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夫が単身赴任で不在!ワンオペ育児のストレスを軽減する4つの方法

夫が単身赴任で不在!ワンオペ育児のストレスを軽減する4つの方法

夫の転勤が決まった際、家族で一緒について行ければよいのですが、現実的に難しいですよね。結果的に旦那が単身赴任になってしまい、妻は子どもたちを1人で見るワンオペ育児を強いられる家庭も少なくないでしょう。

今までは夫婦で協力する生活をしていたのに、急にワンオペ育児になってしまったら負担が増えます。子育て中に頼れるパパがしばらく帰宅しないと、自宅で1人のママは不安やストレスがたまってしまうかもしれません。

ストレスをためすぎると精神的な病気で体調が悪化したり、虐待につながってしまうリスクがあります。

この記事では、ワンオペ育児がつらいと感じる理由や、つらい気持ちを軽減する4つの方法について解説します。さらにストレスを発散できる方法を紹介するので、ワンオペ育児を少しでも楽にしたい方は参考にしてください。

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この記事に記載の情報は2023年11月14日時点のものです

夫が単身赴任でワンオペ育児になってつらいと感じる3つの理由

ワンオペ育児が辛い3つの理由

夫がいないことによりワンオペ育児を強いられること自体『つらい』と感じる原因ですが、ここでさらに3つ、つらいと感じる理由をご紹介します。

頼れる相手がいないから

夫が急に単身赴任をしてしまったら頼れるパートナーがいなくなり、強制的にワンオペ育児になってしまいます。夫が休日も帰れない距離に行ってしまった場合、話し合いはおろか愚痴すら聞いてもらうのも難しいでしょう。

十分に夫婦のコミュニケーションが取れなければ妻は孤独感から、さらに追い詰められます。

最近上の子のイヤイヤ期が酷くて参っています。夫は単身赴任で県外にいるのでまさにワンオペ育児です。子供たちが寝たらしようと思っていた洗い物も洗濯も掃除も…手に付かないくらい落ち込んでいます。(引用:最低な母親です。落ち込んで泣いてしまいます。|Yahoo!知恵袋)

本来であれば夫婦2人で支え合って子育てをしますが、夫が単身赴任だと妻は支えてもらうことができません。

すべて妻の責任になってしまうため、プレッシャーを感じたり息苦しい思いをするでしょう。

不公平と感じてしまうから

ワンオペ育児は24時間子供と一緒で、遊ぶことはもちろん、ご飯を食べるのも難しいでしょう。そんな自分と違い、不在の夫が赴任先で土日は独身気分を楽しんでいると思うと不公平な感じがしますよね。感謝の1つくらい言ってほしいと思うでしょう。

4月から夫が単身赴任になりました。週末、子供二人(4歳と1歳)の面倒を一人で見るのが辛くて仕方ありません。夫は独身気分で過ごしているのだろうと思うと腹立たしい気持ちでいっぱいになります。(引用:夫単身赴任中で育児が辛い|発言小町)

自分は必死に育児や家事をしているのに、夫が普段と変わらず楽しそうにしている写真やメッセージを見てしまったら、ストレスも爆発しかねません。育児や家事において、一方の負担が大きいと感じることはストレスになります

心身ともに疲れてしまうから

子供と24時間一緒にいては、息抜きもできません。誰も助けてくれないことや、自分だけが損しているような感覚はストレスにつながります

また、パワフルな子供に合わせて行動すると体力も削られていきます。抱っこ・おんぶのしすぎで、腰を痛めてしまったり手首が腱鞘炎になったりしても休めません。

これでは、精神的にも肉体的にもつらく、ストレスを感じてしまいます。

ワンオペ育児のストレスを軽減する4つの方法

ワンオペ育児のストレス軽減方法

ワンオペ育児をつらいと感じる理由は人それぞれですが、少しでもそのような気持ちを軽減する方法があります。ここでは、5つの方法をまとめましたので参考にしてみてください。

1:気軽に相談できる・頼れる相手を作る

まず、1人で育児をしても孤独感を覚えないようにするために、気軽に相談できる相手を作りましょう

ママ友を作ったり対面で話したりするのが苦手な方は、今の時代ならSNSという居場所もあります。たとえばTwitterなどでは育児専用のアカウントを作って、お互いに育児の情報交換を行うママさんもいます。

ママ友募集

【引用】Twitter

Twitterを見ていると子育てで大変な毎日を過ごしているのが、自分だけじゃないと分かります。一緒に子育てに奮闘するママ友ができれば孤独から救われるかもしれません。

もっと専門的な相談がしたい場合は心療内科や市区町村役場のカウンセリング、育児に関する無料相談電話やネットの掲示板を利用することをおすすめします。専門の相談窓口についてはワンオペ育児の相談先で紹介しています。

2:たまには子供を預けてみる

ワンオペ育児をしていると食事もオムツも寝かしつけもすべて自分で回さなくてはいけないので、『子供とずっと一緒にいなければいけない』という気持ちになりがちです。解決策として、数時間だけでも子供を実家に預けてみてはいかがでしょうか

「子供を預けて1人で遊ぶなんて…」と思ってしまうかもしれませんが、夫に預けて遊びに行くことと根本的には変わらないのです。子供にとっても新しい場所で活動することは、よい刺激になるかもしれません。

夫や親に頼れない場合は、お手伝いなどのサービスを利用して息抜きすることも、育児をする上では大切です。

3:家事は適度にさぼる

夫が単身赴任で家に帰ってこないということは、専業主婦のあなたに文句を言う人がいないということ。このさい、家事は適度にさぼってしまいましょう

例えば、料理はしっかり作るが掃除は少しさぼるなどです。最初は気になるかもしれませんが、『完璧』を目指さずに自分の中で折り合いをつけることが大切です。

また、家事を外注(掃除のプロに任せる)することも1つの方法です。子供に手がかかるのであれば、家事はできるだけ楽をしましょう。

4:できるだけ夫に帰ってきてもらう

距離の問題もありますが、週末は夫にできるだけ帰ってきてもらうのも1つの方法です。「顔を見せないと子供が父親を忘れちゃうよ!」といえば、帰ってくる夫も多いのではないでしょうか。

遠方に赴任している場合はできるだけ連絡を取り合うようにしましょう。ワンオペ育児がつらいことも話しておくとよいかもしれません。

ただし、「あなたがいないから自分はこんなに苦しい思いをしている!」「あなたは何もしていない!」などと文句をいってしまうと、家に帰ろうという気持ちをそいでしまうので注意しましょう。

家事育児のストレスを発散する3つの方法

家事・育児のストレス発散方法

育児や家事でたまったストレスを発散する3つの方法を紹介します。

甘いものを食べる

甘いものを食べると人間の脳はセロトニンという物質が発生します。このセロトニンは幸せ物質と呼ばれており、不足するとうつ病などになります。

ですからセロトニンが不足しないように「最近甘いもの食べてないな」と今思ったならコンビニでスイーツを買いましょう。ご自身へのご褒美はストレス発散と共に、モチベーションにもつながるでしょう。

深呼吸ストレッチをする

深呼吸にはリラックス効果があり、ヨガなどにも応用されています。しかしヨガを覚えたり、教室に通う暇はないでしょう。

そこでいつでも、どこでも出来るハーバード式深呼吸ストレッチを紹介します。

深呼吸ストレッチ
  1. お腹を膨らませながらゆっくりと息を吸います
  2. 吸い込んだ息を数秒(苦しくならない時間)止めます
  3. リラックスしながらゆっくりと息を吐き出します
  4. 深く、ゆっくりこれらの呼吸を5~10回ほど繰り返します

イラっとするタイミングがあったらまずは息をゆっくりと吸い込みましょう。

瞑想をする

ワンオペ育児で自分だけの時間を確保するのは難しいでしょう。そのため瞑想を行うチャンスはあまりないかもしれませんが、知識として参考にしてください。

瞑想
  1. 時間と場所を決める。食後2時間。暗い部屋が理想
  2. リラックスできる体勢になり、深呼吸をして自分の呼吸のリズムに集中する
  3. 目を閉じて頭の中を真っ白にする
  4. 集中できるBGMを流す(マントラが望ましい)or1つの物を見続ける

これを1日1~2回。20分程度行うと良いでしょう。

ワンオペ育児の相談先

ワンオペ育児が苦しいときは相談窓口を利用すれば、気持ちが少しは楽になるかもしれません。

ストレスで追い詰められている時の相談先

育児や家事のストレスで追い詰められているときは厚生労働省の電話相談窓口を利用しましょう。

厚生労働省には主に次の相談窓口が用意されています。

相談窓口
  • こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556
  • #いのちSOS :0120-061-338
  • よりそいホットライン:0120-279-338
  • いのちの電話:0570-783-556

もう何もする気が起きない。ずっと寝ていたい。そんな疲労を感じたらお気軽に電話をしてください。無理をして限界を超えてはいけません。

育児やこどもの問題の相談先

自分の育児方法に不安を感じたり、子どもに対してどう接したら良いか分からないときは児童相談所に相談しましょう

特に初めての育児では戸惑うことも多いでしょう。ワンオペ育児でストレスがたまっていくと心に余裕がなくなり、我が子とはいえ手を上げたくなる瞬間もあるでしょう。

そんなときは児童相談所で子どものしつけ方やしかり方などに相談してください。

乳幼児の子育ての相談先

妊婦や乳幼児を対象とした子育ての悩みを相談できるのが日本保育協会の育児相談電話です。

保健師や元保育園園長などの専門家が対応してくれるので、専門的なアドバイスが欲しいときにご利用してみてください。

母親の体についての悩みや保育園に関する相談先を知りたい場合は、下記の関連記事をごらんください。

夫も寂しい思いをしている

ワンオペ育児をしていると出張している夫がうらやましく感じる時もあるでしょう。しかし、夫もかわいい我が子や妻と離れ、遠い土地で1人つらい思いをしているかもしれません。

確かに妻も育児や家事でつらい思いをしているでしょう。しかし、夫も夫で苦労しています。夫婦でどのようにワンオペ育児を切り抜けるかが大切になりますので、しっかり夫婦間で育児や家事について話し合うようにしましょう。

まとめ

1人で家事をして子供たちを見るワンオペ育児は心身ともに大きな負担になるでしょう。自分は保育園に落ちたのに、保育園に預けられる家庭を見たりして不公平さを感じる瞬間もあるはずです。

夫を頼りたくても出張先にいるから頼れない。そんなときは気軽に悩みを相談できる相手をSNSなどでつくりましょう

また、実家に子供を預けたり適度に家事をサボるのも大切です。そして夫にはなるべく帰ってきてもらうように、子供の成長ぶりをアピールしても良いでしょう。

たまったストレスは甘いものなどご褒美を作ったり、深呼吸や瞑想などストレッチをして発散するのも忘れてはいけません。自己解決できない育児や子供の悩みは児童相談所や、育児相談電話などで専門的なアドバイスもいただけます。

ワンオペ育児は大変ですが永遠に続くわけではありません。子供が小学生になれば、少しはあなたにも自由の時間が訪れるでしょう。子供が大きくなって空いた時間で自分が何をするのか、脳内で準備をしながらどうか前向きに過ごしてください。

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