円山総合法律事務所の須田弁護士は、離婚や相続といったトラブルを多く解決してきた弁護士です。
「ご依頼者様に寄り添ったオーダーメイドの法的サービスを提供したい」という想いのもと、問題解決に向けた徹底的なサポートが特徴です。
時間制限を設けて法律相談をおこなっている法律事務所も多いなか、円山総合法律事務所では時間制限がありません。これまでには、4時間以上にわたって相談に乗っていたこともあるそうです。
「自然が好きで暑い所が苦手」と語る須田弁護士にとって、北海道という土地は非常に合っているようで、仕事以外の時間は山登りや釣りなどをして楽しむ一面もあります。
須田弁護士の信条や、弁護士としての取り組み方など、インタビューさせていただきました。
弁護士事務所が少ない地域にリーガルサービスを
――事務所を構える際、なぜ円山にしようと決めたのでしょうか。
円山は、北海道の中央部から少し離れたところにありますが、マンションなども多く並んでおり、いわゆるベッドタウンとして多くの人達が暮らしている場所です。
北海道の中央部には多くの法律事務所がありますが、一方、円山には数えるほどしか法律事務所がありません。
「円山で暮らしている方々に寄り添ってお役に立ちたい」と考えて、事務所開設を決めました。
「将来は困っている人をサポートする職業に就きたい」
――北海道で弁護士として活動しようと思ったのは、なにか理由があるのでしょうか。
私は山形県生まれで、大学も関東の方に通っており、北海道と深い関わりがあったわけではありません。
私自身、コンクリートに囲まれた都会の雰囲気が苦手で、海外のように街と自然が両立している文化の方が好きなんです。
比較的、日本は自然を排除してしまう傾向にあると思いますが、北海道ならば自然も豊富です。あとは、暑い場所が苦手ということなどもあって、そのような決断に至りました。
――そもそも、弁護士を目指すきっかけはなんだったのでしょうか。
特に明確なきっかけと言えるものはありませんが、すでに子どもの時には弁護士になりたいと思っていました。
私の父親は経営者で、経営に関する判断などで悩んでいる姿を見ていて、「将来は困っている人をサポートする職業に就きたい」と、だんだんと考えるようになっていましたね。
コンサル系の職業が良いなと思いながら、困難な物事に取り組む弁護士という職業に興味を抱き、弁護士になろうと決意を固めて、現在に至ります。
――幼い頃から、弁護士という職業を意識されていたのですね。
私の通う学校に弁護士の方が来て、いわゆる職業体験の一環として、仕事内容などについてお話ししていただいたこともありました。
その時に、弁護士の方が言っていた「忙しいけどやりがいはあるよ」という言葉は、今でも覚えています。
――今ではご自身が弁護士になられて、その言葉はどう感じていますか。
改めて考えてみると、確かに「弁護士になって良かったな」と思うことはありますね。特に、問題を解決した後のご相談者様の笑顔を見ると特にそう思います。
また、弁護士というのは、別の職業の方々と接することも多くて、例えば離婚問題の場合は、保険屋さんの方々と連携して対応することもあります。
実際に仕事に取り組んでいると、「一見すると狭いようでも、実は広がりのある職業だな」と感じます。
――毎日、弁護士業務でお忙しいとは思いますが、リフレッシュはどうされているのでしょうか。
今は弁護士業務の方に時間を取られている状態ですが、山登りや釣りなどをするのが好きですね!最近は、色々な音楽を聴いたりして過ごしています。
「先生を選んでよかった」という感謝のこと葉がやりがいに
――法律相談の際、なにか心がけていることはあるでしょうか。
法律相談では、ご相談者様の意向をしっかり聞くように心がけています。
相談対応に時間をとりすぎると、回転率が下がってしまいますが、当事務所では、ご相談者様の納得が得られるまで、ご相談者様の気持ちを理解できるまで、対応させていただきます。
基本的に時間制限はなく、過去には相談時間が4時間を超えたこともあります。
そして、ご相談者様にアドバイスする際は、通常の法律事務所であればここまでしか言わないというところも、さらに一歩踏み込んでお話しするようにしています。
――そこまでしていただければ、ご相談者様も嬉しいですよね。
たくさんのご相談者様から「先生を選んで良かった」という感謝の声を頂いていて、私としてもありがたいですね。
皆様が納得していただけるよう日々精進していきたいと思います。
「弁護士2名体制」というこだわり
――離婚トラブルは問題が枝分かれしやすい、というという印象がありますが…。
養育費・婚姻費用・親権問題・面会交流や財産分与、(不貞)慰謝料請求など、離婚や男女トラブルに関するご相談全般をお受けしています。
例えば、「交流会を通じて出会った相手が既婚者だった」というようなご相談を頂くこともあります。
相談は、原則、私と髙橋(髙橋拓也弁護士)の2人で一緒に対応するという体制になっています。弁護士2人の視点から問題解決に向けて考えていきますので、機動力の点でもメリットかと思います。
また、複数の視点から解決策を考えて対応いたしますので、よりご希望に則した形での解決のお役に立てることを願っております。
――2人の先生に対応していただけるなんて、非常に心強いですね!
そのほかにも、当事務所では、保険屋さんの方々と連携している点も特徴的です。
離婚問題の場合、離婚後に子どもの教育費を支払っていけるか不安な方などは、学資保険に加入するというケースもよくあります。
そのような場合でも、保険屋さんの方々としっかり連携を取ってスムーズに手続きを進めますので、ご安心ください。
――離婚問題の対応にあたって、特に意識されていることをお聞かせください。
やはり、ご相談者様は辛い思いをされていると思います。
私としても「少しでも状況を良くしたい」と考えておりますので、最後まで諦めずに粘り強く対応にあたることを心がけています。
須田先生からの一言
――法律相談を迷われている方に向けて、一言メッセージをいただければと思います。
弁護士に対して、「費用が高い」というようなマイナスな印象を抱いている方もいるかもしれませんが、まず一度は法律相談のご利用をおすすめします。
どうしようもないと諦めていたことも、弁護士に相談することで解決策が見つかる可能性もあります。
専門家からアドバイスをもらうというのは、ご自身の人生において貴重な時間になると思います。お気軽にご相談ください。