財産分与に注力しています
離婚によって新たな人生の第一歩を踏むにあたり、財産分与はご依頼者様にとって重要な問題のひとつです。
財産分与については、妻側が別居する前にできるだけ夫の財産を調査しておくのが重要です。
資産内容について、預金、不動産、有価証券、給与、報酬、退職金、財形貯蓄、確定拠出年金等々、具体的な財産内容を証拠として通帳・証券・給与明細・確定申告書等をコピーもしくは写真撮影しておくことが大事な作業となります。
こうした作業をしっかりと行うためにも、弁護士として様々なアドバイスもさせていただきます。
解決事例
依頼者の状況
依頼者の妻側はパート程度の収入しかなく一人では生活していくのが困難でした。夫は会社経営者で年収も高額であり、資産も預金や株など各種所有していました。
解決に至るまでのアプローチ方法
別居前にできるだけ夫の資産に関する自宅にあった通帳、書類等をコピーし、 離婚の調停・審判手続を経て、強制執行を申し立て、株式等の有価証券を押さえることができました。
結果
財産分与としてかなり高額の回収ができました。依頼者の妻側が老後まで安心して暮らせる資金ができました。
ご相談を受ける際に心がけていること
前述したように、依頼者が妻側の場合、相談時にまだ同居していた場合には、別居するまでの間にできるだけ夫側の資産を調査することを勧めています。
ご依頼者様に動いていただく必要がある場合には、しっかりとアドバイスをさせていただきます。