冷静な話し合いのために弁護士への相談をご検討ください
離婚に関するお悩みは、まず冷静になって今後の見通しを立てることが重要です。
当事者同士の話し合いで感情的になってしまっている場合、協議に折り合いがつかなくなってしまうことが多いため、弁護士への相談が有効です。
離婚の成立自体は、役所に対して届け出を出すことで完結しますが、その後にもお互いの生活があるため、入念に離婚協議を進める必要があります。
財産分与や遺産分割、婚姻費用の分担は年金分割などのお金のことはもちろん、お子さまがいる場合には、養育費や親権、面会交流権に関する協議も要するでしょう。
それらを不足なく話し合うためにも、是非弁護士の介入をご検討ください。
協議段階で離婚を取りまとめた事例
離婚協議で折り合いがつかない場合には、裁判所に申し立てを行い、調停を起こす必要があります。
ただし訴訟ほどではないにせよ、依頼者に負担をかけることになってしまうため、可能であれば協議で終結することが理想です。
これまで、不倫をされてしまい、慰謝料を請求した上で離婚したいというご依頼をいただき、事実の争いや請求の適切性を争うことなく、交渉段階で解決できた事例がございます。
この事例では、当初50万円で提案されていた慰謝料を、130万円程度に引き上げることができました。
紛争に発展することなく、ご依頼者様にとって最低限の負担でご満足いただけた事例かと思います。
この仕事そのものがモチベーションです
実際に弁護士になってみてからは、更に「働いて感謝されることの素晴らしさ」を実感しています。
大変なことや思い通りにいかないことも少なくありませんが、それでもご依頼者様に「依頼してよかったです」と言ってもらえることは、大きな励みになります。
そもそも大変なことは覚悟のうえで、弁護士の道を選んだので、大変なことを含めた仕事そのものが私のモチベーションだともいえます。
感情的な部分についても寄り添うことを心がけています
弁護士の役割は、依頼者に代わり問題を解決して、知識を提供することにありますが、私はそれだけだとは思いません。
ご相談くださる方は、感情的な部分に不満や不安があると思うので、まずはそうした部分に寄り添うことを大切にしています。
即時解決ができないとしても、少なくとも話すことで楽になってもらうことが、私の最低限の目標です。
時にはヒートアップして、1時間とか2時間くらい、お悩みをぶつけてもらうこともございますが、精神面の不安を拭うことは冷静に問題を解決するための最初の1歩です。
頭ごなしに弁護士としての意見や解決方法を押し付けることはしませんので、まずは悩みをぶつけるくらいの気持ちでご相談ください。