【鬼滅の刃から学ぶ】離婚後に負けない心を培うための秘訣とは

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2020.9.30

【鬼滅の刃から学ぶ】離婚後に負けない心を培うための秘訣とは

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離婚を経験して、

  • この後の経済的にどうやって自立していけばよいのだろうと悩んでいる。
  • 養育費が支払われなくなることが不安で仕方ない。
  • 離婚後の理不尽な状況に嘆いている。

上記のような悩みを抱えている方は、この記事を読むことをお勧めします。

 

離婚時に、その後の経済的不安に頭を悩ませたまま母子家庭となる世帯は後を絶ちません。

このような将来に不安を抱える状況であるからこそ、負けない心を持ち、状況を好転させるために立ち向かわなければなりません。

 

あなたは「鬼滅の刃」という漫画をご存じでしょうか。

離婚時の不安な状況において、負けない心を培うために実は「鬼滅の刃」という漫画から教訓を得ることが出来ます。

 

今回は「『鬼滅の刃』流 強い自分の作り方」(アスコム)を出版されている大東文化大学の井島先生からお話を伺いました。

以下、井島先生からお話を伺った内容となります。

鬼滅の刃とは

鬼滅の刃は週刊少年ジャンプで2016年~2020年の間、連載されていた鬼に家族を殺された挙句、妹を鬼にされた主人公が、妹を人間に戻すために、鬼に立ち向かっていく剣戟バトル漫画です。

鬼滅の刃ではストーリー全体、各キャラクター、主人公、仲間等を通じて、一貫してレジリエンス(再起力)が描かれています。

 

今回は離婚後の生活で辛く、苦しい現実を好転させるための再起力を身に着けるために必要な要素を、鬼滅の刃から得られる教訓を題材にして、ご紹介していきます。

鬼滅の刃を通じてシングルマザーが得られる教訓

シングルマザー

苦しみや怒りを逆境として、行動のエネルギーに変える

主人公の炭治郎は対峙した相手が鬼であっても、鬼が人間であった際の過ちを悔やんでいる場合、その後悔の念に慈悲深さをもってまっすぐ向き合っています。

炭治郎の行動の源泉は、恨みではなく妹を守りたい、鬼に苦しむ家族を無くしたいという気持ちです。

 

離婚後の生活において、元夫からの養育費未払い等の理不尽な仕打ちを受けて苦しむシーンも少なくありません。

このような状況下で、自分の苦しさから元夫への恨みを募らせたとしても、何も行動を起こさなければ、愛する子どもを守ることは出来ません。

恨みや苦しみばかりを感じ続けると、人は鬱状態になります。

 

鬱の主たる原因は、当人が物事をマイナス(ネガティブ)に捉えてしまう傾向にあることです。

物事の捉え方によっては、人は”鬼”にもなりますし、”炭治郎”にもなり得るのです。

相手を恨んだり、自分の苦しさを憂うのではなく、その悔しさをエネルギーに変えていけると生きる力になります。

 

悔しさや苦しみを「養育費が支払われなくとも、十分に生活できるだけの経済力を身に着ける。」というようなプラスのエネルギーに変えて、自分自身を奮起させることが必要です。

我が子のためを思うことが努力の源泉になる

炭治郎は元々、何の変哲もない炭売りでした。
しかし、家族を殺され、妹である禰豆子を鬼にされたことをきっかけに、妹をもとの姿に戻すために理不尽にも思える厳しい修行に耐えて、剣士として鬼にも渡り合う程の実力をわずか2年で身に着けます。

 

もし炭治郎が自分ために強くなろうと思っていたら、ここまでの短期間で圧倒的な実力を身に着けることは困難であったと想像できます。

 

これまで働いた経験が少ない専業主婦であった方が離婚した場合、自分の力で経済的に自立することはそう簡単なことではありません。

自分が苦しい生活から抜け出すことだけを考えて、行動してもいずれエネルギーが尽きてしまうでしょう。

しかし、愛する我が子に少しでも幸せな生活を送ってもらうために努力をすることで、通常では考えられないほどのエネルギーが湧き出て、強い行動力をもって険しい目標に向かって突き進むことが出来ます。

自分の境遇を憂いて、元夫の人間性を咎める気持ちばかりが強いと、自分に負の感情が棲みついてしまい、明るい気持ちで立ち上がることが出来なくなります。

 

確かに自分は苦しい状況下にあるかもしれません。

しかし、自分よりも非力な子どもがいて、その子にとっては頼ることが出来る存在は親だけであることを忘れてはいけないのではないでしょうか。。

「この子のために、自分には何ができるか。」と考えるとおのずと力が湧き出てくることがあります。

明るい気持ちで立ち上がって、経済的自立という大きな目標に突き進む前向きな気持ちの原動力は、子どもを愛する気持ちにあるのです。

経済的に自立をして離婚をするためには計画性が重要

離婚計画性

本来離婚を検討する際には、DVを除いて突発的に感情に任せて離婚するのは望ましいことではありません。

離婚の際に、決めるべき要素を決めることもままならず、とにかく離婚を最優先とした場合、子どもとともに経済的に困窮する状況に陥る可能性があります。

パートアルバイトの仕事を選び、とにかく子どもと自分が生活できるだけの生活費を稼ぐことに注力すると、今度は子どもとの真の時間が奪われてしまいます。

 

そのため、離婚を検討する際には、正社員になることを目標として、仕事を選ぶことから始めるべきなのです。

正社員になれば、ある程度の安定した収入と、子育てのための時間を確保することが出来ます。

仕事を選ぶ際には、正社員になるためのスキルが身につく仕事を選ぶようにしましょう。

 

離婚する際には、正社員という立場で仕事が出来て、安定的な収入と心の通う子育ての時間が確保されている状態であることが望ましいでしょう。

以前専業主婦になる前に大手企業で勤務されていた経験のある女性の中には、その立場にいたことがあるというプライドから、中小企業を選ばずに会社選びが難航することがあります。

 

しかし、自身のプライドよりも、子どもが少しでも幸せな生活を送ることが優先されてもよいのではないでしょうか。

社会人経験がなくともやるしかないという覚悟を持つ

専業主婦の方には「正社員になることなど、私には無理だろう。」とこの話を聞いて諦める方もいるかもしれません。

しかし、出来ないのではなく、やるしかないという覚悟で行動すべきです。

 

鬼滅の刃で主人公の炭治郎の仲間である善逸も泣き虫で臆病な性格で、初めは強敵が立ちはだかった際に、直ぐに悲観的な考え方に陥りがちでした。

善逸は不器用で「雷の呼吸~ 壱ノ型(いちのかた)霹靂一閃」という1つの技しか使いこなすことが出来ません。

 

しかし、善逸の師匠からの「お前はそれでいい、一つできれば万々歳だ。一つのことしかできないならそれを極め抜け。極限の極限まで磨け……信じるんだ。地獄のような鍛錬に耐えた日々を。お前は必ず報われる。極限まで叩き上げ 誰よりも強靭な刃になれ。」という言葉を思い出して、1つの技を極めて続けて、応用することで多彩な技を身に着けます。

正社員を目指す途上、社会人としての業務経験が不足して、仕事がうまくいかないこともあるでしょう。

 

しかし、仕事の中に1つでも強みとなるスキルを身に着けることが出来れば、そのスキルを突き詰めることで応用が利くようになり、出来ることが増えていきます。

諦めずに、仕事でまずは1つでも強みとなるスキルを身に着けるために努力して、身に着けた能力をどこまでも磨いていきましょう。

すると、気が付けば様々なことが出来るようになっており、かつての社会人経験のない専業主婦であった頃の自分とは見違えるほどのレベルに成長していることが分かる日が来るはずです。

適応力がないと淘汰される

シングルマザー

ダーウィンの進化論でも明らかな通り、環境の変化に適応できない生物は世界から淘汰されていきます。

離婚という大きな環境変化も同様、強いレジリエンス(再起力)をもって、適応することが出来なければ、世の中で”生き残る”ことは出来ないかもしれません。

シングルマザーが生きづらい世の中を憂いても、他人を変えることは困難なことです。
変えることが出来るのは自分自身なのです。

 

今回鬼滅の刃を通じてご紹介してきた教訓の数々が、あなたの離婚という環境変化に適応して、”生き残る”ための強いレジリエンス(再起力)を生み出すきっかけとなれば幸いです。


 

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この記事の取材協力
大東文化大学 社会学科
井島由佳
大東文化大学社会学部助教。博士(学術)。心理・キャリアカウンセラー。専門は教育心理学、キャリア心理学。自治体、企業等で研修講師を務める。最新著 『「鬼滅の刃」流強い自分のつくり方』(アスコム)。

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本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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