谷澤弁護士は、離婚問題などの民事事件を始め、知的財産の問題にも豊富な実績をお持ちの先生です。なんとプロ野球選手会の公認代理人を務めるなど、多種多様、幅広い業務を通しご実績を積まれているとのこと。
ご多忙ななかでも、常にご相談者さまのことを第一に考え、目の前の相談者・依頼者に向き合う谷澤弁護士。ご相談を受ける際、特に大切にしていることは、「ときにかくご相談者さまに寄り添うこと」だといいます。
今回は、谷澤弁護士の業務経験やお人柄だけでなく、所属なさっている谷四いちむら法律事務所の活動方針などにも迫ったインタビューとなっています。
何かに縛られない、自由な生き方を求めて
――弁護士を目指されたきっかけからお聞かせください。
高校時代から法律に興味があり、漠然と弁護士を意識するようになりましたね。それに加えて、会社員のように雇われて仕事をすることが自分には向いていない気がしていたのも、弁護士を志した動機の一つでした(笑)
結果的に弁護士となった今でも、指示されて言われた通りにやるような仕事ではないので、自分のやり方を決めて、責任を背負ってやりきることができますし、その方が自分の性に合っていると感じています。
――確かに、学生のときに社会人として働く自分の姿はイメージしづらいですよね。弁護士を目指された学生時代、先生はどういった学生さんだったのでしょうか。
学生時代は剣道と合気道に打ち込んでおり、小中学生の頃に剣道、大学では合気道と、幼いころから武道に関わっていました。
そのおかげで精神力や忍耐力を培うことができたと思います。
受け持つ業務は、知的財産の問題からプロ野球選手会公認代理人までと多種多様
――これまでのご経歴についてお聞きしたいです。
司法試験に合格し、弁護士登録してから独立するまでは企業内弁護士を務めていました。
当時、当事務所の所属弁護士である市村より誘いを受けたことがきっかけとなり、わたしも合流する形で当事務所での勤務を始めました。市村はわたしの司法修習時代の先輩なんです。
――そうだったのですね。企業内顧問を務められていたころは、どのような案件にご対応されてきたのでしょうか。
企業内弁護士を担当していたころは、企業間での契約書が法的に間違っていないかなどを確認するリーガルチェックや、特許出願業務や商標出願業務などでしたね。
特許や著作権などの知的財産は目に見えない財産なので、取り扱いがなかなか難しいものです。
取り扱っている弁護士の方は比較的に少ないですが、わたしは対応経験が豊富にありますので、ほかの弁護士の方と比べた際の強みにはなるかと思います。
――特許や著作権などの知的財産を中心にご対応されていたのですね。現在は、民事事件のご実績も豊富だとお聞きしました。
そうですね。
現在は主に、自己破産や個人再生などの債務整理や、不当解雇や残業代未払いなどの労働問題、離婚のような男女間でのトラブル、不動産の賃貸借や明け渡しの際に起きたトラブル、下請法等の絡む企業間のトラブルなどにも対応させていただいております。
現在の事務所からは大阪家庭裁判所が近いので、家事事件のご相談が多いですね。
また、ほかの弁護士の方ですとあまりやっている方はいらっしゃらないのですが、プロ野球選手会公認代理人も務めています。
――プロ野球選手会公認代理人ですか!
プロ野球選手の年俸調整などを代理でおこなう仕事を担当しております。プロ野球選手会の登録名簿にも掲載されました(笑)
そのほか、ライフワークとしては、犬や猫をはじめとした動物の保護活動にも力を入れて取り組んでおります。
刑事事件の被疑者として勾留されると、20日以上は自宅に帰れなくなってしまうのです。そのような際、警察や不動産会社に事情を説明し、ペットを預かって保護団体に受け渡す活動をしています。
――民事や企業案件のみならず、本当に幅広い案件にご対応されているのですね…。
相談される方の最善を目指して
――幅広いご相談をお聞きする中で、心掛けていることをお聞かせください。
普段のご相談者さまとのご対応のなかで、難しい言葉を使わないようにして、なるべくご相談者さま目線でお話しさせていただくように心掛けております。
私は、質の高い法的サービスを提供する一方で、ご相談者さまが接しやすく、気軽に相談できる弁護士を目指しています。
私自身、ご相談者さまにとって、とっつきやすく分かりやすい弁護士だと思います。ここの部分は、今後もよりいっそう磨きをかけていきたいと考えています。
――ありがとうございます。先生は仕事をする中でのやりがいやモチベーションとなっているのは何でしょうか。
やはり、ご相談者さまのお悩み事を解決して、普段の生活のストレスを減らしたり、なくしたりできることが大きなやりがいです。
ご相談者さまのお力になれることが、モチベーションになっています。
これまでにも、困ったり悩んだりして、わたしのところにご相談に来ていただく方は多くいらっしゃいました。
そして、ご相談者さまの問題を解決できると、とても喜んでいただけるのです。わたしとしても、精一杯職務をまっとうして喜んでいただけるのであれば、嬉しいことこの上ないので、これからもご相談者さまのお力になるために、日々研鑽を積んでいきたいと考えています。
――先生は常に相談される方のことを思って仕事をなさっているのですね…。
知的財産や離婚問題を中心としたさまざまな問題に取り組む
――先生の業務の中で、特に注力している分野はございますか。
一般民事事件や家事事件など法律問題全般を取り扱っていますが、なかでも商標権や著作権などの知的財産をめぐるトラブルや企業法務には実績が豊富かと思います。
現在でも、複数の顧問弁護士を務めている企業さまがあり、会社間での契約書などのリーガルチェックを担当しています。
著作権や商標権などの知的財産は目に見えないものなので、権利の侵害が起きているのに気付いていないということも多いです。
知的財産をめぐる権利については、さまざまな法律が入り乱れていて難解であるため、それもトラブルが表面化しづらい要因になっていると思います。
――確かに、知的財産の権利関係は難しそうですね。
この分野は、権利を侵害されている側だけでなく、権利を侵害している側も、その認識がなく罪を犯していることが多いのです。
そのため、企業さまであれば、「この情報は載せて良いのか」「どのような形で、どこまでならば使って良いのか」といったご相談をいただくことが多いです。
そのタイミングでご相談いただければ、トラブルが表面化する前の段階で予防することが可能ですので、お早めにご相談いただくことをおすすめいたします。
――ありがとうございます。法人の方ではなく、個人の方でしたらどのような相談がございますか。
やはり、離婚関係に関する相談が多いです。
既に別居してしまった場合や不倫がある場合などケースごとによって、取るべき対応が変わってきます。
――既に別居してしまった場合はどのようなことが問題になるのでしょうか。
離婚の際に、財産分与をおこなうには、相手方の所有している財産について情報をなるべく多く持っているほうが有利です。
しかしこのような情報は、別居してから集めるのはほぼ不可能になってしまいます。
これは、不倫をされて慰謝料を請求する時にも同じことが言えます。
不倫が絡む場合は、不倫をされている証拠をご自身で集めなければいけません。これもまた、別居してから証拠を集めるのは至難の業になります。
――なるほど。焦って別居してしまうと様々なところで不利になってしまうのですか。
別居する前であっても、少しでも離婚を考えているようであれば、弁護士へのご相談を検討することをおすすめします。
ご相談いただければ、離婚を前提にしたうえで計画的に別居時期を決めていくことが可能です。
ご相談者さまの状況によって、別居を始めるベストなタイミングは異なりますから、ご自身の置かれている状況をお話ししていただくだけでも構いませんので、お気軽に当事務所までご相談いただければ幸いです。
――やはり、別居する前に相談する方が良いということですね。具体的にはどのようなものが証拠となりうるのでしょうか。
財産分与の場合は、相手方の銀行口座や預貯金などが証拠になります。これらの証拠は、できるだけ詳しく情報を集めておくことが得策です。
不倫が絡む場合は、相手方と不倫相手のLINEや、メールのスクリーンショットなどが証拠になります。
ただ、何をどのように証拠として使っていくのがベストかについては、ご相談者さまの置かれている状況によって異なりますので、詳しくはご相談ください。
――そういった証拠を集めて、財産分与や慰謝料請求をしていくのですね。
不倫の慰謝料を請求する際には、相手方の年収や、ある程度の財産状況が分かっていたほうが有利です。
不倫が絡む離婚問題の場合、同居している間に、相手方が不倫をしている証拠と、相手方の財産に関する情報をなるべく多く集める必要があります。
証拠となりそうなものを写真などに撮っておくだけで構いませんので、なるべく多くの証拠を集めてください。
――証拠を集めるうえで注意するべきことをお聞かせください。
「証拠を写真に撮ったものの、保管している間にスマートフォンが故障して見られなくなってしまった」というケースが非常に多いです。
せっかく有利な情報を集めても、紛失してしまっては、はじめから持っていなかったのと同じです。離婚問題にかかわる写真は、のちのち何百万円というお金が絡んでくる争いに必要な法的な証拠となります。
いつも以上に緊張感を持って、なにが起きても大丈夫なよう、事前にバックアップを取っておくなどの準備を怠らないようにしてください。
――多くの慰謝料を請求するには、証拠集めが大切になってくるのですね。どんな内容の相談でもいいのでしょうか。
弁護士に相談したら良いのか分からないという内容でも大丈夫です。
お悩みがあるのであれば、「弁護士に話してみたけど、特に話す必要もなかった」とはならないと思います。今後どうしたら良いのかアドバイスを差し上げることができますし、もし、まだ受任する必要がないようなケースであっても、「今後このような事態に陥ってしまったら、ご相談ください」とご提案を差し上げることができます。
少しでもお悩みがある方は、お気軽にご相談いただければ幸いです。
谷四いちむら法律事務所について
――事務所様の対応体制についてお聞かせいただけますか。
当事務所の営業時間は、平日は9:30~21:00まで、土日祝祭日は10:00~19:00までとなっております。平日の夜遅い時間でも開いておりますので、お仕事帰りなどにもお立ち寄りいただきやすいかと思います。
特に、土日祝祭日も開いているのが、当事務所の特長です。平日はお仕事やご用事でお忙しい方でも、週末にご対応させていただけますので、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
お電話をいただいた際、もし弁護士が不在でしたら、こちらから折り返しのご連絡を差し上げますので、ご都合の良い時間帯をお伝えいただければと思います。
平日夜の時間帯であっても、事前にご連絡いただければご対応させていただくことも可能です。
――土日祝祭日でも相談できるのは、非常にありがたいですね。
立地についても、駅の目の前にあるので、ご相談者さまにとって利便性も良いですし、家庭裁判所が近いことも特長です。
家庭裁判所とのやり取りが必要な際などにも、スムーズな対応が可能です。
お仕事帰りなどにも立ち寄っていただきやすい場所に事務所を構えておりますので、ぜひご都合の良いタイミングでお越しいただければと思います。
――谷四いちむら法律事務所さま全体で、依頼を受注するうえで大切になさっている点は何でしょうか。
ご相談者さまのご依頼に、ひとつひとつ丁寧に対応させていただいている点です。
大手の法律事務所さまでは、大量受注して大量生産しているところもあるようですが、当事務所ではそのようなことは一切ございません。無理に数を増やすことはせず、目の前のご相談者さまのお悩みを解決することに専念しています。
ひとりひとり密度を濃くして、個別にじっくりとご対応させていただいておりますので、ご安心いただければと思います。
弁護士のイメージにありがちな、「相談者の話を聞かず、態度が偉そう」とか「費用もわからないうちに契約を迫られそうで怖い」といった心配がないよう、どのような意見にも耳をかたむけ、費用総額はあらかじめ明確に提示します。
一人で抱え込まず、最善の解決を一緒に目指しましょう。一度ご相談いただければ、これまでの弁護士に対する印象を大きく変えていただけると思います。
――目の前のご相談者さまのことを大切にしているのですね。相談の受付に関し、何か特徴はありますか。
ご相談者さまからのご依頼に幅広くご対応させていただけるよう、LINEでの相談も受け付けております(http://nav.cx/gtVdDgw)。
――LINEでのご相談が可能なのですね!
LINEでのご相談方法は、まずPCかスマートフォンで上記のアドレスを入力していただきます。
そして友だちに追加していただけましたら、トーク内容を送信していただくだけで簡単に法律相談ができます。LINE相談は完全無料で、24時間いつでも相談できます。
もちろん相談内容の秘密はしっかり守らせていただきます。基本的に、返信は1営業日以内にはおこなっていますが、状況によっては多少前後することもございますのでご了承ください。
――LINEで24時間質問を受けつけているのは相談する側にとって非常に便利ですね。相談をする際に、気を付けた方がいいことはありますか。
実際にご相談をいただいた際には、ご相談者さまに寄り添って対応させていただくように心掛けています。
偉そうであったり、難しい言葉を使ったりといったことはございませんので、心配は必要ありません。悩んでいらっしゃる内容について、そもそも弁護士が必要なのかどうか分からないという段階でも結構です。法律相談の対応分野としては、かなり幅広く対応しております。
ご相談をいただくタイミングが遅すぎて困ることはあっても、早すぎて困ることはございませんので、トラブルが発生してからなるべく初期の段階でご相談いただければと思います。
ご相談者さまへのメッセージ
――最後に、ご相談者さまへメッセージを頂けますでしょうか。
谷四いちむら法律事務所は、街の法律事務所です。敷居は高くないので、なんでもご相談していただければと思います。個人の方からも法人の方からもご依頼をいただいております。個人の方でもそうですが、特に法人の方の場合、訴訟を起こされるのはかなり大きなリスクになります。トラブルが大きくなればなるほど、後手にまわると対応できることが減ってしまいますので、初動が肝心です。
個人の方ですと、たとえば離婚問題などは、どれだけ早い段階で証拠を集められるのかがポイントになります。当事務所にご相談いただければ、そのような必要な証拠についてのアドバイスなども含めて丁寧にご説明を差し上げることが可能です。当事務所での初回面談は無料ですし、門戸を広く構えております。
トラブルが起こってしまった後の対応ももちろん可能ですが、もっとも理想的なのは、問題が起こる前に未然に解決することです。日々の生活やお仕事のなかで、疑問に感じることや、不満に思うことがあったときには、なるべく早い段階で当事務所までご相談いただければと思います。ご相談者さまに寄り添って、丁寧にご対応をさせていただきますのでご安心ください。
これまでの経歴
経歴
・甲陽学院高等学校 卒業
・京都大学法学部法学科 卒業
・京都大学法科大学院 卒業
・最高裁判所司法研修所 入所(島根県松江市にて司法修習)
・弁護士登録、京都府内の一般企業に企業内弁護士として勤務
・大阪市内の法律事務所にて勤務
・谷四いちむら法律事務所へ合流
所属団体
・大阪弁護士会 民事介入暴力及び弁護士業務妨害対策委員会
メディア掲載
・MBS「Newsミント」内コーナー憤懣本舗において、個人間カーシェアリングに関する事件についてコメントしました。