主な実績について
一般民事事件・家事事件・労働事件・債務整理・企業法務など、幅広くご対応させていただいております。
法律事務所絆について
当事務所の営業時間は、平日9:00~17:30です。平日の夜間や土日祝日でも、事前にご相談いただければ対応可能な場合もありますので、お気軽にご連絡ください。なお、メールは24時間受け付けており、順次対応しております。
アクセス
当事務所の住所は、宮城県仙台市青葉区片平1-1-11カタヒラビル5階です。
電車でお越しの場合、最寄り駅は、「青葉通一番町」駅と「大町西公園」駅の2つがあります。
市営地下鉄東西線「青葉通一番町」駅からは徒歩4分、市営地下鉄東西線「大町西公園」駅からは徒歩5分です。
略歴
平成13年3月:明治大学付属明治高等学校 卒業
平成17年3月:明治大学法学部 卒業
平成21年3月:中央大学法科大学院 修了
同年9月:新司法試験 合格
平成22年12月:弁護士法人やまびこ基金法律事務所 入所
平成28年6月:同事務所 退所
平成28年7月:法律事務所絆 入所
これまでの対応実績
貸金・保証・交通事故・損害賠償などをめぐる一般民事事件や、離婚・相続などの家事事件、未払い賃金・不当解雇・セクハラやパワハラなどの労働事件、自己破産・任意整理などの債務整理、労務管理・契約書作成などの企業法務、刑事事件、債権回収などに対応させていただいております。割合としては、法人様よりも個人様からご依頼をいただくことの方が圧倒的に多いですが、裁判所から破産管財人や後見人等の業務の依頼を受けることもあります。
弁護士としての心構え
わたしは、ご相談者様が「ここに相談して良かった」と笑顔になってくださったときに、弁護士をやっていて良かったと心から思えるのです。目標は、最後にご相談者様とわたしの2人で笑顔になることです。そのために、しっかりとヒアリングをさせていただき、精一杯お力になれるように努めますので、よろしくお願いいたします。
その目標を達成するために、わたしが心掛けていることは大きく分けて3つあります。
1つ目は、徹底してご相談者様に寄り添うことです。弁護士にとって大切なのは、ご相談者様と同じ視点を持つことだと心得ています。ご相談者様にとって最良の選択は何なのかを常に考え、一緒になって歩んでいきたいのです。
2つ目は、一般の方にも分かりやすいように丁寧な言葉で説明することです。法律の話は、一般の方からすると馴染みのある内容ではありません。わたしが常日頃から触れているちょっとした言葉でも、誰にでも分かるような言葉にかみくだいてご説明するようにしています。また、弁護士に相談する際の費用も、わかりづらいと言われることが多いものです。この点についても、ご相談者様の頭の中がクリアになるまで、何度もお話しさせていただきますのでご安心ください。
他の法律事務所ですと、費用についてはあとから言われたり、デメリットの部分の説明がなかったりすることもあるとの話を聞いたこともありますが、当事務所ではそのようなことは一切ございません。弁護士に依頼するためにかかるお金は決して安くありませんから、ご依頼前の時点で必ず費用の全体像を提示し、費用も含めた契約書を作成しています。ご依頼いただいたあとの結果についても、実際には相手方の主張を受けながらの交渉になってくるので、現実問題としてご相談者様のご要望が必ずしも100%通るとは限りませんが、そのようなデメリットについてもしっかりとお話しして、事前に不安を取り除けるように対応いたしますのでご安心ください。
これらのことを事前にお話ししないと、ご相談者様が困るのはもちろんですが、わたしたちとしても説明不十分ということで責任を問われることになるので、困ってしまうのです。そのようなことが起きないように、しっかりと納得していただいてからご依頼を受けるようにしております。
3つ目は、ご相談者様にとって親しみやすい弁護士でありたいということです。誰にとっても敷居が低く、相談しやすい法律事務所でありたいと考えています。弁護士と言っても、ご相談者様と同じ人間に過ぎません。わたし自身も悩むことはありますし、困ることもあります。法律事務所は、なにも特別な場所ではなく気軽に訪れられる場所ですので、ご安心いただければと思います。
また、わたしはセミナーの講師としての実績も多数ございます。法律の専門家として、自治体や他士業の方からセミナー講師の依頼をいただき、これまで活動してきました。その際も、ご相談者様に対応するときと同様に、分かりやすく簡潔にお話しさせていただくことを心掛けています。
これまでの経歴
わたしは東京都出身で、明治大学法学部を卒業したのちに、中央大学法科大学院を修了しました。そして、新司法試験に合格し、弁護士法人やまびこ基金法律事務所に入所しました。ここでは多くの経験をさせていただき、ご依頼をいただいた皆さまにも、事務所の皆さまにも本当に感謝しています。
当時の担当内容としては、主に個人のご相談者様からのご依頼を中心に対応させていただきました。その経験を活かし、現在は法律事務所絆で、パートナー弁護士として活動させていただいております。
弁護士の志望動機
高校生のころから、「将来は自分ひとりで独立してできる仕事に就きたい」と考えていました。組織や会社に自分が属している姿がイメージできなかったのです。そのような仕事のうち、自分に合っているものはなんだろうと高校生くらいのころに考えたとき、弁護士という職が一番適していると思いました。
というのも、私は子どものころから人の話を聞いたり、人に喜んでもらったりすることが好きだったのです。高校生のころから法律にも興味がありましたし、「これは弁護士を目指すしかない」と思いました。今では、個人の日常生活に端を発する問題に携わることができているので、とてもやりがいを感じています。
ご相談者様とのやり取りで気を付けていること
わたしは、ご相談者様目線で分かりやすく説明するよう心掛けております。ご相談者様は、普段訪れない法律事務所に来るだけでも緊張していることと思います。ですので、まずはリラックスしていただける雰囲気作りを大切にしているのです。お話しを伺う場所は個室スペースですし、環境としては安心してお話ししていただけるかと思います。
そのうえで、事前にしっかりと説明をして、納得していただけるように全力を尽くしています。ご相談者様が心のどこかに不安を残したまま依頼したり、分からないことがあるまま話が進むことのないようにしているのです。
わたしたちが専門職として見通しの説明を尽くせば、ご相談者様は納得してくださると考えています。逆に、ご相談者にとって、見通しの詳しい話を聞けないと、それによって不満にもつながってしまうので、そのようなことが起きないように努めております。
具体的には、こちらが行う対応によって、裁判所や相手方がどのような反応をしてくるのか、といった見通しまでお伝えさせていただいております。ご相談者様は、「手続きをするのは良いけれど、これからどうなってしまうのだろう」という漠然とした不安を抱えていらっしゃると思います。手続きを行うことで、裁判所や相手方がどう出てくるかの見通しをお伝えして、そのような不安を払拭するように心掛けているのです。
また、以前に「弁護士が今なにをしてくれているのか分からない」とのお声をいただいたことがありましたので、「今はこういった手続きをしているのですよ」「相手方や裁判所はこう言ってくると思いますので、それに対してはこう反論しますね」といった具体的な内容も事前にお伝えしています。それによって、ご相談者様が少しでも安心していただけるのであれば幸いです。ご相談者様には、解決というゴールに向かって今どの段階にいるのか、この先どうなっていくのかといった見通しを把握しておいていただきたいのです。
イメージとしては、病院で治療や手術を受ける前になされるインフォームド・コンセントと同じだとお考えください。今までの弁護士の慣習として、そのようなご相談者様目線での説明を行わない人が多かったのも事実です。それによって、弁護士の説明は分かりづらいという印象が定着してしまったことも否定できません。しかし、わたしに関しましては、そのようなことは一切ございませんので、ご安心いただければと思います。「すでに一回聞いたけれど、よく分からなくなってしまった」という場合でも、何度でも繰り返しお話ししますので、お気軽にお尋ねください。場合によっては、イラストや図式を交えながら説明させていただきますので、きっと分かりやすいと思います。
プライベートの過ごし方
今は、休日はもっぱら子育てに専念しています。幼稚園でのイベントが土日にあることが多く、それで忙しくしています。最近だと、動物園に連れて行ったのですが、とても喜んでくれていました。やはり、子どもの笑顔は人生や仕事の大きな活力になりますね。
自分がこのように子育てを経験することも、ご相談者様にアドバイスをする際に活きていると感じています。たとえば、離婚についてのご相談があった場合、親権や養育費が争点になってくることが多いのですが、ご相談に来られる方は父親か母親なので、どうしても大人の目線で問題をとらえてしまいがちですが、親権や養育費をめぐる問題は、本来子どもにとってベストな形を追求するべき内容なのです。そのようなことも、自分が子育てをして子どものいろいろな表情を見ることによって、改めて気付かされた点でもあります。
学生時代のエピソード
わたしは、中学生と高校生の頃、部活でクラシックギターをやっていました。いまでも音楽は好きです。最近は忙しくてなかなかギターを触れていませんが、休みの日にはクラシック音楽を聴いたりしてリフレッシュしています。
印象に残っているエピソード
半年ほど前に夫が家を出て行き、夫の浮気を疑っている奥様からご依頼をいただいたことがありました。ご相談者様のもとには2人のお子様が残されたままだったのですが、旦那側は「生活費などは一切渡さない」といって話を聞いてくれないとのことです。ご相談者様ご自身で話し合いの場を設けようとしたものの、旦那側は応じず、らちがあかなくて困っているということで、当事務所にご相談にいらっしゃいました。
お話しを伺って、わたしは次のことを要求したうえで調停を起こすことにしました。要求した内容は、調停を起こしてから離婚が決まるまでの生活費を支払うこと、離婚を認めること、財産分与と慰謝料の支払いを行うこと、離婚後の養育費を定めることの4つです。それと同時に、夫に浮気相手がいることの証拠集めも行いました。
調停では、離婚が決まるまでの生活費の金額を裁判所が決定してくれました。ご相談者様の場合、6ヶ月分の生活費を受け取れることになりました。ちなみに、このように婚姻中にもらう生活費のことは婚姻費用と言います。
その後、調停のなかで、旦那側とは主に財産分与と慰謝料の金額について争いました。その際に役立ったのは、夫が浮気をしているという証拠です。事前にこちら側で、夫が浮気を否定できないほどの証拠を集めていたので、夫は浮気の事実を認めざるを得ませんでした。
結果として、ご相談者様は財産分与だけでなく、浮気を理由とする慰謝料も受け取ることができ、さらに2人の子どもの養育費も毎月受け取れることが決まったのです。
このケースのように、夫との別居後に生活費をもらえておらず悩んでいる女性はとても多いです。女性側は、仕事をしていないケースや、仕事をしていても扶養範囲内の収入で働いているケースが多く、別居後の生活に困窮していることもあります。しかし、夫に収入がある場合には、法的に生活費を請求できますので、離婚の話し合いをしている期間の生活費に困ることがないように、相手方に生活費を請求することが大切です。
そして、もし浮気の疑いがある場合には、とにかく客観的な証拠を集めることがとても重要です。今はLINEやメールなどを証拠とすることが多いのですが、具体的にどのような証拠があると裁判で有利に働くかはケースバイケースなので、相談時にご確認ください。
財産分与を少しでも多くもらうためには、どのような財産があるのかを調査し、確認することが大事です。その際にも法的な判断が関わってくるので、弁護士に依頼することで、より多くの財産分与を受けることが望めます。逆に、財産を分ける側の方であれば、弁護士にご相談をいただければ、分与する財産を減らすことが可能なケースは多くございます。
養育費は、父母双方の収入を比較して、家庭裁判所で一般的に使用されている算定表を使って金額が決まるケースが多いです。養育費と一言でいっても、子どもの年齢によっては、進学などで多額の費用が必要になるケースもあります。そのような場合の費用もしっかりと相手方に負担してもらうためには、弁護士からのアドバイスが重要となります。
このケースのご相談者様は、トラブルが解決したときに安堵からか涙を流しておられました。ご相談に来られる前は、夫から「一円も渡さない」と言われていたのに、結果的に大きな金額を受け取ることができてほっとされたのだと思います。
そのほかにも、厳しいやり取りが終わってトラブルが解決すると、驚くほど声のトーンがガラッと変わる方が多いというのが、この仕事をしていてよく感じることです。ご相談に来られる前は沈んだ声だった方が、終わると解放されたように、元気で明るい声になってくれるのです。
どのような内容のご相談であっても、相手方が嘘を付いてきたり、自身にとって都合の良い主張をしてきて、嫌な思いをしたりすることは多くあります。そのような際も、もちろんわたしはご相談者様の味方となって精一杯サポートさせていただきます。また、ご相談者様に問題がある内容で、ご依頼を受けることもあります。その場合も、状況を客観的かつ冷静に見つつ、最適なアドバイスをさせていただきます。最終的に、納得いただける結果にたどり着くことができ、胸をほっとなでおろすご相談者様の姿が見られると、大きなやりがいになるのです。
法律事務所絆という事務所名の由来
「絆」という言葉からは、決まった仲の良い人たちとの強いつながりを連想される方が多いかもしれません。
しかし、私たちが絆という言葉からイメージしているのは、固定されたつながりではありません。あるご相談者様をきっかけに、「困ったら法律事務所絆に相談だね」という想いが次のご相談者様につながり、良い意味での連鎖を生んでいってほしいという意味合いで、この名前をつけました。
実際に、当事務所にご依頼いただきトラブルを解決されたご相談者様から、友人・知人の方をご紹介いただくことも多くあります。そのような際は、この法律事務所の名前に込められた願いが叶えられていると実感でき、とても嬉しい気持ちになります。
今後のビジョンについて
とにかく、一件一件丁寧に対応することを心掛けていきたいです。そして、ご相談者様からまた次のご相談者様を紹介していただけるような、良い連鎖を作っていければと思います。そのためには、いま目の前にいらっしゃるご相談者様に納得・満足していただくことがなにより大切だと考えているのです。
ご相談者様へのメッセージ
悩んでいる方のお話を聞くのがわたしの仕事です。なので、法律事務所へ相談に来ることには抵抗を感じないでいただきたいと思います。特に当事務所は、弁護士、事務局ともに子育て世代で敷居の低い法律事務所ですので、ご安心いただければと思います。離婚のことでも相続のことでも、どのようなお悩みもご相談者様と一緒になって、解決に向けた突破口を探していきます。ご相談者様に寄り添って、お力になれたら幸いです。
わたし自身、ご相談者様から「話しやすい」「話をよく聞いてくれる」と言われることが多いです。実際、質問には必ず詳しく答えますし、聞かれなくても事前に十分に説明するよう心掛けています。とっつきにくい感じは一切ないと思います。お話ししていただく部屋も明るくて陽の入る場所ですし、部屋の内装も白とオレンジなので、変にかしこまった雰囲気の場所ではありません。なんでもお話しいただいてかまいませんので、お気軽にご相談ください。