離婚に伴うお子様に関連したお悩みがあればご相談ください
これまで多くの「親権を譲りたくない」、「子どもに不自由はさせたくないので養育費で妥協したくない」というご相談をいただきました。
それぞれの事例について、私から以下のような対応・アドバイスをさせていただきます。
親権は客観的証拠の積み上げが重要
親権の争いは、「事実上どちらが子育てをしていたのか」ということに尽きます。また別居されている場合には、お子様を連れておられる方のほうが、親権を獲得しやすい傾向にあります。
親権について不安を抱えられている方に対して、まずは監護実績(子育ての実績)を客観的に証明できるように、さまざまなアドバイスをさせていただきます。
またこれまでの監護実績について、子育て日誌や母子手帳などから読み解き、相談に来られた段階から実績を積み上げられるように、証拠を残すお手伝いをいたします。
離婚後の生活を鑑みた養育費の設定
養育費の設定について、ご依頼者様の意向を尊重しつつも、離婚後の生活のために、建設的な協議を提案することがございます。
たとえば面会交流の機会を増やすことで、養育費を多めに設定するように提案する場合などがあります。
「離婚を成立させること」だけではなく「離婚・再出発後の生活を視野に入れた解決」を提案させていただきます。
有利な養育費の設定を勝ち取った事例
相談時のご状況
離婚について話し合いがまとまらず、奥様側からご相談をいただきました。既にお子様を連れて、別居されているご状況でした。
アプローチ
当初、親権についての争いはありましたが、奥様側の監護実績の証明や、夫側の子育てに対する不安から、親権については譲歩いただきました。
親権の獲得に加え、適正な財産分与と養育費の設定も提案いたしました。
結果
夫側が離婚後もお子様と確実に会えるよう、面会交流について細かく設定することにより、スムーズに離婚を成立させることができました。
養育費も十分な金額に設定でき、他方、夫側においても面会交流についてメリットある形で設定したことで、双方ご納得いただけたかと思います。
離婚成立後のフォローもさせていただいているため、ご依頼者様に総合的にご満足いただけている事例です。
お客様のご安心と納得を最優先いたします
弁護士へ相談をいただく方は、基本的にお悩みや不安を抱えられている方がほとんどです。
弁護士の対応が遅ければ、それだけ不安は募りますが、他方で迅速な対応により、ご安心いただけることがございます。そのため私は、ご依頼者様の意向に対して迅速に対応し、安心と信頼をいただけるように努めています。
また弁護士はご依頼者様の利益最大化を目指す存在ですが、それはご依頼者様の“納得”が前提条件です。
ご依頼者様が納得していないにも関わらず、弁護士が独りよがりに方針を独占してはなりません。
私はご相談いただく方の不安や疑問を傾聴し、お悩みや意向を受容し、人として共感することを心がけています。
そのうえで法律の専門家として、様々な提案をいたします。ご依頼いただくことでデメリットがある場合、その旨についてもしっかり説明いたします。
無理にご依頼をするようなことは、決していたしません。ご依頼者様がご納得いただき、希望を叶えるための手足やブレーンとして、弁護士が必要なときにお役立てください。
相談を検討された時点で“相談の価値”は有ると考えています
弁護士として「もっとご相談いただくのが早ければ…」と考える相談事案は、決して少なくありません。弁護士に相談すべきか迷っているうちに、事態がどんどん悪化してしまう事例は、思いの外多いのです。
実際相談してみて、いきなり高額な費用を請求することはございません。30分や1時間程度の相談であったとしても、もしかすると法律アドバイスを聞くだけで悩みが解決する可能性もございます。裁判や弁護士の介入が不要であれば、それが理想だとも考えています。
「弁護士に相談すべきかな?」と思われた時点で、依頼するかどうかは置いておいて、相談の価値があると言えるでしょう。
法律的な知識は、どの弁護士に依頼しても、ある程度の水準が保証されています。気が合いそうな弁護士や、話しやすそうな弁護士に、まずはお悩みを打ち明けてみてください。
さまざまな視点での法的解決を提案します
弁護士法人トラスト&サービスでは、多くの企業法務を取り扱っています。それに加え私自身は、一般民事・家事事件についても注力しています。
「よくある事例」や「過去の裁判例」からの一辺倒な解決だけではなく、企業視点・個人視点など、さまざまな視点から法的解決のアイデアを提案させていただきます。