裁判・調停になる前の交渉・協議での離婚成立実績があります
そもそも離婚とは、当事者間の合意があれば成立しますが、話し合いがまとまらず、両当事者の合意が成立しない場合には、調停や裁判といった法的手続を要することがあります。
しかしこうした法的手続は、弁護士が代理人となった場合でも、ご本人にとって多大なストレスがかかってしまうものです。
私はこれまで、調停や訴訟に至ってしまう前に、交渉・協議での離婚を成立させた事例を多く経験しております。
当事者間では進まない離婚の話し合いにおいて、ご依頼者様側の代理人であるということを前提に、第三者として間をとりもち、離婚というゴールを目指します。
ご依頼者様側の代理人ですので、ご依頼者様の利益が最大限になるようにとの前提で活動しておりますが、どうしても相手方が拒否されることや、将来的にご依頼者様の不利になってしまうことであるようでしたら、ご依頼者様に状況を丁寧に説明し、譲歩することも一つの選択肢であることをお伝えさせていただく場合もございます。
ご依頼者様はもちろんですが、当事者全員が納得できる離婚の形を模索させていただきます。
細かい部分までサポートして納得できる離婚に導いた事例
相談時のご状況
女性からのご相談で、既に別居をされており、当事者間では話し合いに折り合いがつかず、ご依頼者様も「話もしたくない」といったご状況でした。
アプローチ
今回のご夫婦の場合は、不動産を含めた財産分与が必要な案件でした。
通常不動産の売却には夫婦間の協力が必要ですが、当事者間で連絡も取りたくないという状況であり、また財産分与の際にローンの処理を法的にどうすればよいのかわからないというご相談もありました。
法的なアドバイスをしたうえで、実際の売却については私が代理人として不動産業者と細かに連絡を取り合い、住宅ローンと不動産の処理を進めました。
また不動産といった資産以外にも、家具や家電といった家財道具をどのように分けるかなどについてもサポートして、ご依頼者様が受け取るもの、相手方が持っていくものなど細かやかに協議を進めてまいりました。
結果
養育費や面会交流についても、適切な設定を行い、双方合意の基、離婚協議書を作成し、公正証書化させていただきました。
かなり細かい点までサポートしたため、10ヶ月程度のお時間はかかりましたが、無事に離婚が成立して、「依頼してよかったです」というお言葉もいただきました。
お客様の納得とご満足がモチベーションです
弁護士の仕事は、お客様(ご依頼者様)があってのことです。
私のもとにご相談いただいたお客様にご納得いただき、ご満足いただけることが、弁護士という仕事をするうえでの一番の目標であり、やりがいでもあります。
ご相談当初は不安な表情でいらっしゃったお客様に、最後には晴れやかなお顔を見せていただけるよう、最大限尽力させていただきます。
ご依頼者様とのコミュニケーションを重視しています
弁護士へご相談いただく方の多くは、紛争に巻き込まれたり、悩みを抱えていらっしゃったりと、ストレスや不安を抱えている方が少なくありません。
そうしたお客様に対し、私は頻繁な連絡、コミュニケーションでお応えするように心がけています。
ご依頼後に進捗があれば、その度に連絡をさせていただくことはもちろん、進捗がなかったとしても、心配事や悩みはないかとか、現状に関する報告などをさせていただきます。
「いつでも弁護士に気軽に連絡できる」ということをご理解いただくことで、不安を払拭していただき、信頼関係を構築していきたいと考えております。
また、このように細やかかつ頻繁なコミュニケーションをとっていると、思わぬ会話から解決のヒントが得られることも少なくありません。
解決に積極的なお客様の場合、お客様側から「これは証拠に使えますか?」とご提案をいただくこともございます。
二人三脚で伴走する弁護士です
弁護士にはさまざまなスタイルがあります。
依頼者を牽引して、利益最大化を目指し先導するタイプや、私のようにじっくりとお客様の話を伺って、法的な問題や課題を考えて、一緒に悩みながら納得できる結論を模索するタイプもいます。
独走することや、お客様を置いてけぼりにするようなことはございませんので、安心して起こっていることやお悩みを、そのままお話ください。
弁護士が介入するほどの問題でなければ、そのようにお伝えいたしますし、弁護士のサポートが必要であれば一緒に解決策を考えさせていただきます。
二人三脚で、解決に向けて一緒に歩んでいく弁護士ですので、何かお悩みやお困り事がございましたら、お気軽にお問い合わせください。