離婚の理由とその理由に納得がいかない場合の対策

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離婚の理由とその理由に納得がいかない場合の対策

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離婚する理由の上位に登場するのはいつの時代も浮気や両親の話題が絶えず、一度結婚をした男女であっても簡単な理由で離婚するのが今の日本の現状です。

厚生労働省が行った司法統計によると、近年の日本では約3組に1組(25万組)の夫婦が離婚をするというデータがあり、離婚することは必ずしも珍しい事ではない時代になっていると言えます。

離婚調停の推移

参考:「厚生労働省|平成27年人口動態統計の年間推計


これからご紹介しますが、最も多い離婚理由は「性格の不一致」で、芸能人を始めとする8割近い夫婦がこの理由を挙げています。

そこで今回は、離婚理由ランキングのトップ10位を見ていくとともに、離婚に至った場合に請求できる慰謝料や、調停や裁判などで必要になる「離婚に必要な理由」をご紹介しますので、参考にしていただければと思います。

もし慰謝料の額を引き上げたいと考えている方は「離婚の慰謝料相場と慰謝料を引き上げる重要な証拠」の記事も参考にしてください。
 

 

離婚問題を解決する手段として
弁護士へのご相談がオススメです。

離婚にまつわる問題を弁護士に依頼することで、下記のようなメリットが見込めます。
・慰謝料の増額が見込める
・不倫(浮気)の証拠が見つかる
・親権や財産分与の獲得が有利に進む
・弁護士が面倒な手続きなどを代行してくれる

 
実際に依頼するかしないはあなた次第ですが、弁護士に依頼するとどのようなメリットがあるのか、またどのような問題を抱えているのかを具体的に相談してみることをオススメします。
 
当サイト『厳選 離婚弁護士ナビ』は離婚問題を得意とする弁護士のみを掲載しており、事務所への電話は【通話料無料】電話相談や面談相談が無料の事務所もあります。
 
まずは下記よりお近くの弁護士を探して相談してみましょう。
 


離婚問題を得意とする弁護士事務所一覧
 

 
 


【目次】
離婚理由ランキングトップ10
裁判離婚で必要になる5つの理由
セックスレスは隠れた離婚理由
離婚を決めた瞬間と理由
相手が離婚したい理由が分からない場合
探偵や浮気調査会社に相談してみる
離婚問題に詳しい弁護士に相談してみる
協議離婚をする前に知っておきたい5つのこと
離婚の原因が自分にあっても離婚は可能
まとめ

 
 
 
 
 

離婚理由ランキングトップ10

まずは、離婚する理由のトップ10をご紹介していきます。このランキングをみた結果、「こんなことで?」ということを思うかもしれませんが、時代の流れや価値観の変化を感じ取れるかもしれません。
 
 
 

1位:性格の不一致

男性・女性ともに最も多い離婚理由となっています。「結婚する前にわかるはず」と思われるかもしれませんが、結婚してみて初めて分かる事もあるということでしょう。結婚前に同棲などをして一緒に住むことを経験してみないと、家庭内での素が表に出てきて、「付き合っている時はこんなことなかった」「こんな一面は知らなかった」など、「性格の不一致」を離婚の理由にする人が多い結果になっています。
参考▶性格の不一致

 

2位:暴力(DV)・モラハラ

暴力を振るういわゆるDV(ドメスティック・バイオレンス)は、夫婦関係破綻と離婚する理由の大きな要因ですが、暴行、傷害などの犯罪行為にも当てはまります。最悪の場合は命の危険もあるわけですから、離婚原因の上位にあがるのは、ある意味当然といえば当然ですね。言葉の暴力であるモラハラ(モラルハラスメント)近年では問題になっており、精神的なストレスから離婚に至る理由とするのも多いのが現状です。
参考▶DVへの対処法
 
 

3位:生活費を渡さない

共働きをする夫婦も多いですが、やはり夫が家計を支えている場合に多いという事が伺えます。あまりにもひどい状況であると、経済的虐待としてDVの一種とされる可能性もあります。しかし、夫と同じように働いているからこそ、家計に非協力的なことが許せず、夫婦関係に亀裂が入り離婚するという側面も考えられます。法律的には「悪意の遺棄」と呼ばれる行為です。
参考▶悪意の遺棄となる行動

 

4位:精神的に虐待する

ひどい暴言や常識の範囲を超えた束縛などが当てはまり、直接的な暴力がなくとも、DV、モラハラと扱われることがあります。あまりにひどい場合は支援機関などを利用し、早急に避難する必要もあります。このあたりは「DV」や「暴力」「生活費を渡さない」と同等の扱われ方をしますが、司法統計では項目を分けているため、4位という位置づけになっています。
 
 

5位:浮気などの異性関係

意外に思われるかもしれませんが、浮気や不倫で離婚するケースは低い結果となっています。世間的には夫が浮気をして離婚をすると思われており、実際にはそういったニュースなどの方がピックアップされていますが、実際は妻が別の異性に本気で心変わりをするのが原因で夫婦関係が破綻するという理由が多いようです。なぜ女性の方が不倫にハマってしまうのかについては「女性が不倫にハマる4つの理由と夫ができる3つの予防方法」にまとめています。
参考▶浮気を見破るポイントと見破った後の対処法
 
 

6位:度を超えた浪費をする

パチンコ、競馬などのギャンブルに入れ込んでいたり、夜遊びや飲み会、趣味に散財する、嗜好品や洋服などを必要以上に購入するなどが当てはまります。どれくらいであれば許容範囲を超えた浪費にあたるかは、各家庭の経済状況によるところが大きくなりますが、明らかに生活を圧迫しているようであれば、ギャンブルや遊興でなくても浪費ということになります。
 
 

7位:家庭を顧みない

妻も結婚後の仕事を続ける共働きが増えた事で、専業主婦という風習も昔ほどなくなりましたが、家事の一切を放棄する、子どもの世話を全くしないなど、お互い協力し合うという夫婦の基本原則に反するような状況は、「家庭を捨てて省みない」として離婚の理由となります。また、健全な結婚生活を続けることが困難であると思われる場合も「家庭を顧みない」という離婚の理由に当てはまるとされています。
 
 

8位:異常性格

極めて自己中心的な考えや行動で、気に入らないことがあるとわめく、突然怒りだす、時には暴力を振るうなどの「人格障害」と呼ばれるものが該当します。他にも「浮気が絶えない」「生活費をいれない」「浪費グセが止まらない」「暴力を振るう」なども、時にはこの異常性格に当てはまる場合もあるようです。
 
 

9位:家族・親族と折り合いが悪い

嫁と姑との間の摩擦や、夫と子との親族問題など、家族間の問題から精神的に追い詰められて離婚するケースも多くあります。最近では夫と妻の家族との間で抗争が激化している傾向があり、妻の家族と仲良くできない男性が増加しているというよりも、むしろ変わったのは妻やその家族の方な気がします。
 
 

10位:酒を飲みすぎる

飲み過ぎはほどほどにしましょうと言えばそれまでですが、飲み過ぎが原因でDVに発展したり、精神的な虐待につながる可能性もあります。その結果家庭を圧迫するほどの浪費や、家に帰ってこないなど、別居につながる原因となるのも酒を飲みすぎるという理由に帰属すると言っても良いでしょう。
 
ここでは総合的な統計による「離婚に至る理由」をご紹介しましたが、司法統計では男女別で細かくそのランキングも変わるため、より詳細に知りたい方は「離婚原因ランキング1位は性格の不一致|では2位は?」をご覧頂ければと思います。
 
 

裁判離婚で必要になる5つの理由

離婚する理由には様々なものがありましたが、お互いが納得して離婚するのであれば、どんな理由であれ離婚することは可能です。しかし、相手が離婚に合意してくれない場合は離婚調停や離婚裁判を申立てて離婚する必要が出てきます。この場合は、次の理由に限り離婚できます。
 
・不貞行為
・悪意の遺棄
・3年以上の生死不明
・配偶者が不治の精神病
・その他婚姻を継続し難い重大な事由

 
 

不貞行為(民法770条1項1号)

不倫や浮気による離婚原因で、「夫婦の一方が、自由な意思に基づいて配偶者以外と性的な関係を持つもの」と定義されています。プラトニックな関係やキス程度では不貞行為とはみなされず、婚姻関係にある男女が他の異性と性行為に及んだ場合は不貞行為となります。不貞行為で慰謝料などを請求したい場合は不倫したという証拠が必要になりますので証拠獲得のための浮気調査をすることも検討した方がいいでしょう。

参考▶不貞行為を証明する5つの証拠
 
例)
・夫が妻以外の女性と浮気(不倫して)性的関係に及んだ場合。
 
ただし、夫婦仲が破綻した後に不貞行為が開始した場合などは、裁判上の離婚が認められない可能性もあります。
 
 

悪意の遺棄(民法770条1項2号)

婚姻における夫婦間の同居・協力・扶助の義務や婚姻分担費用義務に違反する行為とされています。「悪意」とは、義務を履行しないことで婚姻関係が破綻するかもしれないことを知って、かつこれを容認することをいいます。
 
例)
・夫が妻を置き去りにし、長期間生活費を送金しなかった
・家族との共同生活を放棄して自宅を出て行った場合
・夫が他の女性のもとへ行き帰ってこなくなった場合 など
参考▶悪意の遺棄となる11の行動
 
 

3年以上の生死不明(民法770条1項3号)

最後に生きていることを確認してから、生死いずれとも判明しがたい状態が3年以上、現在まで続いている場合です。携帯電話や手紙などによる返答がある場合など、単なる所在不明のときには該当しません。
 

配偶者が不治の精神病にかかり回復の見込みがないこと(民法770条1項4号)

強度の精神病にかかり、回復の見込みがない場合や、病気の程度によって同居協力扶助義務に違反するほどの重症である場合など、夫婦間の協力義務を果たせないと判断された場合、離婚できる可能性があります。
※ただし、離婚を求める配偶者が誠意ある介護・看護を行っている。障害のある配偶者に対する離婚後の療養生活の保証ができる事情がないと離婚は難しいと言えます。
 
 

婚姻を継続し難い重大な事由(民法770条1項5号)

婚姻関係が深刻なレベルまで破綻し、婚姻生活の回復の見込みがない場合をいい、これを抽象的離婚原因(相対的離婚原因)といます。ランキングに登場した原因の多くはこの「婚姻を継続し難い重大な事由」に該当しており、個別の事情で離婚が可能かどうかできるかが決まります。
 
婚姻を継続し難い重大な事由として、以下のことが離婚理由になるものとして認められています。
 

性格の不一致

性格の不一致を離婚の理由にする際、その判断基準は難しく、「円満な婚姻関係の改善に余地がある」と判断された場合、調停離婚(裁判離婚)では判決はなかなか得られないと思ったほうが良いでしょう。
 

暴力沙汰・暴言など

暴力沙汰や暴言なども程度の問題で、喧嘩のはずみ程度では離婚の理由としては認められない可能性が高いです。やった方とやられた方で、受け止め方は違ってきますが、体のアザが絶えない、鮮血沙汰、酒乱で子供にも手をあげるなどが繰り返されるようであれば離婚の理由として認められている例は多くあります。
 

セックスレスや異常性格

性行為の拒否などによるセックスレスや、性的異常(一概には言えませんが、ふとんの上で靴を履かせる、SM行為の強要、暴力を振るう)など、相手の意思に反して、継続して強要する場合には、婚姻を継続し難い重大な事由として認められています。異常性格も同様にDVやモラハラ、突然のわめきだすなどの幼児退行などは離婚の理由となりえます。

セックスレスに関しては近年特に問題になってきているので「セックスレスが招く浮気のリスクと5つのセックスレス解消方法」にもまとめてみましたのでよろしければこちらも参考にしてください。
 

家族・親族との不仲

嫁・姑の対立など、夫婦間には特に離婚となる理由がなくとも、双方の親の対立や、配偶者の親族との不仲から離婚に至るケースもあります。

嫁と姑との関係がこじれたとしても、直接夫婦の問題とは言えず、性格の不一致と同様に、それだけでは離婚請求は認められません。ただし、妻が夫の両親との不和を改善しようと努力しないなどという場合には、夫に婚姻破綻の責任がありますので、それを理由に離婚の請求は可能です。
 

信仰・宗教上の対立

特定の宗教に対する信仰や宗教活動の自由は憲法で保障されており、信仰の違いだけでは離婚理由として認められませんが、宗教活動にめりこみ、勧誘の為に毎晩外出するなどで、仕事、家事、育児などを放棄して家庭崩壊を招くなど、限度を超えた宗教活動などは離婚理由として認めらます。
 

ギャンブルや浪費

健康な夫が働こうとせず、浪費をする、借金をする、ギャンブル癖があり収入をつぎ込むなどは扶養義務違反に当たり、悪意の遺棄の離婚事由に当てはまるとして離婚請求が可能です。浪費癖やギャンブルなどを離婚の理由として認めてもらうには、事実を証明できる証拠(レシート、銀行の通帳のコピー、日記など)を用意する必要はあります。
 

犯罪を犯して服役中

夫婦の一方が服役をしている場合でも、殺人などの重大犯罪でない限りはすぐに離婚する理由としては認められません。ただし、何度も懲役刑になっている、家族の生活に支障を与えるなどで、正常な婚姻生活が送れないと判断された場合は離婚理由として認められます。
 
 

セックスレスは隠れた離婚理由

セックスレス「性的不調和」で離婚する夫婦は、離婚理由のランキングには表立って登場することはありませんでしたが、家庭裁判所に持ち込まれる調停離婚で厳密にみれば、第2位あたりにランクインする離婚理由です。
参考▶︎婚姻関係事件数
 

セックスレスの定義

一般的には、夫婦間において性交が無い状態が一ヶ月以上継続した場合、または性交渉が不可能な状態のことをセックスレスと呼んでいます。また、それに近い男女のスキンシップが無い状態もセックスレスと定義されています。
 

なぜセックレスが表立って登場しないのか?

なぜセックスレスが上位の離婚理由として上がってこないか。その理由は「セックスレスのせいで離婚した」というのが世間的に恥ずかしいことであるという考えと、性についての話題を公表することに抵抗があるからです。
 
一番都合の良い理由の「性格の不一致」を持ち出すことで、「合わなかった」という意味に幾重もの意味合いを持たせることができるという点もで、「性格の不一致」は使い勝手の良い離婚理由と言えます。つまり、「性格の不一致」は「性の不一致」でもある訳です。
 

セックスレスの原因

セックスレスの原因としては・・・
 
・そもそも面倒くさい
・毎日疲れていて相手ができない
・子供を産んでからしなくなった
・男女の関係が父親と母親になってしまった
・パートナーが外で浮気している
・風俗通いで満足している
・セックスの相性が合わない
・体のコンプレックスを悪く言われた
・子供が欲しい為だけにしかしないから
・性的異常者 など
 
夫婦におけるセックスというコミュニケーションをないがしろにすると、配偶者に対しての愛情が薄れてしまったり、今後の夫婦生活を送っていく自信が無くなってしまったりします。セックスごときでと思うかもしれませんが、人間の3大欲求の一つはバカにできないということですね。
 
 

離婚を決めた瞬間と理由

3組に1組が離婚する現在、遅かれ早かれ誰もが離婚する可能性を秘めていますが、離婚しようかなと考えた程度ではすぐに離婚しようなどとは考えないはずです。では、離婚を実行に移そうと思った理由や瞬間はなんだったのでしょうか?
 

相手に多額の借金があった時

パートナーに多額の借金があると判明したときは離婚を決意する方は多いようです。浮気だったら一度目は許してやろうと思う方もいるでしょうけど、借金となるとその重さはかなり違います。「隠し事をしていた」という事実よりも、借金は今後の人生に大きな影響を及ぼし、「即離婚」という事態になりやすいものです。
 

生理的に受け付けなくなった時

理由は人によってまちまちですが、「家にいるのが耐えられない」「一緒に寝るのが嫌になった」「会話をしたくない」「つまらない話に付き合いたくない」など、妻から夫へ、また夫から妻への感情の変化が起き、同じ屋根の下にいるのも無理という状態になるケースがあります。嫌いとか許せないというようなレベルの話ではなく、存在が嫌になったとき、離婚を決意します。
 

些細な事で喧嘩する事が多くなった時

たとえば、何か頼みごとをしていたのにやってくれていなかった場合。「なんでやってないのか」と聞くと、「忙しかった」という返事にどうしようもない怒りがこみ上げてきて口論になったり。今まで意識しなければ気づかなかった事でも、ちょっとした事がきっかけで全てが気に入らなくなったりする事があります。これが積み重なり、「許せない」を越えるとき、離婚を決意するようになります。
 

どちらか一方の経済的負担が多くなった時

共働きの家庭も増えており、経済的な部分はお互い協力していこうという場合も多いですが、夫婦のどちらかに経済的に負担がかかる事が多くなると、結婚生活の崩壊につながる事があります。
 
例えば、極端に収入が低いのに生活費が折半であったりするなど。生活を維持するには経済面の安定は必須項目ですから、そこに不安があれば、離婚を考えるきっかけになります。
 

不倫や浮気をされた時

不倫などをされて傷つかない人はいません。相手を好きであればなおさらですね。精神的に裏切られたと感じて信頼は2度とできない可能性もありますし、生理的嫌悪感を感じる場合もあるでしょう。「遊びだった」と言った日には、張り倒したくなる気持ちになるかもしれません。裏切られた側は、その瞬間に離婚を決意するといった事は大いに考えられます。浮気に罪悪感を感じない人には共通の特徴がありますので結婚相手がもしその特徴を持っている場合は注意した方がいいでしょう。(→浮気に罪悪感が無い人の特徴と辞めさせるコツ
 

協力し合う関係が築けなくなった時

精神面で、どの程度お互いを支えあっているのかは、夫婦生活においては案外重要なポイントです。男性の多くはあまり喋りたがる方ではありませんので、仕事から帰って来たときに妻の話し相手をする事に苦痛を感じる場合も多いですが、一方で妻は話し相手が帰ってきたとまくしたてるケースが多いでしょう。
 
ここの感情の差を埋められずにストレスがたまる場合は要注意ですし、ほかにも家庭における色々な悩み、育児などついて、夫婦のどちらかが悩んでいるような場合にフォローができないと、離婚を決意する瞬間は訪れます。

 

相手が離婚したい理由が分からない場合

多くの場合、お互いに離婚したい理由ははっきりしている場合が大半ですし、はっきりしていなくてもなんとなくわかる場合が多いものです。しかし、まれにどうして離婚を切り出したのか全く分からない場合があります。
 
浮気などの兆候が感じられない場合や、気づかなかっただけでもしかしたら浮気なのかもしれない場合、次のことを行ってみるのが良いかと思います。
 

探偵や浮気調査会社に相談してみる

何もないのに離婚をしたいと言い出すわけがありません。夫婦生活に嫌気がさしたのかもしれませんが、それにしても文句や怒りなど、何かしらのアクションがあると思うのが普通です。
 
それがない場合、一番最初に疑うべきはやはり「浮気」でしょう。もしかしたら浮気ではないかもしれませんが、浮気の事実があるかないか、それを判断するだけでも意味がありますし、何よりもそのもやもやした気持ちを払拭するためには有効な手段かと思います。 浮気でないならないで、一安心できますからね。浮気調査をする場合は事前に浮気調査の相場料金や費用を抑えるためのコツについても調べておくといいかもしれません。
参考▶浮気調査に強い探偵(興信所)を探す(無料)
 
 

離婚問題に詳しい弁護士に相談してみる

離婚の兆候がなかったのに、いきなり「離婚したい」と言われた場合など、離婚問題に長年携わる弁護士なら様々な過去の「サンプル事例」を持っています。あなたやあなたの周りの人間では全く検討のつかない場合でも、弁護士なら心あたりや似た事例を紹介してくれる可能性が高いでしょう。
 
弁護士というとハードルが高いイメージがありますが、初回の来所相談なら無料の事務所も多いので、一度相談をしてみることをおすすめします。
参考▶離婚問題を得意とする弁護士を探して相談する(無料)
 
 

協議離婚をする前に知っておきたい5つのこと

最後に、離婚を決意した人が離婚をする前に知っておくべきことをご紹介します。離婚したいからといって即実行に移すとあとあと後悔することありますので、参考にしていただければ幸いです。
 

離婚の手順

離婚には「協議離婚」「調停離婚」「裁判離婚」の3つの方法があり、それぞれ手順などが異なりますし、離婚届を出す際にも証人などのことで注意すべきことがありますので、確認しておきましょう。
 
協議離婚
離婚全体の90%を占めるのが協議離婚です。夫婦が同意した上で離婚届を提出して離婚が成立するため、時間や費用の節約ができる最も簡単な離婚方法です。協議離婚以外の方法を取る場合もまずは協議離婚の形で離婚ができないかどうか話し合わなければなりません。
参考▶協議離婚で失敗しない為に必ずやっておくべきこと
 
調停離婚
離婚の約9%を占める方法です。協議離婚で一方が離婚に同意しなかった場合に用いられる方法で、夫婦間の話し合いでは埒が明かない場合に、調停委員が仲介役として両者の話し合いを調整します。調停委員が中立な立場から話を進めることで、スムーズに夫婦お互いの合意が取れるようにします。離婚調停の期間はだいたい半年ほどで、短いもので1ヶ月、長いもので1年以上になります。
参考▶離婚調停にかかる費用と有利に進めるための方法

裁判離婚
離婚調停でまとまらなかった場合に行われる方法。それまでの経緯や客観的な証拠により離婚の条件が決められます。この裁判では家庭裁判所が夫婦に判決を言い渡すため、夫婦はその結果を待つしかありません。また裁判離婚では弁護士に対する報酬など費用がかかることが一般的です。
参考▶離婚裁判の訴訟から最速決着までのマニュアル
 
離婚届の準備
夫婦のお互いが離婚条件に同意したのであれば離婚届の用紙を準備しましょう。この用紙は各市区町村役所の窓口から無料で手に入れられます。
参考▶離婚届が問題なく受理されるために知っておくべき全情報
 
 

慰謝料について

慰謝料とは、相手から受けた精神的苦痛に対する損害賠償請求のことを言います。離婚理由にあがったような「浮気・不倫」「悪意の遺棄」「DV・モラハラ」など、離婚にいたる理由によってその慰謝額は変動することがあります。
 
慰謝料がどういった場合に増額されるのか、また慰謝料請求の方法などを知っておくことで、精神的な被害を受けた者のとるべき手段を知っておくことは重要なことです。浮気が原因の慰謝料請求に関しては「浮気が原因で離婚した時の慰謝料相場と請求方法」に詳しくまとめてあります。
参考▶離婚の慰謝料|獲得と増額のための完全マニュアル
 
 

子供の親権や養育費について

もし未成年の子供がいた場合、離婚をする際は必ず親権をどちら持つかを決めておく必要があります。離婚届には子供の親権をどちらが持つかを記入する項目もありますし、まだ幼い子供をどちらが育てていくかは子供将来に関わる大事なことだからです。
 
この時よく起こるのが養育費の不払いや面会交流会などの問題で、詳細な取り決めをしておかないとのちのち厄介な揉め事に発展する可能性が大です。
参考
▶▶親権を必ず獲得する為のポイント
▶▶養育費の問題
 
 

専門家に相談する場合の費用

弁護士といった専門家への依頼には費用が気になる方も多いと思いますが、離婚問題を弁護士に依頼したときの費用は、全国1030の弁護士事務所平均を出すと、60.7万円となっています。(離婚調停の依頼時)
 
高いと思うか安いと思うかは個人のお財布事情によりますが、お金を出す以上は弁護士費用を抑えたいですし、頼むなら離婚問題を得意とする弁護士を選ぶべきだとおもいますので、弁護士を選ぶポイントなどをご紹介します。
参考▶離婚問題の弁護士費用と良い弁護士の選び方
 

離婚したくても出来ない場合の対策

離婚したいのにできない方は、
1:自分が悪いことをしてしまった
2:配偶者の収入に依存している
3:子どもが幼い場合
4:配偶者が離婚に同意しない場合

 
上記いずれかに該当するのではないでしょうか。この4点について「なぜ離婚できないのか」その理由と対処法について解説していきます。
参考▶離婚したいけど離婚できない、4つのケースと対処法
 
 

離婚の原因が自分にあっても離婚は可能

例えば、浮気をした妻が夫に離婚の請求をする時など、婚姻関係を破綻させた原因が離婚を請求する側にある場合は、原則として離婚は認められませんが、下記の場合では離婚請求が認められる場合があります。
 
・別居期間が長い
・未成年の子どもがいない
・離婚しても精神的・社会的・経済的に苛酷な状態とならない
・離婚しても社会正義に反する特段の事情がない
・夫婦の双方に破綻の原因がある
・夫婦仲がすでに破綻している

 
以上の場合には、たとえ浮気や不倫などの離婚する原因が作ったのがあなたでも離婚請求は認められます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
 
離婚を積極的にしたいという方は稀かとおもいますが、しなくてはいけない状況になるのが離婚です。できれば離婚はしたくないかと思いますが、そうなってしまった場合、後悔のない離婚の準備をしていただければと思います。

弁護士へのご相談で慰謝料などの増額が見込めます


離婚問題に関する専門知識もつ弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

・慰謝料を獲得したい
・できるだけ増額請求をしたい
・不倫・浮気の証拠を集めたい
・親権を獲得したい

など、離婚に関わる問題でお困りの事を、【離婚問題を得意とする弁護士】に相談することで、離婚に有利な結果となる可能性が高まります。

お一人で悩まず、まずはご相談ください。あなたの相談に、必ず役立つことをお約束します。

編集部

本記事は離婚弁護士ナビを運営する株式会社アシロの編集部が企画・執筆を行いました。 ※離婚弁護士ナビに掲載される記事は弁護士が執筆したものではありません。  本記事の目的及び執筆体制についてはコラム記事ガイドラインをご覧ください。

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