坪井弁護士は、大手法律事務所で弁護士としてのキャリアをスタートさせました。
その後、どのような状況にある方でも相談しやすい、親切・丁寧な弁護士事務所を目指し、同事務所の山本弁護士と共に弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所を設立します。
特に力を入れているのが、親権や慰謝料などをはじめとする離婚に関するトラブルへの対応です。
「離婚問題を抱える相談者は、心に大きな傷を負っている場合も少なくない」と語る坪井弁護士。
准メンタルケア心理専門士や夫婦カウンセラーなどの資格を持つ坪井弁護士は、依頼者の心情配慮に尽力しています。
そんな依頼者の気持ちを理解することに労を惜しまない坪井弁護士のパーソナルな部分について、お話を伺いました。
坪井先生の弁護士としての強み
――坪井弁護士は数多くの資格を持ってらっしゃいますね。
離婚事件を扱うことが多いですから「夫婦カウンセラー」や「メンタルケア心理士」などの資格が弁護活動時に役立っている面はあります。
離婚で悩んだ際には、大きなストレスがかかることが通常です。問題が解決するまでは不安な気持ちが続きますよね。
そういった依頼者様の気持ちにコミットして話を聞くことによって、依頼者様にとって最善の解決策が見えてくると感じています。
――離婚問題といっても人によって事情は様々です。解決策もその人それぞれによるのでしょうか。
やはり依頼者様のお考えにより変わると感じますね。現場で依頼者様と関わりを持つたびに、各々の事案に人の想いがあることを痛感しています。
特にお子様に関する問題には、依頼者様に強い意思があるように感じられますね。
例えば、親権や面会交流について争うケースでは、お母様とお父様のお気持ちだけでなく、お子様のお気持ちや将来を検討した上でサポートしていきます。
「相手方との面会交流はなくせますか?」とご質問を頂くこともあるのですが、離婚問題は家庭それぞれの事情が異なるため、単純な回答で済ませられることはありません。
様々な要素を理解した上で、依頼者様とお子様のお気持ちを伺い、共に考えて答えを導き出していくことが最良ですね。
――依頼者の気持ちの確認を重視しているのですね。
依頼者様と弁護士の二人三脚で進めることができれば、依頼者様にとって納得のいく結果となりやすいかもしれません。
そして、前述しましたが、お子様のお気持ちも大切です。私は「認定子育てカウンセラー」や「不登校訪問専門員」という資格も持っています。
これらの資格があることで、親権問題や養育費問題に対して、より実感を持ってサポートできるようになりましたよ。
――坪井弁護士は様々な資格をお持ちですね。
当事務所のホームページを覗くとわかるかと思うのですが、実は20以上の資格を持っているんです。勿論、完全にプライベートで取った資格もありますよ!
パーソナルカラー&色彩心理認定講師もその延長ですが、色によって人が受ける印象などの理解から、依頼者様にとって居心地の良い事務所作りに貢献できました。
資格は思わぬところで依頼者様の役に立つのだな、と勉強になりました。
弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所の特徴
――事務所にはどのような方がいらっしゃいますか。
「親身になってくれると聞いたから」と評判を知って訪れる方もいらっしゃいますよ。
あとは、他所の事務所様からのセカンドオピニオンとしていらっしゃる方が多いことが特徴と言えるかもしれません。
当事務所にいらっしゃる依頼者様の中には、弁護士に怒られたり、強い態度を取られたりした方も少なくありません。
――そのような経験があると相談すること自体にハードルを感じてしまいそうです。
残念なことに、依頼者様に真摯に向き合えない弁護士も存在します。
私達としては、弁護士によってやり方や方針は異なるとしても、必ず依頼者様の気持ちに寄り添う必要があると考えています。
弱い立場にある方や、悩みを抱えている方を法律の力で援助したいのです。
――弱者の味方として事務所を構えているのですね。
困窮している方にも手を差し伸べたいという気持ちは、他の事務所様よりも強いかもしれませんね。
例えば、弁護士費用の用意が難しい場合には、法テラスの立て替え制度を設けています。
また、クレジットカード払いや長期の分割払いも可能ですので、「お金が心配で弁護士に依頼できない」という方は、一度ご相談頂ければ幸いです。
現実として、離婚問題を抱えながら一括で数十万円支払える方は少ないと思います。まとまったお金を支払うことで、離婚後の生活に不安を覚える方もいるでしょう。
個人的には、金銭的に余裕のない方でも法的サポートを簡単に受けられる世の中になれば良いなと考えています。困りごとがある方に更なる不利益を被って欲しくないのです。
支払い方法や離婚後の生活資金について一緒に考えることも可能ですから、是非当事務所にご相談ください。
弁護士法人山本・坪井綜合法律事務所の今度の展望は…
――今後の展望をお聞かせください。
今後は地方都市を中心に事務所を展開していきたいと考えております。
香川で活動しておりましたが、最近では福岡オフィスが増えました。キッズスペースを完備しておりますので、お子様が遊んでいる所を見守りながらのご相談も可能ですよ。
――首都圏ではなく地方都市を目指す理由はありますか。
地方都市には弁護士事務所が少ないということが理由ですね。
当事務所では土日・夜間対応をしていますが、周囲にはそういった柔軟な対応をしている事務所は少ないんですよ。
例えば、刑事事件の場合には曜日や時間帯の関係なく問題が発生します。夜にトラブルが起きたのに、開いている弁護士事務所は一つもない。でもそれでは、当事者は困ってしまいます。
当事務所は弁護士待機制度を取り入れておりますので、原則として事務所に弁護士が在籍しています。
当日対応が可能な場合もありますので、困ったことがあればまずはお電話ください。
一人でも多くの方に法的サポートを提供することを目的に、これからも全力を尽くしていきます。
離婚に悩む方へ、坪井先生からのメッセージ
――坪井弁護士はカウンセラーとして依頼者の悩みにご対応されることもあるのでしょうか。
ご依頼者様のお気持ちに寄り添うために、カウンセリング形式で会話することもあります。しかし、私には、ご依頼者様にどの道に進むべきかの答えを提示する役目もあります。
カウンセラーとしての役割と弁護士としての役割がありますが、どちらかに寄り過ぎてしまうと、ご依頼者様にとって良い結果に繋がらない可能性もあるでしょう。
ご依頼者様の納得のいく答えが導きだせるよう、私自身の能力の全てを使うことを心がけております。
――相談を検討している方へメッセージをお願いします。
当事務所のキャッチフレーズとして「新たな一歩をわたしたちと」を掲げております。
私たちはご依頼者様に真摯に向き合い、ご依頼者様と一緒に考えて問題に立ち向かいます。
法律的な知識だけで解決に当たるのではなく、ご依頼者様とのコミュニケーションを何よりも重要視しております。
「弁護士に依頼するほどのことではないかもしれない」「依頼したいけれどお金が気になる」等のお考えがありましたら、是非当事務所にお越しください。
法的な知識や弁護士としての経験などからもアドバイスが可能ですので、これからどのような選択肢が望ましいかを一緒に検討しましょう。