
そうですね。これといった趣味ではないのですが、時事問題や経済情報に関するニュースは趣味のように毎日見ています。本当は旅行が好きです。地図を見ながらのんびり散策したり。ちなみに高校時代は陸上をやってました。
――最後になりますが、相談者様へのメッセージがあればよろしくお願いします!
個人的な信頼関係は大事にしているので、どのようなお話であっても遠慮なくご相談ください。
これまでご来所された方々には、「来て良かった」とおっしゃって頂いております。ですので、あまり気負わずにお越し頂きたいですね。「弁護士が怖い…」とおっしゃる方もおりますが、私はそういったタイプではないので(笑) ご安心頂ければと思います。