離婚の前に考えておくことは多岐にわたります
一口に離婚するといっても、事前に決めていおかないといけないことは多岐にわたります。
例えば、以下のような項目について、協議を進めておく必要があるでしょう。
- 家財道具や自動車等を含む財産分与
- 不動産(マイホーム)の処理
- 親権
- 養育費
- 面会交流権
- 年金分割
- 婚姻費用
これらを事前に取り決めずに離婚してしまうと、後に調停を申し立てるなどして争うことになります。
せっかく離婚が成立したのに、紛争に発展してしまうことは、当事者にとって精神的にも金銭的にも大きなご負担になる可能性が高いです。
弁護士にご相談いただければ、のちに争いの火種にならにように、弁護士としてのこれまでの経験から事前に取り決めたほうが良いことをご提案いたします。
可能であれば、取り決めた内容を公正証書として、書面に残すことをおすすめしています。
公正証書を作ることで、お互いにケジメを付け、円満な離婚ができるように、是非弁護士へご相談ください。
調停離婚に発展するケース
協議離婚で解決しない場合は、調停離婚に発展するケースもございます。
例えば、「相手が離婚に応じてくれない」場合や、「DVの被害にあっていて相手と話すのがこわい」といった場合などです。
ただし離婚調停に弁護士の代理人がいない状態で臨むことは、不利益を被る可能性があります。
弁護士にご依頼いただければ、調停であなたの味方としてサポートします。
養育費の支払いが滞った場合
調停や、公正証書で養育費に関する取り決めを行っても、相手方が払ってくれないという場合は、弁護士にご相談ください。
相手側から、養育費を回収できるようにサポートいたします。
まず、内容証明郵便で督促の請求をかけます。
請求に対して応答がない場合は、強制執行(差押え)を前提とした訴訟を提起する旨の通知を相手方に送ることになるでしょう。
調停離婚や公正証書で取り決めをしている場合は、すぐに強制執行による差押えの手続きを行うことが可能です。
こうした公的な証拠がない場合は、債務名義を取り付け、強制執行の手続きに進みます。
さらに債務名義を取り付けられなくても、調停を申し立て、養育費の回収も可能です。
このように、養育費回収にはいくつもの手段があるので、お一人で泣き寝入りされる前に一度弁護士にご相談することをおすすめします。
美容師として働いていました
私は弁護士を目指す前に美容師として働いていました。
そのため、弁護士になる前からいろいろな方のお悩みにふれる機会がたくさんありました。
結婚して時間に余裕ができて、法律に興味を持ち、今まで聞いていたお悩みを解決したいという思いから、弁護士を目指しました。
弁護士は「先生」と呼ばれるように、敷居が高いものだと感じる方も多いと思います。
しかし私は、弁護士も美容師も「接客業」である部分では、同じものだと考えているので、もっと気軽にお悩み相談をしてほしいです。
将来的には、お客様のもとに訪問して、美容師として髪を切る傍ら、弁護士としてお悩み相談を伺いたいと考えております。
気負わずにご相談にいらしてください
美容師時代と変わらず、当事務所にいらしていただけた方には、晴れやかな気持ちで帰ってほしいという思いがあります。
そのため、帰るまでに少しでも不安がなくなるような、サポートを目指しています。
何かお悩みをお抱えの時は、一人で考え続けたり、泣き寝入りしたりして遅れになる前に、早めにご相談ください。
早期にご相談いただくことで、自体が複雑化していなかったり、簡単な手続きで解決できたりすれば、費用が安く済むこともありす。
少しでもご相談者様の、お役に立てたら幸いです。