兼六法律事務所からのお知らせ メールでのご相談・回答は行っておりませんのでご了承ください。 まずはご予約のうえ、お気軽に事務所へお越しください。 なおご予約のご連絡はできる限り電話でいただけますと幸いです。 内容次第ではその場で簡単に弁護士と話しをしていただくことが可能です。 |
兼六法律事務所について
兼六法律事務所には、金沢事務所と白山事務所の2ヶ所がございます。金沢事務所の住所は石川県金沢市小将町3番8号になります。もしお車でお越しいただく際は、カーナビの設定は石川県金沢市小将町3-10の方が分かりやすいので、こちらをご入力ください。
兼六園側から車でお越しの場合、兼六元町の交差点を越えてすぐ右側に当事務所がございます。兼六法律事務所の看板が見えて来ましたら、その目の前が駐車場となっております。空いていればどこでも構いませんので、止めやすい場所に駐車してください。
暁町側から車でお越しの場合、賢坂辻の交差点を越えて、坂を登ったらすぐ左側に当事務所がございます。バス停を越えてすぐの青い看板が見えましたら、そこが駐車場の入り口です。
公共交通機関でお越しの方は、金沢駅東口から金沢大学行きのバスに乗り、小将町バス停で下車していただくとすぐ当事務所に着きます。白山事務所にお越しいただく場合、住所は白山市殿町48番地になります。
これまでの経歴
昭和51年:大阪府大阪市で誕生
平成13年:大阪大学法学部卒業
平成14年:弁護士登録
平成22年度:金沢弁護士会副会長
平成22年~:金沢弁護士会住宅紛争審査会紛争処理委員
平成23年~:石川県公害審査会委員・石川県子ども政策審議会児童福祉部会委員・社会福祉法人石川県社会福祉事業団理事
平成24年~:石川県消費者苦情審査会委員
平成25年:『ママ弁護士の子どもを守る相談室』執筆
兼六法律事務所が離婚問題に力を入れている理由
当事務所が離婚問題に力を入れている理由は、離婚は身近な問題である上に、精神的負担が大きく、少しでも依頼者の精神的負担を軽くしたいと考えているからです。
依頼者の助けになれたとき、大きなやりがいも感じられます。
全力でサポートしておりますのでお気軽にご相談ください。
著書
平成25年 「ママ弁護士の子どもを守る相談」
離婚問題に関する強み
たとえば、徹底的に相手方を陥れたいですとか、仕返しをしたいなどと考えていらっしゃる方は、当事務所には向いていないと思います。問題が解決しても人間関係は続けなければならないケースは多いですし、相手を痛めつけても意味がないのです。離婚が成立したとしても、お子さまがいらっしゃれば、親としての人間関係は続きます。なので、あくまでも「できれば円満に解決したい」と考えていらっしゃる方のご依頼をお受けしているのです。
また、わたしは離婚の対応件数がとても多いので、その点は強みになっていると思います。弁護士になってからというもの、一貫して離婚の事案には注力してまいりましたし、一般的な法律事務所の弁護士の方に比べると、離婚問題の対応実績はかなり多い方だと思います。
ご依頼を解決できた例
最近解決できた案件として、ご相談者さまは高齢の女性で、旦那について我慢できないことが多すぎて限界に達してしまい、家を飛び出してきてしまったそうなのです。その後、旦那側と話し合いをおこなったものの、旦那側がお金の支払いを拒否していて話のらちが明かないということでご相談にいらっしゃいました。そこで、わたしが入って交渉をおこなうと、旦那側はある程度の金額を支払うことに納得してくれて、問題は解決に至りました。ご相談者さまからは「旦那は『お金は一切払わない』と言っていたけれど、先生が間に入ってくれたことでお金を支払ってもらえることになり、生活の目途が立てられそうです。ありがとうございます」とおっしゃっていただきました。わたしとしても、お役に立ててとても嬉しい気持ちになりました。
昨今の離婚問題は、若い方からご高齢の方まで、幅広い年代の方がご相談にいらっしゃいます。ご相談者さまの状況によって、的確なアドバイスは異なってきますので、まずは状況をお話ししていただくだけでもかまいません。当事務所までご連絡をいただけましたら幸いです。
離婚問題を解決するまでの流れ
離婚問題は、まず弁護士を介して交渉をおこない、らちが明かないようでしたら調停を申し立てます。それでも決着が付かなければ、訴訟をおこなって裁判で判決を求めることになります。ご相談に来られる方は、状況がかなりこじれた状態でいらっしゃるケースが多いので、最初の段階にあたる交渉で話がまとまることは稀です。その場合は調停を申し立てざるを得ません。これは、逆に言えば、早期の段階でご相談をいただければ、交渉で解決する可能性もあるということです。特に当事務所の場合、交渉で問題が解決すると費用の負担が少なく済みます。お悩みの方は、なるべく早い段階でご相談をいただければと思います。
また、婚姻費用(生活費)を受け取っていない場合は、早めに、調停の申し立てをした方がよい場合が多いです。こういった内容も、ご相談者さまの状況によってケースバイケースになってきますので、まずはお気軽にご相談をいただけましたら幸いです。
離婚問題について相談すべきケース
「離婚をしたい」とお考えになられた時点で、弁護士にご相談いただくのが一番良いと思います。離婚をするにあたって、養育費はいくらほしい、子どもの親権は絶対に譲りたくない、不倫をされたので慰謝料を取りたいなど、ご相談者さまは条件についてさまざまな要望を持っていらっしゃると思います。どういったご希望であっても、なるべく早い段階で準備を進めて、段取りを整えておくに越したことはありません。
また、離婚問題において争点になるポイントは絞られます。お子さまがいらっしゃる場合は親権・養育費・面会交流、慰謝料、婚姻期間が長い場合や財産が多い場合は財産分与、ご高齢の方の離婚であれば年金分割などです。どういったケースであっても、事前に知識を入れておいた方がのちのち有利になってきます。今のご自身の状況から的確なアドバイスを受けるだけでもご安心していただけると思いますので、お気軽にご相談ください。
ヒアリングする際のアプローチ
ヒアリングは、大体結婚してから今までの流れをおうかがいします。別居した理由や、今後どうしていきたいのかなどもおうかがいし、争点になってきそうなポイントの目ぼしを付けます。ご相談者さまの要望については、それに対してどこまで叶えられるのか、またどういった内容は現実的に難しそうなのかといった面も含めて事前に明瞭にご説明をさせていただきます。これに関しては、基本的には最初の面談で今後の目途までご説明するようにしていますので、早い段階で安心してくださる方が多いです。
離婚問題の特徴
たとえば、お子さまがいらっしゃる場合には、お子さまの父親もしくは母親として、相手方との最低限の交流は続けていかなければいけません。いくら相手方が憎かったとしても、それで面会交流を拒否してしまってはお子さまのためになりません。このあたりの折り合いは、感情が絡んでくるものなのでとても難しい問題です。ただ一貫して言えるのは、お子さまがいらっしゃる場合、離婚は大人同士だけの問題ではないということです。
「子どもを旦那には会わせたくない」とおっしゃる母親の方も多いですが、それがお子さまにとってベストな判断だとは言えません。父親と会えないことによって子どもは苦しみますし、母親としてもお子さまを苦しめたくはないと思います。ただし、もし旦那側にDVの過去があるなどの場合であれば、また話は変わってきます。「危険から守るためにも、お子さまを会わせたくない」というのは筋が通ります。このように、離婚についてはさまざまな事情が絡み合ってきます。ご相談者さまの状況によって対応方法は異なりますので、まずはお気軽にご相談をいただければと思います。
ご相談者さまが抱かれる勘違いの一例
過去にいただいたご相談で、ずっとお子さまを育ててきたご相談者さまが、「親権は経済力がある方が取れる」と勘違いしていたということがありました。ご相談者さまは経済力に乏しく、相手方は経済力があったため、「親権は相手に取られてしまう」と思っていたそうなのです。しかし、法律の観点から言うと、親権に経済力は関係ありません。このことをお伝えすると、ご相談者さまは非常に安心して希望を持ってくださいました。
また、養育費や慰謝料などの金額について正しい知識がなく、「相手方の言い値に従うしかない」と思い込んでいらっしゃる方もおられました。実際、養育費や慰謝料の金額は、裁判所が定める算定表に基づいて決まります。このように、弁護士にとっては当たり前の知識であっても、それを知らないだけでとても悩んでしまっている方は多いです。わたしは、一人でも多くの方に正しい知識を提供して、悩む必要がないのに悩んでしまっている方を少しでも減らしていきたいと考えているのです。
これまでの主な対応実績
わたしは、兼六法律事務所の金沢事務所で副所長を務めています。主に、夫婦問題・成年後見・債務整理などの対応をしており、なかでも離婚や男女間をめぐるトラブルについては、当事務所のご依頼を一任して担当させていただいております。
営業時間や対応体制について
当事務所の営業時間は、平日の9:15~17:45です。定休日は土日祝日と年末年始になります。ただ、事前にお問い合わせをいただけましたら、平日の夜遅い時間帯や、土日祝日でもご対応は可能ですので、お気軽にご連絡ください。対応地域は、石川県・富山県・福井県です。完全個室で駐車場もありますし、お子さま連れのご来所も可能となっております。ご希望がございましたら、クレジットカード払い・分割払いのご対応も可能です。
50代で離婚をお考えの方|後悔する前に、弁護士へご相談を
離婚問題は、財産分与や調停、不貞慰謝料請求など決めるべきことを明確に決めておかないと、後々になって大きな損をしてしまいます。
50代はお子さんが自立された方も多く、まだまだ新しい人生を送ることができる年齢です。
「これからは自分のために人生を過ごしたい」と思われている方の中には、様々な不安から離婚まで踏み出せない…とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
離婚をお考えになり、抱えられたお悩みに1つとして同じケースはありません。
弊所では、これからかかるお金や貰えるお金のこと、今後の流れ、これから始まる新しい生活に向けた見通しなど、ご依頼者様が明るい人生の再スタートをきれるようトータルでサポートいたします。
よくあるご相談
- 長年連れ添った夫/妻との離婚を考えている
- 夫/妻が離婚に応じないため弁護士へ交渉を依頼したい
- 不倫が発覚したため慰謝料を請求して離婚したい
- 専業主婦/パート勤務でいたため、離婚後の生活が経済的に不安
- 年金の分割で揉めているため弁護士から交渉してほしい
- マイホームにどちらが住み続けるかで揉めている
- 配偶者の預貯金を明らかにして公平な財産分与をしたい
上記の問題以外でも、ご相談を受け付けております。お気軽にご相談ください。
離婚を決断してからお早目のご相談がおすすめです
ご予約のうえ、ぜひお気軽にお越しください
離婚をお考えになられたら、できるだけ早期段階から弁護士へご相談することをおすすめ致します。
さまざまな不安を抱えたままでは、冷静に判断することが難しくなってしまいます。どうかお気軽に弁護士へご相談ください。
問題や今後の見通しを明確にし、最善の結果を目指しお力となります。
【実績豊富】これまでの解決事例
退職金・年金の公平な分割に成功、不動産の一部を獲得して離婚が成立した事例
相談者:60代|女性
相談内容 |
これまで夫から暴言や暴力を受け、長年耐えてきましたが、今後そのような夫の介護をしていかないといけないと思うととてもできそうにありません。 |
相談結果 |
まずは自宅を出て別居を始めてもらいました。 |
こうしたご相談にも幅広く解決実績がございます
- 浮気をしている夫から離婚したいと生活費も止められました
- ●相談者:40代|女性|子ども10歳・6歳
【相談内容】
夫は会社の役員をしており年収が1500万円ほどです。
私は専業主婦です。 突然、夫が家を出て行き、離婚したいと言い出しました。
おかしいと思い調べたところ、夫は不貞をしており、不貞相手の女性と生活していることが分かりました。
私が離婚はしないと言ったところ、夫は生活費をとめた挙句、家庭裁判所に離婚調停を申し立てました。
夫と不貞相手とを別れさせ、夫には戻ってきてもらうか、それが難しければ、きちんと生活費を支払い続けてもらいたいです。
【結果】
不貞相手の女性に慰謝料の請求をし夫と別れるように求めたところ夫とは別れること、相当額の慰謝料を支払うことに合意しました。
夫から起こされた離婚調停において、不貞をした側からの離婚請求は信義則に反し認められないことを主張したところ、夫は離婚請求を諦めました。
夫は不貞相手とは別れたと言っていましたが、妻とは同居できないとのことであったので当面は別居することになりました。
生活費については、調停で取り決めを行い月30万円の支払いをしてもらうことになりました。
- DV・モラハラを責任転嫁する妻との離婚
- ●相談者:30代|男性
【相談内容】
相談者であるCさんは、妻から日常的に暴力・暴言を受けており離婚したいとのことでした。
しかしCさんの妻は、暴力・暴言はCさんがやっていると言う始末。なんとかして離婚がしたい。
【結果】
調停を開き、そこから訴訟を起こしました。
裁判でもCさんの妻は「毎日夫の暴力に怯えている」と証言。
しかしこちらは、妻からCさんに送られてきた過激な暴言のメッセージを証拠として提出。
日頃から怯えている人がこんな過激な言葉を送れるはずがないと主張しました。
Cさんの言っていることは終始一貫性があると裁判所に信用してもらうことができ、離婚を成立させました。
- 不倫が原因で、相手から慰謝料を請求された事案
- ●相談者:30代|男性
【相談内容】
相談者Dさんは夫のいる女性と不倫に陥り、それが相手の夫にバレてしまったそうで、400万円支払うようメールが届いたのを皮切りに、大量のメールと電話が来るようになってどうしたらいいかわからないとの相談。
【結果】
弁護士が代理人として、直接交渉をしました。
相手方は裁判までしたくはないとのこと。Dさんの反省を文書で示し、また、二度と近づかないと約束をした上で示談金100万円におさえることができました。 解決に要した期間は2週間ほどでした。