​シングルマザーが起業するメリットと失敗しないための起業ステップ

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公開日:2019.3.25  更新日:2022.3.14
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​シングルマザーが起業するメリットと失敗しないための起業ステップ

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シングルマザーは自分だけの収入で子供を育てていかなければいけません。パートだけでの収入で、子供を大学まで行かせることはできるのか、これから家計が苦しくなるのではないか、などいろいろと不安が多いですよね。

そんなシングルマザーの方々に知ってほしいのが「起業」という選択肢です。今回は、シングルマザーが起業するメリット・デメリットや、失敗しないための起業ステップをご紹介します。

起業するかどうか迷っているシングルマザーの方はぜひ参考にご覧ください。

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シングルマザーが起業するメリット3つ

「シングルマザーでも起業ってできるの??」と不安を感じる方も多いかもしれませんが、主に以下の大きなメリットがあります。

 

家事との両立がしやすくなる

会社に所属して働いたり、シフト制のパートで働いたりすると、時間と場所の制限がかかってしまいますよね。朝9時から夕方17時までの勤務だとすると、その間に家のことは何もできません。

 

掃除、洗濯、食事の用意、子供の世話など、やらなければいけないことは山ほどあるのに、それをする時間を確保することはとても難しいでしょう。

 

しかし、起業することによって、ある程度自分でメリハリをつけて働くことができるので、時間の確保ができ、家事との両立がスムーズにできるようになるでしょう。

 

また、家でできる職種での起業であれば、スキマ時間に家事をこなすこともできますので、とても効率的に生活していくことが可能です。

 

子供と過ごせる時間が増える

すでにご説明したように、起業すれば時間のマネジメントを自分のペースで配分できるようになります。

 

家にいられる時間も増えるので、必然的に子供と過ごせる時間も増えるでしょう。子供のそばにいながら仕事ができるので、育児との両立もしやすくなります。

 

特に、まだ小さいお子さんを持つシングルマザーにとって、子供と過ごせる時間が増えるのはとても大きなメリットなのではないでしょうか。

 

成功すれば収入を一気に増やせる

今の収入だけで、はたして子供を立派に育て上げられるのだろうか」といつもお金の心配をしている方も多いと思います。

 

もちろん、起業にはそれなりの覚悟が必要ですし、軌道に乗せるまでは大変なことも多いです。一朝一夕でできるものではありません。

 

しかし、リスクを把握した上で堅実に続けていけば、安定した多くの収入を得ることも可能なのです。これは、勤め人として働くだけでは得られないものでしょう。

 

シングルマザーが起業するデメリット4つ

シングルマザーの起業はメリットが大きいことはすでにお伝えしましたが、もちろん、以下のようなデメリットもあります。メリットだけではなく、デメリットにもしっかり目を向けたうえで、起業するかどうかを判断していただければと思います。

 

すべてが自己責任になる

会社に勤めていたときは、なにかトラブルがあったり、失敗したりしても、上司や会社が最終的な責任を取ってくれますよね。しかし、起業して後ろ盾がなくなるということは、すべてが自己責任になるということです。

 

責任感をしっかりと持って仕事をしていかなければ、取引先からの信用も一気に失ってしまいますし、失敗しても誰も助けてはくれません。

 

社会的信用が薄れる

起業して個人事業主としてちゃんと働いていたとしても社会からの信用は薄れていくことを覚悟しなければなりません。会社に勤めているときは、当たり前にできると思っていた

 

  • クレジットカードを作る
  • 家や車を購入する
  • ローンを組む

 

などができなくなる、もしくは難しくなるでしょう。社会からの信用が薄れることは、不便になると同時に、精神的にも辛い思いをする場面が多くなります

 

収入が0の可能性もある

起業はすべて自己責任なので、うまくいくかどうか、売り上げを上げられるかどうかもすべて自分にかかっています。ですので、当然、収入が0円の可能性もあります

 

また、0円とまではいかなくても、最初のうちは勝手がわからないので、かなり少ない収入しか得られない可能性は高いと覚悟しておいたほうがいいでしょう。

 

会社に勤めていれば、毎月必ず一定の金額が振り込まれますが、起業すればいくら稼げるのか、すべて自分の力量にかかってきます。

 

体力的、精神的にきついことも多い

起業したばかりのころは、準備しなければいけないことも多く、いくら時間があっても足りないと感じるくらいに忙しくなります。

 

すべて自分でやらなければいけないため、相当なエネルギーが必要になるのです。それに加えて家事や育児もありますので、体力的にきついことも多くなるでしょう。

 

また、起業したてのころは予想外のハプニングが起こることは日常茶飯事ですので、精神的にきつくなることもあります。

 

シングルマザーが起業するなら!おすすめの職種

シングルマザーが起業するなら、どんな職種で起業するのが良いのでしょう。ここではできるだけリスクが少なく、初期投資が少ないものをご紹介します。

 

カウンセラー

心理カウンセラーや恋愛カウンセラー、離婚カウンセラーなど、さまざまなカウンセラーがあります。カウンセラーは、悩みを抱えている人の話を聞き、相談に乗ってサポートする仕事です。

 

さまざまな苦労を乗り越えて、今現在も闘っているシングルマザーはカウンセリング力がある方が多いですし、実は、カウンセラーは資格が無くても名乗ることができるのです。

 

ホームページなどで、自分のカウンセリング教室などを開いて知名度を上げていけば、立派な仕事にすることができます。

 

講師

自分の得意なことや好きなことを人に教えることにより収入を得るお仕事なので、やりがいも大きい職種です。

 

家庭教師のような講師から、ピアノ講師、アレンジフラワー講師、ネイリスト講師など、自分の得意とする分野で検討するといいでしょう。

 

ただし、生徒を集めるために集客が必要になりますので、安定した収益を得られるまでには時間がかかることは念頭においてくださいね。

 

Webライター

Webライターは、依頼された内容の記事を書く仕事です。自分の好き勝手に書くことはできませんし、依頼された意図をくみ取って書いていく必要がありますので、取引先とのコミュニケーションが重要になります。

 

ただし、自分の興味のある分野の記事であれば、書いていて楽しいですし、知識を得られるので勉強にもなります。

 

以下のようなクラウドソーシングサイトで、まずは無料登録して興味のあるジャンルの仕事を探してみるところから始めてみるのもいいですね。

 

 

アフィリエイター

アフィリエイターは、自分でサイトを立ち上げて、掲載された広告がクリックされたり、サイトから広告主の商品を買ったり、何かの予約をしたりした場合にお金を得る仕事です。

 

アフィリエイトの仕事は、サイトが成長して収益が安定していけば、不労所得のような状態にすることもできるという大きなメリットがあります。

 

ただ、サイトを成長させることはとても難しいですし、労力のいることなので、甘い考えで始めると後々困ってしまうかもしれません。

 

起業するなら身に付けておきたいスキル

起業すること自体はすぐにできますが、成功させるためには身に付けておいた方がいいスキルがあります。できるだけ起業のリスクを減らすためにも、前もって以下のようなスキルを身に付けておくといいですね。

 

経理

起業すると、仕事上のお金の管理はすべて自分が行わなければならなくなります。会社にいるときは、「経理部」があって、「経理の人」がすべてやってくれていたような仕事も自分でやる必要があります。

 

起業が成功するかどうかは、単純に、出ていくお金よりも入ってくるお金が多い状態を続けられるかどうかにかかっています。どんぶり勘定ではなく、しっかりとお金の管理をできるスキルを身に付けておくことは起業においてとても大切です。

 

IT

初期投資がほとんどなく、リスクの少ない起業方法としてはインターネットを活用した職種がメインになります。そのため、ITのスキルは起業するにあたって必須と言えるでしょう。

 

ネット上にあふれているサイトは、それぞれどのような仕組みでお金を得ているのかを考えながら学んでいくと効率的にITの知識も得られるようになるはずです。

 

WEBマーケティング

アフィリエイトなどで稼いでいく場合、自分のサイトをいかに成長させていくかがポイントになります。

 

Webライターの仕事をする際にも、どのような記事が人々に支持されるのか考えながら書いていくことはとても重要なことです。

 

どういうサイトだと閲覧者が多くなるのかどういう構成にすれば人は広告をクリックしたくなるのか、など、ネット上で人がどう動くか、どう感じるかなどを踏まえてマーケティングを行えるスキルがあると起業する際にとても心強いはずです。

 

シングルマザーが起業で失敗しないためのステップ

子供を一人で育てていかなければならないシングルマザーにとって、起業での失敗は絶対に避けたいでしょう。この章では、起業で失敗しないためのステップをご説明します。

 

ステップ1:事業計画を作る

何事も計画を立てることは大切ですよね。起業においても然りです。明確な事業計画がないまま感覚だけで起業して進めてしまうと、ほぼ間違いなく失敗に終わります。

 

どのくらいの期間で軌道に乗せられそうなのか毎月いくらずつくらい収益を増やしていけそうなのか失敗したらいくらの損失になるのか、など、前もってしっかりと計画を立てましょう。

 

ステップ2:事業の方向性を決める

事業が成功するかどうかは、自分が今やろうとしていることが世の中に需要があるかを判断できるかどうかにかかっています。まずは、参入しようとしている方面で、しっかりと需要や競合をリサーチしましょう。

 

各方面でのリサーチを徹底した上で事業の方向性を決めていければ、失敗のリスクを最小限に抑えることができるでしょう。

 

ステップ3:収益が安定するまでの収入、支出を想定しておく

起業してすぐに安定的な収益が得られることはまずありません。収益が安定するまで、ある程度の時間がかかります。

 

その期間、最低限どのくらいの収入を得ておかなければいけないのか支出はどのくらいありそうなのかどのくらいの期間で収益は安定しそうなのかなど、スケジュールを立てておくと安心してビジネスに集中できるようになります。

 

ステップ4:撤退する際の基準と期限を決めておく

初期投資の少ない職種での起業であれば、失敗した時の損失も少しで抑えることができます。ただ、根性のある方や、粘り強い方などは「もう少し頑張れば見通しが立つ」「こんなところで後に引けない」など、つい頑張りすぎてしまうかもしれません。

 

粘り強く頑張ることはとてもいいことなのですが、起業においては「諦めて後に引く」決断をすることもとても大切です。

 

粘りすぎてしまうと、損失もどんどん大きく膨らんでしまいますので、起業する前にあらかじめ「ここまでやって無理だったら、撤退する」というラインを決めておきましょう。

 

まとめ

シングルマザーの起業について、メリットやデメリット、そして失敗しないためのステップをご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。

 

昔に比べれば、起業するハードルはかなり下がっていますし、インターネットの普及でリスクを少なく気軽に起業できる世の中になっています。

 

子供との時間を大切にしながら、お金もしっかりと稼ぎたいというシングルマザーの方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです。

この記事の執筆者
ベンナビ離婚編集部
本記事はベンナビ離婚を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。

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