弁護士にご相談をすべき事態の例
DVやハラスメントでお困りの方は、いち早くご相談していただきたいです。
DVやハラスメントが日常的に行われていると、それが当たり前の問題だと思い込んでしまう方がいらっしゃいます。
こういった方ですと、なかなか相談をしようという発想に結びつかないので注意が必要です。
少しでも違和感を抱いたら、ご相談をいただくのが一番良いかと思います。
たしかに離婚は親族同士や本人同士の問題ではありますが、それと同時に法的な問題でもあります。
また、弁護士を介さずに両家での話し合いをして、かえって事態がこじれてしまったというケースもあります。
そういった場合は、弁護士の客観的な視点からのアドバイスが重要になります。
実際にご依頼をいただかなくてもかまいません。
離婚という選択肢が頭の片隅に少しでもある方は、お気軽にご相談をいただければと思います。
離婚の分野の要点やと特徴
離婚問題はお金だけでは解決ができない点が最大の特徴になってきます。
慰謝料や財産分与という意味ではお金がからんできますが、お互いの感情同士の問題が根本にはあります。
理屈だけでは割り切れないというのが実際のところです。
当事者同士だけでの話し合いではらちが明かないことがあるので、第三者として法律家を介入させたほうがかえってスムーズに話が進むのです。
ご相談者様の精神的な面もサポート
私たちは、法律家として活動するのはもちろんですが、それだけではなく、ご依頼者様の精神的な面もしっかりとサポートさせていただきたいと考えています。
弁護士 石井は、過去に心理学を学んでいたこともあり、そうした知識も活かしながら、ご依頼者様に寄り添い、支えとなれるよう日々業務にあたっております。
離婚のお悩みに苦しんでいる方が、1日も早く新しい生活を始められるよう、誠意を持って解決のお手伝いをいたしますので、お一人で抱え込まず、ぜひ思い切ってご相談ください。
これまで特に力を入れてきた主なご相談内容
離婚問題や相続トラブルを中心に、一般民事といわれる内容全般にご対応をさせていただいております。そのほか、破産や負債に関してのトラブルであったり、刑事事件のご対応、企業法務などでは顧問弁護士を務めさせていただいている企業様もございます。
-注力分野-
・離婚、男女問題
・不動産、建築問題
・少年事件、刑事事件
石井法律事務所の方針
「迅速処理」を行うように一番に気を付けています。どんなご相談であったとしても、処理や対応はなるべく早く行えるほうが望ましいです。例えば、お電話が掛かってくればすぐにご対応させていただきます。すぐのご対応がどうしても難しければ、その時点での目安をお伝えして、なるべく早くご対応をさせていただくようにしているのです。
メディア出演
2007年(平成19年) サンテレビニュースシグナル「法律シグナル」 コーナーレギュラー出演 〜2009年
2007年(平成19年) 神戸新聞「くらしの法律相談」
2011年(平成23年) 毎日放送ニュース「VOICE」出演
2011年(平成23年) よみうりテレビ「かんさい情報ネットten!」出演
弁護士としての心構え
ご相談者様のお話しを十分に聞くことを一番大切にしています。
人によってさまざまな法律相談をいただきます。
ご相談者様の中には、ご自身の悩みが感情の部分の悩みなのか、法律の部分の悩みなのかを分かっておられない方も多いです。
そういう方には、まずは悩んでいることや苦しんでいることをありのままにお話しして 頂くようにしています。
そして、感情の悩みなのか法律の悩みなのかの種類分けを私の方でしているのです。
いうならば、カウンセリングのようなことを法律相談の場でさせて頂いているのです。
そうすることによって、ご相談者様のお気持ちがだいぶ楽になりますし、私たちとの間での信頼関係にもつながってくるのです。
そうして少しずつ事実関係を整理していきます。
悩みを見える化して、ご相談者様のお気持ちを整理することも弁護士の重要な役割です。
それが紛争を解決するための第一歩目であり、とても大切なポイントであると考えています。
人間の悩みは法律で説明できるものだけではありません。ご相談者様にご納得していただきながら、裁判所にも認めてもらえるように調整することが重要です。
ご相談者様のお気持ちに寄り添うのはもちろんのことですが、それだけではトラブルを解決に導くことはできません。
極端に言ってしまうと、裁判所はどの法律のどの要件を満たすのか、そしてその要件を満たす事実は何かという冷静な視点でしか問題をとらえてくれません。
そのため、裁判所とのやり取りをするにあたっては、どんな相談であっても必ず法律とからめて話す必要があります。
そのご相談者様のお気持ちを大切にしながらも、法律の要件に当てはまる部分を客観的かつ冷静に抽出していくことが弁護士の役割だと考えています。
弁護士を目指したきっかけ
私は大学のときは法学部ではなくて文学部でした。
心理学のサークルに入っていて、週に一回のペースで勉強会を行っていました。
その中に、今でも付き合いのある友人がいます。
彼は哲学科で非常に優秀な学生でした。
教養もありますし発想力も豊かな人なのです。
彼を見て私は「この人にはかなわない」と強く感じました。
そんな彼と2人で研究発表をする機会がありました。
彼は持ち前の知識や発想力で、研究の発表についてのアイデアをどんどん提案してくれたのです。
私はそれを横で聞いて、文章にまとめる役に徹しました。
そのときは「自分にはまとめることしかできないのか」と劣等感を覚えていました。
しかし、私がつくった文章を読んで彼は「とても上手にまとまっている。自分の言いたいことはこれだ」と褒めてくれたのです。
そういった経験をふまえて、自分がどういう仕事をしたいのかを考えたとき、弁護士の仕事が一番この力を発揮できるそうだと思ったのです。
相手が企業様でも個人の方でも、起きている事象をヒアリングしたり、文章にして裁判所や相手方に提出したり、分かりやすくまとめて法廷で主張したりすることが向いていると思いました。
これまでの経歴
私は司法試験予備校に通って弁護士を目指しました。
弁護士登録後は、兵庫県内の法律事務所で経験を積んだのちに、宮内法律事務所に入りました。
1992年(平成04年) 兵庫県立明石城西高等学校 卒業
1996年(平成08年) 慶應義塾大学文学部人間関係学科(教育学専攻) 卒業
2001年(平成13年) 最高裁判所司法研修所司法修習 終了
2002年(平成14年) 兵庫県内の事務所 入所
2010年(平成22年) 甲南大学法学部非常勤講師(〜2016年)
2013年(平成25年) 石井法律事務所 入所
これまでの活動実績
最初に勤めていた事務所は公共団体の顧問の事務所でしたので、行政に関する仕事や、県営住宅の明け渡しに関する相談もお受けしておりました。
甲南大学法学部非常勤講師としては、日常の弁護士の仕事がどんなものなのかを紹介させていただく授業を行いました。
ひとつの相談に対して、どう対応したら良いのかというケーススタディのような内容です。
ある主張に対して、どのように対応すべきなのかをみんなで考えました。
弁護士の実務に即して、法律を勉強していくことがテーマでした。
実際に弁護士であるわたしが講義をさせていただくため、学生さんとしても具体的なイメージが湧きやすく、座学でも効率的に法律を学んでいただけたのです。
これまでに受けたご相談についての具体例
【離婚問題についての具体例】
男女や年齢を問わず幅広くご相談をいただいてまいりました。
・熟年離婚を検討されている方からの離婚の相談
・結婚してすぐに離婚をしたいという相談
・お子様がいる場合の離婚における親権の主張や、子の引き渡しに関する相談
【相続問題についての具体例】
・相続財産が多くないけれど、相続人間で対立している
・複雑な相続関係(後妻が居てそこにも子どもがいる等)に関する遺産分割協議
・遺言書を作りたいので法的アドバイスがほしい
・後見人を指名したいという相談
実際にご相談を受けた際に対応をした内容
例えばお子さまがいらっしゃる方の場合ですと、親権をめぐった問題が発生してきます。
親権を得るためには、裁判所にこちらが親権を得るべきだと判断してもらう必要があります。
そのために、裁判所はどういうポイントで親権を判断しているのかや、家庭裁判所調査官はどのように事情を調査しているのか、また裁判所に対してどのようにアピールしていくのが効果的なのかなどを含めて、具体的なポイントをアドバイスさせていただいているのです。
親権について裁判所が行うことの中には、代理人である弁護士を介さない調査もありますので、ご相談者様が裁判所の調査官とどのように接したらいいかなども含めてアドバイスをさせていただいているのです。
裁判所の調査官と接するときに緊張してしまうご相談者様もいらっしゃいますので、心理的な負担を軽くできるようなお話しもさせていただいています。
また、親権問題は親同士のトラブルのようにとらえられますが、一番影響を受けるのは子どもです。お子さまのためにどうするべきなのかという部分を一番に考えていただくようにお話ししております。
石井法律事務所ならではの強み
当事務所では迅速処理を心掛けております。先日ご相談いただいた離婚のお悩みでは、ご相談をいただいてから一週間で解決できた事案がありました。
ご相談者様である奥様が離婚をしたい、旦那様側に対して調停を起こしたいということで
ご相談にいらっしゃった案件でした。
しかしお話しを伺う中で、特に調停を起こす必要はなく、話し合いによって解決ができそうだと私は判断したのです。
実際にその週末に、奥様と旦那様の話し合いにわたしが立ち会う形で、離婚は成立しました。
ご相談に来られたときに奥様はかなり感情になっていましたが、弁護士が入って状況を冷静に判断することで、解決までシンプルに導けた例です。
石井法律事務所としての今後のビジョン
わたしの考えとしましては、特に事務所を大きくしようなどとは考えていません。
というのも、事務所を拡大することによって、お客様ひとりひとりへのご対応のクオリティを下げたくないと思っているからです。
日々のご依頼にしっかりと向き合って、真摯にご対応をさせていただいていきたいです。
弁護士は時代の変化ですとか潮流などを敏感に感じ取らなければならない職業です。
そういったところもしっかりとキャッチアップしながら、きちんと対応をしていく必要があります。
たとえば離婚に関する内容ですと、一昔前は裁判所は法律に従順で、ある意味では当事者に対して冷淡な印象でした。
しかし、現在ではそのようなことはありません。
裁判所も当事者の心象にしっかりと寄り添ってきている印象が見受けられます。これによって、一昔前と現在では弁護士の取るべき対応や、あるべき姿も変わってきます。
そういったところもしっかりと汲み取れる弁護士として、これからもお客様を第一に考えてご対応を続けてまいりたい所存です。
弁護士として活動をしていく中でのモチベーションについて
忙しくさせていただいていることが一番のモチベーションになっています。
わたしが忙しいということは、わたしに期待をしてくださっているご相談者様がたくさんいるということです。
それに答えていきたいという気持ちが、わたしにとっての大きなモチベーションになっております。
学生時代のエピソード
普通の公立高校で過ごしたのですが、新聞部に入っておりまして、そこの顧問の先生が非常にユニークで、わたし自身いまでも影響を受けております。高校生の新聞部ですので、そこまでレベルの高いことはできませんが、「なんでもまずは行動してみよう」というのがその先生のポリシーで、いろいろ自由にやらせてもらいました。
新聞部のときにやっていた、いろいろな人にインタビューをして文書にまとめるという工程は、この弁護士の仕事にも活きているかもしれません。
行動力やフットワークの軽さ、前例のないところにも柔軟に対応する、実際に現場に足をは運んでみるといったわたしの弁護士としての姿勢、新聞部の頃の経験が原体験となっているかもしれません。
実際に不動産や交通事故、建築瑕疵や境界の問題は現場を見てみなければ分からない部分が大きいです。
そういった際には、わたしは実際に現場に足を運ぶように心掛けています。
休日の過ごし方
旅行や食べ歩きをするのが好きです。電車に乗って飲みながら旅をするのも良い気分転換になります。
特に印象に残ってるのは北海道です。延々と雄大な景色を見ながら旅をしました。
今はコロナ禍であまり行けなくなってしましたが、音楽コンサートや舞台もよく見に行っていました。
音楽はクラシックやジャズがとても好きです。
神戸はジャズクラブなども多いので、そういうところに行くことも多かったです。
早くコロナ禍が明けて、こういった趣味も再開できたらいいなと思います。
ご相談に来られるのが不安な方へ
弁護士に相談をする中で、人に知られたくないことを話さなければいけないことも出てきます。
たとえば、債務の問題ですと、自分のお金の事情について打ち明けなければならなかったり、離婚の問題ですと、夫婦関係などのプライベートな部分まで話さなければならなかったりします。
病院に置き換えてみると分かりやすいと思います。たとえば、お酒をどのくらい飲んでいるのかを聞かれたときに、少し少なめに答えることもあるかもしれません。
そういったところも、全然後ろめたく思わなく大丈夫ですので、ありのままを話していただきたいです。
そのほうがご相談者様ご自身といたしましても気持ちがスッキリすると思います。
不安に思わずに、気軽に話していただけましたら幸いです。
これからご相談に来られる方々へのメッセージ
まずはしっかりとご相談者様のお話しを聞かせていただきます。
そのあとに、こちらからポイントや要点を整理させていただくようにしているのです。
ご相談者様のお悩みや苦しみを聞き分けていって、これは主張すべき部分であるとか、これは悩まなくても良い部分であるとか、そういった視点を提供するのも弁護士の大切な役割であると考えています。
それによって、ご相談者様からは心の整理ができたとおっしゃっていただけることも多いです。
たとえば、交渉をしているときには相手方から反論の書面が来ます。
この内容は、ご相談者様にとっては腹立たしいものであることがほとんどです。
心当たりのない事実であったり、不名誉なことが書かれていることもあります。
それに対して怒ってしまうご相談者様も中には多くいらっしゃいます。しかし、その怒りを表に出しても解決の役には立たないのです。
そういったときには、「その行動を取ることによって、裁判官にどう響くかを考えましょう」「事実無根の内容は気にする必要がないので、怒らずに一切を聞き逃しましょう」とご相談者様にお伝えしています。
そのほかにも、裁判官にとって響く主張を行うために、ご相談者様にアドバイスを差し上げながら、一緒に戦っていくようにしているのです。
裁判においては、心の感情やエネルギーを持つべき部分と持たないほうが良い部分があります。
そういったコントロールは当事者の方だけでは難しいので、わたしが隣でサポートをさせていただくようにしているのです。
ストレスを軽減したり、本質的な解決に向けて助言を差し上げたりしています。
それがご相談者様に最終的に納得していいただくためには重要だと考えているのです。
どういったお困りごとでも、お力になれるかと思います。お気軽にご相談ください。
石井法律事務所へのアクセス
〇電車でお越しの場合
・JR神戸線 北口・南口 徒歩約3分
・神戸高速鉄道(阪急・阪神・山陽)高速神戸駅 14番出口 徒歩約3分
・阪神電車西元町駅 西口 徒歩約3分
・神戸市営地下鉄海岸線ハーバーランド駅 1番出口 徒歩約3分
〇お車でお越しの場合
・事務所には駐車場は御座いませんが、近くにコインパーキングが多くありますので、そちらをご利用ください。