​自分でできる育児ノイローゼ診断チェックシート|ママを助ける対処法

~いざという時の備えに~離婚マガジン

ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ) > 離婚マガジン > 子供の問題 > ​自分でできる育児ノイローゼ診断チェックシート|ママを助ける対処法
キーワードからマガジンを探す
離婚マガジン
公開日:2019.5.29
子供の問題 執筆記事

​自分でできる育児ノイローゼ診断チェックシート|ママを助ける対処法

本コンテンツには、紹介している商品(商材)の広告(リンク)を含みます。
ただし、当サイト内のランキングや商品(商材)の評価は、当社の調査やユーザーの口コミ収集等を考慮して作成しており、提携企業の商品(商材)を根拠なくPRするものではありません。

 

待ちに待った我が子のはずなのに、毎日の子育てが憂鬱…

なぜかすぐにイライラしてしまう…

 

このようなお悩みをお持ちの子育てママさんはいらっしゃいませんか?もしかしたら、それらの症状はすべて育児ノイローゼによるものかもしれません。

 

育児ノイローゼとは、育児によるストレスのせいで精神不安定な状態になったり鬱のような症状を発症したりするもので、産後鬱とも呼ばれています。

 

育児の協力者や相談者が近くにいないママさんや、完璧主義のママさんがかかりやすいと言われています。

 

誰でもかかる可能性があるものなので、「自分はダメなママなんだ」と自分を責めたり落ち込んだりする必要はありませんよ。

 

この記事では、育児ノイローゼかどうかをご自身で判断したい方のためのチェックシート、育児ノイローゼになりやすい人の特徴、予防策、対処法などについてお伝えしています。

 

▼こちらの記事も読まれています

もしかして育児ノイローゼかも?7つの症状とすぐ試してほしい対処法

産後クライシスとは|6つの原因と離婚の危機に陥った際の対処法

産後に夫婦生活がない!夫の本音と妻にできる3つのこと

旦那にイライラ!ムカつく行動7選とおすすめのストレス解消法まとめ

 

離婚後の生活設計にお悩みの方へ

離婚検討時には様々な不安があります
その中でも最も多いのが「離婚後の収入やお金の不安」です。

離婚後の生活設計に見通しを立てたい場合は、共有財産の中でも最も大きな割合を占めるご自宅の価格を確認すると良いでしょう。

個人情報は不要、入力はたったの1分で完了します。
まずは無料のAI査定で、ご自宅の価格をチェックしてみませんか?

 

1分で完了! 無料査定スタート

育児ノイローゼチェックシート!あなたはいくつ当てはまる?

では早速、育児ノイローゼのセルフチェックをしていきましょう。以下の項目をご覧ください。

 

《育児ノイローゼチェックシート》

  • すぐにイライラしてしまう
  • 子供が可愛いと思えなくなった
  • 子供に笑顔で向き合えなくなった
  • なぜか涙が出てくる
  • 眠れる状況なのに眠れない
  • 自分が許せない
  • 何もやりたくないくらい無気力
  • 出かけたくない
  • 誰にも会いたくない
  • 以前まで大好きだったことにも興味が無い

 

この中から、いくつ当てはまりましたか?

 

YESが0個~1個の場合

当てはまる項目が0個~1個のあなたは、育児ノイローゼの心配はほとんどないと言っていいでしょう。このまま育児を適度に楽しんでください。

 

ただし、ある日突然、たまっていたストレスから育児ノイローゼを発症してしまうこともありますので、「育児ノイローゼにならないための予防策」はぜひお読みいただければと思います。

 

YESが2~4個の場合

当てはまったのが2個~4個のあなたは、少し育児ノイローゼ気味かもしれませんが、そこまで深刻になってはいないので、ひとまず安心してください。

 

ただ、もしも育児ノイローゼになってしまう原因に大いに心当たりがあるという方は遅かれ早かれ症状が悪化する可能性があります。予防策を早めに取るようにしてくださいね。

 

YESが5~7個の場合

当てはまった項目が5個~7個のあなたは、もうすでに育児ノイローゼになってしまっているかもしれません。育児ノイローゼが悪化して手遅れになる前に、心療内科や産婦人科など専門家の受診を検討してみてもいいかもしれませんね。

 

もし、病院にかかるのはちょっと…という方は、まずは身近にいる両親や心許せる友人に話を聞いてもらうだけでも解消されるはずです。

 

YESが8~10個の場合

当てはまる項目が8個~10個のあなたは育児ノイローゼにかかっていると判断してまず間違いないでしょう。そして、症状はかなり重めかもしれません。できるだけ早く、専門家を受診し判断を仰ぎましょう。

 

育児ノイローゼをこのまま放置してしまうと、あなた自身が重度の鬱になったり、子供に虐待を加えたりするようになる可能性もあります。大きなトラブルになる前に、早めの対処を強くおすすめします。

 

育児ノイローゼになりやすい人の特徴

育児ノイローゼになりやすい人には共通した特徴があります。もし自分の特徴が当てはまっているなら、予防策を早めの段階で試してみるのもいいでしょう。

 

完璧主義の人

何事も完璧でなければ気が済まない人は、気を抜く気持ち的余裕がなくなってしまいますので、煮詰まりやすいです。育児をする上で煮詰まることが増えると、育児ノイローゼになる可能性が高くなります。

 

夫が非協力的な人

子育ては大変なことが山ほどあり、トラブルの連続ともいえます。ママさん一人でしっかりとこなすことはほぼ不可能と言えるでしょう。つまり、夫の協力が必要不可欠なのです。

 

それなのに、家事も育児も一切せず、休日は昼まで寝て午後からは自分の趣味に没頭…というような育児ノータッチの夫だと、体力的にも精神的にも限界が来てしまい、育児ノイローゼになってしまいます。

 

夫との会話が少ない人

育児をしていると、相談したいことも愚痴を言いたくなることもたくさん出てきますよね。解決してもらわなくても、話を聞いてもらうだけでも気が楽になることもあると思います。

 

そして、多くの人にとってその話し相手として一番身近なのは夫のはずです。そんな夫が残業が多かったり、単身赴任だったり、近くに入るけれど会話をあまりしようとしなかったりすると、ママさんの育児ストレスはたまる一方になってしまうのです。

 

人に弱みを見せたがらない人

人に弱みを見せたがらない、ついつい強がってしまう人も育児ノイローゼになりやすい人の特徴です。

 

弱音は吐いてはいけない、悩みを言っては恥ずかしい、と思い込み、自分の中だけに抱え込んでしまうといつか爆発して育児ノイローゼになってしまいます。

 

マイナス思考の人

ある出来事が起きたとき、それを良い風にとらえるか、悪い風にとらえるかで、気持ちが大きく変わってきます。例えば、子供が「いやいや期」をむかえたとしましょう。

 

そのとき「子供がまたわがままを言いだした。本当に辛い。早くこの時期が終わればいいのに」ととらえるか、「これが噂のいやいや期かー。これも成長の過程だな。今は辛くても大きくなってからこの時期が懐かしくなるんだろうなー。記念に動画でも撮っておこう!」ととらえるかで、精神衛生上まったく違ってきます。

 

前者のようなマイナス思考の方だと、どうしてもストレスを抱え込みやすくなりますので育児ノイローゼになりやすいのです。

 

育児ノイローゼにならないための予防策

ここでは、育児ノイローゼの予防策についてご説明します。また、育児ノイローゼセルフチェックシートのYESの数が少なく、まだ深刻化していない方は、こちらでご紹介する予防策を実践してみてください。

 

自分の両親、夫の両親に助けを求める

まずは、普段の家庭環境以外にいる人に助けを求めることから始めてみましょう。普段の家庭環境以外にいる人の方が、客観的に状況を把握してくれますし、何より、あなた自身が相談しやすいからです。

 

特に、自分の両親や夫の両親に助けを求め、育児に協力してくれるように頼むのが一番育児ノイローゼの解消には効果的です。

 

あなたの両親も夫の両親も当然子育て経験者です。そして、あなたの子供は彼らの孫に値しますので、可愛くて仕方ないのです。助けを求められることは嬉しいことなので、思いっきり助けを求めて甘えてしまっても問題ないでしょう。

 

一人だけの時間を持つ

次に育児ノイローゼの予防に効果的なのは、一人だけの時間を持つことです。独身時代や夫婦だけのときであれば、一人の時間を持つことはそれほど難しくなかったと思いますが、子育て期間中に一人の時間を持つことはかなりハードルが高いはずです。

 

それでも、定期的に一人の時間を作って満喫するように心がけることをおすすめします。そのためには、夫や周りの人たちの協力が必要不可欠です。素直に、育児の大変さや悩みを打ち明けて、一人の時間を作らせてもらうようにお願いしてみましょう。

 

仲の良い人とおしゃべりする

誰かとお話しするということは、想像以上にストレス解消になります。特に、あなたにとって心許せる友人や仲の良い人であれば、一緒にご飯を食べておしゃべりをするだけで、心が軽くなって育児のストレスから解放されるでしょう。

 

育児ノイローゼが酷くなってしまうと、外に出て人に会うのも嫌になってしまいますが、重症度が低い場合は積極的に外出して仲の良い人と会って話をするといいですね。

 

育児ノイローゼの診断結果が深刻だった場合に取るべき対処法

では、育児ノイローゼが深刻な場合ですが、専門家に診てもらい薬やカウンセリングなどの専門的な処置をしてもらうのが最もいい対処法になります。

 

子育て支援センターを活用する

子育て支援センターの存在をご存知でしょうか。子育てをしているママさんたちが集まって交流を深めることができる場所のことで、無料なので気軽に遊びに行くことができます。

 

こちらで専門的なカウンセリングや薬の処方はしてもらえませんが、子育て全般の相談に乗ってもらえ、希望すれば近くの病院を紹介してもらうこともできますよ。

 

子育て支援センター

 

産婦人科に相談する

ほとんどの産婦人科で育児ノイローゼに関するフォローを行っています。お子さんの検診などで産婦人科に行くことがあれば、そのついでに聞くこともできるので利用しやすいでしょう。

 

なお、産婦人科で育児ノイローゼの相談をする際は、夫にも一緒に付き添ってもらうことをおすすめします。その方が、夫に育児の大変さやあなたの抱えている悩みをより理解してもらうことができるからです。

 

心療内科や精神科を受診する

鬱症状がひどい場合は心療内科、精神科を受診することをおすすめします。薬を処方してもらうと症状が軽くなりますし、授乳中で薬を飲めない場合も、専門的なカウンセリングを受けることができます。

 

どの病院を受診して良いか迷ってしまう場合は、病院のホームページで育児ノイローゼについての記載があるところを選ぶとより安心できますね。

 

育児ノイローゼが深刻なのに放置すると…

育児ノイローゼは誰でもなるものだから、そこまで気にしなくていいでしょ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、深刻な状態なのに放置してしまうと、以下のように大変なことになります。

 

鬱になってしまう

育児ノイローゼになった時点で鬱症状が出ていますが、放置すると当然、鬱の症状がひどくなります。鬱という病気は程度の差によってすぐに改善するものとそうでないものがありますが、ひどくなるとなかなか治らず、日常生活に大きな支障をきたすようになってしまいます。

 

最悪の場合、自分自身で死を選んでしまうこともありえますので、鬱が深刻になる前に適切な処置をするべきです。

 

子供に虐待してしまう

育児ノイローゼの怖いところは、子供に当たってしまう可能性が大きいことです。育児のイライラを子供にぶつけ、虐待してしまうとその子供は一生その心の傷を負って生きていくことになります。

 

お子様の将来のためにも、育児ノイローゼは早期発見・早期治療をすることが大切です。

 

夫婦関係が悪化してしまう

育児ノイローゼになると、それまでのママさんの様子や言動と大きく異なってきますので、夫がそれを理解できず夫婦関係が悪化してしまうこともよくあることです。

 

夫婦力を合わせて育児を頑張って乗り越えていかなければならないのに、その夫婦の関係に亀裂が入ってしまうとママさんはより辛い状況に置かれます。

 

夫が一番の理解者で一番の支援者であれるよう、普段からコミュニケーションを取っておくといいですね。

 

まとめ

育児ノイローゼのセルフチェックはできましたか?「もしかしたら、この症状は育児ノイローゼかも?」と思ったら、できるだけ早く対処をすることが大切です。

 

あなたと、お子様のためにも、ママさんは精神的にも肉体的にも健康でいなければなりません。今回の育児ノイローゼ診断で、ご自身の状態を見つめなおし、適切な処置をしていただくきっかけにしていただければ幸いです。

弁護士費用保険のススメ
Cta_merci

離婚をするときに子供の親権や慰謝料、財産分与などで相手と揉めて、弁護士が必要となったときにかかる費用相場は、内容にもよりますが50~100万円ほどになります。
弁護士費用が払えなくて泣き寝入りすることも…。


  • 相手に親権を渡したくない
  • 養育費を払ってもらえなくなった
  • 不倫相手に慰謝料を請求したい

弁護士保険は、法律トラブルで弁護士に依頼したときの費用が補償されます。
離婚トラブルだけでなく、子供のいじめ、労働問題等でも利用することができます。

無料で資料ダウンロード
弁護士費用を負担してくれる
弁護士保険で法律トラブルに備える
弁護士保険に関する資料のお届け先
氏名
必須
フリガナ
必須
電話番号
必須
メールアドレス
必須
この記事の執筆者
ベンナビ離婚編集部
本記事はベンナビ離婚を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。

子供の問題に関する新着マガジン

子供の問題に関する人気のマガジン

編集部

本記事はベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)を運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※ベンナビ離婚(旧:離婚弁護士ナビ)に掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

子供の問題マガジン一覧へ戻る
弁護士の方はこちら