弁護士として依頼者の気持ちに寄り添うことが、離婚問題解決のために重要と考えています。
離婚案件でまず何より重要なのは、「ご依頼者様の気持ちに寄り添うこと」です。
離婚は、その方の人生はもちろんのこと、お子様がいる場合はお子様の人生にも関わる重大な問題となりますから、物理的な負担だけでなく、精神的な負担も大きくなります。
したがって、まずはご依頼者様のお気持ちや立場を理解し、寄り添う姿勢が大事と考えます。
そして、どういった解決方法がご依頼者様のために一番ベストか、常に多角的な視点で考えていくことも必要と考えます。
離婚問題は、離婚自体だけが問題になることは少なく、親権、養育費、財産分与、慰謝料、面会交流、等々、様々なテーマが複合的に問題になる事案がほとんどです。
これらの問題を総合的に捉え、ご依頼者様にとって一番ベストな解決方法とそのための道筋を見つけていくことが大事と考えます。
解決事例
依頼者の状況
夫60代、妻50代。成人している子どもが2人。
妻側からの依頼。
約7年前に別居した夫婦で、妻は早期の離婚を望んでいるが、夫がなかなか応じなかった。
解決に至るまでのアプローチ方法
速やかな離婚実現であれば、協議離婚もしくは調停離婚で早期に合意することが必要なので、まずは受任通知を送り、その中で早期に離婚したい旨を伝えた。
しかし、やはり応じる様子が無かったことから、すぐに離婚調停を提起した。離婚調停の中で、改めて早期に離婚を希望する旨伝えた。
そして、本件夫婦における財産分与は、状況的に妻が夫から相当額の分与を受けられる可能性があり、また夫の方が年収が高かったので年金分割の権利もあったが、離婚に応じてもらえるのであれば、本来なら相当額になるはずの財産分与や年金分割は求めない、という条件も提案し、相手側が早期に離婚に応じやすくなるインセンティブを与えるような交渉条件にした。
結果
当方の提案が経済的にはかなり相手方に有利な条件であったので、その結果ようやく夫側が離婚に応じ、晴れて調停離婚という形で離婚が成立した。
※当事者のプライバシーや守秘義務の関係から一部事実関係を変えております
弁護士として離婚に関する法律的な問題点を分かりやすくお伝えすることが大切だと考えております
まずはご相談者様のお話を親身になってよく聞き、その上で離婚に関する法律的な問題点を丁寧かつ分かりやすく説明すること。
さらに、そうした法律的な観点やご相談者のご心情面も十分考慮した上で、できる限りご相談者様にとって有利かつお気持ちに沿うような対応方法や解決方法を一緒に考え、提示することを心がけています。
依頼者様の心に寄り添い、法律的な問題点を分かりやすく伝え、最適な解決の道筋をご提案いたします。
まずはあなたのお悩みをお伺いできればと思いますので、お気軽にご相談ください。