不倫問題では相談者様のお気持ちに寄り添った対応を心がけています
近年、スマートフォンの普及に伴い、マッチングアプリの利用などに起因する不倫問題に関する相談が数多く寄せられています。
- 休日出勤だと思っていたら愛人と会っていた
- 同僚から妻が他の男性と手を繋いで歩いていたとの報告を受けた
など様々な相談が寄せられますが、最近では「不倫相手との関係を終わらせるため別れ話を切り出したら手切れ金を要求された」というタイプの相談も多く受けるようになりました。
また、妊娠中に不貞行為が発覚した場合、不倫された側の方は「自分だけでなくこれから生まれてくる子どもまで裏切られた」と思い詰めてしまう場合が多く、精神的なショックが大きく立ち直れない場合が多いと感じています。
不倫が発覚した場合、不倫をしてしまった側が不倫相手と別れるなどして、事件が比較的容易に解決に至る場合もありますが、事態が悪化し泥沼化してしまうケースや、最終的に離婚に至ってしまうケースもあります。
また、不倫で請求される慰謝料は、婚姻期間や不倫の内容、年収などに応じて変動しますが、離婚に至らなかった場合は50-100万、離婚に至った場合では100-300万円程度がおおよその相場です。
このように、不倫問題はパートナーや不倫相手に対して慰謝料を請求し、精神的苦痛を金銭的償いにより解決すること手法が一般的ですが、感情が絡む問題をお金だけで解決することは簡単なことではありません。
悲しみや怒りに寄り添い信頼関係を築きます
パートナーに不倫されて相談に来られるお客様の多くは、悔しさやショック、悲しみのあまりどうしても感情的になりがちです。
だからこそ、私は、相談者様の気持ちを一度しっかりと受け止め、辛い思いを吐き出して頂き、事件解決に向けた冷静な判断ができるような状態になって頂くまでサポートすることが、不倫問題の解決に向けた弁護士の本質的な役割であると認識しています。
弁護士にとって法律の知識や弁論のテクニックはたしかに重要です。
しかし、私はそれ以上に、相談者様へ親身に寄り添い、信頼して頂くスキルが重要であると考えています。