夫婦関係を修復する方法​|早期関係修復が困難なケース・見込めるケース

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公開日:2020.9.1  更新日:2023.7.13
夫婦問題 監修記事

夫婦関係を修復する方法​|早期関係修復が困難なケース・見込めるケース

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冷え切った夫婦関係を修復したい…

今の夫婦関係は修復できるの?

 

というお悩みをお持ちの方に向けて、本記事では、夫婦関係を修復するための方法を6つご紹介します。

また、早期の夫婦関係修復が困難なケース・早期の夫婦関係修復が見込めるケースなどについてもまとめていますので、ご自身の状況と照らし合わせながら、ぜひ参考にご覧ください。

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夫婦関係を修復するための方法|今からできる6つのこと

早速、夫婦関係を修復していくために実践してほしいことについてご紹介します。難しいことは何もないはずなので、ぜひ今日から実践し、習慣にするようにしてみてくださいね。

【関連記事】​夫婦関係を改善するのは実はこんなに簡単!?今すぐできる5つの改善策

1:相手の良いところをさりげなく褒める

人はだれしも自尊心を満たされたいと思っています。

最近、パートナーのことを褒めましたか?「夫婦で褒め合うなんて照れくさい」と思ってしまうかもしれませんが、相手の良いところ、良くなったところを褒めるだけで関係は確実に良くなっていきます。

なぜなら、褒められることで少なからずいい気分になり、パートナーもあなたのいいところを見ようとしてくれるようになるからです。お互いにお互いのいいところに目を向けるようになります。

相手を褒めて自尊心を満たしてあげれば、関係修復は決して難しいことではなくなるはずです。

2:夫婦で1つでもいいので同じ行動を取る

一緒に食事を取る、一緒に出勤する、一緒に寝る、など日常の行動の何か一つでもいいので、夫婦で同じ行動を取ってみましょう。同じ行動を取る相手には愛着がわく人間心理があります。「同じ釜の飯を食う仲間」という言葉を聞いたことがある方も多いでしょう。

無理のない範囲で、夫婦で同じ行動を取るようにしてみると、自然と相手に対しての愛情がよみがえってきて関係修復に繋がりますよ。

3:1日の出来事を話す&聞く

夫婦の会話がとても大切なのはもちろんですが、今日はどんな一日だったのかを聞いたり話したりすることも関係の修復にはとても役に立ちますし、相手の知らない部分も見えてくるはずです。

夫婦だから相手のことは何でも知っていると思ってしまいがちですが、案外知らない面を知れるきっかけになりますよ。

4:夫婦関係を良くしたいことを伝える

何事も、言葉にしなければ相手になかなか伝わりませんが、夫婦関係を修復したいということも、言葉にして伝えなければ伝わりません

「最近、夫婦関係が冷え切っているけど、向こうもこのままでいいと思っているんだろうな」と思われてしまっては、修復できるものもできなくなってしまいます。

夫婦の関係を今よりもっと良くしていきたいと思っていることをしっかりと伝えましょう。

5:相手に100点を求めない

夫婦関係を修復していくうえで、いい意味で相手に期待しないことも大切です。100点を求めるのではなく、60点で十分!と思うようにするだけで、あなた自身の気持ちも楽になるはずです。

パートナーがあなたのために炊事や掃除など、何かをしてくれたら、「●●してくれた」という事実そのものにスポットを当て、お礼を言うようにしてみてください。あなたの期待通りでなくても、です。

100点でなくても感謝されると思えば、パートナーも下手に気負いすることなくあなたのためにいろいろなことをしてくれるようになりますので、さらに関係修復が進んでいくでしょう。

6:少しのことでも感謝の言葉を伝える

100点を求めないことと似ていますが、ほんの少しのことでも感謝の言葉を伝えましょう。感謝されて嫌な気分になる人はほとんどいないですし、夫婦関係の修復においては大きな効果があります。

夫婦生活が長くなると、相手への感謝を忘れてしまいがちです。してもらって当たり前だと思っていることも多いでしょう。

いつも美味しいごはんを作ってくれてありがとう」「いつも家族のために一生懸命に働いてくれてありがとう」など、当たり前のことでも感謝を伝えると、相手もあなたに対してきちんと向き合ってくれるはずです。

早期の夫婦関係修復が困難なケース

DV・モラハラが発生している

夫婦間でDVモラハラ肉体的な暴力・精神的な暴力)が発生している場合は、夫婦関係の修復は難しいと言えます。むしろ、暴力を振るわれる環境にいることは危険ですので、別居や離婚を検討した方がいいでしょう。

言葉の暴力であるモラハラが起きている場合も、鬱状態になってしまう危険があるので、早急な対処が必要です。

【関連記事】配偶者間で起きる家庭内暴力の実態と家庭内暴力から抜け出す17の方法

不倫を繰り返している

不倫を辞める気がない、不倫を辞められないという相手と夫婦関係を修復していくのは相当難しいでしょう。

一度だけの不倫であれば修復する手立てがありますが、何度も繰り返しているということは不倫が癖になっていますし、「なんだかんだで許してもらえる」と本人が甘く考えている可能性が高いです。

【関連記事】不倫の相談は誰にすべき?不倫が相談できる相手と不倫でよくある相談

顔を合わせるとすぐに口論になる

「喧嘩するほど仲がいい」とはよく言いますが、度を超す喧嘩が耐えないのは問題です。顔を合わせるとすぐに口論になってしまう場合は、単純にウマが合わない、相性が合わないということが考えられますので、夫婦関係を修復するまでの道のりは険しいでしょう。

少なくとも、自力での関係修復はかなり難易度が高いと思われますので、本気で関係を修復していきたいのであれば、夫婦カウンセラーなどの専門家の手を借りることをおすすめします。

【関連記事】夫婦喧嘩から離婚に至る原因と離婚を回避する5つの心得

言いたいことも言い合わず冷戦状態が続いている

夫婦喧嘩が耐えない関係性も問題がありますが、言いたいことも言い合わず、喧嘩すらしないいわゆる冷戦状態の方もいらっしゃると思います。

このような冷戦状態の夫婦も関係修復は難しいかもしれません。なぜなら、ぶつかることをしないので、相手が何を考えているか、どうしたいのか、ほとんど理解できないからです。

また、冷戦状態になってしまうと、相手にどんどん興味がなくなっていくので、不倫に走るケースもあり得ます。

【おすすめ記事】仮面夫婦の特徴7つ|仮面夫婦になってしまう原因と続けるデメリット

早期の夫婦関係修復が見込めるケース

お互いに言いたいことは言い合えている

言い合いや不満をぶつけることで喧嘩になることも多いかもしれませんが、お互いに言いたいことを言い合えるのは良い関係でもあります。

少し意識を変えたり努力をしたりすることで、夫婦関係は徐々に修復されていくでしょう。

お互いに変わる意志がある

夫婦ともに、現在の夫婦関係に問題があって変えていきたいと思っている場合も、ほんの少しの努力で修復していけるでしょう。

ただし、どちらか一方にまったく変わろうという意志がない場合は、変わろうとしている側だけに負担がかかってしまうので関係修復がスムーズにいきません。

もし、パートナーに変わる意志がなさそうだなと感じたら、夫婦の問題点を話し合ってお互いに変わろうという意識を持つように提案してみるのもいいかもしれませんね。

相手を尊敬できるところがある

夫婦の関係が多少うまくいかなくなっていても、相手を尊敬できている関係性であれば、夫婦関係を修復することはそれほど難しいことではありません。

夫婦に限らず、人間関係において大切なことはお互いに対するリスペクトです。相手へのリスペクトがあれば、相手の意見もしっかりと聞くことができますし、相手に譲ることもできます。

少なからず相手のことを愛している

当たり前といえば当たり前ですが、夫婦としての関係を良好に保つためには、相手に対する愛情が必要不可欠です。

それは、異性に対しての愛情でもいいですし、人間愛でもいいですが、いずれにしても相手のことを愛しているかどうかが大切になります。

少なからず相手のことを愛しているという自信があれば、夫婦関係の修復はしていけるでしょう。

自力では夫婦関係の修復が難しいと感じた時の相談窓口

夫婦関係を修復するための方法をご紹介しましたが、関係悪化が進んでいる場合は、自力での修復が難しい場合もあるでしょう。そのような場合は、無理をせず、専門家の力を借りましょう。

【おすすめ記事】離婚したくない人のための相談先|平穏な夫婦生活を取り戻すための方法

カウンセラー

夫婦で話すとどうしても感情的になってしまう場合は、離婚問題の解決に注力しているカウンセラーに相談するのも賢い手です。

問題を解決するための知識に長けているので有益なアドバイスが聞けるのはもちろん、夫婦関係がうまくいっていないことが原因で精神的に追い詰められているような相談者へはメンタルフォローもしてもらえます。

【おすすめ記事】離婚カウンセラーができる事と離婚カウンセラーへの相談事例

弁護士

夫婦関係に悩んだら、弁護士に相談するのもおすすめです。夫婦関係がうまくいかずに離婚を検討している場合も、離婚したくない場合も、法律的な視点からベストな解決策を一緒に考えてもらえます。

弁護士というと堅いイメージをもっている方も多いかもしれませんが、カウンセラーの資格を持っている弁護士や、夫婦に寄り添ってくれる弁護士もたくさんいますので、ご安心ください。

夫婦関係の修復が難しそうと感じた場合は離婚の前に別居の検討を

離婚は考えておらず、時間をかけて夫婦関係を修復したい方はいったん別居してみるという選択もアリです。

離れて暮らしてみることで、相手の良いところが冷静に見られるようになったり、相手の存在がいかに自分にとって大きいものだったのかがわかったりするかもしれません。

ただ、別居期間が長くなってしまうと離婚事由に当てはまる可能性もあるので、別居期間は5年以内にとどめるようにしてください。

【おすすめ記事】

夫婦別居の法的な意味とは|正しい別居の方法・メリットとデメリット

離婚前に別居する5つのメリット|別居を検討すべきケースと注意点

まとめ

夫婦関係の修復をテーマに解説しましたが、いかがでしたでしょうか。夫婦は近しい関係性であるからこそ、一度関係がこじれてしまうと修復するのが大変です。

大切なことは、できるだけ早く修復のための行動を取ることです。もし、自力での修復が難しいようであれば、無理をせず、カウンセラーや弁護士などの専門家の手を借りるようにしましょう。

決して一人だけで悩んで抱え込んでしまわないようにしてくださいね。

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この記事の監修者
婚活サロン「ウェディングアイル」
和泉 雪絵
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本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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